8 / 29
8話
しおりを挟む
母のやらかしとは、婦人倶楽部とかいう集まりに参加してたらしいけど、中身がまぁー酷いらしい。
皆んなで楽しくお茶会なんて建前。
本当は、高位貴族の別邸で旦那が見てないことをいいことに、男娼数名を派遣してもらい其々お気に入りと宜しくやっていたんだと。
勿論、間違っても子供が出来ない様にと避妊薬を忘れずに服用して。
しかし、何故に母はそんな倶楽部に入ることになったのやら。
母は、元は男爵令嬢で高位貴族との縁なんて薄いと思うんだけどなぁ
なんて、考えていたら今まで他の大人たちと話し合いをしていたのに、急にお祖母様が私へ視線を向けて来た。
「マーガレット、何か疑問でもあるの?」
びっくりしたけど、正直に言ってみることにする
「はい。何故元男爵令嬢だった母が、そんな倶楽部に入れたのか?高位貴族との縁があるとは思えなくて。誰か仲介した人が居るのではと。」
そう聞くや否や、お祖母様の美魔女顔が何やら怖いオーラが見えるような微笑みに見えた
ぶるりっ
「マーガレット、良いところに目をつけたわね?そう、仲介者が居たの。誰だか予想出来るかしら?」
う~む。今出てる登場人物で考えると‥
「わたしの予想は、、、父と接触していた女性ですかね。」
その瞬間、確かにわたしは見た。
お祖母様の目が、まるで獲物を見つけた野獣の如き光をしていた。
ヒイィィィ~、きょわい!
「お、お祖母様、わたしまだその女性がどんな身分かは知りません!先程からの話を聞いていて、登場人物たちの中に女性がその方しか居なく、母に接触し易いのかなぁとしか予想出来ませんでした。」
考えてたことを、全部吐きました。
「うふふっ、でも正解!因みに、あの女は元伯爵令嬢よ。マーガレットは正直な子ねぇ~何処かの馬鹿とは大違いだわぁ」
あっ、ぼこぼこ顔の父がちょっとビクッとした。
その瞬間もお祖母様は、満面の笑みでわたしを誉めてくれます。
けど、背後にどうしても異様なオーラがわたしには見えてしまう。
「まだまだ、貴族の子女として実力不足ですし今はまだ素直が一番かと、、、。」
恐る恐る言ってみた。
「今は良いのよ。だけど、これからは私がじっくり教育いたしますわ。」
ヒイィィィ~、きょわい!!
ラーラ!ヘルプ!
「お、お、お手柔らかにお願いします。まだ、記憶が戻りませんので、、。」
しかし、既にお祖母様の中で何かプランがあるのかニコリとしているのみで、良い返事はいただけなかったぁ~。
イメージ 母
皆んなで楽しくお茶会なんて建前。
本当は、高位貴族の別邸で旦那が見てないことをいいことに、男娼数名を派遣してもらい其々お気に入りと宜しくやっていたんだと。
勿論、間違っても子供が出来ない様にと避妊薬を忘れずに服用して。
しかし、何故に母はそんな倶楽部に入ることになったのやら。
母は、元は男爵令嬢で高位貴族との縁なんて薄いと思うんだけどなぁ
なんて、考えていたら今まで他の大人たちと話し合いをしていたのに、急にお祖母様が私へ視線を向けて来た。
「マーガレット、何か疑問でもあるの?」
びっくりしたけど、正直に言ってみることにする
「はい。何故元男爵令嬢だった母が、そんな倶楽部に入れたのか?高位貴族との縁があるとは思えなくて。誰か仲介した人が居るのではと。」
そう聞くや否や、お祖母様の美魔女顔が何やら怖いオーラが見えるような微笑みに見えた
ぶるりっ
「マーガレット、良いところに目をつけたわね?そう、仲介者が居たの。誰だか予想出来るかしら?」
う~む。今出てる登場人物で考えると‥
「わたしの予想は、、、父と接触していた女性ですかね。」
その瞬間、確かにわたしは見た。
お祖母様の目が、まるで獲物を見つけた野獣の如き光をしていた。
ヒイィィィ~、きょわい!
「お、お祖母様、わたしまだその女性がどんな身分かは知りません!先程からの話を聞いていて、登場人物たちの中に女性がその方しか居なく、母に接触し易いのかなぁとしか予想出来ませんでした。」
考えてたことを、全部吐きました。
「うふふっ、でも正解!因みに、あの女は元伯爵令嬢よ。マーガレットは正直な子ねぇ~何処かの馬鹿とは大違いだわぁ」
あっ、ぼこぼこ顔の父がちょっとビクッとした。
その瞬間もお祖母様は、満面の笑みでわたしを誉めてくれます。
けど、背後にどうしても異様なオーラがわたしには見えてしまう。
「まだまだ、貴族の子女として実力不足ですし今はまだ素直が一番かと、、、。」
恐る恐る言ってみた。
「今は良いのよ。だけど、これからは私がじっくり教育いたしますわ。」
ヒイィィィ~、きょわい!!
ラーラ!ヘルプ!
「お、お、お手柔らかにお願いします。まだ、記憶が戻りませんので、、。」
しかし、既にお祖母様の中で何かプランがあるのかニコリとしているのみで、良い返事はいただけなかったぁ~。
イメージ 母
13
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
うちの娘が悪役令嬢って、どういうことですか?
プラネットプラント
ファンタジー
全寮制の高等教育機関で行われている卒業式で、ある令嬢が糾弾されていた。そこに令嬢の父親が割り込んできて・・・。乙女ゲームの強制力に抗う令嬢の父親(前世、彼女いない歴=年齢のフリーター)と従者(身内には優しい鬼畜)と異母兄(当て馬/噛ませ犬な攻略対象)。2016.09.08 07:00に完結します。
小説家になろうでも公開している短編集です。
転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~
深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。
ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。
それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?!
(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
家族内ランクE~とある乙女ゲー悪役令嬢、市民堕ちで逃亡します~
りう
ファンタジー
「国王から、正式に婚約を破棄する旨の連絡を受けた。
ユーフェミア、お前には二つの選択肢がある。
我が領地の中で、人の通わぬ屋敷にて静かに余生を送るか、我が一族と縁を切り、平民の身に堕ちるか。
――どちらにしろ、恥を晒して生き続けることには変わりないが」
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したユーフェミア。
「はい、では平民になります」
虐待に気づかない最低ランクに格付けの家族から、逃げ出します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる