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小学生
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私は昔から男の子に混ざって遊んでいるような女の子でした。
友達と自分の間に差があったり、違いがあるとそれを極端に気にする子供でもありました。
だから私はかっこいい人になりたかった、
小学四年生くらいなんて男女の見た目の違いなんてあまり大きくありません。
外で遊んでいたおかげで他の女の子より筋肉質、
声も子供にしては落ち着いていたから、
女の子に人気がありました。
人に好かれたり憧れられるのは悪いはしないものです。
そんなアイデンティティの形成中に
祖母が亡くなりました。
そこからお母さんと叔母は深い悲しみに包まれ、
私は悲しみに支配されて、祖母の死因であるがんを治療する人になりたいという言葉を勢いで発しました。
そしたらお母さんはとても喜び、あっというまに中学校受験をすることと、私の夢が医者であるということが決まりました。
私に甘いけど医者という夢を叶えるためならなんでもすると、シングルマザーの母は毎日寝ずに働いてくれました。
逃げ場はいま思えばなかったと思います。
塾に通い始めると当然放課後に友だちと遊ぶことは難しくなりました。
幼稚園からいっしょの子たちは頻繁に私に声をかけてくれるけど、みんな気を遣って遊びには誘ってきませんでした。
中学校から離れてしまえばかなり高い確率で同級生たちとはもう会えなくなります。
そこで、私はあんまりに寂しくなって
歪んでしまったのかもしれない。
ある日から人につく嘘がエスカレートしていきました。
最初はゲームのパスワードを知っている、だったり
スマホを持っているなんてくだらない子供らしいものばかりだった。
だけど、幼稚園から一緒の子を含めた同じクラスの女の子たちがある女の子を虐めているのを見た。
という今の私でも意味のわからない嘘をつきました。
きっと私は虐めから人を助けようとするかっこいい人に憧れていたんだと思います。
その嘘が事実だと思ってもらえるように、
私は自分の足の裏やふくらはぎや手のひらを自分でカッターで何十回も切って、彼女たちにやられたと言ったのです。
いまでも私は私が恐ろしいです。
ただ人をいじめるよりたちが悪いことです。
そんなデカくて不気味な嘘をついたのが小学5年生です。
警察もパトロールなどを重点化させるなどといったように動いてくれていたけれど、さすがに火のないところに煙は立ちません。
すぐにこの嘘はバレて、私は巻き込んだ全ての子たちに頭を下げて謝りました。
そこからの学校での日々は案の定地獄みたいでしたが、
すべて私の責任です。
今でもこれが夢だったらいいのにと思ってしまいます。
いまでも私は地元を怖くて歩けません。
友達と自分の間に差があったり、違いがあるとそれを極端に気にする子供でもありました。
だから私はかっこいい人になりたかった、
小学四年生くらいなんて男女の見た目の違いなんてあまり大きくありません。
外で遊んでいたおかげで他の女の子より筋肉質、
声も子供にしては落ち着いていたから、
女の子に人気がありました。
人に好かれたり憧れられるのは悪いはしないものです。
そんなアイデンティティの形成中に
祖母が亡くなりました。
そこからお母さんと叔母は深い悲しみに包まれ、
私は悲しみに支配されて、祖母の死因であるがんを治療する人になりたいという言葉を勢いで発しました。
そしたらお母さんはとても喜び、あっというまに中学校受験をすることと、私の夢が医者であるということが決まりました。
私に甘いけど医者という夢を叶えるためならなんでもすると、シングルマザーの母は毎日寝ずに働いてくれました。
逃げ場はいま思えばなかったと思います。
塾に通い始めると当然放課後に友だちと遊ぶことは難しくなりました。
幼稚園からいっしょの子たちは頻繁に私に声をかけてくれるけど、みんな気を遣って遊びには誘ってきませんでした。
中学校から離れてしまえばかなり高い確率で同級生たちとはもう会えなくなります。
そこで、私はあんまりに寂しくなって
歪んでしまったのかもしれない。
ある日から人につく嘘がエスカレートしていきました。
最初はゲームのパスワードを知っている、だったり
スマホを持っているなんてくだらない子供らしいものばかりだった。
だけど、幼稚園から一緒の子を含めた同じクラスの女の子たちがある女の子を虐めているのを見た。
という今の私でも意味のわからない嘘をつきました。
きっと私は虐めから人を助けようとするかっこいい人に憧れていたんだと思います。
その嘘が事実だと思ってもらえるように、
私は自分の足の裏やふくらはぎや手のひらを自分でカッターで何十回も切って、彼女たちにやられたと言ったのです。
いまでも私は私が恐ろしいです。
ただ人をいじめるよりたちが悪いことです。
そんなデカくて不気味な嘘をついたのが小学5年生です。
警察もパトロールなどを重点化させるなどといったように動いてくれていたけれど、さすがに火のないところに煙は立ちません。
すぐにこの嘘はバレて、私は巻き込んだ全ての子たちに頭を下げて謝りました。
そこからの学校での日々は案の定地獄みたいでしたが、
すべて私の責任です。
今でもこれが夢だったらいいのにと思ってしまいます。
いまでも私は地元を怖くて歩けません。
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