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第1章 帝国革命同盟軍Vol-1-2。
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❤️フェアリピンクの不思議な冒険❤️②
(アラン・レムールアーナ・アトラスシリーズ・フェアリピンク編)
MD2819年10月25日。~MD2820年10月18日。
第1章 帝国革命同盟軍Vol-1-2。
(登場人物)
💚アラン・レムール・アトラス。
レムールアーナ超銀河団連合帝国初代神聖大帝。
❣️ミロナテリア・レムール・リア。
レムールアーナ超銀河団連合帝国初代神聖女王。アラン・レムール・アトラス大帝の第1正妻。(生物学的年齢18歳)
❣️サラ・レムール・アトラス。
レムールアーナ超銀河団連合帝国女王。副皇帝兼皇帝全権代理。日本連邦共和国女王。藤原一族直系の末裔。藤原財団第1継承者。アラン・レムール・アトラスの第5正妻。不死者。
💛エスパー部隊副統合司令長官。
💛テラ連邦共和国エスパー部隊総統轄司令長官。
❣️ミロナティル・レムール・リア。
長女。(生物学的年齢18歳)235歳。物理学者。高エネルギー学者。
❣️ミロナティレ・レムール・リア。
次女。(生物学的年齢18歳)233歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️ミロナテロル・レムール・リア。
3女。(生物学的年齢18歳)231歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️タリアレル・レムール・ルダン。
長女。(生物学的年齢18歳)2235歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️タリアナ・レムール・ルダン。
次女。(生物学的年齢18歳)2233歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️タロレル・レムール・ルダン。
3女。(生物学的年齢18歳)2231歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️サラ・レムール・アトラス。
レムールアーナ超銀河団連合帝国女王。副皇帝兼皇帝全権代理。日本連邦共和国女王。藤原一族直系の末裔。藤原財団第1継承者。アラン・レムール・アトラスの第5正妻。不死者。
💛エスパー部隊副統合司令長官。
💛テラ連邦共和国エスパー部隊総統轄司令長官。
❣️ミサ・レムール・アトラス。
長女。(生物学的年齢18歳)2235歳。
💛テラ連邦共和国エスパー部隊統轄司令長官。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。天才医学者。7次元数学者。10以上の学位を持っている。
❣️レミ・レムール・アトラス。
次女。(生物学的年齢18歳)2233歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。天才医学者。10以上の学位を持っている。
❣️レナ・レムール・アトラス。
3女。(生物学的年齢18歳)2231歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。エネルギー分析学者。天才医学者。遺伝子学者。10以上の学位を持っている。
❣️ルシアナ・レムリアナ・ムアル。
ムアル連邦共和国統轄女王。
MD2819年10月25日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD2820年10月18日。
第1章 帝国革命同盟軍Vol-1-2。
(本文)
MD2819年10月25日。帝国革命同盟軍の真の支配者で有る美津濃大輔は、出撃星系に在中している帝国革命同盟軍の表向きのリーダーで有る美津濃一平とコンタクトを取る。
「一平、そろそろ第2段階に移れ❗️」と、指示する美津濃大輔。
「承知しました御前様」と、答える。
コンタクトを切った後、美津濃一平は配下の屋部仁平に第2段階の準備を整え行動せよ。と指示を与える。
屋部仁平は、天の川銀河内各所の基地に向けて第2段階の作戦内容を説明して、最後に慎重に行動せよと命令する。
命令を受けた垣地の工作員は、ヒュプノ装置を持ち一斉に出掛けて行く。一般人が1人でいるのを見付けてはヒュプノ装置で暗示を掛けて爆弾を持たせる。
1年後のMD2820年10月2日。アランの娘達は本拠地ムアル星系第3惑星ルアナに、ブルースター株式会社、ブルースター物産、ブルースター製造所、ブルースター製鋼所を創設する。更に、ブルースター総合物理研究所、ブルースター総合医学研究所並びにブルースター総合病院等を創設する。
其の間に、帝国の各種組織の責任者を招待し、アランの娘達が発明した製品のデモンストレーションをして販促をする。
秘密情報局から報告を受けたアランは、クィーンサークルに報告する。
「娘達は幾つかの会社を創設し、自分達が発明した機械を販促している様だ❗️一体何を考えているのやら。私には理解出来ない」と、話し掛ける。
ミロナテリア神聖女王は微笑んで「貴方のコスモドーム社に対抗しているのかもね❗️」と、話し掛ける。
「まさか、対抗出来る筈もない。何か裏が有るのかも知れない」と、アラン。
「アラン❗️娘達を信じて好きにさせなさい。恐らく、研究費、活動費を独特で獲得する為なのでしょうから」と、話し掛けるミロナテリア神聖女王。
「帝国に負担を掛けない様にとの心遣いか」と、納得するアラン。
「娘達が歌手デビューしたのも其の為なのよ❗️貴方、気が付かなかったの」と、ミロナテリア神聖女王。
「全く気が付かなかった。父親として失格だな」と、答えるアラン。
「父親は皆同じよ」と、話し掛けるミロナテリア。
「では、私は本業の研究を続けよう❗️」と、話し掛けてコンタクトを切るアラン。
MD2820年10月5日。各連邦共和国警察、局所銀河群警察、秘密情報局等公共機関への売り込みは大成功し、大量の注文の契約が成立する。特にシモルネロン転送機、シモルネロン通信機、メンタル生体金属ゴーストタリア繊維、直径30メートル。全高10メートルの超次元動力装置搭載の小型円盤艦ハイペドロンの4製品の売れ行きは群を抜いている。
アランの娘達が発明した製品は、現在の帝国の科学レベル依り数千年進歩したミラクルな物ばかりで有る。帝国科学評議会は、研究する為に全製品10台分に購入した
現在の総売上は6800兆レムアになり、帝国の予算の5パーセントになる。其の売上金は全てブルースター銀行に入金して有る。レコードの売上、コンサートの収益金等を含めると、帝国第2の銀行に成る。
