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本編
05 自分で開発しちゃってるんだね ②
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「俺、名字じゃなくて、名前呼びたいなー」
「え……」
「愛佳ちゃん」
呼ばれただけで、ものすごくどきどきする。どうしよう、私の下の名前、覚えてくれてた。
「おっぱいもおっきいだけじゃなくて、感じやすいよねー」
「やぁっ……んっ!」
今までスルーされていた乳首を、左手の指先でこりこりとつままれて、思わず声が出る。
「自分で扱ったりしてるー? この感じ方は、ちょっと……」
宮西さんが私の顔を見るので、あわてて横を向くと、左手でそっと戻された。目が合う。
「慣れてるよね」
にやりと笑われて、顔に血が上るのがわかる。
「そっかー、愛佳ちゃんは、処女なのに既に少し自分で開発しちゃってるんだねー。いけない子だなー」
「も、やだぁ……」
これはものすごく恥ずかしい。恥ずかしくて、秘所の潤いが増したのが自分でもわかって、余計恥ずかしい。
「うわー、ずいぶん溢れてきたし、開いてきたー」
「言わないでぇ……」
「まずはクリでイッちゃおうか」
宮西さんの愛撫は丁寧だ。酔っ払いとは思えない繊細さ。それこそ慣れているんだろう。愛液をまぶしながら、指でそっとクリトリスを擦る。
「あっ……んっ……ん、あぁっ! あっ!」
「……声音、変わったね。いいんだ」
宮西さんのさわり方、絶妙に、いい。強すぎず、でもちゃんと刺激されて。ああ、このままだと……。
「んーーーーーーーっ!」
押し寄せてくるような快感。いきなり達してしまった。まさかの、もうすぐイクと思うよりも前に、イカされた。くすくすという宮西さんの笑い声がぼんやり聞こえる。
「気持ちよかったねー」
「う……はい……」
「もっと中も探ろうね」
宮西さんはもう一度、今度はそっと指を差し挿れる。
「ここかな? ……それとも、ここ?」
宮西さんが、イッたばかりの私の中に、指を挿れている。そう思っただけで愛液が溢れるし、膣が蠢いてしまう。恥ずかしいけど、もういいや。
「愛佳ちゃんは道具使う派ー?」
「ど、道具?」
「ほら、バイブとかー」
「つ、使いません! 指だけです!」
勢いで自己申告してしまった。オワタ。まあ、バレバレではあったけれども。
「ふーん……。じゃあ、自分じゃ開発できないところ、俺が探ってあげるねー。ほら、ここらへんは、愛佳ちゃんの指だとたぶん届かないよねー?」
宮西さん、全然気にしてない。つよいな。
「あっ……!」
「愛佳ちゃん、すっごくやらしい顔してんだけど、気持ちいいのー?」
宮西さんはそっと二本目の指を挿れ、それでも余裕があると判断したんだろう、三本目を追加した。
「さっきまで閉じてたのが、嘘みたいに入っちゃったねー」
ずちゅずちゅ下品な水音を立てながら、宮西さんが指を出し入れする。おかしい。私、中の奥の方では感じたことないのに。
「もっと太いもん挿れたくない? きっと気持ちいいよー」
「……んっ……」
「ねー、身体は大丈夫っぽいから、処女膜破っちゃって、いいー?」
「……は、はい……」
「やったー!」
処女膜は襞で膜じゃない。そんなこと言うの野暮だなと思っちゃうくらい、ノリノリだな、宮西さん。破りたくて仕方ないんだな。
宮西さんは楽しそうにサイドボードの引き出しを開け、ごそごそと中を探った。布団に戻ると下着を下ろしたので、そのまま素知らぬ振りをして眺め続ける。盛り上がった下着の中がどうなっているのか、気になっていたのだ。
これは、大きいんじゃないだろうか。私の腕くらいある、というのはさすがに言い過ぎかもしれないが。普段、これをどこに収納してるんだろう。
「え……」
「愛佳ちゃん」
呼ばれただけで、ものすごくどきどきする。どうしよう、私の下の名前、覚えてくれてた。
「おっぱいもおっきいだけじゃなくて、感じやすいよねー」
「やぁっ……んっ!」
今までスルーされていた乳首を、左手の指先でこりこりとつままれて、思わず声が出る。
「自分で扱ったりしてるー? この感じ方は、ちょっと……」
宮西さんが私の顔を見るので、あわてて横を向くと、左手でそっと戻された。目が合う。
「慣れてるよね」
にやりと笑われて、顔に血が上るのがわかる。
「そっかー、愛佳ちゃんは、処女なのに既に少し自分で開発しちゃってるんだねー。いけない子だなー」
「も、やだぁ……」
これはものすごく恥ずかしい。恥ずかしくて、秘所の潤いが増したのが自分でもわかって、余計恥ずかしい。
「うわー、ずいぶん溢れてきたし、開いてきたー」
「言わないでぇ……」
「まずはクリでイッちゃおうか」
宮西さんの愛撫は丁寧だ。酔っ払いとは思えない繊細さ。それこそ慣れているんだろう。愛液をまぶしながら、指でそっとクリトリスを擦る。
「あっ……んっ……ん、あぁっ! あっ!」
「……声音、変わったね。いいんだ」
宮西さんのさわり方、絶妙に、いい。強すぎず、でもちゃんと刺激されて。ああ、このままだと……。
「んーーーーーーーっ!」
押し寄せてくるような快感。いきなり達してしまった。まさかの、もうすぐイクと思うよりも前に、イカされた。くすくすという宮西さんの笑い声がぼんやり聞こえる。
「気持ちよかったねー」
「う……はい……」
「もっと中も探ろうね」
宮西さんはもう一度、今度はそっと指を差し挿れる。
「ここかな? ……それとも、ここ?」
宮西さんが、イッたばかりの私の中に、指を挿れている。そう思っただけで愛液が溢れるし、膣が蠢いてしまう。恥ずかしいけど、もういいや。
「愛佳ちゃんは道具使う派ー?」
「ど、道具?」
「ほら、バイブとかー」
「つ、使いません! 指だけです!」
勢いで自己申告してしまった。オワタ。まあ、バレバレではあったけれども。
「ふーん……。じゃあ、自分じゃ開発できないところ、俺が探ってあげるねー。ほら、ここらへんは、愛佳ちゃんの指だとたぶん届かないよねー?」
宮西さん、全然気にしてない。つよいな。
「あっ……!」
「愛佳ちゃん、すっごくやらしい顔してんだけど、気持ちいいのー?」
宮西さんはそっと二本目の指を挿れ、それでも余裕があると判断したんだろう、三本目を追加した。
「さっきまで閉じてたのが、嘘みたいに入っちゃったねー」
ずちゅずちゅ下品な水音を立てながら、宮西さんが指を出し入れする。おかしい。私、中の奥の方では感じたことないのに。
「もっと太いもん挿れたくない? きっと気持ちいいよー」
「……んっ……」
「ねー、身体は大丈夫っぽいから、処女膜破っちゃって、いいー?」
「……は、はい……」
「やったー!」
処女膜は襞で膜じゃない。そんなこと言うの野暮だなと思っちゃうくらい、ノリノリだな、宮西さん。破りたくて仕方ないんだな。
宮西さんは楽しそうにサイドボードの引き出しを開け、ごそごそと中を探った。布団に戻ると下着を下ろしたので、そのまま素知らぬ振りをして眺め続ける。盛り上がった下着の中がどうなっているのか、気になっていたのだ。
これは、大きいんじゃないだろうか。私の腕くらいある、というのはさすがに言い過ぎかもしれないが。普段、これをどこに収納してるんだろう。
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