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東の山エピローグ

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「やまにのぼって、その様子をみた。やまへは徒歩? 歩いていけたんですか?」
「ええ」

「山には、村がある。東の山の黒雲のことがわかった。・・・・・・で、工場は、どうなっていまし

たか?」


衛兵に聞かれて、こたえることになりましたが、どのようにしてはなしたらいいのか、多くのことが

ありました。



工場の近所にあった村には、たくさんの種類があって種々の種類のくすりをつくって、帝国内の各所

におくりとどけていました。



帝国の中にあるものごとで、そのしなものを作るために必要になる工場は多いのですが、他の工場と

おなじようなもので、同様の機能あったみたいでした。


そんな風に利用していましたが、工場は大変多くのくすりをつくっていて、他にも、青い薬などを製

造しているこうじょうになっていました。





「工場の中では、その、青い薬をつくっていたのですか?」



「工場の外にもそのような装置があってそこから採取した、あおいくすりのもとを出して、それを中

にかこぶ作業をしていました」




「作業いんのひとが、その、工場の近所の村のそのむかしの薬職人のひとだったのですか? そうし

て、その工場での仕事にあたっていたのでしょうか?」





「・・・・・・そうですね。工場のなかで、その工場にあるいろいろなものをつくっていて、それか

らたくさんのものを外に運んだり、出したりするかかりを、職人をつかってしていたと思います。そ

うしたことで、ほかにもたくさんの作業を、他の工場のなかでしていた」






「すると、工場にいたのは、その労働者で、村のひとをかってに徴収していたということになる。・

・・・・・そうすると、大変なことになりますね。国の労働しゃとしても」






それぞれたくさんのことがありましたが、そのなかでも少女がいました。村にいた少女でその村の事

件を解決するのに手伝いました。


村の捜索をするのに、洞窟に行ったり、その後、洞窟から出て村に入ったり、工場に行ったりするの

に大変役にたちました。







「村の工場には、そのおおきな怪物がいたらしいですが。それはどういうことでしょうか?」





不思議な事件でありましたが、村を制御している工場のなかに、まものがいて、それが、怪物として

いたのですが、怪物によって村の工場が守られていました。




「村にいる工場の中でも、その中心にある工場には、たくさんのもっと大きな怪物がいて、もっとも

多くの労働者を監視していて、労働者を拘束していました」


労働者はそれぞれの場所で隔離されていた。むらでもなかまのものは、とくにべつべつの場所にいれ

られ、労働者が工場で、けったくした、むらなかまとして騒動をおこして工場を破壊したり稼動を停

止したりするのをとめていました。






「工場の労働者を拘束していた、まもの、怪物ですが、それは、どうやったのですか?」






巨大な怪物は、工場の扉を監視していて、そのなかに入る人を、とめていました。また工場エリアの

なかには、それぞれ大規模な工場があったので、そのなかの魔物が工場の労働者を、逐一監視して、

その見張りをしていたことにもなっていました。まものを倒すために、それぞれの場所にいるものを

、ひとつひとつみつけては、それぞれどのようにしてか、みずうみに投げ込んだり、工場のそば、そ

のなかで拘束したりしました。



「まあ、大変でした。とても、人の手に負えるものではないといった様子です」


「強さ?」


「つよいまものだと思います。どんなつよさだったかというと、それぞれで、・・・・・・」
「強力な理知の力でまとっていました。まさか、このよのものとは思えない。地下にでもいるのかも

しれない。そんなものでした」

ろえううぇが答えにくくしていると、えうがかわりにこたえました。


「そうですか」






衛兵はあまりおもしろくない様子で、そのあたりを新しくメモにとって、そのまま、日誌を閉じまし

た。


閉じると、そのまま、説明はおわったというような事をいって、さっていきました。






最後にのこされたのは、ろえううぇと、その二人でした。
東の山の黒くもの事件の工場での事件を報告すると、そのまま、帝国府を後にして、まちにでました





町には、多くのひとびとがいまだたくさんの仕事に明け暮れている様子で、すでに午後も遅い時間で

したが、その活気はいろいろな場所でみることができました。




方々の町のそばでは、まだ、国のしなものを取引していて、それを交易する人々が多くやってきては

、帝国都の交易をささえていました。



国にとみをもたらすことによってその役目をおえる商人は、その税をやすくしていて、その活動をし

ていました。





道を曲がって外に出ると、とおりが新しく変わり、さらに、その先に何本もの街道の交差点をみるこ

とができて、交差点ごとに大変多くの人が行き交うのをみることができました。



新しい建物の外にあるのは、それぞれの建物で、ろえううぇが帝国都に住んでいる建物がみえてきま

す。




建物の一室でその生活をしますが、とても多くの生活にあふれていました。

あたらしいもの。新しい生活の様子。

まるで別の国にいるかのように、もといた国とは別のくににすんで、その生活をすることですが、あ

たらしくうまれたとちでの生活をしていました。芸術的町のようすをみると、それがあふれています

。まちを飾るいろいろな彫像は、新しく訪れた時代の様子をあらわしていました。


まるで違う様子を持つその都市の姿を飾るものは、その町だけでなく、身近なところにもあり、部屋

のなかをいろいろな姿にしました。


目に見える姿がその帝国とその都の文化に彩られ、そのアートが生み出す資源をみて大変豊かな日常

がおとずれるかのように思いました。

帝国にあるのはそのような自分がもっているいろいろな面でした。もしかすると、それによって国が

別の形になるかもしれない、自分はそんなところにいて、そのようすをみていました。





















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