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怒りと悲しみ
愛する人
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デイーザ視点
デイーザ「…………」
友人「デイーザ?どうしたんだ?いつにも増して顔が怖いぞ?」
その日 デイーザは戦友でもある友人達と合同任務をこなしていた
デイーザ「っ!」
友人「お前これっ………」
デイーザ「…………!!!!!!」
不意にデイーザが持っていた刀が突然破損し、デイーザは無言で軍への帰路に着き、着いた直後に感じた気配でエンジンがかかったままのバイクを乗り捨て、薄まっていく気配の元へと走る
デイーザ「デロイド!!」
嘘………だろ………
デイーザが消えたに近い気配の元に着いた瞬間………デイーザは生きた心地を失い息を切らしながら動かなくなった愛息子の元に行った
デイーザ「デロイド………?デロイド………デロイド………!デロイド!!」
デロイドの身体は冷たくなり体温は感じなかった………呼吸も心拍も止まり………気配も消えていき………首に生々しい圧迫痕だけが目に焼き付いた
デイーザ「嘘だそんな………デロイド………」
デイーザは泣きながら抱き寄せたデロイドの頬を涙で濡らした………愛した女性(ひと)を早くに亡くし1人残った息子を男手1人で育てたからこそ………誰よりも愛情を注いだ息子を意味もなく奪われた怒りは計り知れなかった
デイーザ「………おい」
デイーザは遅れてやってきて全てを察した友人にデロイドを預け、入れ違いでやってきた仲間を呼んだ
仲間「…………」
デイーザは軍内でも怒らせれば命がないと噂れるほど怒ると気性が荒く、場合によっては苦しみながら死ぬことも少なくはないほどだった
デイーザ「α部隊隊員を全員生け捕りで無傷のままで捕え地下に監禁しろ」
仲間「…………」
デイーザ「返事は!!!!!!!!」
仲間「さ SirYesSir!!!」
デイーザの怒号はその場にいた人間全員を震え上がらせ、溢れでた殺気で何人の隊員を恐怖で失神させたのか………
デイーザ「デロイド………」
愛された息子を奪われたデイーザが知る由もない
デイーザ「…………」
「バギッ……ゴッ…ゴキン…」
隊員「…………」
デイーザ「耐え症がねえな これでα部隊隊員とは聞いて呆れる」
鈍い打撃音が響く室内でデイーザは「裏切り者」を1人1人処分していた………勿論上からの許可を得た上で
デイーザ「俺が今までどれだけ加減をしてたのかはわかっただろうな」
隊員「ひっ………」
動かなくなった隊員をそこらに放り投げ、デイーザは怯える隊員を1人首根っこを掴んで引きずり、処罰という名の死を与えていく
デイーザ「今何人死んだ?ナイト」
ナイト「…………」
デイーザ「…………」
「ゴキン」
ナイト「~~~~!!!………じゅ 15人」
デイーザは能力を使って見た目無傷のナイトの肋骨を折る………すでに5本も骨の折られているナイトはデイーザの問に答えないと更に折られるのだ
仲間「最初の頃に比べると冷静になってるな」
仲間「顔は変わってないけどな」
???「怒りを通り越して冷静になってるだけだ 内心殺したい衝動を押さえ込んでる」
仲間「ラミ」
デイーザの監禁部屋は異次元空間にあり決まった人間しか入れないが、デイーザが管理室で中を見れるようにしてくれていて、そこに仲間や友人達が来ていて情報屋のラミも来た
ラミ「ルイーナは能力者の中でも珍しい自己回復能力を持っていなかった しかも病弱でデイーザとの子を宿らせたのも奇跡だ そしてルイーナはデロイドに全ての能力を託して死別………デイーザは男で1つでデロイドをここまで育てた………誰よりも愛情を注ぎ大切にしていた子供を理由もなく奪われたんだ キレるに決まってる 皆殺しにしなかっただけマシだよ」
