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イキすぎ酔いすぎでふわぽやな元タチと甘々飲み会からの最悪な3P⑤
しおりを挟む「あの、隼人?」
「あん?」
「お尻見せてくださいよ」
「嫌だって」
「じゃあ俺のこと抱いてください」
なんとかして部屋から追い出したいと思っていたが、急に方向転換した話に目を丸くする。
「なんでそーなんの」
「隼人が昔と変わってないんだって教えてください。それにセックスして問題を誤魔化すの、得意でしょう?」
「……嫌味に嫌味で返すの、お前らしいよ」
頬に触れると、ピクッと身を引いて目を閉じて。そして恐る恐る、瞼をゆっくり開けて、俺を見て。
可愛い。全然抱ける。でも。
酔ってたけどちゃんと覚えてる。加賀見と約束したこと。
でもそれを守る義理はないとも思ってる。あいつが怒ったらめんどくさい、それだけだ。
それに律儀に守ったりしたら……重くなる。お互いの気持ちが。あいつの存在が。もっと適当にやらないと駄目だ。
本当に加賀見なしじゃ生きられなくなったら困る。あいつの気持ちなんて未だによくわからないのに。
「抱いて欲しいんだ?」
「あ、俺……」
「なんだよ?」
「水泡さんが、あなたと浮気してるって知って……あなたに嫉妬するのと同時に、水泡さんにも嫉妬してしまったんです。ずるいと思ったんです。隼人とえっちしてるなんてずるいって……」
「へぇ?」
顔を近付ける……あと少しで、唇が触れる。
――今日俺は、入れる穴が欲しかった。目の前にそれがある。調度いいじゃん。
「まだ俺にドキドキすんの?」
「してます……」
「俺に抱かれたら、加賀見より俺が良くなっちゃうかもよ?」
「そしたら……責任取って、これからも抱いてくれますか? 水泡さんじゃなくて俺と浮気しましょう? 俺の水泡さん返して。俺がたくさんご奉仕しますから。玲児くんにできない酷いこと、たくさんしてもいいですから」
「強かだな。嫌いじゃねぇよ、お前のそういうとこ」
背に腕を回して抱き寄せ、キスをする。出雲のほうからすぐに舌を滑らせてきて、おーおーやる気だねぇ、と不覚にもテンションが上がってしまった。
俺の舌先をチロチロとくすぐって優位に立っていた出雲だが、俺が舌を押し返して上顎を擦ってやると、あ、あ、と声を漏らしながら腰をくねらせる。
やっべぇ、唆られる。俺大丈夫だ、全然抱ける。普通にちんこ勃ってきたし、突っ込みてぇ。やっぱりこっちの方が性に合ってる。
そしてチラリと妙な考えが頭に浮かぶ。
出雲がまた俺に夢中になったら、加賀見はどんな反応をするだろう?
悲しむだろうか、怒るだろうか。
自分への好意が薄れた出雲に興味がなくなるだろうか。
そしたらあいつは俺にもっと執着してくるのだろうか。
腰がぞくりと震える。腹ん中が疼く。いや。いやいやいや。
出雲に毒されすぎだろその考えは。
でも……あいつの大事なもん奪ってやりたい。そんな欲は少しある。俺のことめちゃくちゃにしたんだから。あいつは俺の大事なもん奪ったんだから。
キスしたまま布団へ出雲の身体を倒し、ぶかぶかのTシャツから伸びた太ももを撫でる。男なのになんでこんなもっちりしてんだよ。手のひらに滑らかな皮膚が吸い付いてたまんない。女に触れてるみたいだ。
しかももっと奥を探ると……下着も何も着けていない、剥き出しの性器がある。そこに鎮座しているはずのものを探すが……ない。しかし指先にあの特有の皺とゴムみたいな皮膚が触れる。穴じゃねぇのに発情したまんこみたいに濡れてる。
もう少しよく探ると、全く勃起していない柔らかいチンコが、たまの上で皮も被ったままとろとろに濡れていた。
