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逝く者と行く者
大騎の決意と雅一への想い
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大騎視点
大騎『……やっぱりいたんだ 汪牙』
雅一と別れUターンし歩いているとそこには彪雅の体を乗っ取っとり一見違う風貌の汪牙の姿
汪牙『わざわざUターンして殺されに来たのか?霧夜家の末裔』
大騎『このまま行っても俺は死ぬだけだ それならせめてお前と戦って死ぬ白銀家と霧夜家を消した事を後悔するがいい!!』
その言葉で汪牙と大騎のサシでの戦闘が開始する
誇り高く名誉の有る家系で産まれ死ななければ共に生きていた筈の大騎と雅一の家系を壊滅させた汪牙は彪雅の中に巣食う闇……彪雅自身が光で汪牙は彪雅の中の闇……
大騎 やっぱり圧倒的な差がある……
戦闘開始1分で既にボロボロになっている大騎の脳裏に浮かぶのは雅一との日々……
大騎『がっ……!!』
汪牙『勝負あったな末裔』
汪牙のたった1発で大騎の体から大量の出血が溢れ壁に激突し喀血した大騎は浅い呼吸を繰り返し既に体が動かない
汪牙『最後の最後まで雅一を愛し護ろうとした大騎に幸福あらん事を』
汪牙は最後にそう言い残しその場を去っていった
大騎 くそ……雅一への恩返しも何も出来ずに死ぬなんて……
薄れゆく意識の中で走馬灯を見ながら大騎は雅一の事を只ひたすらに想う……
雅一「大騎……」
ふと聞こえた雅一の声……手放しかけた大騎の意識と感覚が戻ってきて雅一が泣きながら大騎を抱きしめていて人生最後に雅一と会えた大騎は喜ばしく思う
大騎『ごめ……ん……1人……で置いて……逝ってしま……う…………雅一……お前……との楽しかった……日々は……幸福……だった……先に……逝くけど……待ってる……か……ら……』
大騎は最愛の人である雅一にそう言い残して大騎の命の華は音無く散った……
???「結構来るの遅かったな」
大騎「不老不死なんだから当然だろ渉夢(あゆむ)……」
渉夢「……嬉しげに逝けるあたりが羨ましく思うよ……」
大騎「最後の最後で雅一が来てくれたからな
俺は待つだけだ雅一が来る日を」
「渉夢」は大騎の友人で義理の弟として霧夜家の舎弟でもあり汪牙が渉夢を正式な霧夜家の者と勘違いし命を落とし渉夢も待っているのだ……置いて逝ってしまった恋人を……
大騎「……時の流れ早くね?」
渉夢「この世界は死者が大切な人を待つ世界だからな 時の流れは異常な程に早くてすぐに時間を重ねてしまう」
大騎「そういうもんなの……雅一!?」
大騎が言葉を言い切る前に雅一が好きなはずの彪雅を打った……
大騎 時の流れが早いとはいえこれは余りにも速すぎる……彪雅が死ぬ事は分かっていたけど……
転生能力副作用未来予知能力……その力で大騎は彪雅が死ぬ事は分かっていただが時の流れが速すぎて大騎は困惑する
大騎「雅一も……」
渉夢「もうすぐ来るな……雅一さんなら大切な人を2人失ったんじゃ生きている意味もないと思うだろ?」
雅一「彪雅はここには来ない 俺は来るけど」
大騎「雅一」
雅一が彪雅を打った地のつく刀を雪の積もる崖に刺して崖から飛び降りてこちらに来たのだろうが雅一の表情はいまいち微妙な感じ……
大騎「彪雅殿がここに来ないと何で知ってるの?」
雅一「あいつは生まれつき半人半神(はんじんはんしん)で人より神の血が強いから転生して半獣半人(はんじゅうはんしん)って形で翼の所に戻るだろ」
大騎 だから闇の汪牙と光の彪雅が存在している
大騎「雅一?何で……透けて……?」
雅一「……俺はここに長くは止まれない」
渉夢「大騎 お前は雅一さんと一緒に行くべきだ」
大騎「…………」
大騎 どうしたらいいんだ……?渉夢を置いて逝くか雅一と共に逝くか……
大騎にとって渉夢は本当に弟のように思い家族として大切に思っているし雅一と共に逝くことを望んでもいる
渉夢「雅一さん 貴方転生は?」
雅一「ずっと生きていたから持っていない」
大騎「……一度も死んでいないの?」
大騎 雅一の産まれは2000年で28からカウントはストップしているとなると一度も死んでないならかなりの年齢……
雅一「ああ 死にかけた事は相応にあるが死んだことは無い
……大騎 お前が選ぶんだ渉夢か俺かを」
雅一の言葉は真っ向なる正論……最終的に選ぶのは大騎……
渉夢「……Usted elige el Masaiti ...... la persona que creen cunado-de(お前は信じる方を……雅一を選べよ……義兄さん)
Como yo no soy amargo que esperar bien(俺は大丈夫 待つことに苦は無い)
Yo tambien me no llorar ...... ...... Asi pues morir cuando el venga(俺も彼が来たら逝くから……だから……泣かないでくれ)」
