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第二章 俺の外れスキルは『ものマネ』 ~ジェミニ王国のディオの場合
第18話 再会
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ダンジョンの中にも天候や時間という概念があるのだろうか、二十一階層は薄暗い空が広がる森エリアだった。
「大丈夫だぜ、ここら辺の魔物は全部片付けておいたから当分は安全だぜ、なあぁお前ら」
すると木の陰から三人の冒険者風の男達が出てきた。格好もこのジャヴェロットと言うおっさんにそっくりだ。レダさんは特に怯んだ様子もなくジャヴェロットに尋ねた。
「それで、このダンジョンに強い冒険者パーティーが来ない秘密と言うのを教えて貰おうか」
「まあ、そんなに慌てるんじゃないぜ、お茶でも飲みながらゆっくり話すんだぜ」
「ふざけているのか? そういう事なら私達は地上に戻らせてもらうが」
「はぁ、仕方がないぜ、なーに簡単な事なんだぜ、俺っちらが始末しているからなんだぜ」
「「な!?」」
「おっ! 驚いているぜ、話が弾んで来たので、ついでと言ってはなんだが、お嬢さん達は二十階層のボスを攻略したから教えてやるぜ。二十階層のボス部屋にはクイーンスライムが出現するとギルドに報告したのは俺っちらなんだぜ! 『稀有種』の事は伏せて、だがな」
「……なるほど、じゃあもしかしたら最近三十階層のボスを攻略したのも?」
「勿論、俺っちらだぜ!」
「すごいな、それで秘密って言うのはそれだけか?」
遠くから何か重い物が動く音がかすかに聞こえた。
「うーん、おっ! もう大丈夫そうだぜ、最後に良い事を教えてやるぜ、俺っちらは闇ギルドのメンバーだぜ、そして俺っちらがここにいるのは雇われたからだぜ」
「雇われた? 誰にだ?――もしかして」
「――俺様に決まっているだろ」
聞き覚えの有る声が後ろから聞こえた。振り向くと先ほど俺達が降りてきた階段から、あの時の三人の配下を引き連れて弟のスクロイが現れた。
「スクロイ!? やはりお前か」
「久しぶりだな、くそ兄貴、いやディオ」
「旦那ぁ遅いぜ、もう時間稼ぎするネタが無かったぜ、てっきりクイーンスライムに食われたんじゃないかと思ったぜ、あっはっは」
「なに!? くそ兄貴だと? なるほど顔も少年に似ているし兄弟、いや双子か」
「すいません、俺の家のごたごたにレダさんを巻き込んでしまったみたいで」
「そんな事は無いぞ、少なくてもそっちのジャヴェロットという男は、私が任されているこのダンジョンで好き放題してくれたようだしな」
「ジャヴェロット! ディオの仲間はそこの女一人か?」
「そうだぜ、ボス部屋から出てきたのはこの二人だけだぜ」
「さてディオ、会ったばかりだが話すことなど無い、そこの女も外れスキル持ちのゴミ野郎の仲間になんかなるからこんな目に合うんだ。怨むのなら人を見る目が無かった自分を怨むのだな、さよならだ、お前等、二人とも殺していいぞ! ――ただしすぐには殺すなよ、ゆっくりじっくりといたぶってからだ」
そう言うと、ジャヴェロットの手下三人が俺とレダさんの周りを囲んだ。しかしスクロイの配下三人は動かなかった。
「何をしている? お前らもサッサと行け。もし次も失敗したら――捨てるぞ」
「「「……へい」」」
足取りの重いスクロイの三人の配下も俺達の周りを囲んだ。
「少年! 私と背中合わせになれ!」
「はい!」
「敵が襲い掛かってきたら同時に『円月斬リ』を使うぞ」
「え? でもそれじゃあ俺とレダさんもお互いに斬りあってしまうのでは?」
「それは違うぞ『円月斬リ』は敵と認識した者に対して効果が発動する、私は少年の敵か?」
「そんな訳――でも……」
「――だったら大丈夫だ、いいか相手は私達を殺す気だ、躊躇したらこちらが殺されるぞ! もしかして奴らの中に知り合いでもいるのか?」
俺はスクロイとつるんでいた三人の男の腕を見た。前に俺が斬りつけた傷は無いようだ。折角生きているのになんでまだスクロイと……。そこから俺は視線を上にあげた。こいつらはもう腹をくくったんだろう……そんな顔をしていた。
「少年! 覚悟を決めろ」
そうだ、やらなきゃ俺だけじゃなくレダさんまで殺されてしまう。