ラミの言う「皆殺し」とは軍内の全ての人間のことを指していて、それをわかっている友人達は「俺らフリーでよかったな」と言う
デイーザ「…………今何人だ ナイト」
ナイト「16です………」
デイーザ「ナイト お前がデロイドを扼殺したのはひと目でわかる お前達が洗脳をされていたことに気が付かなかった俺も俺だが………1度は解いたはずだ何故また洗脳された?」
洗脳をとくのは簡単だしすぐにわかるが………何故1度解いたはずの洗脳をまたされているのか
ナイト「………我々も知らずの内でした 意識はあっても身体が自由に動かなかった」
デイーザ「それに気が付かなかったもしくは知っていて放置したヤツがいるな」
不意にチラッとデイーザはラミ達を見た それは「捕まえこちらに連れてこい」と言う意味を持っている
友人達「任せなデイーザ 少し待ってろ」
実はデロイドの死を嘆き怒っていたのはデイーザだけではなくその他友人達もだった
上官「ゔっ………」
デイーザ「上官という者が情けない」
上官「デイ………」
「パァン」
上官がデイーザの名を呼ぶ前にデイーザは拳銃の引き金を引き、既に着いている返り血にさらに返り血が着く
デイーザ「こいつら処分してからお前らだ」
その言葉を始まりにデイーザは捕まった上官たちを消していく
~数十分後~
デイーザ「………ラミ」
ラミ「ん?」
デイーザ「一時中断」
そして数十分後 ラミに言って処罰を一時中断しデイーザはある場所へ
デイーザ「……デロイド……」
お前の手は暖かった………誰よりも厳しく育ててきた俺の手を………冷えきり冷たいこの手を………「暖かい」と………そう言ってくれたのはデロイドとルイーナだった………
デイーザはデロイドの部屋に来ていた………血の乾いた黒い手袋でデロイドの私物に触れて………涙が溢れ出した
デイーザ「ルイーナ………そっちにデロイドも逝ったから………暖かく迎えてやってくれ………」
デロイドが死んだその日は………妻でありデロイドの母 ルイーナが亡くなった日でもあった………
デイーザ「…………」
友人「デイーザ?どうしたんだ?いつにも増して顔が怖いぞ?」
その日 デイーザは戦友でもある友人達と合同任務をこなしていた
デイーザ「っ!」
友人「お前これっ………」
デイーザ「…………!!!!!!」
不意にデイーザが持っていた刀が突然破損し、デイーザは無言で軍への帰路に着き、着いた直後に感じた気配でエンジンがかかったままのバイクを乗り捨て、薄まっていく気配の元へと走る
デイーザ「デロイド!!」
嘘………だろ………
デイーザが消えたに近い気配の元に着いた瞬間………デイーザは生きた心地を失い息を切らしながら動かなくなった愛息子の元に行った
デイーザ「デロイド………?デロイド………デロイド………!デロイド!!」
デロイドの身体は冷たくなり体温は感じなかった………呼吸も心拍も止まり………気配も消えていき………首に生々しい圧迫痕だけが目に焼き付いた
デイーザ「嘘だそんな………デロイド………」
デイーザは泣きながら抱き寄せたデロイドの頬を涙で濡らした………愛した女性(ひと)を早くに亡くし1人残った息子を男手1人で育てたからこそ………誰よりも愛情を注いだ息子を意味もなく奪われた怒りは計り知れなかった
デイーザ「………おい」
デイーザは遅れてやってきて全てを察した友人にデロイドを預け、入れ違いでやってきた仲間を呼んだ
仲間「…………」
デイーザは軍内でも怒らせれば命がないと噂れるほど怒ると気性が荒く、場合によっては苦しみながら死ぬことも少なくはないほどだった
デイーザ「α部隊隊員を全員生け捕りで無傷のままで捕え地下に監禁しろ」
仲間「…………」
デイーザ「返事は!!!!!!!!」
仲間「さ SirYesSir!!!」
デイーザの怒号はその場にいた人間全員を震え上がらせ、溢れでた殺気で何人の隊員を恐怖で失神させたのか………