「なんだよこのえっろいカラダ」
「あ、やっ、おちんちんっ……くちゅくちゅ、やぁ」
「こんな小さくなかったろ? 皮あまりまくってんじゃん」
余った皮の先っぽを伸ばして、ぐりぐり指で潰したり、中の亀頭を皮ごしに扱く。もう俺の手もぬるぬるだ。
「あ、あっ、皮伸ばしちゃ……もぉ、俺のおちんちんで遊ばないでくださいぃっ!」
先っぽつまんで伸ばして遊ぶが、ぬるぬるしてて滑り落ちる。本当にこれちんこかよ。
加賀見にケツずっと掘られててこんなになったとかエロいけど恐ろしい。どんだけメスイキさせられたらこんななるんだろ。まぁ俺は大丈夫だろうけど。
「あー……すっげぇ。ぐっちゅぐちゅで手の中でぐにぐに形変わってさ……こんな風に弄ばれて気持ちいいんだ? スケベ汁でとろとろにしやがって」
「んん、言わないで……んぅ、んっ……あ、皮伸びちゃうぅ……」
「もう手遅れだろ。どうせ一人でする時もこうやって皮オナしてんじゃねぇの?」
出雲は顎を引いて、上唇を尖らさた上目遣いで俺を睨む。ぶりっこしてんなぁって思うけど、可愛いぶりっ子は寧ろ好きなので大歓迎だ。
「お? 図星?」
「いじわる、です……そうですよぉ、皮オナばっかしてたらもっと伸びちゃったんです……一人でいると、オナニーばっかしちゃう……」
「日中加賀見待ちながらオナニーばっかして、あいつ帰ってきてハメてもらってんだ。やらしーことばっか考えてんだろ、この淫乱。ケツオナもすんの?」
「うぅ……ごめんなしゃ……っ」
「おら、股開けよ。ガバガバの淫乱ケツまんこ見せろ」
「ンッ……ひどいこと言っちゃ、やです……」
しかし嫌ですなんて言いながら、膝裏を持ってパッカリ股を開く。大して躊躇する様子もない。興奮に息を荒くして、目尻に涙の粒が光るその目は完全に期待してる。
しかし綺麗なM字を描くほど脚を開いても暗くて肝心の尻の穴がよく見えない。グッと膝を押さえつけ、ケツをさらに上へ向かせる。
「あっ、恥ずかしいです、やだぁっ」
「はぁ? 媚び媚びの声で何言ってんだよ……んー、暗くてよく見えねぇな」
「あ、やっ、近っ……ちょ、広げちゃだめぇ!」
片手をむっちりとした尻の頬に添え、ぐっと外側へ引っ張るとピンク色のいやらしい肉が見えた。わずかな光を拾ってテカテカしてやがる。クソえろい。
「うっわ……まんこよりひでぇな、こりゃ。ぽっかり穴開いて中身丸見えじゃねぇか」
「やっ、あっ、あっ……見ないでぇ……」
呼吸に合わせて入口がヒクヒクと収縮する。もちろんそのもっと奥も。
「広げるな見るなじゃねぇよ。エロくまんこヒクつかせやがって。こうやってチンポ締めて気持ちよくしますって見せつけてんのか? あー、ほら、また波打って……やべー、早くこの穴使いてぇー」
「は、はやとぉ、使ってぇ、使ってぇっ……そんなこと言われて、がまんっ、できないですぅ……お尻ほしいよぉ、お尻きもちいいの、してぇ……」
たまんない、といった様子でケツを上下にヘコヘコと揺らしてまんこアピールしてきやがる。しかもケツを上に向けたせいで、柔らかくて上下左右にぷるんぷるん揺れるちんこが我慢汁撒き散らして自分の顔を汚してる。ピッピッて我慢汁飛ばしまくってんのまじウケるだろ。無様でエロすぎ。
さて、この中身丸見えの穴、どんだけガバマンになってるか指でも入れて具合を確かめてみるか。
「あッ、あッ、きたぁッ……」
媚び媚びの甘い声。明らかに指一本入れたところで面白みのなさそうなエロ穴なので、最初に二本、二回目のストロークで思い切って三本ずるりと突っ込んだ。多少の引っかかりはあったが、難なく入る……加賀見としてきたわけじゃないよな?
