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第1章 闇の勢力の台頭Vol-1-2

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MD8177年(4887年)2月7日。~MD8177年(4887年)4月2日。

第1章 闇の勢力の台頭Vol-1-2
(登場人物)
💚アラン・レムール・リア。
 レムールアーナ銀河連合帝国初代皇帝。キングマスター。アラン総合研究センター総合長。
MD8066年(4776年)12月7日。
💛レムールアーナ超銀河団連合帝国建国。
 初代大帝アラン・レムール・アトラスの称号を得る。グレートキングマスター(ゴッドマスター)
❣️パロメマィウス・レムール・レムラル。
 レムニア共和国女王。身長10センチメートル。アランの共生者。


MD8177年(4887年)2月7日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD8177年(4887年)10月19日。

第1章 闇の勢力の台頭Vol-1-2
(本文)
 第3回目の闇の勢力の進軍に依り100年が過ぎ去った。現在MD8177年(4887年)2月7日で有る。其の100年で、レナル銀河連合共和国は、髪の毛座超銀河団では、ドロダロン銀河連合帝国に匹敵する強大な勢力と軍事力を獲得していた。だが、フランソア・タリアラン・コスモレルナー統轄女王は、アラン・レムール・アトラス大帝の命令に従い、本拠地星系全体を封印して其の存在を隠している。
 更に、髪の毛座超銀河団の詳細な座標も作成され、ドロダロン銀河連合帝国の座標も作成完了し、レジスタンス組織を造り上げ、惜しみ無い援助をしている。
 たった100年で此れだけ成長したのは、エスパー部隊と、秘密情報局の働きに依る。ドロダロン銀河連合帝国領内植民星系にも多数活動している。
 フランソア・タリアラン・コスモレルナー統轄女王は、アラタナル転送機
で、アトルデンレス銀河団アトルダン銀河アトルバス星系第3惑星アトルバルデス在住しているレジスタンスのリーダーで有るセレーネ・アトル・バルデスと、面談する。
「フランソア統轄女王陛下❗️突然の訪問何か特別な用事ですか」と、問い掛けるセレーネ。
「そうよ、セレーネをレムールアーナ超銀河団連合帝国アラン・レムール・アトラス大帝に逢わせたいと思って❗️」と、答える。
「アラン・レムール・アトラス大帝ですか。どうして御存知なのですか」と、問い掛けるセレーネ。
 フランソフアは微笑んで「レナル銀河連合共和国はレムールアーナ超銀河団連合帝国の傘下で、私の直属の上司でも有るから」と、答える。
「アランは怖いお爺さんなのでしょう❗️」と、セレーネ。
「アラン様は生物学年齢は20歳よ❗️20歳で不老不死になりましたから。因みに私も不老不死です。アラン様から頂いた不老不死を司るゴーストボールを所持していますから」と、答えるフランソファ。
「承知しました❗️」と、答えるセレーネ。
 3時間後。セレーネとレジスタンスの幹部等数人が惑星レムールの宮殿に到着する。
 貴賓室で、アランは正妻と娘達を紹介する。続いて、フランソファがレジスタンスのメンバーを紹介する。
 紹介が終えてから、フランソファは「ドロダロン銀河連合帝国のレジスタンスを連れて来たのは、旧アトル帝国皇帝の孫娘で有るセレーネ・アトル・バルデス王女を紹介する為と、アトル帝国の再興と両親並びにお爺様の仇討ちの為を手助けを依頼する為です❗️」と、説明する。
「我々レムールアーナ種族は、現在ドロダロン銀河連合帝国と全面戦争中です❗️従ってドロダロン銀河連合帝国と戦う事に関しては共通しているので協力する事にする。但し、私利私欲並びに怨み辛みでの戦いには同意出来ない。貴方達は一体何の為に戦っているのかな❗️」と、レジスタンス全員に問い掛ける。
「私はバロンデス・テレス・ボルダです❗️セレーネの伯父で、事実上のレジスタンスのリーダーを努めています。我々の目的はアトル帝国の再興も有りますが、真の目的は専制君主に依る圧政で苦しんでいる民を開放する為です❗️セレーネ王女は両親が殺害され、若い故に其の怨みが先走っているのです。其の点誤解無いようお願いします」と、セレーネ王女に変わって説明する。
 アランは微笑んで「全てはフランソファから聞いて知っていました。気持ちを試した事、お詫び申し上げます❗️」と、軽く頭を下げるアラン。
「恐縮します❗️」と、バロンデス公。
「貴殿方全員にゴーストボールを授与します❗️更にヒュプノ教育して2段階目不老不死の処置します❗️当然で有るが、アトル帝国の再興に全面的に協力します。但し、帝国制を廃止しレムールアーナ超銀河団連合帝国傘下アトル銀河連合共和国として活動して頂きたい❗️だが、傘下とは云えドロダロン銀河連合帝国の様な専制君主制はしない。我々は帝国の名称を使用しているが、中身は民主制で政治介入はしない❗️」と、説明する。続いて
「アラン様。フランソファ様から聞いております❗️」と、答えるバロンデス公。

