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第5章。マグマダ種族第2陣来襲Volー5ー3。
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❤️天翔るリアの女王第4部Vol-5-3❤️
第5章。マグマダ種族第2陣来襲。Volー5ー3。
AG4.3紀元632年10月22日。~AG4.3紀元632年10月30日。
(資料 Vol-1 登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。
❣️キャメル・ラハム・アンドライダ。
副摂政。輸送船団司令長官。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊総統合司令長官。総統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。能力者。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。能力者。
❣️エレーナ・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。統合大元帥。能力者。
❣️エリル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ副母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。副統合大元帥。能力者。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。統合大元帥。能力者。
❣️カローラ・リア・ダガロ。
神聖ダガロ帝国統一女王。
❣️カレン・リア・ダガロ。
神聖ダガロ帝国摂政。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
第5章。マグマダ種族第2陣来襲Vol-5-3。
クリスタリア・レヌが、超銀河団の中央部エリア南東部のガガラン銀河ガル外縁にドロップダウンして来た。数秒後。探知ネットワークに接続、ガガラン銀河の探知映像がスクリーンに現れる。
半球型船団が、圧倒的なナグマダ種族の船団に苦戦している。
「強力なメンタルエネルギーを探知しています❗️未知船団はメンタルエネルギーを集合させて、ナグマダ種族船団のバリアを向こう或いは破壊している様です」と、生体脳レヌが報告する。
「アイル人製、直径8000メートル半球型戦闘戦艦マニアトロン100台の発進準備を❗️」と、指示するミロナ。
「承知致しました❗️」と、生体脳レヌ。
比較的小型な未知船団は、圧倒的なナグマダ種族船団に対して善戦してはいるものの、次第に台数を減らしている。
「未知船団から通信です❗️未知言語で分析不能です」と、生体脳レヌ。
通信を受けたパトラリアス・ガルダ・ガロン副総督は、報告内容を聞いて「なるほど、承知した。では我が直属軍を救援に差し向ける。其まで持ちこたえよ❗️」と、命令する。
「相互通信です。分析解読を開始します」と、レヌ。
数秒後。「解読終了しました。再生します❗️」と、レヌ。
映像と同時に再生される。
「パトラリアス・ガルダ・ガロン副総帥閣下❗️バュル連邦共和国軍総帥レトアナクシュ・ガロン・パュルです❗️未知侵略船団は新たな増援を得て、我が船団は壊滅寸前です❗️」
「承知した。では、我が直属の船団を差し向ける。其まで持ちこたえよ❗️」と、指示する。
「承知致しました閣下❗️」
「以上再生を終了します❗️」と、レヌ。
続けて「生体分析の結果、アイル人の遺伝子が基幹となっている様です。但し、此の種族に関して超越知性生体脳ブロメティウスのアーカイブには記載されていません」と、報告するレヌ。
「記載出来ない理由あったのね」と、フランソファ。
「魔族の件も有る。恐らく、魔族以上の魔神を造り出してしまい、此の銀河に封印したのかも知るないわ❗️」と、推測して話すミロナ。
「此の銀河に標識塔を数台配置し、6次元半エモシオ・メンタル・思念派を放射させます❗️」と、レヌ。
クリタリア・レヌから標識塔5台が、7MD転送ネットワークでガガラン銀河外縁にドロップダウンする。
標識塔5台は、銀河外縁を正5角形で配置し放射を開始する。其の5台が無限分裂を開始する。少し遅れて標識塔から探査艦アイ・レヌラ7MTDが次々と射出され銀河内部に消えて行く。
「承知したレヌ。我々は此のまま待機し監視を続行する」と、指示する。
形は似ているがかなり大型で、半球型の底辺部外縁の36方に球体が付いている。其の半球型船10万台がドロップダウンして来た。
「メンタルエネルギー探知。今まで探知して事が無いほど強力で異質なメンタルエネルギーです❗️」と、レヌ。
ミロナは集中して、メンタル・エネルギー思念波の読み取りを始める。だか、数か多すぎて個人の特定が出来ない。やむを得ず精神触手を伸ばして行く。時間を掛けて船団司令を探しだした。思考を読み取ろうとした瞬間、いきなり弾き返される。
ミロナは現実に戻り「思考を読み取ろうとしたらブロックされたわ❗️」と、ミロナはフランソファとラブリナに話した。
「恐らく、救援船団の乗務員全員が、フエアリ・セブン以上のメンタルエネルギー保持者なのよ。単純計算した結果だけど」と、フランソファ。
