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ウケ彼持ち・メス堕ち済・オナホ希望の元バリタチとなかよし即ハメ記録④

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 しかし、廊下から聞こえてきた足音にハッとする。
 さっきまで足音が聞こえてもわからないと思ってたのに、明確に水泡だって思えたのだ。
 あ、やば、すっげぇ嬉しい。
 気持ちいいのが苦しかったのに、とくんと根っこの部分が甘く疼く。
 でもそれがまた刺激になって、ンッ、と声を抑えながらも背がゾクゾクと震える。
 やばい、扉が開く。扉が開く瞬間は声出さないようにしないと。
 ガチャリと扉が開いてすぐに目が合うと、水泡は小首を傾げてふと笑った。我慢しなきゃと思うのに、まるで褒めてもらったみたいな気になって「あぁっ」と人に聞かれたらいけないはしたない声が出る。

「こら。扉締まりきってなかったよ?」

 今すぐ来て欲しいのに、鞄だけその場において洗面所へ行ってしまう。手を洗い、ワックスでざっくりと上げている前髪に触れ、軽く崩しているのが鏡越しに見える。そしてそのままネクタイを緩めて、ワイシャツの第一ボタンを開けて。
 いつもそんなじっくり洗面台にいないのに。
 こいつ絶対わざと俺の事放置してる、そう思って睨みつけていたら鏡越しに目が合って、また小綺麗に笑いかけてくるんだ。
 背が高いから輪郭は割にしっかりしているが、女みたいな繊細で細い鼻筋や二重幅の広い大きな黒目がちの目は、黙っていれば冷たそうで、笑えばとても柔らかい。だからちょっと騙されそうになるけど、絶対今は意地の悪いこと考えてるに決まってる。
 案の定やっとこちらに小さな洗面所から出てきた水泡は、ベッドを素通りしてソファーに腰掛けた。そしてスーツのジャケットを脱ぎながら煙草を取り出す。俺はたまらず声を上げた。

「みなわぁ……っ」
「うん?」
「はやく来いよ……! 俺頑張ったから、ちゃんともう柔らけぇから、もうこれやだぁ……っ」
「これ? エネマグラ?」

 シュボッとライターを点火して、咥えた煙草に火をつける。
 ライターを置くと肘掛越しにベッドへ手を伸ばしてきたので、仰向けのまま両手でその手と手首を掴んだ。

「お腹ベタベタ……我慢汁と精液で濡れちゃってるね。エッチだねぇ。今もやらしい顔してるよ? もしかして、気持ちよくて泣いちゃった? 目がうるうるして、可愛いね」
「イッたけど、止まんねぇんだよぉ……っ。つらいぃ……それに、怖ぇの、一人できもちいいってなるの、なんか怖ぇのぉ……みなわぁ……あっ……あんん……こっちぃ、こっちで煙草吸えよぉ、近く来てぇ……」
「へぇ。今日は素直な甘えん坊さん、だね。しょうがないな」

 俺に手を掴まれたまま、煙草を咥えた水泡がソファーからベッドの端へ移動してくる。ベッドに手をついて、ずっと背を反らし気味になってしまっているために張っている胸に手の甲を滑らせる。

「おっぱいビンビンになっちゃってるよ? 自分で弄ったり、しないの?」
「あ、あぁっ……」
「おちんちんも我慢汁止まらないんだね……お腹にできた水溜まりとおちんちん、糸引いて繋がってる。おちんちん、触ってもいいんだよ?」
「だめ、無理ぃっ……触りたくねぇもん、ぜってぇやだぁっ……」
「一人で気持ちよくなるの、怖いの?」

 下唇をぎゅっとしながら、こくりと頷く。

「僕が見てても?」

 もう一度頷く。

「可愛い子だな、本当に。自分の性器に触るのも、自分で気持ちよくなるのも怖いんだね。どうして怖いのかな」

 右手に持っていた煙草を咥え、乳首を摘み、親指と中指でさすってくる。すると乳首がじんとくるだけじゃなくて、腹ん中がどぷっと溢れるように気持ちよくなって、大きく口を開いてやらしく腰を回してしまった。

「あ、あや、あ、きもちいぃぃ、ちくびでまんこあったかくなるぅ……きもち、きもちぃよぉ」
「うんうん、今は怖くないね。気持ちいいね」
「うん、すっげぇきもちい」
「さっきはどんな風に怖かったの?」

