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【番外編】セックスしないと出られない部屋で未来の〇〇に童貞(仮)を捧げる話⑥
しおりを挟む興奮のし過ぎで、血管でも切れたかと疑うほどに。
「ぃあッ……!」
ブッツリとはっきり、理性の切れる音が、首の付け根から後頭部へ響く。
一回、浅く引き抜いて。
カリを引っ掛けながら、根元の近くまで一気に進める。
隼人の腰が跳ねる、肩しかベッドについてないんじゃないか。反った細い腰があまりに官能的で抱きしめる。
そしてそのまま、何も考えずに気持ちいいがままに腰を動かした。
さっき探したポイントとか何もわからない、自分がいいと思う速度で、気持ちいい角度で出し入れを繰り返す。オナニーする時と変わらない独りよがりなセックスだ。
それでも肉がみっちりと僕に絡みついて、裏筋にあたる弾力のあるしこりが気持ちよくて。しこりを押しつぶすように挿入する時、隼人が気をやるみたいに黒目を上に向けるのがさらに堪らなくて。
こんな好きにやってるのに、隼人はちゃんと気持ちよくなってくれる。それがわかる、激しさの中に残る甘い響き声が僕を喜ばせた。
「うっ、う、うンンッ、あー、やばいぃ、しょれぇ、あっ、止まんなっ、んぅぅッ」
「あー……やばい、はやと、やばいよ、セックスきもちいい……止まらないのは僕だよ? 隼人は何が止まらないの……?」
「甘イキぃ……これだめ、ずっとイケちゃう、あ、らめぇ、らめ、さっきおしえた、けどっ、そこばっか、だめぇぇ……っ。とろとろ、なるぅ、だめっだめっ、きもちい、あーっ、あー……」
首をふるふると横に振り、艶やかな下唇に桃色の舌を乗せて、涎が垂れてきそうなだらしない顔をして喘ぐ。しっかり見たいのに、気持ちよすぎて僕も目がとろんと落ちてしまい、視界が滲む。ずちゅっずちゅっと隼人の中で擦る音と、隼人の声でいっぱいになる。
あー、腰が止まんない。ずっとここぐちゅぐちゅしてたい。先っぽが中できゅうきゅう吸いつかれて、捏ねられて、熱い中で溶かされそうだ。
気持ちいい……なんだこれ。腰動かすしかできない。
「はやと……はやとの穴、きもちいいよ……ここ本当にお尻なの? 隼人は本当は、女の子なんじゃないの?」
「はっ、あっ……ん、ケツ、だったぁ……でも、水泡のチンポにメスイキいっぱい覚えさせられたんだよぉっ……! いくらでもイケちゃう、こんなスケベなイキ方ぁ……こんなの、教え込まれて……俺のケツ、おまんこになっちゃったぁ……」
「僕が教えたの? 僕のせいでおまんこちゃんになっちゃったの?」
「ん、なったぁ……おっきいちんぽ大好きなスケベまんこにさせられたぁ……みなわのおっきいちんぽ好きぃ、これじゃなきゃやだぁ……」
もうダメだ、すぐ出ちゃうだろ、そんな可愛く甘えられたら。
イッたら扉が開くかもしれない。まだイキたくない。もっともっと、ずーっとこの男の子まんこぐちゅぐちゅしてたい。
僕のちんぽが痛いどころか、おっきいの大好きなんて媚びてくるスケベまんこ……こんなの、ずーっと犯してたいに決まってる。
この部屋から、出たくないな。
もしここから出て、君と離れてしまったら……あと十四年も会えないの?
夢中で擦りたいのを我慢して、ゆっくりゆっくり、腰を動かす。中のうねりを味わうように。裏筋をぷりぷりしたしこりで重点的にじっくり擦るのもたまらない。
しかし隼人はそれを許してくれず、腰を浮かしてへこへこと動かし、自分で気持ちいいところに激しく擦りつけてくる。
「あっ、はやと……っ。だめだよ、そんなっ、あ、君だってだめって、言ってたのに…………ん、それ、きもちいい……っ……だめだよ隼人、きもちいいよ……ふ、うぅ……」
「うぅ、んぅー、だめだけどっ、腰動くぅ……俺もきもちーいぃぃ……きもちいよぉ。もっとぉ、もっと奥までズボズボしてぇ……おまんこいい子にするからぁ、ちんぽいっぱいぎゅぅって、きもちくするからぁっ…………」
「もっと奥……していいの? 入るの?」
「ぜんぶ、はいる……」
向かい合ってる僕たちは、多分同じような顔をしてる。
口を閉じたいのに、甘い吐息といっしょに何度も開いてしまって。瞼もちゃんと開かなくて、涙目で、皮膚は汗でしっとりして。毛穴からも甘い匂いが蒸気といっしょに立ち上っている気がする。
そんなとろとろの頭でも、半分超えたくらいしかまだ入ってないこのデカチンが全部入るなんて、一瞬目が冴えるほどの衝撃があった。そしてこのぬるぬると温かい肉に全部包まれた時のことを想像して、またすぐにとろけるのだ。
「本当に……? 本当に入るの? ああダメだ、考えただけで……やばい……」
「あっ、チンポ固くしてんじゃんっ……あ、んっ、そんな反応っ、すんなって…………なぁ、けっちょう、わかる……? S字結腸……そこ俺さ、すげぇー入りやすくなってるから……奥とんとんしてたら、グボンッて入んの、すっげぇきもちーの……お前のチンポじゃねぇと、入んねぇんだよ……?」