「ミロナ、何もせず監視だけにしたら。恐らく、誰かが探りを入れたと悟られたわよ❗️」と、ラブリナ。
「そうするわ」と、ミロナ。
「方位の特定は出来ないから、恐らくナグマダ種族の船団の誰かだと考えているわよ❗️」と、ラブリナ。
「救援船団とナグマダ種族船団が戦闘を開始しました❗️」と、レヌ。
3人はスクリーンに集中する。パトラリアス・ガルダ・ガロン副総督傘下の船団は、ナグマダ種族船団の一斉攻撃を受けるが、其の深紅のエネルギービームはバリアに命中するが、バリアは其のエネルギービームを吸収して更に強化される。
パトラリアス船団が反撃を開始する。グリーンのビームが、ナグマダ種族船団のバリアを突き抜けて船体を貫いた。其のグリーンのビームがまるで生き物様に戻って来て再び船体を貫く。
「分析の結果、グリーンのビームは超強力なネガティブ・メンタルエネルギーです❗️此を遮断するのは不可能です」と、レヌが説明する。
「関わらなくって正解だったわね」と、ラブリナ。
「レヌ❗️グリーンのビームの特性、強度、総量、負荷値等のデータをクリスタル・レーネに転送して❗️」と、フランソファが指示する。
「承知致しましたフランソファ様❗️」と、レヌです。
「レヌ❗️情報収集後。無人監視艦を配備し、速やかに撤退し中央部エリア偽装出撃拠点に戻りなさい」と、命令する。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
ミロダリアン超銀河団ゾーン中央部エリア、最遠北西部独立バライダル銀河フェル星系第3惑星フェアラは、超古代フェアラ種族の本拠地星系である。数知れない遺産を調査する為に、クリスタル・レーネに取り込んで本格的な調査を開始する。
AG4.3紀元632年10月22日。エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官直属の科学者集団が、巨大山脈の中に発見した生体脳の調査を完了していた。
完全に覚醒した生体脳アルミティヌスは、7人の具象を造り出した。其の、第1具象アルミティヌス・パル・フェアラは、超古代のフェアラ種族の女王の意識を持つ生まれ変わりである。
アルミティヌス女王は、今になって転生したのは、何か不可思議な大いなる力が働き私に何かをさせようとしているのでは無いかと考えていた。
ミロナ神聖女王の具象ミロナ・リア・フェアリの提案で、超越知性生体脳カローラレーネの分身。第1具象のラレーネ・リア・ロランと、超越知性精神集合体脳カローラの第1具象のカローラ・リア・ダガロ神聖ダガロ帝国統一女王と、超越知性生体脳ブロメティウスの第1具象であるブロメティウス・バラダル・アイル女王と、超越知性生体脳アルミティヌスの第1具象のアルミティヌス・パル・フェアラ女王との5人で、超越知性生体脳会議を開催する。
ミロナ・リア・フェアリが最初に話し始める。「超越知性生体脳5体が各々独立した超越知性生体脳が連携して、新たに融合合体したご五身一体の新たな超越知性五身一体生体脳を造り出してはどうでしょうか」と、提案する。
「互いに協力して、更なる超越知性集合生体脳を造り出す事は賛成です」と、アルミティヌス・パル・フェアラ女王。
「私も賛成です❗️私達が5人が集まれば、超越知性より一段進化した超絶知性集合生体脳となり、強力なメンタルエネルギーで有りとあらゆる事を成し遂げる事が可能になるからです❗️」と、ブロメティウス・バラダル・アイル女王。
「私は無条件で賛成します。私は既に、超越知性レーネと合体融合して更なる力を得ましたので❗️」と、カローラ・リア・ダガロ女王。
「私は融合合体したカローラレーネが誕生させたロラン種族の女王です❗️超絶合体融合すれば、更なる進化が促進され、存亡危機を救う新な種族を誕生させるかも知れません」と、ラレーネ・リア・ロラン女王。
「では、全員が同意しましたので、生体脳エリアで私が段取りを指揮します❗️」と、提案する。
数時間後。巨大な生体脳の培養が完了する。ミロナ・リア・フェアリは、思念波で、4人の超絶知性集合体に連絡する。同時に返信が届く。
ミロナ・リア・フェアリは、瞬間移動で4人の側に実体化する。
「準備が調いました。ては、始めましょうか❗️」と、4人に話し掛ける。
5人は手を繋ぎ輪になり意識を集中する。5人の思念は、各々の超越知性生体脳に届く。5体の生体脳は、5人の具象からの司令を受け共同意識集合体創造の準備を始める。
精神分離転移装置で、生体脳と意識自我領域を分離する。分離した精神をコピーして、自我転移装置でコピーした精神領域を培養した脳に転移し、分離した精神領域を元に戻す。
集合した精神領域は互いに意識融合して一つの生体脳に進化を始める。小一時間後には、完璧な超絶知性集合生体脳に進化を成し遂げる。
ミロナ・リア・フェアリは、超絶知性集合生体脳を「クリスティーヌ」と命名して4人の承認を得る。5人は、生体脳エリアから地上、自然環境エリアに出る。
帝都地区クィーンパレスの背後に、正5角形を形作る様に5つの宮殿と中心部にも宮殿、合計6つの宮殿の建設を開始させる。
旧クィーンパレスは解体され、新たに全く異なる形で建設が始まる。新たな時代に対応出来る様にと、超絶知性集合生体脳クリスティーヌが設計したのである。更に帝都の旧施設は全て解体されている。其の広大な区域に、新体制の各種部局ビル、各種軍事ビル、各行政府ビル等が建設されている、