大騎は渉夢の優しい言葉で泣いていた……
雅一はフランス国籍は持っているがスペイン国籍は持っていない為スペイン語が理解出来ないが数少ない知識で大騎に「雅一と共に行け」と言ったのは理解ができる
大騎「Usted es por eso que hacer yo ...... yo(お前はどうしてそうやって俺を……)
...... Que me vigilado a pesar de tener algunas personas esperando cuando se devast?? la casa(家が壊滅させられる時もお前は待っている人がいたのに俺を護った……)
Wataruyume a usted, incluso si la razon para decir que porque mi hermano sin utilizar el amado pueblo para elegir mi felicidad ...... yo me preocupe de hacer lo que haces con?(兄だからと言う理由を抜きにしてもお前は……俺の幸福を選び最愛の人を生かした 渉夢お前何でそうやって俺らを案じるんだよ?)」
渉夢「...... Conocl porque me salve la vida a Masaiti-san y gran dia sentado ...... me ayudo a las dos personas que se estan muriendo(……命を救われたから 雅一さんと大騎に出会った日……俺は死にかけていて2人に助けられた)
2 personas aunque se salvo sus vidas era suficiente consideraron que es sinceramente feliz en ese momento ...... y yo en contacto con mi como un verdadero hermano(命を救われただけで十分だったのに2人は俺を本当の兄弟のように接してくれて……心から幸せだと感じた)
Me gustaria devolver al final de las dos ultimas personas que me ensenaron la verdadera felicidad me ha dado a una nueva familia que perdio a una familia(家族をなくした俺に新しい家族を与え本当の幸福を教えてくれた2人に最後の最後に恩返しがしたい)
Dos de felicidad tan grande de estar mi feliz ir de tarde ...... voy con el Sr. Masaiti(2人の幸せは俺の幸せだ だから雅一さんと行け……俺は後から行く)」
雅一「…………」
雅一に言葉は理解出来ない……だけどとても深い事を言っているのはいくら雅一でも理解が可能
渉夢「Adios ...... mi pueblo importantes ......(さようなら……俺の大切な人達……)」
その言葉で雅一と大騎は失神し目が覚めた時には渉夢はその場にはいなかった……
大騎「……渉夢の奴一体いつあんな能力を手に入れたんだ……」
雅一「死者転生不可能時可能許可瞬間移転蘇生特定人物専用可能能力……」
「死者転生不可能時可能許可瞬間移動蘇生特定人物専用可能能力」とは……死者が転生不可能の時のみに許可の降りる特定人物専用特殊能力で渉夢は「特定人物」に当てはまるがその能力は1度きりしか使えない
雅一「1度きりしか使えない能力を俺ら2人に使うか……あの能力は進化に進化を重ねれば威力は勿論の事もう転生のできない者も転生が可能にできる能力でもある」
「だが渉夢は俺らを選んだ」と雅一は続ける大騎は少し前を歩く雅一の頬に光るものが伝っている事を知り本当は能力を自分の為に……自分の為になる事に使って欲しかったのだろうと思う
???「死して尚死者を待つ世界と死して再会した者の来る世界
ここはその中間の世界」
雅一、大騎「初代……」
宛もなく歩いているとふと声が聞こえて前を向くとそこには霧夜家と白銀家の初代当主が立っていた
霧夜家の初代当主と白銀家の初代当主雅一と大騎に身長も顔も性格も何もかもが同じで唯一違うのは名前と顔にある傷跡だけ
霧夜家初代当主の名前は翔、白銀家初代当主の名前は風翔(かざと)……
風翔「……お前らは……正しい……選択をした……
犠牲……も…最小限に……抑え……多くの命を……救い……自由……に……生きる事の……出来る国を……作り上げ……己自らの……命の華を……散らした……我らには出来えなかった……選択……」
白銀家初代当主 風翔の声は酷く掠れ途切れ途切れでしか喋る事ができない
大騎 確か白銀家初代当主は霧夜家初代当主との家系を賭けた戦いで結果相打ち……
翔「俺らは愛し合っていたのに取ったものは違っていた……風翔は家系を俺は仲間を取り長い間戦い続けた結果どちらも死ぬと言う形で終わった
だけど大騎と雅一は違う
仲間と家族 大切な両方を取り大騎は転生雅一は大騎亡き後も生き続け最後の最後で大騎の想いを優先し自らの命をなげうった……
……お前らこそこの世界に生きる価値がある」
風翔「与えよう……我らの力」
そう言って風翔と翔は同じ家系の雅一と大騎の前に立ち片手をかざす
風翔、翔「Deje Takuso el ultimo de la fuerza, como el principal nosotros que en este mundo cometer los errores de supervivencia y descendientes destruidas por el sistema de casa Shi han sido(壊滅されし我が家系の生き残りし末裔 過ちを犯しこの世界に主された我等の最後の力を託そう)
En el nuevo mundo Ven ir ...... como una persona responsable para el futuro de este mundo ...... como nos gusta el final de la familia(我等最後の家族として……この世の未来を担う者として……行ってこい新しい世界に)」
スペイン語で言われた言葉と共に雅一と大騎は深い睡魔に襲われ抗うことも無く目を閉じた
雅一「大騎」
大騎「ん……?」
ふと和服の雅一の声で目が覚めた大騎は和を強調した広い屋敷のお気に入りの場所に座り少し眠りに落ちていたのか目を開けると綺麗な月を見ていたからか団子と暖かいお茶が置いてある
雅一「こんな所で寝るな……何かいい夢でも見たのか?」
雅一と大騎にはかつての記憶は残っていない
彪雅の事も翼の事も……今ある事しか2人には分からない
当主として家系を支え国を支え戦多き戦乱の世でも幸せに民が暮らせるように尽くしている
大騎「とても長いけど優しい夢を見ていた気がする
誰かに「正しい選択をした」と言われた」
雅一「そうか 俺も隣り良いか?」
大騎「勿論 雅一もじきにこっちに来ると思って2人分ある」
白銀家初代当主と霧夜家初代当主に与えられた新しい世界を雅一と大騎はどう生きていくのか……
それはまた別の物語……
大騎『……やっぱりいたんだ 汪牙』
雅一と別れUターンし歩いているとそこには彪雅の体を乗っ取っとり一見違う風貌の汪牙の姿
汪牙『わざわざUターンして殺されに来たのか?霧夜家の末裔』
大騎『このまま行っても俺は死ぬだけだ それならせめてお前と戦って死ぬ白銀家と霧夜家を消した事を後悔するがいい!!』
その言葉で汪牙と大騎のサシでの戦闘が開始する
誇り高く名誉の有る家系で産まれ死ななければ共に生きていた筈の大騎と雅一の家系を壊滅させた汪牙は彪雅の中に巣食う闇……彪雅自身が光で汪牙は彪雅の中の闇……
大騎 やっぱり圧倒的な差がある……
戦闘開始1分で既にボロボロになっている大騎の脳裏に浮かぶのは雅一との日々……
大騎『がっ……!!』
汪牙『勝負あったな末裔』
汪牙のたった1発で大騎の体から大量の出血が溢れ壁に激突し喀血した大騎は浅い呼吸を繰り返し既に体が動かない
汪牙『最後の最後まで雅一を愛し護ろうとした大騎に幸福あらん事を』
汪牙は最後にそう言い残しその場を去っていった
大騎 くそ……雅一への恩返しも何も出来ずに死ぬなんて……
薄れゆく意識の中で走馬灯を見ながら大騎は雅一の事を只ひたすらに想う……
雅一「大騎……」
ふと聞こえた雅一の声……手放しかけた大騎の意識と感覚が戻ってきて雅一が泣きながら大騎を抱きしめていて人生最後に雅一と会えた大騎は喜ばしく思う
大騎『ごめ……ん……1人……で置いて……逝ってしま……う…………雅一……お前……との楽しかった……日々は……幸福……だった……先に……逝くけど……待ってる……か……ら……』
大騎は最愛の人である雅一にそう言い残して大騎の命の華は音無く散った……
???「結構来るの遅かったな」
大騎「不老不死なんだから当然だろ渉夢(あゆむ)……」
渉夢「……嬉しげに逝けるあたりが羨ましく思うよ……」
大騎「最後の最後で雅一が来てくれたからな
俺は待つだけだ雅一が来る日を」
「渉夢」は大騎の友人で義理の弟として霧夜家の舎弟でもあり汪牙が渉夢を正式な霧夜家の者と勘違いし命を落とし渉夢も待っているのだ……置いて逝ってしまった恋人を……
大騎「……時の流れ早くね?」
渉夢「この世界は死者が大切な人を待つ世界だからな 時の流れは異常な程に早くてすぐに時間を重ねてしまう」
大騎「そういうもんなの……雅一!?」