ミサ等は、更に話し合い大型宇宙船の製造販売も検討する。其の為には貨物船団の創設、鉱山会社、惑星開発社等有りとあらゆる会社を創設する事が決定する。更に総合大学校。総合物理研究所、総合医学研究所、総合病院等の設立も決定する。
「資源の開発、発掘、輸送等の問題も有るわよ❗️」と、提案するルナ。
「当面はロボット艦隊に託しましょう❗️」と、提案するミサ。
其の後も数時間話し合い、多くの事を取り決める。
其の頃。天の川銀河各地で爆弾事件、辺境星系への爆撃等数々の事件が発生し帝国内に不安が広がる。連邦共和国警察の捜査は続けられるが、未だに1人も逮捕出来ていない。
ブルースター物産を通して、大量にメンタル能力者シュプラー、能力ストッパー、思考シュプラーを購入してからは、徐々に成果が上がり出す。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
地底都市ムーテリアスで調査を続けているサラ・レムールアーナ・アトラス副神聖女王等科学者チームは、未だに何一つ解明出来ていない。
サラと、ホィトニーナ等と数人の科学者が、反重力に支えられた分析不能の直径2メートルの真っ黒な浮揚真球の前に立ち観察している。
「ホィトニーナ、貴女でも解らない事が有るのね❗️」と、話し掛けるサラ。
「サラ様❗️私でも解らない事は有ります。解明するなら、超天才のミサ様等3姉妹を呼び寄せてはどうでしょうか❗️」と、提案するホィトニーナ。
「解りました。では思考波コンタクトで連絡します」と、答えるサラ。
意識を集中して〈ミサ、レミ、レナ聞こえる〉と、呼び掛ける。
アランの娘達が全体会議している最中に、ミサ等3姉妹の脳内にサラの思考が届く。
「アッ、ママが呼び掛けてる❗️」と、レナ。
「御免ね。ママからコンタクトだわ❗️」と、全員に話し掛けるミサ。
ミサが代表して〈ママ、何か緊急事態なの❗️〉と、答える。
〈今、ホィトニーナ等科学者と地底都市ムーテリアスにいるのよ。で、此所に有る反重力に支えられた分析不能の直径2メートルの真っ黒な浮揚真球の謎を解いて欲しいのよ。だから直ぐに来て頂戴〉と、伝達する。
〈解りました。皆に話してから直ぐに行くね〉と、ミサ。
〈レミとレナも来る様に❗️〉と、サラ。
〈解りました❗️〉と、伝達してコンタクトを絶つ。
「ミロナティル、ママに呼ばれたので後はお願いね❗️」と、話し掛けるミサ。
「解った。ミサ、急いで行った方が良いわよ。後は私が引き受けるから」と、話し掛けるミロナティル。
「御免ねミロナティル❗️では、後は宜しくね」と、話し掛けて3姉妹は退室して行く。
MD2820年10月7日。ミサ等3姉妹は母親サラに呼ばれて、思考波移動で、地底都市ムーテリアスに瞬時に移動する。
母親を見付けたレナは母親サラに抱き付いた。
「ママ❗️」と、話し掛けるミサ。
「ミサ、此れを見て❗️」と、話し掛けるサラ。
「浮揚真球❗️」と、呟くミサ。
数秒後。3姉妹が同時に透視能力を発動させるが、何かに阻まれ透視が出来ない。
「ママ、透視は出来ないわね❗️次は念動力と思考波伝達を同時に発動してみます」と、ミサ。
2人の妹に合図を送り、同時に発動する。数秒後。真っ黒な真球が輝き出しゆっくりと回転しながら上下に振動する。
3姉妹の脳内に〈レムールアーナ帝国初代大王の直系末裔の最後の後継者3姉妹に全ての遺産を継承させる。今、目の前に有るのは次元振動駆動機関の心臓部です。数分後に完全に稼働し、地底都市ムーテリアス並びに地底都市カタカムリアが覚醒します。
追加報告、次元振動駆動機関は、太陽系全体を移動させたり、別次元に移動させる事が出来ます〉と、語り掛けて来た。
〈何故、超古代レムールアーナ人は忽然と消えたのですか❗️〉と、問い掛けるミサ。
〈完全に消えたのでは無く、レイダンスル種族に敗北したと思わせる為に隠れたのです❗️〉と、答える。
「ママ、此れは次元振動駆動機関の心臓部です❗️」と、サラに話し掛けるミサ。
「次元振動駆動機関❗️」と、繰り返すサラ。
「太陽系全体を移動させたり、別次元に移動させる事が出来るらしいわ。其れよりも、私達3人に超古代レムールアーナ人の全ての遺産を継承させると話してからました」と、話し掛けるミサ。
「素晴らしい装置ですね❗️」と、話し掛けるホィトニーナ。
「他にも不明な装置が多く有るから解明してくれる」と、話し掛けて巨大な機械に案内する。
「此れなのだけど稼働してるわ」と、話し掛けるサラ。
「ママ、此れはエネルギーコントローラーです❗️」と、説明するレミ。
未知の機関を次々と用途を答えて行くミサ等3姉妹。解らない物は無いようだ。
最後に未知の巨大転送機に案内された3姉妹は、其の転送機と捜査パネルを見る。
「次元マルチ転送機ね❗️」と、答えるミサ。
「ミサ様❗️次元マルチ転送機とはどの様な転送機なのでしょうか」と、問い掛けるホィトニーナ。
「高次元へ転送したり、高次元を経由しての転送並びに通常の転送機としての機能も有る様です」と、答えるミサ。
「研究の対象になります」と、話し掛けるホィトニーナ。
「ホィトニーナ、次は地底都市カタカムリアに行くけどどうしますか」と、問い掛けるサラ。
「私達は此所に残ります」と、答えるホィトニーナ。
「解りました。では私達4人で行きましょう」と、話し掛けるサラ。
4人同時に瞬間移動して最下層エリアの反重力リニア駆動列車ステーションに実体化する。
「反重力リニア駆動列車ね」と、レナ。
「時代後れじゃない」と、レミ。
「そうじゃない無いわ。最新鋭の交通システムよ。恐らく2万メートルの水圧にも耐えられ、自立走行も可能なはず」と、説明するミサ。
反重力リニア駆動列車に乗り込むと、車載脳な語り掛けて来る。
「当列車は地底都市カタカムリア成都カムリア行きです」
震動も加速圧も感じる事も無く発進し、小一時間後カムリア駅に到着する。反重力リニア駆動列車を降りて上層部の都市エリアに出る。
「都市全体が蘇生しているわ」と、3人に話し掛けるサラ。
何処から現れたのか、女性数名が近付いて来る。深々と儀礼して「女王陛下並びに王女殿下、お待ちしておりました。宮殿に御案内致します」と、話し掛けくる。
4人は何も話さずついて行く。宮殿に入り統合司令センターに入る。
「女王陛下お待ちしておりました。私は地底都市カタカムリアの管理人兼総督プロメラ・レムールアーナ・アトラスです」と、話ながら儀礼する。
ミサ等3姉妹は、プロメラが真正超古代レムールアーナ人だと見抜く。
「プロメラ様。此所に真正超古代レムールアーナ人は何人位いるのですか」と、問い掛けるミサ。
「女性が10万人だけです。他に、遺伝子操作した卵子と精子が100万個保存されています。時が訪れたらランダムに受精されます。今が其の時です陛下。司令席に付いて蘇生プロジェクトに起動スイッチを入れて下さい」と、話し掛ける。