5人は、其等全ての建設を管理している。最新の建築技術とリストアリバイブラーの活躍で、ミロナリオン生体金属を主成分としたクリスタル宮殿を建築している。宮殿群の地下工事も、急ピッチで進行している。
数10時間後にはほぼ完成し、関係職員が移動を開始している。近々大本営として機能を果たすであろう。
5人の具象は自分専用の宮殿から、正5角形の中心部の神殿に入る。統合司令センターで合流する。
5人の具象のリーダー的存在であるミロナ・リア・フェアリは「5人全員でメインの起動スイッチを押しましょう❗️」と、話し掛ける。
右手を重ね合わせて「では、メイン起動スイッチを入れます」と、声を掛けて押し込む。
起動スイッチが入ると同時に、巨大な6次元動力炉5台が同時に稼働する。鈍い音と床からの軽い振動が伝わる。予備動力炉とメイン動力炉が切り替わり、音も振動も消えて周囲の機知、パネルが生気を得る。
メインスクリーンにはミロダリアン超銀河団が映しだされ、10数個の探知スクリーンには各エリア並びに戦闘宙域が映っている。
5人が、緩やかな弧状に配列された最高司令席に着席する。其れほどの中心の席にミロナ・リア・フェアリが付いている。
5身合体融合した超絶知性集合生体脳クリスティーヌは、更に進化して自分の具象を10数体誕生させてから、新たな種族を造り出す。
数時間後。超絶知性集合生体脳クリスティーヌの第1具象で有るクリスティーヌ・リア・フェアル女王等17人と、数百人がドゴラ転送機で中心の神殿に移動して来る。
クリスティーヌ・リア・フェアル女王は、神殿の中枢部のコントロールセンターに入り、メインの起動スイッチを入れる。
神殿は黄金色に輝きだし、強力な6次元半エモシオ・メンタル・思念波を放出する。此の思念波は、偽装出撃拠点で有るアレグロン銀河団バルバダ銀河ルバナル星系内のミロナ・ラハム・リアの元に届いた。
思念波を受け取ったミロナは、カローラレーネが大いなる進化を為し遂げたと知る。そして、クリスタル・レーネに戻る様要請していると感じ取った。
「レヌ❗️クリスタル・レーネに戻る」と、指示する
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アイル人製の、直径8000メートル半球型戦闘戦艦マニアトロンが残り、パトラリアス・ガルダ・ガロン副総督直属の第1軍とナグマダ種族船団の戦闘を監視している。
パトラリアス・ガルダ・ガロン副総督傘下の第1軍は強力で、小一時間でナグマダ種族船団を殲滅させた。
第1軍のクラリテス・ガルダ・ガロン司令長官は、パトラリアス副総督に任務完了と報告する。
「副総督閣下❗️任務終了致しました」と、報告するクラリテス第1軍団長。
「クラリテス❗️状況は、ルシフェラス・ガルダ・ガロン女王陛下に報告して有る。女王陛下は、私にガガラン銀河全体並びに周辺銀河の監視を命じられた。
クラリテス❗️引き続き銀河内の監視を続けよ」と、命令する。
「承知致しました副総督閣下❗️」と、答えてコンタクトを切る。
パトラリアス副総督は、パュル連邦共和国レトアリテア・ガロン・パュル女王と、面談。詳細を説明して探知・通信ネットワークを構築する為に無人戦艦を銀河内陳びに周辺銀河に配備するよう依頼する。
レトアリテア・ガロン・パュル女王は快く受け入れ、バュル連邦共和国軍レトアナクシュ・ガロン・パュル総帥に命令する。
バュル連邦共和国は国家を挙げて、戦艦の製造を開始する。更に軍人の公募をし訓練を開始。女王は戒厳令を発出した。
ガガラン銀河帝国軍8個軍団が次々とバニュル星系にドロップダウンしてくる。
通信回線が開く「総督閣下❗️私はパトラリアス総督直属軍団総帥パトラロラン・ガルダ・ガロンです❗️」「私は副総督だが」と、パトラリアス・ガルダ・ガロン総督。
「女王陛下より通達です❗️閣下は総督兼ガガラン銀河防衛軍大総帥に任命されました。私は閣下の副臣として大総帥閣下の8ヶ軍を引率して来ました」と、報告するパトラロラン・ガルダ・ガロン総帥。
微笑んで「パトラロラン総帥、其れほどの大軍勢、待機させる基地は無いが❗️」と、話し掛ける。
「御安心下さい、閣下❗️新開発したメンタル・フォーム物資復元機が有ります。此れで、浮揚軍事要塞都市ガロダリンを復元出来ます」と、話す。
「承知した。では早急に復元せよ❗️」と、命じる。
「承知致しました閣下❗️」
浮揚軍事要塞都市ガロダリンの復元が完了した。其れを見ていたパトラリアス大総帥は「パトラロラン❗️MFM復元機は、其の他にも復元は可能なのか」と、問い掛ける。
「復元データが入力されていれば可能です❗️」と、答える。
「では、復元データの改良とか可能なのか❗️」と、問い掛ける。
「可能です❗️御要望が有れば復元データの改良をしますが」と、答えるパトラロラン総帥。
パトラリアス大総帥から詳細を聞いたパトラロラン総帥は、復元データの改良を始め数時間後に完了させる。直後、復元を開始する。
パュル連邦共和国の探知・通信ネットワークが徐々に広がり、ミロダリアン超銀河団中央部全体に広がり、更に其の範囲を広げている。其の探知ネットワークは、敵対している侵略船団を3ヶ所で探知していた。其の情報は、パュル連邦共和国副摂政兼パュル連邦共和国軍レトアカラナス・ガロン・パュル大総帥を通して通達された。
通知を受けたパトラリアス大総督兼大総帥は、パュル連邦共和国軍幹部を自分の母船浮揚軍事要塞都市パトラリアンに招待する。統合司令センター内の作戦会議室で作戦会議の始める。