疑いながら、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と奥まで遠慮なく指を出し入れする。ローションは仕込んであったが、ザーメンは混じってなさそうだ。
「おッ……! お、あーっ、やらぁ、いきなりしょんなっ、だめぇだめぇっ……しゅぐきもちくなっちゃう、のぉっ! お、おぉっ」
「まだ出し入れしてんだけだろー? トロ顔晒すの早すぎ……スケベ」
「しゅ、しゅけべだからっ、じぇんりちゅしぇん、してぇぇ? 女の子のとこ、なでなでしてぇっ……!」
「じぇんりちゅしぇんって。面白すぎだろ。なにお前、ここ女の子のとこってあいつに呼ばれてんの?」
ぐるりと早速押し回してやる……撫でてって指に擦り寄ってくるみたいなエロいしこり。円を一周描いただけで、出雲の身体はビクンッと大きく反り返った。そのあとも小さくビクビクと震えて……え、まさかイッた?
「……嘘だろ?」
「や、あっ、イッてにゃい、イッてにゃいぃぃ……」
「イッたかなんて聞いてねぇけど?」
「あっ…………えと、い、イッてにゃい、です……」
「はは、かわい……いいねぇ、お前。ガバガバかと思ったらトロマンのくせにちゃんと吸い付くし。もうちょっと手マンしてやろっか? まんこもっとイキてぇだろ?」
締め付けが凄くてじゅぷ、じゅぽっと汚ぇ音を鳴らしながらまんこを弄くり回す。手首を返して指を中でツイストし、前立腺を指の腹で、強めにぐりぐりと擦る。
出雲はみっともねぇ鼻の下を伸ばした「お」の字を発音する口の形のまま、コクコクと必死で頷いてきた。
「すっげぇ顔。まんこ気持ちいい? 旦那以外の男にまんこほじくられんの、そんな気持ちいいんだ?」
「まんこやぁ、おしり……おしりの穴、きもちぃ、おしりホジホジ、きもちー」
「まんこだめなの?」
「みなわしゃん、が……おしりの穴のほうが、可愛いってぇ……おしり気持ちいのぉ、おれっ、おしりきもちくなっちゃう、わるい子なのぉ、いっぱいホジホジ、ほしいれしゅっ」
「へー? そうかぁ、そうだよな、クソする穴ほじくられてあんあん言ってるのは確かに悪い子だわ」
なんだ加賀見のやつ、俺にはまんこまんこ言うくせに。その差はなんなんだよ。
なんとなくちょっとムカついて、関節を曲げてガシガシと強く引っ掻くように刺激する。すると目かっぴらいて背を反らし、頭ん中まで快感でバチバチきてんの丸わかりで出雲は喘ぎ始めた。
あー、すっげぇ気持ちよさそう。興奮してチンコギンギンでやべぇ。でもチンコ突っ込みたいのに、ケツもちょっとそわそわする。どんな風に気持ちよくなってんのか想像できてしまって、ちょっと羨ましい。ゴリゴリされてぇ……。
いやいや今はそっちじゃないんだって。
「やっ、あっあっあっ、やりゃ、いじわるっ、いじわるぅっ! しょれやだぁっ! はげしっアッ、クソ穴、言わないでぇっ! やらぁっ」
「お前が言ったんだろー……? クソ穴いじられてこんなにチンポ濡らしちゃう変態なんだろ、お前? 加賀見に謝っとけよ、浮気手マンでクソ穴気持ちよくてごめんなさいって」
「ア、アアッ、ごめんなしゃいぃっ……! 浮気手マン、きもちいっ、みなわ、さっ、きもちいの、ごめんなしゃいぃっ、変態でごめんな、しゃっあっ」
これすっげー気分いい。背徳感っつーの?
ざまあみろ、加賀見。お前の大事な大事な出雲は、俺の手マンでもこんなに気持ちいいってさ。ケツ上に向けたM字開脚で完全敗北しながら、目線はイッちまってるし、顔真っ赤にしてべしょべしょにしてるよ。
「……そうそう、ちゃんと謝っとけ。好きな時にイケよ。加賀見も可哀想にな、こんな変態な嫁で」
手マンでイッたらチンコ咥えさせて、飽きたらケツに突っ込んで、中出ししてやろ。
掻き出さねぇで精液まみれのまま加賀見のベッドに戻したすぎるけど、それはさすがに我慢するか。
そんな事を考えて若干うわの空になっていたが、ごめんなさいを繰り返しながら出雲の中がぎゅうぎゅうキツく締め付けてるのがわかった。
そろそろかな、なんて思ったら。部屋が途端に明るくなる。
そして背後から、煙草の煙が漂ってくるのだ。
「僕は、構わないよ。出雲はエッチで可愛いね」
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