「なるほど、私にしか権限が無いのね。解りました」と、答えてスイッチの入れる。
正面のスクリーンが明るくなり、女性の上半身が映る。
「私は地底都市カタカムリアの生体脳カムリアです。只今より蘇生プロジェクトを開始します。以後、中止は出来ません」と、話し掛ける。
「カムリア、此の都市の目的は」と、問い掛けるレナ。
「此の都市の目的は、真正レムールアーナ人の再興を目的とした極秘の保存庫です。更に、初代大王直系の一族を警護し血筋を絶やさないよう管理する目的を持っていました」と、答える。
「持っていたと言うことは、有る時期から放棄したと言う事なの」と、問い掛けるレミ。
「3万6千年前、王族同士の争いが有り、直系の子孫を守る為と、秘密を守る為にやむを得ず機能を停止させました」と答える。
「で、どちらが勝利したの」と、問い掛けるミサした
「双方とも勝利し、双方とも敗北しました」と、答える。
「どういう意味かしら」と、問い掛けるサラ。
「互いに消耗し、且つ文明は完全に崩壊し退化する事になりました。故に、海底都市と地下都市の存在を忘れたのです。私は人類を再興させる為に影から援助して徐々に文明を開花させました」と、答える。
「有難うカムリア。凡その事は解りました」と、お礼をのべてから「プロメラ・レムールアーナ・アトラス、帝国副神聖女王として、貴女ゆを女王を女王に任命します。地下都市と海底都市を貴女に託します。更に、ミサ等3姉妹がレムールアーナの全ての遺産を継承しましたので、以後、3姉妹の指揮下になります。因みに3姉妹は帝国の統轄女王の役職を保持しています」と、話し掛けるサラを
「承知致しました副神聖女王陛下。本日依りミサ様、レミ様、レナ様の指揮下に入ります」と、答えるプロメラ。
ミサは「ママ、超古代レムールアーナ人の遺産を継承したのは良いけど、其の遺産が何処に有るのか解らないので活用出来ませんけど」と、問い掛ける。
「カムリア、聞いていたわね。遺産が何処に有るのか教えなさい」と、問い掛けるサラ。
「遺産を正式に継承するには、資格者が直接鍵を開かなければなりません」と、答える生体脳カムリア。
「其の鍵は何処に有るの」と、問い掛けるレミ。
「私には権限が有りません。地底都市ムーテリアス最奥中枢生体脳マザー・パトレシアに問い合わせて下さい」と、答える生体脳カムリア。
「やはり、あの転送機が怪しいわね。詳しく調査しましょう」と、話し掛けるレナ。
「私が案内致します陛下」と、話し掛けるプロメラ・レムールアーナ・アトラス女王。
転送機でサラ達は地底都市ムーテリアスの中枢部に移動する。
サラは生体脳パトレアに向かって「パトレア、超古代レムールアーナ人の遺産を開く鍵が何処に有るのか、最奥中枢生体脳マザー・パトレシアに問い合わせて下さい」と、話し掛ける。
スクリーンの映像が変わる。
「サラ・レムールアーナ・アトラス。初代大王直系の末裔であると認証されました。更に其の子女ミサ、レミ、レナであると認証されました。
サラ・レムールアーナ・アトラスは、新世代の第2代神聖統轄女王に正式に任命されました。王女ミサ、レミ、レナの3姉妹は第3代神聖統轄女王に任命され、同時に遺産の全ての継承者になりました。鍵は、サラ、ミサ、レミ、レナの4人です。開く方法は、稼働している巨大転送機を4人が潜り抜ける庫とです」と、答える最奥中枢生体脳マザー・パトレシア。
「有難う」と、話し掛けるサラ。
4人同時に巨大転送機を潜り抜ける。目の前に広いコントロールセンターが広がっている。何処からと無く数人の女性達が現れる。
4人の目の前に来て、深々と儀礼する。
「私はキング・レムールアーナ・シーラの管理人兼統合司令長官を務めておりますシーラ・ルアナ・ゼーダです。同時に、ルアナ人の統轄女王として種族を統轄しています。サラ・レムールアーナ・アトラス第2代神聖統轄女王陛下と第3代神聖統轄女王陛下に御挨拶申し上げます。当キング・レムールアーナ・シーラはレムールアーナ人の遺産その物で有り、種族再興の要として時が訪れる迄封印されておりましたが、第2代神聖統轄女王陛下と、遺産継承者の第3代神聖統轄女王陛下が封印の鍵を開きましたので異種次元から現実宇宙に復帰しました。以後の命令権者第3代神聖統轄女王陛下3人です。但し、第2代神聖統轄女王陛下も第2命令権者として登録されております」と、説明する。
「キング・レムールアーナ・シーラ搭載生体脳シーラです。ミサ様、レミ様、レナ様御命令をお待ちしています」
「では、アンドロメダ銀河と天の川銀河の重力中心点に滞空している種族保存母船シャルルレムリアンとシンクロさせてお互いに周回させて下さい」と、指示するミサ。
「承知致しました」と、答える生体脳シーラ。
MD2820年10月10日。キング・レムールアーナ・シーラが、シャルルレムリアンとシンクロさせて御互いに周回する。
「周回完了致しました」と、報告する生体脳シーラ。
「御苦労でしたシーラ」と、御礼をのべるミサ。
「ママ、直ぐにテラに戻ら無くても良いわよね」と、問い掛けるレナ。
「そうね。では、ホィトニーナに報告するわね」と、サラ。万能腕輪を操作してホィトニーナとコンタクトを取り、現況を説明して暫く滞在する事を伝える。
ミサは、思考波伝達で直径30メートル。全高10メートルの超次元動力装置搭載の小型円盤艦ハイペドロンを2台を呼び寄せる。1台は3姉妹専用のハイペドロン・ゼロである。
「シーラ、遺産の目録をデータ化して表示して下さい」と、指示するミサ。
数秒後。スクリーンに表示される。
(遺産目録)
💛キング・レムアナリアン。
直系8000億メートル。種族保存母船。1台。球型。
❣️レムリアナ生体脳リアナ。
❣️レムリアナトロン脳アレナ。
💛マザー・レムールアーナ・シーラ。
直系8000億キロメートルの種族保存船。遺産保存庫。1台。球型。
❣️生体脳シーラ。
❣️ニュートロン脳ムアナ。
💛大型母船レナルリアン。
直系800億メートル。10台。
❣️レムリアナ生体脳レナル。
❣️レムリアナトロン脳ナル。
💛自動要塞レムアリアン。
直径。48、000キロメートル。
重力。1.04g。
❣️生体脳パトレシア。
❣️ニュートロン脳パレル。
💛シモルネレル型万能母船。
外縁直径。 920キロメートル。
最外縁直径。980キロメートル。
全高。 880キロメートル。
半球型亀甲船。50億台。
💛超弩級戦艦レムリアン。
直系18000メートル。100億台。
💛大型戦艦レムアン。
直系8000メートル。1000億台。
💛戦艦レアン。
直系800メートル。10兆台。
💛搭載戦艦レンダ。
直系80メートル。100兆台。
「ママ、パパへの土産に、キング・レムアナリアンと以下以下半数台持って行ってね」と、話し掛けるミサ。
