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1の章
39.旦那めぇ
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次の日
私は、リビングにてホリーさんと対面で座りこれまでのことを包み隠さず話した。
ホリーさんの反応は、いつも通りあっさりしてました。「そうですか、大変でしたね」と「この事は、他言しませんから安心して下さい」とも言ってました。
それから、お休みの日に一緒にサリー様のお茶会に行って欲しいとお願いし、無事に了承を得ました!
さぁ!いざ貴族寮へって、まだお休みの日じゃなかった。
****************
そして、やってきました休日!
先程、侍女のエリスタさんがやって来られて一緒に貴族寮へ来ました。寮へ入る事前許可は取ってますよ。
それにしても、貴族寮外観だけでも凄かったけど内装も半端ないくらい豪華だわぁ~。
しかも侯爵令嬢だから、余計に豪華な部屋にビビるんだけどね。早速、出迎えてくれたサリー様へ挨拶をする。
「サリー様、この度はお茶会へお招き頂きありがとうございます。お土産は、サリー様の今食べたい物を教えて頂ければ、私のスキルでお渡ししたいと思っております。」
サリー様の顔が、パァァァァァっと花が飛んでるみたいな幻想とともに笑顔が弾けた!
「此方こそ、おいで頂きありがとうございます。で、さっそくなのですが以前先輩の奥様に頂いたカレー味の唐揚げが食べたいです!」
ん?
カレー味の唐揚げ?
前世で、カレー味の唐揚げはたまに作って旦那の弁当に入れてた。
あれ?確か~後輩がいつも金欠で飯を食べてないから、もう一つ弁当作って欲しいって言ってたなぁ。どうせ野郎なんだから、茶色一色の『茶色は正義弁当』を旦那用と一緒に渡した記憶が・・・
「あの、サリー様はアノ茶色一色のお弁当を?」
「はい!その節は本当にありがとうございました!茶色は正義弁当!先輩が奥様にお願いして用意してくれたと聞き、いつかお礼をしなくちゃと思っていたところにあの訃報でしたので。でも、今世で出会えた奇跡に感謝です!」
ぬうわぁ~!
旦那めぇ!女子にあげるなら言えよ~!
女子に茶色弁当って、私が恥ずかしいじゃん!
知ってたら、彩り考えるよ!旦那は、茶色で良いけど~女子は女子で、違うのよぉ~
思わず私は、懐かしい→ orz になりました。
「女性にあげているとは知らず、茶色一色弁当なんてスミマセンでしたぁ。」
蹲っている私に、サリー様は慌てた様子になってしまった。
「うぇぇぇ!そんな謝らないで下さい!そもそも、私が金欠でお昼を食べれてなかったのが悪いんですよぉ!見かねた先輩が、奥様にお願いしてくれて私はスッゴイ助かって命拾いをしてたんです。まぁ、最後は餓死しちゃったんですが。あはは。」
餓死⁈
笑い事ではない死に方よ?
「ちょっ、餓死⁉︎」
「あ~、これは失言でした。アレから先輩もご実家に戻られて、私はそのまま働いていたんですがGW中に、うっかり食事を忘れて薄い本の創作に打ち込みすぎて。お恥ずかしいですが‥‥。」
そう言ってサリー様は、顔を赤らめてしまった。
私は立ち上がり、今のことは全てスルーしてしまおうと決めた。
「サリー様、では台所お借りしてもよろしいですか?早速、唐揚げ作りますから!」
あっ。サリー様、私がスルーしたことに気づいた。
「はい!さぁエリスタ、一緒にローレンさんと作って唐揚げを覚えて!あっ。ホリーさんは、私と先に席に座ってお話ししましょう!」
それまで黙って側に控えていた侍女のエリスタさんが、サッと台所へ案内してくれた。
さぁ、サクサク作りますか!揚げ物だから、油の扱いにも注意しなくちゃ。エリスタさんも揚げ物なんてしたことないんじゃないかな?ノーマル唐揚げも習得して貰いましょう!私の身体、まだ小さいからエリスタさんには主体で動いてもらいますよ!