「復元した浮揚軍事要塞都市ガロダリン5台を、パュル連邦共和国第1軍から第5軍の母船として譲渡します❗️此のガロダリンと、最新鋭の船団で我々が敵対している未知円筒型船団を殲滅する。
ダルラ・ガロン・パュル統轄大元帥は、3個軍の指揮を取り探知した敵船団を殲滅して頂きたい。我が傘下の3個軍も、敵船団の殲滅に出撃します❗️
私と残りの船団は、ガガラン銀河の防衛にあたります」と、説明するパトラリアス・ガルダ・ガロン大総督。
「我が船団の兵器は貧弱で、敵円筒船団には対抗出来ません。もっと多くの船団を派遣すべきでは❗️」と、問い掛けるレトアカラナス・ガロン・パュル大総帥。
「確かに、レトアカラナス閣下の思いは理解出来ます❗️冷静に考えれば、我が種族の存亡に関わる一大事である。ならば、全力で戦って敵円筒船団を殲滅せぬばならない」と、決意を新たにするパトラリアス・ガルダ・ガロン大総督。
パトラリアス大総督は、レトアリテア・ガロン・パュル女王に詳細を話し、万が一に備え特別仕様浮揚軍事要塞都市ガロダリンに搭乗する様に説得する。
レトアリテア女王は快く受け入れ、政府要人と女王警護部隊等が搭乗を開始する。続いて、科学者、医学者、技術者、有識者等が搭乗して行く。
3台の浮揚軍事要塞都市ガロダリンに、全住民の10分の1が搭乗する。復元完了次第全住民を搭乗させる予定で有る。
パトラリアス・ガルダ・ガロン大総督は、直後の全軍を率いて星系から離脱して行く。最も近い円筒型船団滞空宙域で有る。
中央部外縁に、パトラリアス船団が次々とドロップダウンしてくる。大総督の母船が復帰して直ぐに、パュルネットワークと接続される。スクリーンに円筒型船団が映る。
「全軍へ❗️円筒型船団を殲滅する。我に続け」と、号令する。
次々とドロップアップして行き、円筒型船団近くにドロップダウンしてくる。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
想定外の大敗した東部エリア殲滅船団第4軍団は、グフ・バハル・ドメルン第1皇帝の本拠地であるドルダラン銀河団ドダル銀河ドラン星系に敗走する。
作戦通りに進行したと判断したリロル・ラハム・リアン総帥は、ミリアン銀河連合帝国第1遊撃軍団の出撃を命令した。
パレル・ラハム・リアン第1遊撃軍団統轄大元帥傘下の船団が、ドラン星系外縁に次々とドロップダウンして来た。
星系内をリサーチして確認してから、第101軍、第102軍、第103軍に出撃命令を出した。
ダダロレン探知・通信ネットワークを通じて、ナバラダル・バハル・ドメルン統合大元帥の元に届いた。
「ナバラダル、敵船団は罠に嵌まった。出撃して殲滅せよ❗️」と、命令する。
「承知致しました閣下❗️」
ナバラダル・バハル・ドメルン第3軍団統轄司令長官は、傘下船団に発進命令を出した。命令一下、船団は次々とドロップアップして行く。同時に第1遊撃軍団の背後にドロップダウンして、攻撃を開始する。挟撃された第1遊撃旅団は、想定外の攻撃を受け次々と破壊されて行く。
探知ネットワークセンターが、ミロダリアン超銀河団全域に救援要請を通達する。最も早く対応したの、ミロダリアン超銀河団東部エリア担当のロボット大巨神ラダロ傘下の第10遊撃軍だった。次に対応したのはディフェンダー・フォース船団である。更に、オバル・リア・レヌラ傘下の第4軍団も即座に対応する。
最初にドラン星系に到着したロボット大巨神第10遊撃軍は、戦士の剣を抜いて神出鬼没な動きで敵船団のバリアを切り破き次々と破壊して行く。
小一時間後。ディフェンダー・フォース船団がドロップダウンして来た。少し遅れてレヌラ第4軍団がドロップダウンして来る。
ロボット大巨神ラダロは、増援を得たので、機転を聞かせ第10遊撃軍を瞬間移動で星系内部に実体化する。
半数を第3惑星ダランに向け、残りの半数を背後から攻撃する。惑星ダランから反撃は凄まじい反撃が有るが、平然と受け止めエネルギーを吸収する。其のエネルギーを両目からパトリック砲で地上の砲座を破壊して行く。
ドダルン銀河帝国グフ・バハル・ドメルン皇帝並びに側近の幹部等は、敗北を察知し極秘の転送機で極秘の軍事惑星に脱出した。
小一時間後。惑星ダランからの反撃が消え、星系内の敵船団は緊急脱出して行く。星系内には大敗した敵船団の残骸とミロダリアン銀河連合帝国船団だけだった。
通信回線を接続して「リロル総帥閣下❗️ドダルン銀河帝国本拠地星系を壊滅させました。残念ながら、グフ・バハル・ドメルン第1皇帝の生死は不明ですが」と、報告するオバル・リア・レヌラ第4軍団副統合大元帥。
「大義だった。探知ネットワークの映像で見ていた。ミロナ様には私から報告しておきます。レスキュー船団に連絡したので、貴女は直ぐに帰還なさい❗️」と、話し掛ける。
「承知致しました❗️」と、答えるオバル・リア・レヌラ第4軍団副統合大元帥。
ミロナ神聖女王の第1具象である、ミロダリアン銀河連合帝国ミロナ・リア・フェアリ統一女王は、最も活躍したロボット大巨神ラダロに、ドラン星系第3惑星ダランの統轄管理をたくした。
マグマダ種族ドダルン銀河帝国は、AG4.3紀元632年10月22日に制圧されてから、ドルダラン銀河団ドダル銀河ドラン星系第3惑星ダランは、ロボット大巨神第10遊撃軍ラダロが常駐してから、破壊された第3惑星、第4惑星の復旧と改造を開始し、AG4.3紀元632年10月25日現在、ドラン星系は7MD封印され、超近代的な軍事星系に変貌していた。