「え、え~。そうするわ」と、答えるサラ。
「科学的遺産並びに兵器、防御兵器等も有るわ」と、サラに話し掛けるレミ。
「シーラ、シモルネロン転送機とシモルネロン通信機のネットワークを局部銀河群全体並びに超銀河団連合帝国全体にも構築して下さい」と、指示するレナ。
「其等は私の担当ですので、早急に構築させます」と、答えるニュートロン脳ムアナ。
「ではムアナ、宜しく頼みます」と、話し掛けるミサ。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD2820年10月15日。ミサ等3姉妹は本拠地ムアル連邦共和国に戻った。姉妹達を集めて、体験した事を全て詳細に説明する。
説明を聞き終えてから、「ミサ等3姉妹は超古代レムールアーナ人大王の直系の子孫だったのね。で、私達は腹違いの姉妹と言う事ね」と、話し掛けるミロナテリア・レムール・リア。
「事実がどうであれ、私達に取り何ら変わりは無いわよ。寧ろ帝国内に於いて私達の権利が強化され、行動の制限が無くなるわ」と、ミサが話し掛ける。
「特典を利用して、何が出来るか話し合いましょう」と、提案するキラレル・レムール・レムル。
「では、エネルギー、交通、水、住宅等を無料したら」と、提案するマリエマナ・レムールアーナ・レムアル。
「マリエマナ、貴女の氏族はそうだったかも知れ無いけど、帝国全体と普及させるのは無理よ。第1コスモドーム社からバッシングされるわよ。可能だとすれば、ムアル連邦共和国内だけと、私達の会社の社員だけね。其で良いなら決定するけど」と、説明するミサ。
ミサの提案は受け入れられ、全員一致で決定する。
「次は帝国革命軍の問題よね。でも、無償で提供したメンタル能力シュプラーの活躍で、操作はかなり進んでいるみたいよ」と、話し掛けるキラレル・レムール・レムル。
「特に重点をおく必要は無いわね。と言うことは、会社関連と私達の活動かしら」と、話し掛けるミロナティル・レムール・リア。
「私達のメインの活動は当然ながら研究開発です。次に歌手活動かしら。重要な資金源ですから」と、説明するミサ。
「会社が安定した利益を出せれば、資金源には困らなくなるわ」と、話し掛けるパトレシアナ・レムール・レムリア。
「コスモドーム社との戦いになるね。って事はパパの会社だからパパとの戦いって事ね」と、話し掛けるマリエロル・レムールアーナ・レムアル。
「そう言う事は全く気にする必要は無いのよ。私達が何かをしても倒産する事は有りませんから。だから、私達の発明品、開発品をコスモドーム社に売り込めば、双方ともに利益が得られるでしょう」と、説明するミロナティレ・レムール・リア。
「素晴らしいアイデアだと思うけど、私達独自の販売網を構築するべきだわ」と、異を唱えるプロメティラス・レムール・アスラン。
「貴重な金属、鉱物等を探し出して発掘する事も重要ね。ラニアケア超銀河団には未知の銀河が何億個も有るから」と、話し掛けるカレメルラ・アトラス・アトラ。
「では、未知銀河団探検部隊はどうするかきめましょうか」と、ミサが話し掛ける。
「やはり此処は経験豊富なAチームでしょうね」と、話し掛けるキラレル・レムール・レムル。
「残るメンバーを纏めるリーダーを選任しましょう」と、タリアレル・レムール・ルダン。
「ではBチームのパトレシアナをリーダーに任命します。お願出来ますか」と、問い掛けるミサ。
「解りました。頼りないかも知れ無いけど全力を尽くします」と、答えるパトレシアナ。
「パトレシアナ、いつもと同じで良いのよ。シモルネロン通信機で連絡も取れるし、シモルネロン転送機を使えば何時でも会えるから」と、話し掛けるキララル・レムール・レムル。
ミサは暫し考えてから「其れでは全員で行きましょうか」と、提案する。
其の一言で、即座に全員一致で決定してしまった。
MD2820年10月18。ミサは、ムアル連邦共和国ルシアナ・レムリアナ・ムアル統轄女王に、私達の会社と万が一のコンタクトをお願いしてMD2820年10月18日に、シモルネリアン・ゼロで出発する。
たった1回の転移で、6800万光年離れたラダルニア銀河団外縁に実体化する。実体化と同時に、シモルネレル生体脳モルネはラダルニア銀河団全ての銀河の遠距離探査を開始する。数分後。最も近いダロルア銀河に向かう事にした。
ダロルア銀河外縁に転移して、銀河内を詳細に調査してダロルア銀河座標を表示する。
「モルネ、ラダルニア銀河団並びに所属銀河の詳細な座標を作成したいのだけど、通信・探査艦は有るかしら」と、問い掛けるペルテリアス・アトラス・アトス。
「直系200メートルの探査・通信艦サーチャが50億台格納されております」と、答えるシモルネレニクス脳ネリア。
「有難うネリア。では、ラダルニア銀河団所属の全ての銀河を詳細に調査して銀河座標を作成するのに必要な艦数を派遣して下さい」と、要請するペルテリアス。天文学者でも有る。
「承知致しました」と、答えるシモルネレニクス脳ネリア。
数秒後。格納庫のゲートが開き、次々と探査・通信艦サーチャが発進して行く。
「此処で待機しているのもつまらないから、最も近いラピルダ星系に行きましょうか」と、提案するミロナティル・レムール・リア。
「そうね。では、モルネ。ラピルダ星系に向かって」と、指示するミサ。
「承知致しました」と、答えるシモルネレル生体脳モルネ。
数秒後。瞬間移動してラピルダ星系外縁に実体化する。
「モルネ、ラピルダ星系を調査して下さい」と、要請するミサ。
「私達も調査に出掛けましょうか」と、問い掛けるミロナテロル・レムール・リア。
「では、シモルネレル・ゼロで出掛けましょうか」と、提案するタリアレル・レムール・ルダン。
「先ずはラピルダ星系の調査データを確認してからにしたら」と、提案するミサ。
ミサの提案が受け入れられ、全員でデータを確認する。
「知性体は存在してない。当然よね。希薄な大気しかない第3惑星と、岩石惑星と、メタン惑星だけだから」と、話し掛けるパトレイラ・レムール・リア。
「モルネ、貴重な鉱物、金属等を確認出来ましたか」と、問い掛けるレミ。
「ラピルダ星系は類の無い未知金属、貴重な鉱物資源が豊富です。
私が独断で命名した第1惑星ラダには、ラダルニアン金属、ラピタリアニクス結晶体が豊富です。
第2衛星ラルンには、ダイモニュム、シバニタ、パピカル等の金属、植物が豊富に存在します。
第3惑星ラピルには、アーマナイト金属、ラジオジル鉱床が豊富です。第4惑星ラルダには、ラルダニアン金属、ラルダニュウム等が豊富に有ります」と、答えるシモルネレル生体脳モルネ。
「宝の山だわね」と、感動して話し掛けるパトレイル・レムール・リア。
「第3惑星ラピルと第4惑星ラルダをハイペドロン復元機で復元再生させましょう」と、提案するミサ。