「もう大丈夫です! やれます」
「よし――来たぞ――今だ!」
「「『『円月斬リ』』」」
襲い掛かって来た六人の男達は一人残らず上半身と下半身が二つに分かれた―― スクロイを見ると目を見開き信じられないという顔をしているが、ジャヴェロットの方は何故か嬉しそうな顔をしている。
「おいおいおいおい、旦那が連れて来た、やる気のなかった配下共ならまだしも、俺っちの手下の三人は全員Bランクの冒険者なんだぜ、それが一瞬かよ、はぁ、ボスに怒られちまうぜ。こりゃ俺っちと『相棒』の出番だな」
そう言うと槍の穂の部分に巻いていた黒い布を取った。現れた穂には何かの文字が彫られており、その周りだけ青紫色の靄が立ち籠めっているように見えた。
「――魔槍!?」
レダさんが声を上げた。
「おおっ流石だぜ、刀という珍しい武器を持っているだけあって詳しいぜ、正解だぜ。こいつは俺っちの相棒の『魔槍・グングニル』だぜ」
「『グングニル』だと? 聴いたことがあるな、たしかそれは『神話級』の武器の一つではなかったか!」
「そうだぜ! 『神話級』つまり伝説の武器の一つだぜ。と言う事でお嬢さん。ここじゃ兄弟喧嘩の邪魔になるんで向うで俺っちと遊ぼうぜ、怖いならまぁ二人がかりでもいいんだぜ」
レダさんは俺を見た。俺は頷く。
「少年は自分の家族の問題は自分でけりをつけたいだろ、私は私でこのダンジョンで舐めたことをしてくれたジャヴェロットとけりをつけてくる」
レダさんとジャヴェロットはこの場所を離れて行った。
「なっ!? おい! 戻れ! 俺様を無視して勝手に話を進めるな」
その声が聞えたのかジャヴェロットと呼ばれた男はこちらを振り向かずに歩きながら片腕を上にあげ、ヒラヒラと手を数回振った。
「くそっ、おい! 約束と違うぞ! 契約違反だぞ!」
「スクロイ、そんなに一人で戦うのが怖いのか?」
「黙れ! お前など――」
「――スクロイ! 俺と話すことなど無いんだよな? 俺もだよ、稽古を付けてやる。今まで一度も俺に勝てなかったお前が、あれからどれくらい強くなったのかお兄ちゃんが見てやるよ」
「黙れ、くそ兄貴! 『外れスキル』の分際で俺様を舐めるなよ!」
相変わらず挑発にすぐ乗る弟だな……。
「大丈夫だぜ、ここら辺の魔物は全部片付けておいたから当分は安全だぜ、なあぁお前ら」
すると木の陰から三人の冒険者風の男達が出てきた。格好もこのジャヴェロットと言うおっさんにそっくりだ。レダさんは特に怯んだ様子もなくジャヴェロットに尋ねた。
「それで、このダンジョンに強い冒険者パーティーが来ない秘密と言うのを教えて貰おうか」
「まあ、そんなに慌てるんじゃないぜ、お茶でも飲みながらゆっくり話すんだぜ」
「ふざけているのか? そういう事なら私達は地上に戻らせてもらうが」
「はぁ、仕方がないぜ、なーに簡単な事なんだぜ、俺っちらが始末しているからなんだぜ」
「「な!?」」
「おっ! 驚いているぜ、話が弾んで来たので、ついでと言ってはなんだが、お嬢さん達は二十階層のボスを攻略したから教えてやるぜ。二十階層のボス部屋にはクイーンスライムが出現するとギルドに報告したのは俺っちらなんだぜ! 『稀有種』の事は伏せて、だがな」
「……なるほど、じゃあもしかしたら最近三十階層のボスを攻略したのも?」
「勿論、俺っちらだぜ!」
「すごいな、それで秘密って言うのはそれだけか?」
遠くから何か重い物が動く音がかすかに聞こえた。
「うーん、おっ! もう大丈夫そうだぜ、最後に良い事を教えてやるぜ、俺っちらは闇ギルドのメンバーだぜ、そして俺っちらがここにいるのは雇われたからだぜ」
「雇われた? 誰にだ?――もしかして」
「――俺様に決まっているだろ」
聞き覚えの有る声が後ろから聞こえた。振り向くと先ほど俺達が降りてきた階段から、あの時の三人の配下を引き連れて弟のスクロイが現れた。
「スクロイ!? やはりお前か」
「久しぶりだな、くそ兄貴、いやディオ」
「旦那ぁ遅いぜ、もう時間稼ぎするネタが無かったぜ、てっきりクイーンスライムに食われたんじゃないかと思ったぜ、あっはっは」
「なに!? くそ兄貴だと? なるほど顔も少年に似ているし兄弟、いや双子か」
「すいません、俺の家のごたごたにレダさんを巻き込んでしまったみたいで」