 MD8177年(4887年)2月8日。レジスタンスの幹部全員に、ヒュプノ教育と不老不死の処置を済ませ、セレーネには最新鋭生体アラタリアンドーム・セレルナ・アトルを譲渡する。

 数日後。バロンデス・テレス・ボルダ公は、アランにセレーネと結婚して欲しいと、話し掛ける。
「セレーネ王女と結婚❗️で、本人は承諾しているのか」と、問い掛ける。
「勿論です❗️一目惚れと言いますか、独りぽっちで寂しいのも有るのでしょう。アラン様は、私から見て誠実で正義感が溢れた素晴らしい青年ですので」と、話し掛ける。
「私に依存は有りません❗️」と、答えるアラン。
「レジスタンス活動は、フランソファ様からの全面的な協力が有りますので」と、話し掛けるバロンデス公。
「では、正式にアトル銀河連合共和国を建国して、セレーネを統轄女王にし、バロンデス公を正式に大公に任命しよう。但し、アトルデンレス銀河団アトルダン銀河アトルバス星系第3惑星アトルバルデスに戻り結婚式を終えてからだが」と、説明するアラン。
「承知しました❗️」と、答えるバロンデス公。

 数日後のMD8177年(4887年)2月12日。アランと家族全員並びにクイーンサークル・フォティと側近幹部等が、直径100万キロメートルの最新鋭生体アラタリアンドーム・リアナ・イータで、レジスタンス等一向は、直系88、000キロメートル。
全高44、000キロメートルの半球型最新鋭生体アラタリアンドーム・セレルナ・アトルで、アトルデンレス銀河団アトルダン銀河アトルバス星系第3惑星アトルバルデスに向かった。

 MD8177年(4887年)2月18日。アラン等一向はアトルバス星系第3惑星アトルバルデスに到着する。惑星住民から熱狂的な歓迎を受ける。此の歓迎には、エスパー部隊の根回しがあったからで有る。
 レジスタンスの秘密拠点にしては、信じられないほど超高度な文明を築いた一大帝国の帝都其の物で有る。
 アランの気持ち読み取ったのか、フランソファが「私が全面的に援助し築き上げましたので」と、アランに話し掛ける。
「やはり、そうで有ったか❗️」と、答えるアラン。

 2、3日後。アランとセレーネの結婚式が盛大に執り行われる。
 結婚式終了後。アランは「本日MD8177年(4887年)2月21日。アトル銀河連合共和国を建国した事を宣言する。従って、本日が建国記念日となる。
 其れに伴い、セレーネ・アトル・バルデス王女を統轄女王に、妹のセレナルは副統轄女王。親族のパルセレネ・アトル・バルデスを女王に任命する。続いて、バロナリテリア・テレス・ボルダを統轄摂政。マレロナ・デレス・バルダンを摂政に任命する。最後に、バロンデス・テレス・ボルダを大公に任命し、アトル銀河連合共和国の最高位責任者に任命。
 バロンデス大公❗️幼いセレーネ等並びに女王、摂政等をサポートして頂きたい」と、話し終える。
「アラン大帝陛下❗️承知致しました」と、答える。
「種族保存と、アトルの安全を確保する為に、アトルバス星系全体を封印して、現実宇宙空間から隠蔽します❗️とは云え、出入りは自由であり、生活、環境等に変化は有りませんので安心して下さい❗️」と、話すカラミナル・レムル・レム封印委員会副責任者。