ミサの提案が全員に受け入れられ、ラダルニア銀河団ダロルア銀河ラピルダ星系をアランの娘達の所有として帝国に登録を済ます。
(アラン・レムールアーナ・アトラスシリーズ・フェアリピンク編)
MD2819年10月25日。~MD2820年10月18日。
第1章 帝国革命同盟軍Vol-1-2。
(登場人物)
💚アラン・レムール・アトラス。
レムールアーナ超銀河団連合帝国初代神聖大帝。
❣️ミロナテリア・レムール・リア。
レムールアーナ超銀河団連合帝国初代神聖女王。アラン・レムール・アトラス大帝の第1正妻。(生物学的年齢18歳)
❣️サラ・レムール・アトラス。
レムールアーナ超銀河団連合帝国女王。副皇帝兼皇帝全権代理。日本連邦共和国女王。藤原一族直系の末裔。藤原財団第1継承者。アラン・レムール・アトラスの第5正妻。不死者。
💛エスパー部隊副統合司令長官。
💛テラ連邦共和国エスパー部隊総統轄司令長官。
❣️ミロナティル・レムール・リア。
長女。(生物学的年齢18歳)235歳。物理学者。高エネルギー学者。
❣️ミロナティレ・レムール・リア。
次女。(生物学的年齢18歳)233歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️ミロナテロル・レムール・リア。
3女。(生物学的年齢18歳)231歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️タリアレル・レムール・ルダン。
長女。(生物学的年齢18歳)2235歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️タリアナ・レムール・ルダン。
次女。(生物学的年齢18歳)2233歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️タロレル・レムール・ルダン。
3女。(生物学的年齢18歳)2231歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。
❣️サラ・レムール・アトラス。
レムールアーナ超銀河団連合帝国女王。副皇帝兼皇帝全権代理。日本連邦共和国女王。藤原一族直系の末裔。藤原財団第1継承者。アラン・レムール・アトラスの第5正妻。不死者。
💛エスパー部隊副統合司令長官。
💛テラ連邦共和国エスパー部隊総統轄司令長官。
❣️ミサ・レムール・アトラス。
長女。(生物学的年齢18歳)2235歳。
💛テラ連邦共和国エスパー部隊統轄司令長官。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。天才医学者。7次元数学者。10以上の学位を持っている。
❣️レミ・レムール・アトラス。
次女。(生物学的年齢18歳)2233歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。天才医学者。10以上の学位を持っている。
❣️レナ・レムール・アトラス。
3女。(生物学的年齢18歳)2231歳。天才マルチ物理学者。高エネルギー学者。エネルギー分析学者。天才医学者。遺伝子学者。10以上の学位を持っている。
❣️ルシアナ・レムリアナ・ムアル。
ムアル連邦共和国統轄女王。
MD2819年10月25日。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD2820年10月18日。
第1章 帝国革命同盟軍Vol-1-2。
(本文)
MD2819年10月25日。帝国革命同盟軍の真の支配者で有る美津濃大輔は、出撃星系に在中している帝国革命同盟軍の表向きのリーダーで有る美津濃一平とコンタクトを取る。
「一平、そろそろ第2段階に移れ❗️」と、指示する美津濃大輔。
「承知しました御前様」と、答える。
コンタクトを切った後、美津濃一平は配下の屋部仁平に第2段階の準備を整え行動せよ。と指示を与える。
屋部仁平は、天の川銀河内各所の基地に向けて第2段階の作戦内容を説明して、最後に慎重に行動せよと命令する。
命令を受けた垣地の工作員は、ヒュプノ装置を持ち一斉に出掛けて行く。一般人が1人でいるのを見付けてはヒュプノ装置で暗示を掛けて爆弾を持たせる。
1年後のMD2820年10月2日。アランの娘達は本拠地ムアル星系第3惑星ルアナに、ブルースター株式会社、ブルースター物産、ブルースター製造所、ブルースター製鋼所を創設する。更に、ブルースター総合物理研究所、ブルースター総合医学研究所並びにブルースター総合病院等を創設する。
其の間に、帝国の各種組織の責任者を招待し、アランの娘達が発明した製品のデモンストレーションをして販促をする。
秘密情報局から報告を受けたアランは、クィーンサークルに報告する。
「娘達は幾つかの会社を創設し、自分達が発明した機械を販促している様だ❗️一体何を考えているのやら。私には理解出来ない」と、話し掛ける。
ミロナテリア神聖女王は微笑んで「貴方のコスモドーム社に対抗しているのかもね❗️」と、話し掛ける。
「まさか、対抗出来る筈もない。何か裏が有るのかも知れない」と、アラン。
「アラン❗️娘達を信じて好きにさせなさい。恐らく、研究費、活動費を独特で獲得する為なのでしょうから」と、話し掛けるミロナテリア神聖女王。
「帝国に負担を掛けない様にとの心遣いか」と、納得するアラン。
「娘達が歌手デビューしたのも其の為なのよ❗️貴方、気が付かなかったの」と、ミロナテリア神聖女王。
「全く気が付かなかった。父親として失格だな」と、答えるアラン。
「父親は皆同じよ」と、話し掛けるミロナテリア。
「では、私は本業の研究を続けよう❗️」と、話し掛けてコンタクトを切るアラン。
MD2820年10月5日。各連邦共和国警察、局所銀河群警察、秘密情報局等公共機関への売り込みは大成功し、大量の注文の契約が成立する。特にシモルネロン転送機、シモルネロン通信機、メンタル生体金属ゴーストタリア繊維、直径30メートル。全高10メートルの超次元動力装置搭載の小型円盤艦ハイペドロンの4製品の売れ行きは群を抜いている。
アランの娘達が発明した製品は、現在の帝国の科学レベル依り数千年進歩したミラクルな物ばかりで有る。帝国科学評議会は、研究する為に全製品10台分に購入した
現在の総売上は6800兆レムアになり、帝国の予算の5パーセントになる。其の売上金は全てブルースター銀行に入金して有る。レコードの売上、コンサートの収益金等を含めると、帝国第2の銀行に成る。
ミサ等は、更に話し合い大型宇宙船の製造販売も検討する。其の為には貨物船団の創設、鉱山会社、惑星開発社等有りとあらゆる会社を創設する事が決定する。更に総合大学校。総合物理研究所、総合医学研究所、総合病院等の設立も決定する。