 優しく語りかけられながら、あやすように額を撫でられる。

「んと、ぞくぞくして、きもちいいけど、心臓がざわざわしてぇ……わるいこと、だし、きもちわりぃの」
「悪いことじゃないよ?」
「でも怖ぇんだもん……ンッ、あ……あ、まんことんとんしゃれてりゅ、きもちいぃ……みなわぁ、きもちいよぉ」
「もう怖くなくなった?」
「うんっ……」
「じゃあ今日はちゃんと、いい子のオナホちゃんになろっか」
「あぁぁっ……」

 オナホちゃんなんてクソみたいな呼ばれ方してるのに、信じられないくらい蕩けた声が出た。でも今から使われるって思うとそれだけで幸福感でいっぱいになって、さっきまで一人で怖かったぶんも全部埋めつくされて。
 こんなに満たされてるのにチンポ入れられたらどうなっちゃうんだろ。チンポぴくぴくしながら我慢汁だらだらしてる、じゅわってしてやばい。
 煙草を灰皿に押し付けた水泡がその場で立ち上がって、スラックスを、ネクタイを、腕時計を、シャツを、一つずつ外して脱いでいく。
 もうそれ見ながら水泡のチンポどれくらい勃起してるかなってそればっかり考えてる。早くチンポ見たいって思うだけで腰がヘコヘコ動く。
 しかしヘコヘコすると中でそのぶん強くトントンされて、気持ちよくってチンポどころか玩具でぶっ飛びそうになった。

「ひゃっ、これっこれっ、きもちッ、メス、とこっ、とんとんしゅごいっ、あっ、とんとんっ、とんとんっ、きもちーっ」
「あーあー……そんなに動いて。おちんちんぶんぶん振って、どうしたの? 我慢汁飛ばしすぎ。おしゃぶりしてほしいの?」
「あっあっ、違っ……え、あ、してくれんのぉっ?」
「うーうん? してあげない。今日の君はオナホだろ? 僕のおちんちんいっぱいごしごししてご奉仕するんだよ?」

 全て脱ぎ終えた水泡が、俺の肩を跨ぐ。
 あれ、エネマグラ抜いてまんこ使われると思ったのに。玩具にまんことんとんされながらチンポしゃぶんのかな?
 あ、つかデッケェ、何度見てもやっべぇ。下から見上げてると本当に迫力凄い。俺の顔より全然でかいし、下に曲がってるせいで先っぽはちょっとこっち向いてて、鈴口から我慢汁垂れそうなの見えてて……えっろい、エロいよぉ、水泡のチンポえろい。俺もう本当にこれないと生きてけない、大好きぃ。

「ちんぽぉ……ちんぽすごいぃ……ゴシゴシ……っ、ゴシゴシしたい、俺いっぱいゴシゴシする、チンポ扱くぅ……っ」
「瑞生との待ち合わせ、何時? 何時にここ、出るの?」
「あ、えと、はち時ぃ……?」
「ねー、君、ちんちん必死に見すぎて寄り目になってるから。面白い顔。瑞生のこと頭にある? ねぇ?」

 両側から頭をガシッと強く掴まれる。チンポだけじゃなくて手もでかい。頭掴まれて目の前にチンポあって、水泡に捕まってる感やばい。
 そうだ、でも、この後は玲児とデートだった。
 控えめにしなきゃ。あんまり激しいことしないようにしないと。つかやべ、俺一回射精しちゃったんだ。玲児とヤルかもしれないのに。
 あ、や、だめ、顔にチンポ擦り付けられてるぅ……これ出雲がこの間されてたやつ、チンポ汁まみれになるやつ。仕事後だからこの間出雲に擦ってた時より臭ぇじゃん、あー、もう、くせぇって。俺臭いチンポ好きかも。
 でも玲児と会うのに匂いついちゃうのはやばくね?
 早く舐めちゃおうと思って口を開き、頬をぬるぬるとつつく亀頭に舌を伸ばす。

「きもちいい……隼人の綺麗な顔、臭くてぬるぬるで汚くなっちゃったね。全身オナホにしちゃおうね。ふふ、そんなに必死に口開けて。お口もオナホにしてほしいねぇ?」
「みなわぁ、あー、口にチンポ入れてぇ、あー……」
「もっと可愛くおねだりして?」
「えー、またかよぉ……ンッ、もぉやだぁ、飽きたぁ……」
「だめ。鼻の穴に、入れちゃうよ?」

