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第48話:安藤の葛藤
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-side:安藤-
先輩は寝たっすね?
寝ている順番は先輩、黒音ちゃん、メイドちゃん、私の順番・・・
一番遠いっすよ。
でも、逆に言えばベッドから出て反対側に回れば先輩の隣っす。
ごそごそ
先輩、あなたの安藤がやってきましたよ?
「うーん、むにゃむにゃ・・・」
先輩の寝顔かわいい。食べちゃいたいくらい・・・
もぞもぞ・・・ぎゅっ
え?まさか、先輩から求めてくるなんて・・・これはいっていいんすね?
いただきまーす!
うーん、この膨らみかけのつつましやかなお胸もいいすけど、小さくて柔らかいお尻も・・・
でも、まずは薄っすらと桃色なかわいい唇をいただきますかね?
いやいや、寝込みを襲うのはダメっすね。ルール違反な気がするっす。
ここは先輩をやさしく抱きしめて寝るだけにしておくっす。
ああ、寝ぼけた先輩が私の胸に顔をうずめて・・・
やっぱり、これは誘われてるっすよね?いいっすよね?
いやいや、罠の可能性もあるっす。しかし、今のこの状態をキープするだけなら不可抗力っす。
それなら現状維持で楽しむ方が得ってことっす。
もみもみ
って、先輩が私の胸をもんでる件について・・・
これはさすがに・・・
「うぅ・・グレイスぅ・・・」
ここです!あなたのグレイスはここに居るっす!思う存分むさぼって大丈夫っす!
って、先輩じゃなくて、リーゼちゃん?
どっちも同じ顔で同じくらいかわいいっすけど、やっぱり先輩がいいっす・・・
寝よう。
いやでも、この状態じゃとてもじゃないけど眠れないっす!
ちゅんちゅん・・・
結局一睡も出来なかったっす・・・
-side:真白-
おはようございます。なぜか安藤が目の前で寝てるんだよ。
しかも、抱き着いてるから身動きが取れないんだよ・・・
佳乃ー!たっけてー!
「おはようございます、ご主人様」
身動きが取れないんだよ・・・
「まずはご主人様が抱き着くのをやめないとダメなのでは?」
え?
本当だ、私も安藤のことを抱きしめてたんだよ・・・
「くぅ、まさかご主人様が安藤と相思相愛だったとは・・・」
ち、違うんだよ!?
それはそれとして、安藤を起こさないと。
起こすといえばペチンペチンなんだよ!
「あーん、先輩ー愛してるっす・・・」
安藤起きた?会社に行かないとダメなんだよ?
「おはようございます、先輩。今日は休んじゃダメっすか?」
ダメに決まってるんだよ!
「じゃあ、先輩も一緒に会社に行きましょうよぅ」
今日は特に打ち合わせとかの予定はないんだよ?
「私が寂しいんですよぅ」
安藤はいい大人なんだから、それくらいは我慢してほしいんだよ。
「えー?先輩だって、さみしがって私の胸に顔をうずめたり胸をもんだりしてたっす・・・」
ば、ばかな!?そんなこと・・・
「まあ、グレイスと間違えてたみたいっすけどね・・・」
そうか、グレイスと・・・いやいやいや、それでもまずいでしょ?いくら女同士とはいえ・・・
「マスターはたまに抱き着いてくる」
え?
今日が初めてではない?
「そうですね・・・週1以上の回数では・・・」
そうだったのか・・・
なんで誰も教えてくれなかったの?
「それは・・・あの・・・」
花子がもじもじしてるね。
「黒音ちゃんもメイドちゃんもうれしかったからでしょ?」
花子の顔が真っ赤になった。
花子にしても、佳乃にしても、確かにそういうそぶりはあったけど・・・
「先輩、悩む必要はないっすよ」
でも、セクハラや婦女暴行で訴えられてもおかしくない行為なんだよ・・・
「先輩は今女の子っすよね?」
まあ、そうね。最近は思考も志向もだいぶ女の子によってるのを自覚している。
「で、周りにいるのは女の子ラブな女の子。全然問題ないっす!」
そう言って安藤がいい笑顔でほほ笑む。
「素敵な百合の花園じゃないっすか!」
いやいやダメでしょ?
「黒音はマスターの所有物だから問題ない」
まあ、確かにそんなことも言ってたけど・・・
「催したらいつでも貪って構わないと申し上げました」
そういえば最初にそう言ってたわね・・・
「もちろん小麦も先輩のものっすよ?」
どうしても名前で呼ばせたいみたいね・・・
「はい、こ・む・ぎ!どうぞ!」
わかったわよ、小麦。
「これはもう結婚するしかないっすね!早速両親に紹介したいっす!」
無理よ、女同士じゃ結婚出来ないでしょ?
「普通に出来るっすよ?」
そんな馬鹿な・・・
それよりも問題なのは花子よ。未成年じゃない。
「これは家族同士のスキンシップ。問題ない」
都合よく家族になったり、所有物になったり・・・
まあ、いいのか・・・
先輩は寝たっすね?