「資源の開発、発掘、輸送等の問題も有るわよ❗️」と、提案するルナ。
「当面はロボット艦隊に託しましょう❗️」と、提案するミサ。
其の後も数時間話し合い、多くの事を取り決める。
其の頃。天の川銀河各地で爆弾事件、辺境星系への爆撃等数々の事件が発生し帝国内に不安が広がる。連邦共和国警察の捜査は続けられるが、未だに1人も逮捕出来ていない。
ブルースター物産を通して、大量にメンタル能力者シュプラー、能力ストッパー、思考シュプラーを購入してからは、徐々に成果が上がり出す。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
地底都市ムーテリアスで調査を続けているサラ・レムールアーナ・アトラス副神聖女王等科学者チームは、未だに何一つ解明出来ていない。
サラと、ホィトニーナ等と数人の科学者が、反重力に支えられた分析不能の直径2メートルの真っ黒な浮揚真球の前に立ち観察している。
「ホィトニーナ、貴女でも解らない事が有るのね❗️」と、話し掛けるサラ。
「サラ様❗️私でも解らない事は有ります。解明するなら、超天才のミサ様等3姉妹を呼び寄せてはどうでしょうか❗️」と、提案するホィトニーナ。
「解りました。では思考波コンタクトで連絡します」と、答えるサラ。
意識を集中して〈ミサ、レミ、レナ聞こえる〉と、呼び掛ける。
アランの娘達が全体会議している最中に、ミサ等3姉妹の脳内にサラの思考が届く。
「アッ、ママが呼び掛けてる❗️」と、レナ。
「御免ね。ママからコンタクトだわ❗️」と、全員に話し掛けるミサ。
ミサが代表して〈ママ、何か緊急事態なの❗️〉と、答える。
〈今、ホィトニーナ等科学者と地底都市ムーテリアスにいるのよ。で、此所に有る反重力に支えられた分析不能の直径2メートルの真っ黒な浮揚真球の謎を解いて欲しいのよ。だから直ぐに来て頂戴〉と、伝達する。
〈解りました。皆に話してから直ぐに行くね〉と、ミサ。
〈レミとレナも来る様に❗️〉と、サラ。
〈解りました❗️〉と、伝達してコンタクトを絶つ。
「ミロナティル、ママに呼ばれたので後はお願いね❗️」と、話し掛けるミサ。
「解った。ミサ、急いで行った方が良いわよ。後は私が引き受けるから」と、話し掛けるミロナティル。
「御免ねミロナティル❗️では、後は宜しくね」と、話し掛けて3姉妹は退室して行く。
MD2820年10月7日。ミサ等3姉妹は母親サラに呼ばれて、思考波移動で、地底都市ムーテリアスに瞬時に移動する。
母親を見付けたレナは母親サラに抱き付いた。
「ママ❗️」と、話し掛けるミサ。
「ミサ、此れを見て❗️」と、話し掛けるサラ。
「浮揚真球❗️」と、呟くミサ。
数秒後。3姉妹が同時に透視能力を発動させるが、何かに阻まれ透視が出来ない。
「ママ、透視は出来ないわね❗️次は念動力と思考波伝達を同時に発動してみます」と、ミサ。
2人の妹に合図を送り、同時に発動する。数秒後。真っ黒な真球が輝き出しゆっくりと回転しながら上下に振動する。
3姉妹の脳内に〈レムールアーナ帝国初代大王の直系末裔の最後の後継者3姉妹に全ての遺産を継承させる。今、目の前に有るのは次元振動駆動機関の心臓部です。数分後に完全に稼働し、地底都市ムーテリアス並びに地底都市カタカムリアが覚醒します。
追加報告、次元振動駆動機関は、太陽系全体を移動させたり、別次元に移動させる事が出来ます〉と、語り掛けて来た。
〈何故、超古代レムールアーナ人は忽然と消えたのですか❗️〉と、問い掛けるミサ。
〈完全に消えたのでは無く、レイダンスル種族に敗北したと思わせる為に隠れたのです❗️〉と、答える。
「ママ、此れは次元振動駆動機関の心臓部です❗️」と、サラに話し掛けるミサ。
「次元振動駆動機関❗️」と、繰り返すサラ。
「太陽系全体を移動させたり、別次元に移動させる事が出来るらしいわ。其れよりも、私達3人に超古代レムールアーナ人の全ての遺産を継承させると話してからました」と、話し掛けるミサ。
「素晴らしい装置ですね❗️」と、話し掛けるホィトニーナ。
「他にも不明な装置が多く有るから解明してくれる」と、話し掛けて巨大な機械に案内する。
「此れなのだけど稼働してるわ」と、話し掛けるサラ。
「ママ、此れはエネルギーコントローラーです❗️」と、説明するレミ。
未知の機関を次々と用途を答えて行くミサ等3姉妹。解らない物は無いようだ。
最後に未知の巨大転送機に案内された3姉妹は、其の転送機と捜査パネルを見る。
「次元マルチ転送機ね❗️」と、答えるミサ。
「ミサ様❗️次元マルチ転送機とはどの様な転送機なのでしょうか」と、問い掛けるホィトニーナ。
「高次元へ転送したり、高次元を経由しての転送並びに通常の転送機としての機能も有る様です」と、答えるミサ。
「研究の対象になります」と、話し掛けるホィトニーナ。
「ホィトニーナ、次は地底都市カタカムリアに行くけどどうしますか」と、問い掛けるサラ。
「私達は此所に残ります」と、答えるホィトニーナ。
「解りました。では私達4人で行きましょう」と、話し掛けるサラ。
4人同時に瞬間移動して最下層エリアの反重力リニア駆動列車ステーションに実体化する。
「反重力リニア駆動列車ね」と、レナ。
「時代後れじゃない」と、レミ。
「そうじゃない無いわ。最新鋭の交通システムよ。恐らく2万メートルの水圧にも耐えられ、自立走行も可能なはず」と、説明するミサ。
反重力リニア駆動列車に乗り込むと、車載脳な語り掛けて来る。
「当列車は地底都市カタカムリア成都カムリア行きです」
震動も加速圧も感じる事も無く発進し、小一時間後カムリア駅に到着する。反重力リニア駆動列車を降りて上層部の都市エリアに出る。
「都市全体が蘇生しているわ」と、3人に話し掛けるサラ。
何処から現れたのか、女性数名が近付いて来る。深々と儀礼して「女王陛下並びに王女殿下、お待ちしておりました。宮殿に御案内致します」と、話し掛けくる。
4人は何も話さずついて行く。宮殿に入り統合司令センターに入る。
「女王陛下お待ちしておりました。私は地底都市カタカムリアの管理人兼総督プロメラ・レムールアーナ・アトラスです」と、話ながら儀礼する。
ミサ等3姉妹は、プロメラが真正超古代レムールアーナ人だと見抜く。
「プロメラ様。此所に真正超古代レムールアーナ人は何人位いるのですか」と、問い掛けるミサ。
「女性が10万人だけです。他に、遺伝子操作した卵子と精子が100万個保存されています。時が訪れたらランダムに受精されます。今が其の時です陛下。司令席に付いて蘇生プロジェクトに起動スイッチを入れて下さい」と、話し掛ける。
「なるほど、私にしか権限が無いのね。解りました」と、答えてスイッチの入れる。
正面のスクリーンが明るくなり、女性の上半身が映る。