ロボット大巨神第10遊撃軍は、無限分裂して数万倍の勢力を得ていた。ゴットフェアベリアンとマルチ擬装工匠要塞都市コスモリアンは各5台が完了していた。
第5章。マグマダ種族第2陣来襲。Volー5ー3。
AG4.3紀元632年10月22日。~AG4.3紀元632年10月30日。
(資料 Vol-1 登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。
❣️キャメル・ラハム・アンドライダ。
副摂政。輸送船団司令長官。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊総統合司令長官。総統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。能力者。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。能力者。
❣️エレーナ・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。統合大元帥。能力者。
❣️エリル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ副母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。副統合大元帥。能力者。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。統合大元帥。能力者。
❣️カローラ・リア・ダガロ。
神聖ダガロ帝国統一女王。
❣️カレン・リア・ダガロ。
神聖ダガロ帝国摂政。
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第5章。マグマダ種族第2陣来襲Vol-5-3。
クリスタリア・レヌが、超銀河団の中央部エリア南東部のガガラン銀河ガル外縁にドロップダウンして来た。数秒後。探知ネットワークに接続、ガガラン銀河の探知映像がスクリーンに現れる。
半球型船団が、圧倒的なナグマダ種族の船団に苦戦している。
「強力なメンタルエネルギーを探知しています❗️未知船団はメンタルエネルギーを集合させて、ナグマダ種族船団のバリアを向こう或いは破壊している様です」と、生体脳レヌが報告する。
「アイル人製、直径8000メートル半球型戦闘戦艦マニアトロン100台の発進準備を❗️」と、指示するミロナ。
「承知致しました❗️」と、生体脳レヌ。
比較的小型な未知船団は、圧倒的なナグマダ種族船団に対して善戦してはいるものの、次第に台数を減らしている。
「未知船団から通信です❗️未知言語で分析不能です」と、生体脳レヌ。
通信を受けたパトラリアス・ガルダ・ガロン副総督は、報告内容を聞いて「なるほど、承知した。では我が直属軍を救援に差し向ける。其まで持ちこたえよ❗️」と、命令する。
「相互通信です。分析解読を開始します」と、レヌ。
数秒後。「解読終了しました。再生します❗️」と、レヌ。
映像と同時に再生される。
「パトラリアス・ガルダ・ガロン副総帥閣下❗️バュル連邦共和国軍総帥レトアナクシュ・ガロン・パュルです❗️未知侵略船団は新たな増援を得て、我が船団は壊滅寸前です❗️」
「承知した。では、我が直属の船団を差し向ける。其まで持ちこたえよ❗️」と、指示する。
「承知致しました閣下❗️」
「以上再生を終了します❗️」と、レヌ。
続けて「生体分析の結果、アイル人の遺伝子が基幹となっている様です。但し、此の種族に関して超越知性生体脳ブロメティウスのアーカイブには記載されていません」と、報告するレヌ。
「記載出来ない理由あったのね」と、フランソファ。
「魔族の件も有る。恐らく、魔族以上の魔神を造り出してしまい、此の銀河に封印したのかも知るないわ❗️」と、推測して話すミロナ。
「此の銀河に標識塔を数台配置し、6次元半エモシオ・メンタル・思念派を放射させます❗️」と、レヌ。
クリタリア・レヌから標識塔5台が、7MD転送ネットワークでガガラン銀河外縁にドロップダウンする。
標識塔5台は、銀河外縁を正5角形で配置し放射を開始する。其の5台が無限分裂を開始する。少し遅れて標識塔から探査艦アイ・レヌラ7MTDが次々と射出され銀河内部に消えて行く。
「承知したレヌ。我々は此のまま待機し監視を続行する」と、指示する。
形は似ているがかなり大型で、半球型の底辺部外縁の36方に球体が付いている。其の半球型船10万台がドロップダウンして来た。
「メンタルエネルギー探知。今まで探知して事が無いほど強力で異質なメンタルエネルギーです❗️」と、レヌ。
ミロナは集中して、メンタル・エネルギー思念波の読み取りを始める。だか、数か多すぎて個人の特定が出来ない。やむを得ず精神触手を伸ばして行く。時間を掛けて船団司令を探しだした。思考を読み取ろうとした瞬間、いきなり弾き返される。
ミロナは現実に戻り「思考を読み取ろうとしたらブロックされたわ❗️」と、ミロナはフランソファとラブリナに話した。
「恐らく、救援船団の乗務員全員が、フエアリ・セブン以上のメンタルエネルギー保持者なのよ。単純計算した結果だけど」と、フランソファ。
「ミロナ、何もせず監視だけにしたら。恐らく、誰かが探りを入れたと悟られたわよ❗️」と、ラブリナ。
「そうするわ」と、ミロナ。
「方位の特定は出来ないから、恐らくナグマダ種族の船団の誰かだと考えているわよ❗️」と、ラブリナ。