 鼻の穴につん、と先っぽが入って鼻先ぬるぬるにしてくる。やば、脳にダイレクトに臭い突っ込まれて鼻の下伸びちまう。

「ぉッ……あ……入ん、ねぇしぃっ……」
「……喜ばないの。変態。このチンポ狂い」
「うるせぇっ! おねだりとか知らねぇし! なぁー、俺いい子にしただろぉ? 怖かったけど、ケツに入れたし、一人できもちいいのも我慢したぁ……っ! アッ、いまも、ずっときもちいぃ、ずーっとまんこ気持ちいいよぉ。早く、ごほうびしてぇ……口オナホでチンコキして水泡もきもちくなってぇ……っ! 口ん中ザーメンくさくしていいからぁ……口ん中でビューってしてザーメンまみれにしていいからぁ……っ」
「……は、それ無自覚? ちゃんとできたね、おねだり」
「ぉごッ!」

 ずるぅっとチンポが口ん中に入ってくる。この角度じゃ半分も口に入らないのに、一気に口ん中いっぱいいっぱい。太くてこれでもかというほど口をこじ開けられて苦しいのに、でっぷりした亀頭に自然とチュウチュウ吸い付いてしまう。
 唇の下にちょうどカリ首があって、はむはむと唇を動かすだけで中でチンポがピクッも跳ねる。

「あれ……きみ、フェラへたくそだったのに……上手。はぁ、は……あー、いいね」

 ずるっずるってビキビキの裏筋ベロで擦ってる……腰が引くと舌に我慢汁垂れてうまい。自然と吸っちゃう。我慢汁啜るのすっげぇ好き。
 水泡も気持ちいいって。よかった、安心する。

「あー、やばいやばい、チンポきもちいい……僕ね、いつも一人でもするし、出雲も抱くけど、この間君としてから出してないんだ……今日は君のこと、たっぷり使おうと思って。すっごく我慢したんだよ? 二時間あるね。いーっぱい、二人で出して、ザーメンまみれになろうね。出し尽くそうね」

 舌の根っこのさらに奥ずこずこされてる。チンポ突っ込まれたまま、ゴボッと喉がなる……そして引き抜かれそうになって、また喉奥へ。やば、死ぬ、窒息する……苦しいのに、なんでこんなチンポじんじんすんのぉ?
 てか、あれ? いっぱい出しちゃだめだって。俺この後あるんだから。
 言おうとするが、全然抜かれる気配がなく、ベッドボード上の壁に手をついて上半身支えながら、むちゃくちゃに腰動かしてきて。
 苦しくて苦しくて本当にもうダメだって思った時、今日一番奥まで突っ込まれ、ぶるりと水泡の腰が震え……味を堪能できないほど奥に熱くてこってりした液体を吐き出された。

「ンぐぅッ……!」
「うっ……あぁ…………はぁ、はぁ……アー……」

 頭の上で低い呻き声が聞こえてくる。すげぇ気持ちよさそうな、脱力しきったやつ。でもそうやって声出しながらも、ぐりぐりと腰回して口の中にザーメンを念入りに塗りつけてくる。
 それでもさっきよりちょっと浅くなったので、こっそり隙間から息を吐いて逃し、先端にちゅうちゅうと吸い付いた。
 よかった、反射的にすぐ飲み込んじゃったけど、ちゃんと味わえた。溜め込んでたヤツ超濃い。たまんねぇ。好き。

「あぁ……可愛いな。今日もかわいいね、隼人」

 顔にかかる髪の毛を耳にかけたりしながら、愛情たっぷりという感じで頭を撫でられる。

「……ね。大事な大事な彼氏に会う前に、他の男のちんちん啜るのってどんな気分なの?」

 そしてそのまま、穏やかな声色で尋ねてくる。
 でもそんなこと聞かれて答えたいわけない。
 自分でもよくわかんない。時間空くから「あ、会えるな」てそれくらい。あと、食事は凄く楽しみなのに、そのあとがあるかもと思ったら不安で、この心細さを埋めてほしくて。
 俺の感覚でいうと、別に変なことじゃなくて。隙間に女抱くなんて普通だし。慰めてもらうのも、いつものことだし。
 そんな特別なことと思わなくて、この間も普通に誘った。

「まぁ、いいけど」

 チンポちゅうちゅうしてるばっかで答えない俺の頭に、ため息と共にポンと手を置く。
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