 星系封印ユニットが次々とアラタリアンドーム・リアナ・イータの資材倉庫から次々と射出される。小一時間後。最後に封印コントローラーが射出される。
 アトルバス星系内の改造も着実に進行し、第3惑星軌道と第4惑星軌道の中間に、正8角形の位置に、浮揚要塞都市レムリアンガーデン・アトル1~8を復元中で有る。更に第4惑星アルンは軍事惑星として復元されている。
 星系最外縁の更に外側に、球状に配備された封印ユニットの動作試験を開始する。数時間かけて試験が続けられ安全性を確認する。
 第3惑星アトルでは大陸中央砂漠の広大な地域を復元モデル5(連邦共和国帝都)の復元を開始している。更に大洋の海底に復元モデル8(海底基地1)を復元している。

 MD8177年(4887年)3月6日。星系内の改造ほぼ完成し、星系の封印システム完成が開始する。同時に全天プロジェクターの配備も完了する。完全自動の封印コントローラーが、上位次元からエネルギーを吸収し、其のエネルギーを配分コントローラーに送り続ける。全ての封印ユニットにエネルギーが届き、数分後に飽和状態になると、其のエネルギーで6次元半メンタル・ゴーストバリアを展開する。其の直後、全天プロジェクターが作動し、全方向の星座を映し出す。其の結果、封印内部にいる者は、現実宇宙から隠蔽されているとは全く気が付かない。
 軍事惑星として復元した第4惑星アルンが完了。トライアングルキラー船団100万台、エイレーン船団100万台浮揚戦艦空母コスモスバル・ゾラン100万台が、第4惑星アルンの内側に滞空している。

 セレーネ・アトル・バルデス統轄女王等は、完成したばかりのアトル宮殿に入り寛いでいる。其の宮殿の前は公園。公園の先から広大な都市と住宅地が広がっている。其の先がアトル政庁関連ビル街有る。
 エスパー部隊の活躍で、隠密に人々を移住させ人口は日々増加している。更に噂を広げている。
 コスモレルナーの植民星系開放艦隊は、ドロダロン銀河連合帝国辺境の植民星系から開放を始めている。其れに呼応して、エスパー部隊並びに秘密情報局部隊がテロ活動を実行している。其の上、皇帝派を探しだしシャドウエンパイアを組織して妥当女帝を旗印に軍部並びに政権を脅かす活動をしている。
 アランは、第4惑星アルンの視察に出掛けていた。完成した様子を満足してアトル宮殿に戻った。
「セレーネ❗️此の宮殿と同じ宮殿が惑星レムールにも造って有る」と、アランが話し掛ける。
「アラッ、そうなの」と、驚きもしないセレーネ。
「アラタナル転送機で、時間のロス無く惑星レムールの宮殿に移動出来る。通信はアラタナリル通信機で何時でも可能だ❗️」と、更に説明するアラン。
「とても信じられないほど科学技術が進歩しているのね❗️」と、セレーネ。
「其の我々が闇の軍団で滅亡の危機が3回有った。だから、攻められる前に攻撃を開始すべく準備している」と、答えるアラン。
「と言う事は、レジスタンスの活動が重要と言う事ね❗️」と、セレーネ。
「其の通りだ。帝国内が内乱状態になれば、我が銀河へは進行出来ないだろ」と、アラン。
 其のアランの計画は完全に外れていた。闇の軍団は、得たいの知れない上位存在と共に局所銀河群に向かっていた。

 MD8177年(4887年)3月10日。ドロダロン銀河連合帝国内は、至る所でテロ活動と、レジスタンスに依る攻撃で内乱状態になりつつ有り、アランの計画通りで有る。
 ドロダロン銀河連合帝国の治安部隊と秘密警察が警戒並びに巡回警備に力を注いでいるが、沈静化する傾向は無い。
 ベロベステリア・ダロン・ダラス女帝は、謎の上位種族で有るアマトリナア種族のリアナテリア・アマト・アリアナ女王にコンタクトする。
「リアナテリア女王、私は追い込まれています。此れからどうすれば良いでしょうか❗️」と、問い掛ける。
「闇の軍団は得たいの知れない存在です❗️直ちに手を切りなさい」
「闇の軍団は単独でアンドロメダ銀河に向かいました」
「其れで良い。闇の軍団はネガティブな存在で、貴女は其の存在からの影響でネガティブになりつつ有ります。私の調査に依れば、闇の軍団と戦っている種族はポジティブな存在です❗️闇の軍団は何等かの事情が有り、必要以上に攻撃を繰り返している様だ。ベロベステリア、自分の身の安全を考えて直ちにレジスタンスとバックアップしている種族に降伏してしなさい❗️」と、指示する。
「承知しました❗️」

🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

 MD8177年(4887年)3月12日。午前9時。いきなり通信が届く。其の通信をアトルデンレス銀河団アトルダン銀河アトルバス星系第3惑星アトルの宮殿で聞いていた。
「私はドロダロン銀河連合帝国女帝のベロベステリア・ダロン・ダラスです❗️我々を支援している上位存在から、得たいの知れない闇の軍団から早急に手を引き、レジスタンスの活動を支援しているポジティブな種族に降伏して助けを求めよとのアドバイスを受けましたので通信しました❗️此の通信を聞いていたら応答願います」と、話し終える。
 アランは直ちに対応する。通信回線を開き「私はレムールアーナ超銀河団連合帝国大帝のアラン・レムール・アトラスです❗️ベロベステリア・ダロン・ダラス女帝、謎の上位存在に感謝すべきです。私はネガティブに傾いた貴女を抹殺する予定でした。貴女の意思を尊重し、降伏を受け入れ全力で保護します」と、問い掛けるアラン。
「貴方はアンドロメダ銀河で私に忠告したお方ですね」と、ベロベステリア女帝。
「其の通りだ❗️」と、答えるアラン。続けて「今から座標データを送るので、其処に来て頂きたい。確認次第向かいに行きます」と、伝えるアラン。
「承知致しました大帝陛下❗️」と、答えてコンタクトを切る。

 MD8177年(4887年)3月19日午前2時。ベロベステリア・ダロン・ダラス女帝の母船で有る直径8000万キロメートルの半球ドームが実体化する。アランは、アラタリアンドーム・リアナ・イータで迎えに行く。数分後に合流して、ベロベステリア・ダロン・ダラス女帝にコンタクトをして牽引誘導する事を伝える。
 ドロダリアンと重力アンカーで固定し、6次元半メンタル・ゴーストバリアを展開する。アラタリアンドーム・リアナ・イータは、母船ドロダリアンを牽引して星系のバリア境界をすり抜ける。
 小一時間後。第4惑星アルンから強力な牽引ビームが2台を捕らえ、第4惑星軌道と第3惑星軌道の中間の真上に導いて重力アンカーで固定される。
 アランはベロベステリア女帝とコンタクトして「此処は、アトル銀河連合共和国の本拠地星系です❗️此れからエスパー部隊が迎えに行きますので、何か考えて下さい。其の思考を探知して瞬間移動しますので」
「承知しました❗️」と、答えてコンタクトを切る。
 数分後。ベロベステリア女帝と側近幹部等10人がアラタリアンドーム・リアナ・イータの統合司令センターに実体化する。
「ベロベステリア女帝陛下❗️此処はアラタリアンドーム・リアナ・イータの統合司令センターです❗️」と、アランが話し掛ける。
 ベロベステリア女帝等一向は周囲を見渡す。自分の母船との違いを見出だしている様だ。
「どうぞ、此方へ❗️」と、案内するアラン。第1会議室に入り、全員着席する。
「ベロベステリア女帝陛下❗️貴女を守る為に話がある」と、切り出して続ける。「世間的に、ベロベステリア女帝陛下を、戦争で戦死した事にする。闇の軍団から守るには其れしか無い。と言う事で、ドロダロン銀河連合帝国はアトル銀河連合共和国に制圧され滅亡した事にする。
 で、ベロベステリアの新たな本拠地星系は、レナル銀河連合共和国と、アトル銀河連合共和国の境界の星系に新たな拠点を築く」と、説明するアラン。
「感謝します大帝陛下❗️」と、軽く頭を下げるベロベステリア女王。

 ベロベステリア・ダロン・ダラス女王の母船ドロダリアンと共に、アラタリアンドーム・リアナ・イータが、MD8177年(4887年)3月25日。ダラストロン銀河ダラスト星系第3惑星ダロンに到着する。「」
「ベロベステリア女王❗️貴女の新しい活動拠点星系です。勝手ながら、星系名称はダラストロン銀河ダラスト星系第3惑星ダロンと命名しました。既に開発は完了していますので、何時でも移民可能です」と、話し掛けるアラン。
「恐れ入ります❗️」と、答えるベロベステリア女王。
「改造した第4惑星は軍事惑星で我が親衛隊が星系の防衛の為に駐屯しています❗️後は自由にして下さい。では、我々は引き上げます」と、話し終えるアラン。