デイーザ「デロイド………」
愛された息子を奪われたデイーザが知る由もない
デイーザ「…………」
「バギッ……ゴッ…ゴキン…」
隊員「…………」
デイーザ「耐え症がねえな これでα部隊隊員とは聞いて呆れる」
鈍い打撃音が響く室内でデイーザは「裏切り者」を1人1人処分していた………勿論上からの許可を得た上で
デイーザ「俺が今までどれだけ加減をしてたのかはわかっただろうな」
隊員「ひっ………」
動かなくなった隊員をそこらに放り投げ、デイーザは怯える隊員を1人首根っこを掴んで引きずり、処罰という名の死を与えていく
デイーザ「今何人死んだ?ナイト」
ナイト「…………」
デイーザ「…………」
「ゴキン」
ナイト「~~~~!!!………じゅ 15人」
デイーザは能力を使って見た目無傷のナイトの肋骨を折る………すでに5本も骨の折られているナイトはデイーザの問に答えないと更に折られるのだ
仲間「最初の頃に比べると冷静になってるな」
仲間「顔は変わってないけどな」
???「怒りを通り越して冷静になってるだけだ 内心殺したい衝動を押さえ込んでる」
仲間「ラミ」
デイーザの監禁部屋は異次元空間にあり決まった人間しか入れないが、デイーザが管理室で中を見れるようにしてくれていて、そこに仲間や友人達が来ていて情報屋のラミも来た
ラミ「ルイーナは能力者の中でも珍しい自己回復能力を持っていなかった しかも病弱でデイーザとの子を宿らせたのも奇跡だ そしてルイーナはデロイドに全ての能力を託して死別………デイーザは男で1つでデロイドをここまで育てた………誰よりも愛情を注ぎ大切にしていた子供を理由もなく奪われたんだ キレるに決まってる 皆殺しにしなかっただけマシだよ」
ラミの言う「皆殺し」とは軍内の全ての人間のことを指していて、それをわかっている友人達は「俺らフリーでよかったな」と言う
デイーザ「…………今何人だ ナイト」
ナイト「16です………」
デイーザ「ナイト お前がデロイドを扼殺したのはひと目でわかる お前達が洗脳をされていたことに気が付かなかった俺も俺だが………1度は解いたはずだ何故また洗脳された?」
洗脳をとくのは簡単だしすぐにわかるが………何故1度解いたはずの洗脳をまたされているのか
ナイト「………我々も知らずの内でした 意識はあっても身体が自由に動かなかった」
デイーザ「それに気が付かなかったもしくは知っていて放置したヤツがいるな」
不意にチラッとデイーザはラミ達を見た それは「捕まえこちらに連れてこい」と言う意味を持っている
友人達「任せなデイーザ 少し待ってろ」
実はデロイドの死を嘆き怒っていたのはデイーザだけではなくその他友人達もだった
上官「ゔっ………」
デイーザ「上官という者が情けない」
上官「デイ………」
「パァン」
上官がデイーザの名を呼ぶ前にデイーザは拳銃の引き金を引き、既に着いている返り血にさらに返り血が着く
デイーザ「こいつら処分してからお前らだ」
その言葉を始まりにデイーザは捕まった上官たちを消していく
~数十分後~
デイーザ「………ラミ」
ラミ「ん?」
デイーザ「一時中断」
そして数十分後 ラミに言って処罰を一時中断しデイーザはある場所へ
デイーザ「……デロイド……」
お前の手は暖かった………誰よりも厳しく育ててきた俺の手を………冷えきり冷たいこの手を………「暖かい」と………そう言ってくれたのはデロイドとルイーナだった………
デイーザはデロイドの部屋に来ていた………血の乾いた黒い手袋でデロイドの私物に触れて………涙が溢れ出した
デイーザ「ルイーナ………そっちにデロイドも逝ったから………暖かく迎えてやってくれ………」
デロイドが死んだその日は………妻でありデロイドの母 ルイーナが亡くなった日でもあった………
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