首筋にふーっと息を吹きかけられ、あっ、と声が漏れる。さすがにちょっと情けないな、恥ずかしい。でも僕の反応に悪戯っぽくくすくすと笑う声も魅力的で。
「狭くなってるから、水泡もいっつもすっげ気持ちよさそうだよ? 今よりもーっと、きもちいいんだぜ……?」
今だって、こんなに気持ちいいのに。
「お前がこじ開けたの、だめなとこ……」
しかも君はすぐ僕のせいにして。
「お前が犯しまくったこの穴、どんだけスケベかわかれよ……本物のまんこよりエロいよ? いっしょにめちゃくちゃになろ……? な?」
まだ速度はないが、引き抜いて、ずるぅぅっと、一番奥……いや、途中引っかかりはするが、今入れられるとこまで挿入する。その途中の引っかかりが気持ちよくて、思わず目を剥いたが、やっぱり隼人も大きく身体を跳ねさせ反応していた。
同じとこで一緒に気持ちよくなってる。別の身体、別の快感なのに。
「おっ、うぅ……けっちょ、けっちょぉ、ほじってぇ……はやくぅ……」
「……膝裏抱えて、もっと、お尻上に向けて?」
「ん……」
「そんな奥まで、ほじっていいの?」
「ほじってほしい、の……おなかの奥の奥まで、全部ほじってぇ……っ!」
ずっと甘い響きの残っていた声が切羽詰まる瞬間、限界がきた。腰を浮かして、一気に突き落とす。
「おッ、しょれ、もっとぉっ……!」
なんか、奥で引っかかる。でもそれよりも手前にあるヒダが引っかかるのが気持ちよくて、それだけでもわけわかんなくなる。このヒダをいっぱい揺するのが一番いいんじゃないかって。
でも隼人がもっとって言う。
あー出ちゃう、出ちゃう、出ちゃうだろこれ、すっごいカリ首抉ってくるんだけど……!
しかし出ちゃう出ちゃうと考えていたら先に中がギュウッとうねって、無理矢理押し込まないと捻り出されそうになって。
「んッ、うー、うっ、アッしょこっおっ!」
追い出されたくなくてグッと奥まで突っ込んだら、確かにグボンッとハマり込む感覚があった。ぶるっと亀頭が擦られ、潰されてしまうんじゃないかってくらい締め付けられ、目の前がチカチカして、気がつけば隼人は自分のチンポから吹き出した潮で顔までびしょびしょになってしまって。
「あっ……あぁぁっ……いっく……」
僕は僕で、隼人の中の一番奥で、みっともない声をあげながら果ててしまっていた。
「あっ……あっ……ちんぽ、跳ね、にゃっ、アッ、出てるぅ……っ」
「はぁーっ……はぁー……あーっ……やっばい……」
我慢していた精液が、ビックンビックンとチンポ跳ねさせながら吐き出されていく。こんな射精はじめてだ。頭真っ白なのに、顎から汗が伝って落ちていく感覚だけやたらと強く感じられる。
隼人はまだビクビクとしながらあんあん声を上げてる……かわいい。僕の精液でも気持ちよくなっちゃうのかな。
ああ、そういえば中出ししてしまった。男の子だからいいのか。え、中出しし放題なのか。どれだけエロいんだよ。
――ガチャンッ……
扉の方角から、そんな音が響いて。
見下ろせば、胸を上下させている隼人の横顔が扉のあるほうを眺めていて。
僕は萎える前のチンポを少し引いて、またグボッと結腸にぶち込んだ。
「おゥッ……!」
「出ないよ」
「あ、らめ、待っ」
「だめ。ここから出さない」
「ゔッ、ぐぼぐぼきてぅっ、あ、あ」
「あー、隼人のまんこきもちい…………イキたくないってばっか考えてたけど、別に、いっぱいイけば……いいよねぇ?」
「あっあっあっ、待っ、俺いましょんなしたら、おしっこっ……!」
「出してくれるの? 見たい。ね、どんな風におまんこになっちゃったの? 僕がしたのにさ、何も知らないよ。教えて、隼人。僕のちんちんで覚えたメスイキもさ、もっと見たいよ。隼人、飽きるまでずっとここにいよう?」
ぐぼぐぼパンパンと、激しく出し入れを繰り返す音が、何もない、鍵の空いた部屋に鳴り響く。
隼人はそのまま硬直しちゃったみたいに膝裏をいい子に自分で抱えたまま、顔を真っ赤にして眉は八の字にして、涙を溜めた黒目を上へ向けながら、おっおっおっ、と下品に喘ぐ。
くらくらとしながら口元が綻ぶのを感じる。
かわいい。きもちいい。たまんない。
抜きたくない。将来の僕? そんなの知らない。
隼人をこんなドスケベにした知らないおじさんなんかに、僕を全部受け入れてくれる可愛い隼人を返したくない。
「みなっ、みなわ、といれ、やくしょく……っ」
「だめ」
「あっあっ、らめ、やらっ、おしっこ、おしっこ出ちゃう、出ちゃうぅ……っ!」
「だぁーめ」
「なんっれぇ……やくしょくしたぁ、おしっこやだ、おもらしやらぁっ、あ、あーっ、きもちくしないれっ、ぐぼぐぼやだッ! あーっ、出ちゃうぅ、きもちい、あれ、あっ出ちゃうぅぅ、おしっこしちゃうよぉ……!」
おしっこ我慢してるのか、気持ちがいいのか、きゅうぅ、きゅうぅ、って中が蠢いて僕の竿から先までたっぷりと揉んでくる。全部気持ちよくて思わず天を向いてしまうが、隼人がお漏らしするところを見逃したくはない。
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