「そんな事は無いぞ、少なくてもそっちのジャヴェロットという男は、私が任されているこのダンジョンで好き放題してくれたようだしな」
「ジャヴェロット! ディオの仲間はそこの女一人か?」
「そうだぜ、ボス部屋から出てきたのはこの二人だけだぜ」
「さてディオ、会ったばかりだが話すことなど無い、そこの女も外れスキル持ちのゴミ野郎の仲間になんかなるからこんな目に合うんだ。怨むのなら人を見る目が無かった自分を怨むのだな、さよならだ、お前等、二人とも殺していいぞ! ――ただしすぐには殺すなよ、ゆっくりじっくりといたぶってからだ」
そう言うと、ジャヴェロットの手下三人が俺とレダさんの周りを囲んだ。しかしスクロイの配下三人は動かなかった。
「何をしている? お前らもサッサと行け。もし次も失敗したら――捨てるぞ」
「「「……へい」」」
足取りの重いスクロイの三人の配下も俺達の周りを囲んだ。
「少年! 私と背中合わせになれ!」
「はい!」
「敵が襲い掛かってきたら同時に『円月斬リ』を使うぞ」
「え? でもそれじゃあ俺とレダさんもお互いに斬りあってしまうのでは?」
「それは違うぞ『円月斬リ』は敵と認識した者に対して効果が発動する、私は少年の敵か?」
「そんな訳――でも……」
「――だったら大丈夫だ、いいか相手は私達を殺す気だ、躊躇したらこちらが殺されるぞ! もしかして奴らの中に知り合いでもいるのか?」
俺はスクロイとつるんでいた三人の男の腕を見た。前に俺が斬りつけた傷は無いようだ。折角生きているのになんでまだスクロイと……。そこから俺は視線を上にあげた。こいつらはもう腹をくくったんだろう……そんな顔をしていた。
「少年! 覚悟を決めろ」
そうだ、やらなきゃ俺だけじゃなくレダさんまで殺されてしまう。
「もう大丈夫です! やれます」
「よし――来たぞ――今だ!」
「「『『円月斬リ』』」」
襲い掛かって来た六人の男達は一人残らず上半身と下半身が二つに分かれた―― スクロイを見ると目を見開き信じられないという顔をしているが、ジャヴェロットの方は何故か嬉しそうな顔をしている。
「おいおいおいおい、旦那が連れて来た、やる気のなかった配下共ならまだしも、俺っちの手下の三人は全員Bランクの冒険者なんだぜ、それが一瞬かよ、はぁ、ボスに怒られちまうぜ。こりゃ俺っちと『相棒』の出番だな」
そう言うと槍の穂の部分に巻いていた黒い布を取った。現れた穂には何かの文字が彫られており、その周りだけ青紫色の靄が立ち籠めっているように見えた。
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レダさんが声を上げた。
「おおっ流石だぜ、刀という珍しい武器を持っているだけあって詳しいぜ、正解だぜ。こいつは俺っちの相棒の『魔槍・グングニル』だぜ」
「『グングニル』だと? 聴いたことがあるな、たしかそれは『神話級』の武器の一つではなかったか!」
「そうだぜ! 『神話級』つまり伝説の武器の一つだぜ。と言う事でお嬢さん。ここじゃ兄弟喧嘩の邪魔になるんで向うで俺っちと遊ぼうぜ、怖いならまぁ二人がかりでもいいんだぜ」
レダさんは俺を見た。俺は頷く。
「少年は自分の家族の問題は自分でけりをつけたいだろ、私は私でこのダンジョンで舐めたことをしてくれたジャヴェロットとけりをつけてくる」
レダさんとジャヴェロットはこの場所を離れて行った。
「なっ!? おい! 戻れ! 俺様を無視して勝手に話を進めるな」
その声が聞えたのかジャヴェロットと呼ばれた男はこちらを振り向かずに歩きながら片腕を上にあげ、ヒラヒラと手を数回振った。
「くそっ、おい! 約束と違うぞ! 契約違反だぞ!」
「スクロイ、そんなに一人で戦うのが怖いのか?」
「黙れ! お前など――」
「――スクロイ! 俺と話すことなど無いんだよな? 俺もだよ、稽古を付けてやる。今まで一度も俺に勝てなかったお前が、あれからどれくらい強くなったのかお兄ちゃんが見てやるよ」
「黙れ、くそ兄貴! 『外れスキル』の分際で俺様を舐めるなよ!」
相変わらず挑発にすぐ乗る弟だな……。
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