「救援船団とナグマダ種族船団が戦闘を開始しました❗️」と、レヌ。
3人はスクリーンに集中する。パトラリアス・ガルダ・ガロン副総督傘下の船団は、ナグマダ種族船団の一斉攻撃を受けるが、其の深紅のエネルギービームはバリアに命中するが、バリアは其のエネルギービームを吸収して更に強化される。
パトラリアス船団が反撃を開始する。グリーンのビームが、ナグマダ種族船団のバリアを突き抜けて船体を貫いた。其のグリーンのビームがまるで生き物様に戻って来て再び船体を貫く。
「分析の結果、グリーンのビームは超強力なネガティブ・メンタルエネルギーです❗️此を遮断するのは不可能です」と、レヌが説明する。
「関わらなくって正解だったわね」と、ラブリナ。
「レヌ❗️グリーンのビームの特性、強度、総量、負荷値等のデータをクリスタル・レーネに転送して❗️」と、フランソファが指示する。
「承知致しましたフランソファ様❗️」と、レヌです。
「レヌ❗️情報収集後。無人監視艦を配備し、速やかに撤退し中央部エリア偽装出撃拠点に戻りなさい」と、命令する。
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ミロダリアン超銀河団ゾーン中央部エリア、最遠北西部独立バライダル銀河フェル星系第3惑星フェアラは、超古代フェアラ種族の本拠地星系である。数知れない遺産を調査する為に、クリスタル・レーネに取り込んで本格的な調査を開始する。
AG4.3紀元632年10月22日。エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官直属の科学者集団が、巨大山脈の中に発見した生体脳の調査を完了していた。
完全に覚醒した生体脳アルミティヌスは、7人の具象を造り出した。其の、第1具象アルミティヌス・パル・フェアラは、超古代のフェアラ種族の女王の意識を持つ生まれ変わりである。
アルミティヌス女王は、今になって転生したのは、何か不可思議な大いなる力が働き私に何かをさせようとしているのでは無いかと考えていた。
ミロナ神聖女王の具象ミロナ・リア・フェアリの提案で、超越知性生体脳カローラレーネの分身。第1具象のラレーネ・リア・ロランと、超越知性精神集合体脳カローラの第1具象のカローラ・リア・ダガロ神聖ダガロ帝国統一女王と、超越知性生体脳ブロメティウスの第1具象であるブロメティウス・バラダル・アイル女王と、超越知性生体脳アルミティヌスの第1具象のアルミティヌス・パル・フェアラ女王との5人で、超越知性生体脳会議を開催する。
ミロナ・リア・フェアリが最初に話し始める。「超越知性生体脳5体が各々独立した超越知性生体脳が連携して、新たに融合合体したご五身一体の新たな超越知性五身一体生体脳を造り出してはどうでしょうか」と、提案する。
「互いに協力して、更なる超越知性集合生体脳を造り出す事は賛成です」と、アルミティヌス・パル・フェアラ女王。
「私も賛成です❗️私達が5人が集まれば、超越知性より一段進化した超絶知性集合生体脳となり、強力なメンタルエネルギーで有りとあらゆる事を成し遂げる事が可能になるからです❗️」と、ブロメティウス・バラダル・アイル女王。
「私は無条件で賛成します。私は既に、超越知性レーネと合体融合して更なる力を得ましたので❗️」と、カローラ・リア・ダガロ女王。
「私は融合合体したカローラレーネが誕生させたロラン種族の女王です❗️超絶合体融合すれば、更なる進化が促進され、存亡危機を救う新な種族を誕生させるかも知れません」と、ラレーネ・リア・ロラン女王。
「では、全員が同意しましたので、生体脳エリアで私が段取りを指揮します❗️」と、提案する。
数時間後。巨大な生体脳の培養が完了する。ミロナ・リア・フェアリは、思念波で、4人の超絶知性集合体に連絡する。同時に返信が届く。
ミロナ・リア・フェアリは、瞬間移動で4人の側に実体化する。
「準備が調いました。ては、始めましょうか❗️」と、4人に話し掛ける。
5人は手を繋ぎ輪になり意識を集中する。5人の思念は、各々の超越知性生体脳に届く。5体の生体脳は、5人の具象からの司令を受け共同意識集合体創造の準備を始める。
精神分離転移装置で、生体脳と意識自我領域を分離する。分離した精神をコピーして、自我転移装置でコピーした精神領域を培養した脳に転移し、分離した精神領域を元に戻す。
集合した精神領域は互いに意識融合して一つの生体脳に進化を始める。小一時間後には、完璧な超絶知性集合生体脳に進化を成し遂げる。
ミロナ・リア・フェアリは、超絶知性集合生体脳を「クリスティーヌ」と命名して4人の承認を得る。5人は、生体脳エリアから地上、自然環境エリアに出る。
帝都地区クィーンパレスの背後に、正5角形を形作る様に5つの宮殿と中心部にも宮殿、合計6つの宮殿の建設を開始させる。
旧クィーンパレスは解体され、新たに全く異なる形で建設が始まる。新たな時代に対応出来る様にと、超絶知性集合生体脳クリスティーヌが設計したのである。更に帝都の旧施設は全て解体されている。其の広大な区域に、新体制の各種部局ビル、各種軍事ビル、各行政府ビル等が建設されている、
5人は、其等全ての建設を管理している。最新の建築技術とリストアリバイブラーの活躍で、ミロナリオン生体金属を主成分としたクリスタル宮殿を建築している。宮殿群の地下工事も、急ピッチで進行している。
数10時間後にはほぼ完成し、関係職員が移動を開始している。近々大本営として機能を果たすであろう。