 小一時間後。アラタリアンドーム・リアナ・イータは、星系から離脱して行く。数分後。第3惑星アトルの宮殿に戻った。アランはセレーネに話し、アラタリアンドーム・リアナ・イータで局所銀河群に戻る
 時間節約の為、アラタリアンドーム・リアナ・イータは3回の転移で、MD8177年(4887年)3月30日。アンドロメダ銀河に到着する。
 いきなり緊急警報が鳴り響く。「コスモアイ・ネットワークセンターです❗️闇の軍団と、局所銀河群防衛軍と戦闘中」との声がアラタリアンドーム・リアナ・イータ内に響き渡る。
「リアナ、闇の軍団を殲滅せよ❗️」と、命じるアラン。
「承知しました❗️戦闘モードに切り替えます」と、答える生体脳リアナ。
 直系100万キロメートルのアラタリアンドーム・リアナ・イータの赤道部全周リング最外縁壁から無数の円錐状の突起が伸びてくる。其の円錐突起から6次元半メンタル対消滅フィールド砲が発射される。
 闇の軍団の直径8000メートル、全髙6000メートルの戦艦シャドウ・バルダンは次々と消滅して行く。小一時間後、闇の軍団の戦艦はほぼ壊滅する。其れから数分後。直径18、000メートル、全髙14、000メートルの円錐台戦艦がドロップダウンして来る。
 其の大型戦艦5000台が一斉にアラタリアンドーム・リアナ・イータに向かって攻撃を開始する。6次元半メンタル・ゴーストバリアは、負荷100パーセントを越えるが辛うじて持ち堪える。
 アラタリアンドーム・リアナ・イータが反撃を開始。6次元半メンタル対消滅フィールド砲を発射する。闇の軍団の大型戦艦のバリアが真赤に燃え上がり、瞬時にバリアが崩壊し大爆発する。
 闇の騎士団統轄ロコレメラ・キダンは、自分の母船で有る直径8000キロメートル、全髙6000キロメートル円錐形母船シャドウ・バロンで直接攻撃する為に、アラタリアンドーム・リアナ・イータに突進して行く。
 アラタリアンドーム・リアナ・イータは退避行動を取るが間に合わず、超強力なエネルギービームが命中する。アラタリアンドーム・リアナ・イータの強力な6次元半メンタル・ゴーストバリアが瞬時に崩壊し、船内数ヶ所で爆発する。生き残った推進機関を酷使し、辛うじて脱出するがポンコツ状態だった。
 アランは最早此までと思った直後、直径2億キロメートルの球型母船がドロップダウンして来る。其の母船から直径18、000メートルの大型戦艦が次々と射出される。其の大型戦艦が、闇の軍団の円錐形母船シャドウ・バロンを攻撃する。だが、シャドウ・パロンのバリアは揺らぎもしない。
 直径18、000メートルのパワーフリード数10台単位で同時攻撃を繰り返して攻撃するが、円錐型母船のバリアは揺らぎもしない。
 数時間後。徐々にパワーフリード大型戦艦が減って行く。其の状況から数秒後。パレロ・レムール・リアン女王の母船で有る直径2億キロメートルの母船ソルジャードリアンがドロップダウンして来た。
 ソルジャードリアンの主砲が火を吹く。円錐型母船のバリアは瞬時に崩壊し、至る所で爆発する。船体か火が吹き出し大爆発する直前、船体から搭載艦が数台飛び出して来る。其の搭載艦はアッと言う間にドロップアップして行く。
 いきなり通信が届く。「私は第4親衛隊のパレロ・レムール・リアンです❗️ゴッド・マスター陛下の救援に来ました。此れから牽引ビームで引き寄せ、惑星レムール迄お連れ致します❗️」
「ゴッド・マスター事、アラン・レムール・アトラスです❗️救援に感謝します。航行不能なので、宜しくお願いします」と、返信する。
 直径10億キロメートルのソルジャードリアンの船体から牽引ビームが、アラタリアンドーム・リアナ・イータを捕らえ牽引してソルジャードリアンに引き寄せて重力アンカーで固定してバリアを展開する。数秒後。ソルジャードリアンは発信して数分後にドロップアップして行く。同時に第3惑星レムールと第4惑星レムラの上空にドロップダウンする。
 第4親衛隊のパレロ・レムール・リアン女王は、アラタリアンドーム・リアナ・イータをバリアで包み込む。
 再び通信が届く。「アラン・レムール・アトラス大帝陛下❗️救助船を射出しますので、移乗して下さい」
「承知したパレロ女王。有難う❗️」と、答えるアラン大帝。
 数時間後のMD8177年(4887年)4月2日。アラン等家族並びに乗務員が惑星レムールに戻った。軽傷者は多かったが、幸いにも死傷者は皆無だった。