大騎が言葉を言い切る前に雅一が好きなはずの彪雅を打った……
大騎 時の流れが早いとはいえこれは余りにも速すぎる……彪雅が死ぬ事は分かっていたけど……
転生能力副作用未来予知能力……その力で大騎は彪雅が死ぬ事は分かっていただが時の流れが速すぎて大騎は困惑する
大騎「雅一も……」
渉夢「もうすぐ来るな……雅一さんなら大切な人を2人失ったんじゃ生きている意味もないと思うだろ?」
雅一「彪雅はここには来ない 俺は来るけど」
大騎「雅一」
雅一が彪雅を打った地のつく刀を雪の積もる崖に刺して崖から飛び降りてこちらに来たのだろうが雅一の表情はいまいち微妙な感じ……
大騎「彪雅殿がここに来ないと何で知ってるの?」
雅一「あいつは生まれつき半人半神(はんじんはんしん)で人より神の血が強いから転生して半獣半人(はんじゅうはんしん)って形で翼の所に戻るだろ」
大騎 だから闇の汪牙と光の彪雅が存在している
大騎「雅一?何で……透けて……?」
雅一「……俺はここに長くは止まれない」
渉夢「大騎 お前は雅一さんと一緒に行くべきだ」
大騎「…………」
大騎 どうしたらいいんだ……?渉夢を置いて逝くか雅一と共に逝くか……
大騎にとって渉夢は本当に弟のように思い家族として大切に思っているし雅一と共に逝くことを望んでもいる
渉夢「雅一さん 貴方転生は?」
雅一「ずっと生きていたから持っていない」
大騎「……一度も死んでいないの?」
大騎 雅一の産まれは2000年で28からカウントはストップしているとなると一度も死んでないならかなりの年齢……
雅一「ああ 死にかけた事は相応にあるが死んだことは無い
……大騎 お前が選ぶんだ渉夢か俺かを」
雅一の言葉は真っ向なる正論……最終的に選ぶのは大騎……
渉夢「……Usted elige el Masaiti ...... la persona que creen cunado-de(お前は信じる方を……雅一を選べよ……義兄さん)
Como yo no soy amargo que esperar bien(俺は大丈夫 待つことに苦は無い)
Yo tambien me no llorar ...... ...... Asi pues morir cuando el venga(俺も彼が来たら逝くから……だから……泣かないでくれ)」
大騎は渉夢の優しい言葉で泣いていた……
雅一はフランス国籍は持っているがスペイン国籍は持っていない為スペイン語が理解出来ないが数少ない知識で大騎に「雅一と共に行け」と言ったのは理解ができる
大騎「Usted es por eso que hacer yo ...... yo(お前はどうしてそうやって俺を……)
...... Que me vigilado a pesar de tener algunas personas esperando cuando se devast?? la casa(家が壊滅させられる時もお前は待っている人がいたのに俺を護った……)
Wataruyume a usted, incluso si la razon para decir que porque mi hermano sin utilizar el amado pueblo para elegir mi felicidad ...... yo me preocupe de hacer lo que haces con?(兄だからと言う理由を抜きにしてもお前は……俺の幸福を選び最愛の人を生かした 渉夢お前何でそうやって俺らを案じるんだよ?)」
渉夢「...... Conocl porque me salve la vida a Masaiti-san y gran dia sentado ...... me ayudo a las dos personas que se estan muriendo(……命を救われたから 雅一さんと大騎に出会った日……俺は死にかけていて2人に助けられた)
2 personas aunque se salvo sus vidas era suficiente consideraron que es sinceramente feliz en ese momento ...... y yo en contacto con mi como un verdadero hermano(命を救われただけで十分だったのに2人は俺を本当の兄弟のように接してくれて……心から幸せだと感じた)
Me gustaria devolver al final de las dos ultimas personas que me ensenaron la verdadera felicidad me ha dado a una nueva familia que perdio a una familia(家族をなくした俺に新しい家族を与え本当の幸福を教えてくれた2人に最後の最後に恩返しがしたい)