寝ている順番は先輩、黒音ちゃん、メイドちゃん、私の順番・・・
一番遠いっすよ。
でも、逆に言えばベッドから出て反対側に回れば先輩の隣っす。
ごそごそ
先輩、あなたの安藤がやってきましたよ?
「うーん、むにゃむにゃ・・・」
先輩の寝顔かわいい。食べちゃいたいくらい・・・
もぞもぞ・・・ぎゅっ
え?まさか、先輩から求めてくるなんて・・・これはいっていいんすね?
いただきまーす!
うーん、この膨らみかけのつつましやかなお胸もいいすけど、小さくて柔らかいお尻も・・・
でも、まずは薄っすらと桃色なかわいい唇をいただきますかね?
いやいや、寝込みを襲うのはダメっすね。ルール違反な気がするっす。
ここは先輩をやさしく抱きしめて寝るだけにしておくっす。
ああ、寝ぼけた先輩が私の胸に顔をうずめて・・・
やっぱり、これは誘われてるっすよね?いいっすよね?
いやいや、罠の可能性もあるっす。しかし、今のこの状態をキープするだけなら不可抗力っす。
それなら現状維持で楽しむ方が得ってことっす。
もみもみ
って、先輩が私の胸をもんでる件について・・・
これはさすがに・・・
「うぅ・・グレイスぅ・・・」
ここです!あなたのグレイスはここに居るっす!思う存分むさぼって大丈夫っす!
って、先輩じゃなくて、リーゼちゃん?
どっちも同じ顔で同じくらいかわいいっすけど、やっぱり先輩がいいっす・・・
寝よう。
いやでも、この状態じゃとてもじゃないけど眠れないっす!
ちゅんちゅん・・・
結局一睡も出来なかったっす・・・
-side:真白-
おはようございます。なぜか安藤が目の前で寝てるんだよ。
しかも、抱き着いてるから身動きが取れないんだよ・・・
佳乃ー!たっけてー!
「おはようございます、ご主人様」
身動きが取れないんだよ・・・
「まずはご主人様が抱き着くのをやめないとダメなのでは?」
え?
本当だ、私も安藤のことを抱きしめてたんだよ・・・
「くぅ、まさかご主人様が安藤と相思相愛だったとは・・・」
ち、違うんだよ!?
それはそれとして、安藤を起こさないと。
起こすといえばペチンペチンなんだよ!
「あーん、先輩ー愛してるっす・・・」
安藤起きた?会社に行かないとダメなんだよ?
「おはようございます、先輩。今日は休んじゃダメっすか?」
ダメに決まってるんだよ!
「じゃあ、先輩も一緒に会社に行きましょうよぅ」
今日は特に打ち合わせとかの予定はないんだよ?
「私が寂しいんですよぅ」
安藤はいい大人なんだから、それくらいは我慢してほしいんだよ。
「えー?先輩だって、さみしがって私の胸に顔をうずめたり胸をもんだりしてたっす・・・」
ば、ばかな!?そんなこと・・・
「まあ、グレイスと間違えてたみたいっすけどね・・・」
そうか、グレイスと・・・いやいやいや、それでもまずいでしょ?いくら女同士とはいえ・・・
「マスターはたまに抱き着いてくる」
え?
今日が初めてではない?
「そうですね・・・週1以上の回数では・・・」
そうだったのか・・・
なんで誰も教えてくれなかったの?
「それは・・・あの・・・」
花子がもじもじしてるね。
「黒音ちゃんもメイドちゃんもうれしかったからでしょ?」
花子の顔が真っ赤になった。
花子にしても、佳乃にしても、確かにそういうそぶりはあったけど・・・
「先輩、悩む必要はないっすよ」
でも、セクハラや婦女暴行で訴えられてもおかしくない行為なんだよ・・・
「先輩は今女の子っすよね?」
まあ、そうね。最近は思考も志向もだいぶ女の子によってるのを自覚している。
「で、周りにいるのは女の子ラブな女の子。全然問題ないっす!」
そう言って安藤がいい笑顔でほほ笑む。
「素敵な百合の花園じゃないっすか!」
いやいやダメでしょ?
「黒音はマスターの所有物だから問題ない」
まあ、確かにそんなことも言ってたけど・・・
「催したらいつでも貪って構わないと申し上げました」
そういえば最初にそう言ってたわね・・・
「もちろん小麦も先輩のものっすよ?」
どうしても名前で呼ばせたいみたいね・・・
「はい、こ・む・ぎ!どうぞ!」
わかったわよ、小麦。
「これはもう結婚するしかないっすね!早速両親に紹介したいっす!」
無理よ、女同士じゃ結婚出来ないでしょ?
「普通に出来るっすよ?」
そんな馬鹿な・・・
それよりも問題なのは花子よ。未成年じゃない。
「これは家族同士のスキンシップ。問題ない」
都合よく家族になったり、所有物になったり・・・
まあ、いいのか・・・
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