5人の具象は自分専用の宮殿から、正5角形の中心部の神殿に入る。統合司令センターで合流する。
5人の具象のリーダー的存在であるミロナ・リア・フェアリは「5人全員でメインの起動スイッチを押しましょう❗️」と、話し掛ける。
右手を重ね合わせて「では、メイン起動スイッチを入れます」と、声を掛けて押し込む。
起動スイッチが入ると同時に、巨大な6次元動力炉5台が同時に稼働する。鈍い音と床からの軽い振動が伝わる。予備動力炉とメイン動力炉が切り替わり、音も振動も消えて周囲の機知、パネルが生気を得る。
メインスクリーンにはミロダリアン超銀河団が映しだされ、10数個の探知スクリーンには各エリア並びに戦闘宙域が映っている。
5人が、緩やかな弧状に配列された最高司令席に着席する。其れほどの中心の席にミロナ・リア・フェアリが付いている。
5身合体融合した超絶知性集合生体脳クリスティーヌは、更に進化して自分の具象を10数体誕生させてから、新たな種族を造り出す。
数時間後。超絶知性集合生体脳クリスティーヌの第1具象で有るクリスティーヌ・リア・フェアル女王等17人と、数百人がドゴラ転送機で中心の神殿に移動して来る。
クリスティーヌ・リア・フェアル女王は、神殿の中枢部のコントロールセンターに入り、メインの起動スイッチを入れる。
神殿は黄金色に輝きだし、強力な6次元半エモシオ・メンタル・思念波を放出する。此の思念波は、偽装出撃拠点で有るアレグロン銀河団バルバダ銀河ルバナル星系内のミロナ・ラハム・リアの元に届いた。
思念波を受け取ったミロナは、カローラレーネが大いなる進化を為し遂げたと知る。そして、クリスタル・レーネに戻る様要請していると感じ取った。
「レヌ❗️クリスタル・レーネに戻る」と、指示する
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
アイル人製の、直径8000メートル半球型戦闘戦艦マニアトロンが残り、パトラリアス・ガルダ・ガロン副総督直属の第1軍とナグマダ種族船団の戦闘を監視している。
パトラリアス・ガルダ・ガロン副総督傘下の第1軍は強力で、小一時間でナグマダ種族船団を殲滅させた。
第1軍のクラリテス・ガルダ・ガロン司令長官は、パトラリアス副総督に任務完了と報告する。
「副総督閣下❗️任務終了致しました」と、報告するクラリテス第1軍団長。
「クラリテス❗️状況は、ルシフェラス・ガルダ・ガロン女王陛下に報告して有る。女王陛下は、私にガガラン銀河全体並びに周辺銀河の監視を命じられた。
クラリテス❗️引き続き銀河内の監視を続けよ」と、命令する。
「承知致しました副総督閣下❗️」と、答えてコンタクトを切る。
パトラリアス副総督は、パュル連邦共和国レトアリテア・ガロン・パュル女王と、面談。詳細を説明して探知・通信ネットワークを構築する為に無人戦艦を銀河内陳びに周辺銀河に配備するよう依頼する。
レトアリテア・ガロン・パュル女王は快く受け入れ、バュル連邦共和国軍レトアナクシュ・ガロン・パュル総帥に命令する。
バュル連邦共和国は国家を挙げて、戦艦の製造を開始する。更に軍人の公募をし訓練を開始。女王は戒厳令を発出した。
ガガラン銀河帝国軍8個軍団が次々とバニュル星系にドロップダウンしてくる。
通信回線が開く「総督閣下❗️私はパトラリアス総督直属軍団総帥パトラロラン・ガルダ・ガロンです❗️」「私は副総督だが」と、パトラリアス・ガルダ・ガロン総督。
「女王陛下より通達です❗️閣下は総督兼ガガラン銀河防衛軍大総帥に任命されました。私は閣下の副臣として大総帥閣下の8ヶ軍を引率して来ました」と、報告するパトラロラン・ガルダ・ガロン総帥。
微笑んで「パトラロラン総帥、其れほどの大軍勢、待機させる基地は無いが❗️」と、話し掛ける。
「御安心下さい、閣下❗️新開発したメンタル・フォーム物資復元機が有ります。此れで、浮揚軍事要塞都市ガロダリンを復元出来ます」と、話す。
「承知した。では早急に復元せよ❗️」と、命じる。
「承知致しました閣下❗️」
浮揚軍事要塞都市ガロダリンの復元が完了した。其れを見ていたパトラリアス大総帥は「パトラロラン❗️MFM復元機は、其の他にも復元は可能なのか」と、問い掛ける。
「復元データが入力されていれば可能です❗️」と、答える。
「では、復元データの改良とか可能なのか❗️」と、問い掛ける。
「可能です❗️御要望が有れば復元データの改良をしますが」と、答えるパトラロラン総帥。
パトラリアス大総帥から詳細を聞いたパトラロラン総帥は、復元データの改良を始め数時間後に完了させる。直後、復元を開始する。
パュル連邦共和国の探知・通信ネットワークが徐々に広がり、ミロダリアン超銀河団中央部全体に広がり、更に其の範囲を広げている。其の探知ネットワークは、敵対している侵略船団を3ヶ所で探知していた。其の情報は、パュル連邦共和国副摂政兼パュル連邦共和国軍レトアカラナス・ガロン・パュル大総帥を通して通達された。
通知を受けたパトラリアス大総督兼大総帥は、パュル連邦共和国軍幹部を自分の母船浮揚軍事要塞都市パトラリアンに招待する。統合司令センター内の作戦会議室で作戦会議の始める。
「復元した浮揚軍事要塞都市ガロダリン5台を、パュル連邦共和国第1軍から第5軍の母船として譲渡します❗️此のガロダリンと、最新鋭の船団で我々が敵対している未知円筒型船団を殲滅する。
ダルラ・ガロン・パュル統轄大元帥は、3個軍の指揮を取り探知した敵船団を殲滅して頂きたい。我が傘下の3個軍も、敵船団の殲滅に出撃します❗️