「私は地底都市カタカムリアの生体脳カムリアです。只今より蘇生プロジェクトを開始します。以後、中止は出来ません」と、話し掛ける。
「カムリア、此の都市の目的は」と、問い掛けるレナ。
「此の都市の目的は、真正レムールアーナ人の再興を目的とした極秘の保存庫です。更に、初代大王直系の一族を警護し血筋を絶やさないよう管理する目的を持っていました」と、答える。
「持っていたと言うことは、有る時期から放棄したと言う事なの」と、問い掛けるレミ。
「3万6千年前、王族同士の争いが有り、直系の子孫を守る為と、秘密を守る為にやむを得ず機能を停止させました」と答える。
「で、どちらが勝利したの」と、問い掛けるミサした
「双方とも勝利し、双方とも敗北しました」と、答える。
「どういう意味かしら」と、問い掛けるサラ。
「互いに消耗し、且つ文明は完全に崩壊し退化する事になりました。故に、海底都市と地下都市の存在を忘れたのです。私は人類を再興させる為に影から援助して徐々に文明を開花させました」と、答える。
「有難うカムリア。凡その事は解りました」と、お礼をのべてから「プロメラ・レムールアーナ・アトラス、帝国副神聖女王として、貴女ゆを女王を女王に任命します。地下都市と海底都市を貴女に託します。更に、ミサ等3姉妹がレムールアーナの全ての遺産を継承しましたので、以後、3姉妹の指揮下になります。因みに3姉妹は帝国の統轄女王の役職を保持しています」と、話し掛けるサラを
「承知致しました副神聖女王陛下。本日依りミサ様、レミ様、レナ様の指揮下に入ります」と、答えるプロメラ。
ミサは「ママ、超古代レムールアーナ人の遺産を継承したのは良いけど、其の遺産が何処に有るのか解らないので活用出来ませんけど」と、問い掛ける。
「カムリア、聞いていたわね。遺産が何処に有るのか教えなさい」と、問い掛けるサラ。
「遺産を正式に継承するには、資格者が直接鍵を開かなければなりません」と、答える生体脳カムリア。
「其の鍵は何処に有るの」と、問い掛けるレミ。
「私には権限が有りません。地底都市ムーテリアス最奥中枢生体脳マザー・パトレシアに問い合わせて下さい」と、答える生体脳カムリア。
「やはり、あの転送機が怪しいわね。詳しく調査しましょう」と、話し掛けるレナ。
「私が案内致します陛下」と、話し掛けるプロメラ・レムールアーナ・アトラス女王。
転送機でサラ達は地底都市ムーテリアスの中枢部に移動する。
サラは生体脳パトレアに向かって「パトレア、超古代レムールアーナ人の遺産を開く鍵が何処に有るのか、最奥中枢生体脳マザー・パトレシアに問い合わせて下さい」と、話し掛ける。
スクリーンの映像が変わる。
「サラ・レムールアーナ・アトラス。初代大王直系の末裔であると認証されました。更に其の子女ミサ、レミ、レナであると認証されました。
サラ・レムールアーナ・アトラスは、新世代の第2代神聖統轄女王に正式に任命されました。王女ミサ、レミ、レナの3姉妹は第3代神聖統轄女王に任命され、同時に遺産の全ての継承者になりました。鍵は、サラ、ミサ、レミ、レナの4人です。開く方法は、稼働している巨大転送機を4人が潜り抜ける庫とです」と、答える最奥中枢生体脳マザー・パトレシア。
「有難う」と、話し掛けるサラ。
4人同時に巨大転送機を潜り抜ける。目の前に広いコントロールセンターが広がっている。何処からと無く数人の女性達が現れる。
4人の目の前に来て、深々と儀礼する。
「私はキング・レムールアーナ・シーラの管理人兼統合司令長官を務めておりますシーラ・ルアナ・ゼーダです。同時に、ルアナ人の統轄女王として種族を統轄しています。サラ・レムールアーナ・アトラス第2代神聖統轄女王陛下と第3代神聖統轄女王陛下に御挨拶申し上げます。当キング・レムールアーナ・シーラはレムールアーナ人の遺産その物で有り、種族再興の要として時が訪れる迄封印されておりましたが、第2代神聖統轄女王陛下と、遺産継承者の第3代神聖統轄女王陛下が封印の鍵を開きましたので異種次元から現実宇宙に復帰しました。以後の命令権者第3代神聖統轄女王陛下3人です。但し、第2代神聖統轄女王陛下も第2命令権者として登録されております」と、説明する。
「キング・レムールアーナ・シーラ搭載生体脳シーラです。ミサ様、レミ様、レナ様御命令をお待ちしています」
「では、アンドロメダ銀河と天の川銀河の重力中心点に滞空している種族保存母船シャルルレムリアンとシンクロさせてお互いに周回させて下さい」と、指示するミサ。
「承知致しました」と、答える生体脳シーラ。
MD2820年10月10日。キング・レムールアーナ・シーラが、シャルルレムリアンとシンクロさせて御互いに周回する。
「周回完了致しました」と、報告する生体脳シーラ。
「御苦労でしたシーラ」と、御礼をのべるミサ。
「ママ、直ぐにテラに戻ら無くても良いわよね」と、問い掛けるレナ。
「そうね。では、ホィトニーナに報告するわね」と、サラ。万能腕輪を操作してホィトニーナとコンタクトを取り、現況を説明して暫く滞在する事を伝える。
ミサは、思考波伝達で直径30メートル。全高10メートルの超次元動力装置搭載の小型円盤艦ハイペドロンを2台を呼び寄せる。1台は3姉妹専用のハイペドロン・ゼロである。
「シーラ、遺産の目録をデータ化して表示して下さい」と、指示するミサ。
数秒後。スクリーンに表示される。
(遺産目録)
💛キング・レムアナリアン。
直系8000億メートル。種族保存母船。1台。球型。
❣️レムリアナ生体脳リアナ。
❣️レムリアナトロン脳アレナ。
💛マザー・レムールアーナ・シーラ。
直系8000億キロメートルの種族保存船。遺産保存庫。1台。球型。
❣️生体脳シーラ。
❣️ニュートロン脳ムアナ。
💛大型母船レナルリアン。
直系800億メートル。10台。
❣️レムリアナ生体脳レナル。
❣️レムリアナトロン脳ナル。
💛自動要塞レムアリアン。
直径。48、000キロメートル。
重力。1.04g。
❣️生体脳パトレシア。
❣️ニュートロン脳パレル。
💛シモルネレル型万能母船。
外縁直径。 920キロメートル。
最外縁直径。980キロメートル。
全高。 880キロメートル。
半球型亀甲船。50億台。
💛超弩級戦艦レムリアン。
直系18000メートル。100億台。
💛大型戦艦レムアン。
直系8000メートル。1000億台。
💛戦艦レアン。
直系800メートル。10兆台。
💛搭載戦艦レンダ。
直系80メートル。100兆台。
「ママ、パパへの土産に、キング・レムアナリアンと以下以下半数台持って行ってね」と、話し掛けるミサ。
「え、え~。そうするわ」と、答えるサラ。
「科学的遺産並びに兵器、防御兵器等も有るわ」と、サラに話し掛けるレミ。
「シーラ、シモルネロン転送機とシモルネロン通信機のネットワークを局部銀河群全体並びに超銀河団連合帝国全体にも構築して下さい」と、指示するレナ。