私は、リビングにてホリーさんと対面で座りこれまでのことを包み隠さず話した。
ホリーさんの反応は、いつも通りあっさりしてました。「そうですか、大変でしたね」と「この事は、他言しませんから安心して下さい」とも言ってました。
それから、お休みの日に一緒にサリー様のお茶会に行って欲しいとお願いし、無事に了承を得ました!
さぁ!いざ貴族寮へって、まだお休みの日じゃなかった。
****************
そして、やってきました休日!
先程、侍女のエリスタさんがやって来られて一緒に貴族寮へ来ました。寮へ入る事前許可は取ってますよ。
それにしても、貴族寮外観だけでも凄かったけど内装も半端ないくらい豪華だわぁ~。
しかも侯爵令嬢だから、余計に豪華な部屋にビビるんだけどね。早速、出迎えてくれたサリー様へ挨拶をする。
「サリー様、この度はお茶会へお招き頂きありがとうございます。お土産は、サリー様の今食べたい物を教えて頂ければ、私のスキルでお渡ししたいと思っております。」
サリー様の顔が、パァァァァァっと花が飛んでるみたいな幻想とともに笑顔が弾けた!
「此方こそ、おいで頂きありがとうございます。で、さっそくなのですが以前先輩の奥様に頂いたカレー味の唐揚げが食べたいです!」
ん?
カレー味の唐揚げ?
前世で、カレー味の唐揚げはたまに作って旦那の弁当に入れてた。
あれ?確か~後輩がいつも金欠で飯を食べてないから、もう一つ弁当作って欲しいって言ってたなぁ。どうせ野郎なんだから、茶色一色の『茶色は正義弁当』を旦那用と一緒に渡した記憶が・・・
「あの、サリー様はアノ茶色一色のお弁当を?」
「はい!その節は本当にありがとうございました!茶色は正義弁当!先輩が奥様にお願いして用意してくれたと聞き、いつかお礼をしなくちゃと思っていたところにあの訃報でしたので。でも、今世で出会えた奇跡に感謝です!」
ぬうわぁ~!
旦那めぇ!女子にあげるなら言えよ~!
女子に茶色弁当って、私が恥ずかしいじゃん!
知ってたら、彩り考えるよ!旦那は、茶色で良いけど~女子は女子で、違うのよぉ~
思わず私は、懐かしい→ orz になりました。
「女性にあげているとは知らず、茶色一色弁当なんてスミマセンでしたぁ。」
蹲っている私に、サリー様は慌てた様子になってしまった。
「うぇぇぇ!そんな謝らないで下さい!そもそも、私が金欠でお昼を食べれてなかったのが悪いんですよぉ!見かねた先輩が、奥様にお願いしてくれて私はスッゴイ助かって命拾いをしてたんです。まぁ、最後は餓死しちゃったんですが。あはは。」
餓死⁈
笑い事ではない死に方よ?
「ちょっ、餓死⁉︎」
「あ~、これは失言でした。アレから先輩もご実家に戻られて、私はそのまま働いていたんですがGW中に、うっかり食事を忘れて薄い本の創作に打ち込みすぎて。お恥ずかしいですが‥‥。」
そう言ってサリー様は、顔を赤らめてしまった。
私は立ち上がり、今のことは全てスルーしてしまおうと決めた。
「サリー様、では台所お借りしてもよろしいですか?早速、唐揚げ作りますから!」
あっ。サリー様、私がスルーしたことに気づいた。
「はい!さぁエリスタ、一緒にローレンさんと作って唐揚げを覚えて!あっ。ホリーさんは、私と先に席に座ってお話ししましょう!」
それまで黙って側に控えていた侍女のエリスタさんが、サッと台所へ案内してくれた。
さぁ、サクサク作りますか!揚げ物だから、油の扱いにも注意しなくちゃ。エリスタさんも揚げ物なんてしたことないんじゃないかな?ノーマル唐揚げも習得して貰いましょう!私の身体、まだ小さいからエリスタさんには主体で動いてもらいますよ!
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