私と残りの船団は、ガガラン銀河の防衛にあたります」と、説明するパトラリアス・ガルダ・ガロン大総督。
「我が船団の兵器は貧弱で、敵円筒船団には対抗出来ません。もっと多くの船団を派遣すべきでは❗️」と、問い掛けるレトアカラナス・ガロン・パュル大総帥。
「確かに、レトアカラナス閣下の思いは理解出来ます❗️冷静に考えれば、我が種族の存亡に関わる一大事である。ならば、全力で戦って敵円筒船団を殲滅せぬばならない」と、決意を新たにするパトラリアス・ガルダ・ガロン大総督。
パトラリアス大総督は、レトアリテア・ガロン・パュル女王に詳細を話し、万が一に備え特別仕様浮揚軍事要塞都市ガロダリンに搭乗する様に説得する。
レトアリテア女王は快く受け入れ、政府要人と女王警護部隊等が搭乗を開始する。続いて、科学者、医学者、技術者、有識者等が搭乗して行く。
3台の浮揚軍事要塞都市ガロダリンに、全住民の10分の1が搭乗する。復元完了次第全住民を搭乗させる予定で有る。
パトラリアス・ガルダ・ガロン大総督は、直後の全軍を率いて星系から離脱して行く。最も近い円筒型船団滞空宙域で有る。
中央部外縁に、パトラリアス船団が次々とドロップダウンしてくる。大総督の母船が復帰して直ぐに、パュルネットワークと接続される。スクリーンに円筒型船団が映る。
「全軍へ❗️円筒型船団を殲滅する。我に続け」と、号令する。
次々とドロップアップして行き、円筒型船団近くにドロップダウンしてくる。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
想定外の大敗した東部エリア殲滅船団第4軍団は、グフ・バハル・ドメルン第1皇帝の本拠地であるドルダラン銀河団ドダル銀河ドラン星系に敗走する。
作戦通りに進行したと判断したリロル・ラハム・リアン総帥は、ミリアン銀河連合帝国第1遊撃軍団の出撃を命令した。
パレル・ラハム・リアン第1遊撃軍団統轄大元帥傘下の船団が、ドラン星系外縁に次々とドロップダウンして来た。
星系内をリサーチして確認してから、第101軍、第102軍、第103軍に出撃命令を出した。
ダダロレン探知・通信ネットワークを通じて、ナバラダル・バハル・ドメルン統合大元帥の元に届いた。
「ナバラダル、敵船団は罠に嵌まった。出撃して殲滅せよ❗️」と、命令する。
「承知致しました閣下❗️」
ナバラダル・バハル・ドメルン第3軍団統轄司令長官は、傘下船団に発進命令を出した。命令一下、船団は次々とドロップアップして行く。同時に第1遊撃軍団の背後にドロップダウンして、攻撃を開始する。挟撃された第1遊撃旅団は、想定外の攻撃を受け次々と破壊されて行く。
探知ネットワークセンターが、ミロダリアン超銀河団全域に救援要請を通達する。最も早く対応したの、ミロダリアン超銀河団東部エリア担当のロボット大巨神ラダロ傘下の第10遊撃軍だった。次に対応したのはディフェンダー・フォース船団である。更に、オバル・リア・レヌラ傘下の第4軍団も即座に対応する。
最初にドラン星系に到着したロボット大巨神第10遊撃軍は、戦士の剣を抜いて神出鬼没な動きで敵船団のバリアを切り破き次々と破壊して行く。
小一時間後。ディフェンダー・フォース船団がドロップダウンして来た。少し遅れてレヌラ第4軍団がドロップダウンして来る。
ロボット大巨神ラダロは、増援を得たので、機転を聞かせ第10遊撃軍を瞬間移動で星系内部に実体化する。
半数を第3惑星ダランに向け、残りの半数を背後から攻撃する。惑星ダランから反撃は凄まじい反撃が有るが、平然と受け止めエネルギーを吸収する。其のエネルギーを両目からパトリック砲で地上の砲座を破壊して行く。
ドダルン銀河帝国グフ・バハル・ドメルン皇帝並びに側近の幹部等は、敗北を察知し極秘の転送機で極秘の軍事惑星に脱出した。
小一時間後。惑星ダランからの反撃が消え、星系内の敵船団は緊急脱出して行く。星系内には大敗した敵船団の残骸とミロダリアン銀河連合帝国船団だけだった。
通信回線を接続して「リロル総帥閣下❗️ドダルン銀河帝国本拠地星系を壊滅させました。残念ながら、グフ・バハル・ドメルン第1皇帝の生死は不明ですが」と、報告するオバル・リア・レヌラ第4軍団副統合大元帥。
「大義だった。探知ネットワークの映像で見ていた。ミロナ様には私から報告しておきます。レスキュー船団に連絡したので、貴女は直ぐに帰還なさい❗️」と、話し掛ける。
「承知致しました❗️」と、答えるオバル・リア・レヌラ第4軍団副統合大元帥。
ミロナ神聖女王の第1具象である、ミロダリアン銀河連合帝国ミロナ・リア・フェアリ統一女王は、最も活躍したロボット大巨神ラダロに、ドラン星系第3惑星ダランの統轄管理をたくした。
マグマダ種族ドダルン銀河帝国は、AG4.3紀元632年10月22日に制圧されてから、ドルダラン銀河団ドダル銀河ドラン星系第3惑星ダランは、ロボット大巨神第10遊撃軍ラダロが常駐してから、破壊された第3惑星、第4惑星の復旧と改造を開始し、AG4.3紀元632年10月25日現在、ドラン星系は7MD封印され、超近代的な軍事星系に変貌していた。
ロボット大巨神第10遊撃軍は、無限分裂して数万倍の勢力を得ていた。ゴットフェアベリアンとマルチ擬装工匠要塞都市コスモリアンは各5台が完了していた。
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