「其等は私の担当ですので、早急に構築させます」と、答えるニュートロン脳ムアナ。
「ではムアナ、宜しく頼みます」と、話し掛けるミサ。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
MD2820年10月15日。ミサ等3姉妹は本拠地ムアル連邦共和国に戻った。姉妹達を集めて、体験した事を全て詳細に説明する。
説明を聞き終えてから、「ミサ等3姉妹は超古代レムールアーナ人大王の直系の子孫だったのね。で、私達は腹違いの姉妹と言う事ね」と、話し掛けるミロナテリア・レムール・リア。
「事実がどうであれ、私達に取り何ら変わりは無いわよ。寧ろ帝国内に於いて私達の権利が強化され、行動の制限が無くなるわ」と、ミサが話し掛ける。
「特典を利用して、何が出来るか話し合いましょう」と、提案するキラレル・レムール・レムル。
「では、エネルギー、交通、水、住宅等を無料したら」と、提案するマリエマナ・レムールアーナ・レムアル。
「マリエマナ、貴女の氏族はそうだったかも知れ無いけど、帝国全体と普及させるのは無理よ。第1コスモドーム社からバッシングされるわよ。可能だとすれば、ムアル連邦共和国内だけと、私達の会社の社員だけね。其で良いなら決定するけど」と、説明するミサ。
ミサの提案は受け入れられ、全員一致で決定する。
「次は帝国革命軍の問題よね。でも、無償で提供したメンタル能力シュプラーの活躍で、操作はかなり進んでいるみたいよ」と、話し掛けるキラレル・レムール・レムル。
「特に重点をおく必要は無いわね。と言うことは、会社関連と私達の活動かしら」と、話し掛けるミロナティル・レムール・リア。
「私達のメインの活動は当然ながら研究開発です。次に歌手活動かしら。重要な資金源ですから」と、説明するミサ。
「会社が安定した利益を出せれば、資金源には困らなくなるわ」と、話し掛けるパトレシアナ・レムール・レムリア。
「コスモドーム社との戦いになるね。って事はパパの会社だからパパとの戦いって事ね」と、話し掛けるマリエロル・レムールアーナ・レムアル。
「そう言う事は全く気にする必要は無いのよ。私達が何かをしても倒産する事は有りませんから。だから、私達の発明品、開発品をコスモドーム社に売り込めば、双方ともに利益が得られるでしょう」と、説明するミロナティレ・レムール・リア。
「素晴らしいアイデアだと思うけど、私達独自の販売網を構築するべきだわ」と、異を唱えるプロメティラス・レムール・アスラン。
「貴重な金属、鉱物等を探し出して発掘する事も重要ね。ラニアケア超銀河団には未知の銀河が何億個も有るから」と、話し掛けるカレメルラ・アトラス・アトラ。
「では、未知銀河団探検部隊はどうするかきめましょうか」と、ミサが話し掛ける。
「やはり此処は経験豊富なAチームでしょうね」と、話し掛けるキラレル・レムール・レムル。
「残るメンバーを纏めるリーダーを選任しましょう」と、タリアレル・レムール・ルダン。
「ではBチームのパトレシアナをリーダーに任命します。お願出来ますか」と、問い掛けるミサ。
「解りました。頼りないかも知れ無いけど全力を尽くします」と、答えるパトレシアナ。
「パトレシアナ、いつもと同じで良いのよ。シモルネロン通信機で連絡も取れるし、シモルネロン転送機を使えば何時でも会えるから」と、話し掛けるキララル・レムール・レムル。
ミサは暫し考えてから「其れでは全員で行きましょうか」と、提案する。
其の一言で、即座に全員一致で決定してしまった。
MD2820年10月18。ミサは、ムアル連邦共和国ルシアナ・レムリアナ・ムアル統轄女王に、私達の会社と万が一のコンタクトをお願いしてMD2820年10月18日に、シモルネリアン・ゼロで出発する。
たった1回の転移で、6800万光年離れたラダルニア銀河団外縁に実体化する。実体化と同時に、シモルネレル生体脳モルネはラダルニア銀河団全ての銀河の遠距離探査を開始する。数分後。最も近いダロルア銀河に向かう事にした。
ダロルア銀河外縁に転移して、銀河内を詳細に調査してダロルア銀河座標を表示する。
「モルネ、ラダルニア銀河団並びに所属銀河の詳細な座標を作成したいのだけど、通信・探査艦は有るかしら」と、問い掛けるペルテリアス・アトラス・アトス。
「直系200メートルの探査・通信艦サーチャが50億台格納されております」と、答えるシモルネレニクス脳ネリア。
「有難うネリア。では、ラダルニア銀河団所属の全ての銀河を詳細に調査して銀河座標を作成するのに必要な艦数を派遣して下さい」と、要請するペルテリアス。天文学者でも有る。
「承知致しました」と、答えるシモルネレニクス脳ネリア。
数秒後。格納庫のゲートが開き、次々と探査・通信艦サーチャが発進して行く。
「此処で待機しているのもつまらないから、最も近いラピルダ星系に行きましょうか」と、提案するミロナティル・レムール・リア。
「そうね。では、モルネ。ラピルダ星系に向かって」と、指示するミサ。
「承知致しました」と、答えるシモルネレル生体脳モルネ。
数秒後。瞬間移動してラピルダ星系外縁に実体化する。
「モルネ、ラピルダ星系を調査して下さい」と、要請するミサ。
「私達も調査に出掛けましょうか」と、問い掛けるミロナテロル・レムール・リア。
「では、シモルネレル・ゼロで出掛けましょうか」と、提案するタリアレル・レムール・ルダン。
「先ずはラピルダ星系の調査データを確認してからにしたら」と、提案するミサ。
ミサの提案が受け入れられ、全員でデータを確認する。
「知性体は存在してない。当然よね。希薄な大気しかない第3惑星と、岩石惑星と、メタン惑星だけだから」と、話し掛けるパトレイラ・レムール・リア。
「モルネ、貴重な鉱物、金属等を確認出来ましたか」と、問い掛けるレミ。
「ラピルダ星系は類の無い未知金属、貴重な鉱物資源が豊富です。
私が独断で命名した第1惑星ラダには、ラダルニアン金属、ラピタリアニクス結晶体が豊富です。
第2衛星ラルンには、ダイモニュム、シバニタ、パピカル等の金属、植物が豊富に存在します。
第3惑星ラピルには、アーマナイト金属、ラジオジル鉱床が豊富です。第4惑星ラルダには、ラルダニアン金属、ラルダニュウム等が豊富に有ります」と、答えるシモルネレル生体脳モルネ。
「宝の山だわね」と、感動して話し掛けるパトレイル・レムール・リア。
「第3惑星ラピルと第4惑星ラルダをハイペドロン復元機で復元再生させましょう」と、提案するミサ。
ミサの提案が全員に受け入れられ、ラダルニア銀河団ダロルア銀河ラピルダ星系をアランの娘達の所有として帝国に登録を済ます。
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