 第4親衛隊のパレロ・レムール・リアン女王がMD8177年(4887年)4月3日、第3惑星レムールのミロテシア宮殿に訪問して来た。
 アランは貴賓室でパレロ女王を迎える。
 パレロ女王は軍団式敬礼をして「第4親衛隊のパレロ・レムール・リアンです❗️」と、改めて自己紹介する。
 アランは「キングマスター事、アラン・レムール・アトラスです❗️」と、自己紹介する。
 2人は着席してから話し始める。「陛下の指示通りにソルジャードリアンを滞空させました」と、報告するパレロ・レムール・リアン女王。
「惑星レムールに移住しても構わない。生活空間は幾らでも有る。地上、地下空間、海底等に移住可能都市を建設して有る」と、説明するアラン。
「承知しました陛下❗️では、移住致します」と、答える。「所で陛下❗️闇の軍団の進行は未々続くでしょうか❗️」と、問い掛ける。
「恐らくは後3回は有るだろう。体験上周期は100年だ」と、答えるアラン。更に続けて「闇の軍団の進行も気になるが、他に気になる事が2つ有る。髪の毛座超銀河団の謎の存在と、アトラス超銀河団の3大種族だな」と、説明するアラン。
「陛下❗️我々第4親衛隊で有るリアン種族は、科学技術・兵器開発をする科学者種族でも有ります。中破したアラタリアンドーム・リアナ・イータを新たな科学技術を持って建造しています❗️数ヶ月後には完成するでしょう。完成したら命名してアトラス超銀河団に向かいましょう。我々親衛隊が同行します」と、話し掛けるパレロ女王。
「そうしょう❗️」と、答えるアラン。

🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟

 あれから数ヶ月後のMD8177年(4887年)10月12日。遂に新造艦が完成する。宮殿で報告を受けたアランは、データスクリーンで形状、大きさ、性能等を確認する。其の後、ゴーストリアン・リアナ・エプシロンと命名する。
 第4親衛隊のパレロ・レムール・リアン女王が「陛下❗️此のゴーストリアン・リアナ・エプシロンは合体する事が出来ます。合体後の形状は同じですが、大きさは、外縁直径8200万キロメートル。最外縁直径8800万キロメートル。全高5400万キロメートルになります。但し、通常は合体出来ません。本体は天空の保管庫に封印されており、ゴーストリアン・リアナ・エプシロンが危機に陥った時に救助の為に降臨します」と、説明する。
「宇宙最強で有るゴーストリアン・リアナ・エプシロンが其の様な事態になるとは思えないが❗️」と、アラン。
「万が一に備えての安全対策です」と、答えるパレロ女王。
「感謝する」と、アラン。

 数日後のMD8177年(4887年)10月19日。アラン等元乗務員がゴーストリアン・リアナ・エプシロンに乗り込んだ。少し遅れて、惑星レムール在住のクィーンサークルメンバーと、娘達が乗り込んで来る。内部の1角が、家族が寛げる様に宮殿と全く同じ仕様で造られている。

同行するのはキングマスターの親衛隊と、アランの7大親衛隊で有る。戦争する為で無く、古代3大種族の消息を探す為の訪問で有るが故に全員の心は平穏で有る。
 数時間後。アランは、全船団に向けて「全船団発進❗️」と、号令を発する。
 ゴーストリアン・リアナ・エプシロンを先頭に、アトラス超銀河団へ向かって全船団発進する。

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新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。 大型輸送艦は工作艦を兼ねた。 総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。 残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。 輸送任務の最先任士官は大佐。 新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。 本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。    他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。 公安に近い監査だった。 しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。 そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。 機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。 完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。 意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。 恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。 なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。 しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。 艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。 そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。 果たして彼らは帰還できるのか? 帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

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