Dos de felicidad tan grande de estar mi feliz ir de tarde ...... voy con el Sr. Masaiti(2人の幸せは俺の幸せだ だから雅一さんと行け……俺は後から行く)」
雅一「…………」
雅一に言葉は理解出来ない……だけどとても深い事を言っているのはいくら雅一でも理解が可能
渉夢「Adios ...... mi pueblo importantes ......(さようなら……俺の大切な人達……)」
その言葉で雅一と大騎は失神し目が覚めた時には渉夢はその場にはいなかった……
大騎「……渉夢の奴一体いつあんな能力を手に入れたんだ……」
雅一「死者転生不可能時可能許可瞬間移転蘇生特定人物専用可能能力……」
「死者転生不可能時可能許可瞬間移動蘇生特定人物専用可能能力」とは……死者が転生不可能の時のみに許可の降りる特定人物専用特殊能力で渉夢は「特定人物」に当てはまるがその能力は1度きりしか使えない
雅一「1度きりしか使えない能力を俺ら2人に使うか……あの能力は進化に進化を重ねれば威力は勿論の事もう転生のできない者も転生が可能にできる能力でもある」
「だが渉夢は俺らを選んだ」と雅一は続ける大騎は少し前を歩く雅一の頬に光るものが伝っている事を知り本当は能力を自分の為に……自分の為になる事に使って欲しかったのだろうと思う
???「死して尚死者を待つ世界と死して再会した者の来る世界
ここはその中間の世界」
雅一、大騎「初代……」
宛もなく歩いているとふと声が聞こえて前を向くとそこには霧夜家と白銀家の初代当主が立っていた
霧夜家の初代当主と白銀家の初代当主雅一と大騎に身長も顔も性格も何もかもが同じで唯一違うのは名前と顔にある傷跡だけ
霧夜家初代当主の名前は翔、白銀家初代当主の名前は風翔(かざと)……
風翔「……お前らは……正しい……選択をした……
犠牲……も…最小限に……抑え……多くの命を……救い……自由……に……生きる事の……出来る国を……作り上げ……己自らの……命の華を……散らした……我らには出来えなかった……選択……」
白銀家初代当主 風翔の声は酷く掠れ途切れ途切れでしか喋る事ができない
大騎 確か白銀家初代当主は霧夜家初代当主との家系を賭けた戦いで結果相打ち……
翔「俺らは愛し合っていたのに取ったものは違っていた……風翔は家系を俺は仲間を取り長い間戦い続けた結果どちらも死ぬと言う形で終わった
だけど大騎と雅一は違う
仲間と家族 大切な両方を取り大騎は転生雅一は大騎亡き後も生き続け最後の最後で大騎の想いを優先し自らの命をなげうった……
……お前らこそこの世界に生きる価値がある」
風翔「与えよう……我らの力」
そう言って風翔と翔は同じ家系の雅一と大騎の前に立ち片手をかざす
風翔、翔「Deje Takuso el ultimo de la fuerza, como el principal nosotros que en este mundo cometer los errores de supervivencia y descendientes destruidas por el sistema de casa Shi han sido(壊滅されし我が家系の生き残りし末裔 過ちを犯しこの世界に主された我等の最後の力を託そう)
En el nuevo mundo Ven ir ...... como una persona responsable para el futuro de este mundo ...... como nos gusta el final de la familia(我等最後の家族として……この世の未来を担う者として……行ってこい新しい世界に)」
スペイン語で言われた言葉と共に雅一と大騎は深い睡魔に襲われ抗うことも無く目を閉じた
雅一「大騎」
大騎「ん……?」
ふと和服の雅一の声で目が覚めた大騎は和を強調した広い屋敷のお気に入りの場所に座り少し眠りに落ちていたのか目を開けると綺麗な月を見ていたからか団子と暖かいお茶が置いてある
雅一「こんな所で寝るな……何かいい夢でも見たのか?」
雅一と大騎にはかつての記憶は残っていない
彪雅の事も翼の事も……今ある事しか2人には分からない
当主として家系を支え国を支え戦多き戦乱の世でも幸せに民が暮らせるように尽くしている
大騎「とても長いけど優しい夢を見ていた気がする
誰かに「正しい選択をした」と言われた」
雅一「そうか 俺も隣り良いか?」
大騎「勿論 雅一もじきにこっちに来ると思って2人分ある」
白銀家初代当主と霧夜家初代当主に与えられた新しい世界を雅一と大騎はどう生きていくのか……
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