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第1話 全知全能スマホ
しおりを挟む夕方の16:00学校が終わり、僕は家に帰る前にスマホを買った。
曙 君一 (あけぼの きみかず)「よっしゃ!!!やっとガラ携帯からスマホに乗り換えれるぜ」
曙はスマホに夢中なり、歩きスマホをした。
ドスッ!
曙とすれ違った男の人とぶつかってしまい2人ともスマホを落としてしまった。
曙「イッテ、あ、ごめんなさい」
男の人「いえ、大丈夫です」
2人ともスマホ拾い、曙は家に帰った。
曙「ただいまー」
母「お帰りなさい君一学校どう?友達できた?」
曙 君一「べ、別にそんなの母ちゃんには関係ないだろぉ~」
妹「高校入学してからもう一週間たってるのにお兄ちゃんまだ友達できないの笑笑」
曙 君一「うるせぇ!これから作るんだよ!!」
曙 君一 スマホをいじる。
母「もぉーそうやって毎日携帯ばっかやってるから友達できないのよ!」
曙 君一「うるさいなー中学校の友達もみんなスマホいじってるし」
曙 君一は二階の自分の部屋に移動した。
曙 君一「もぅー2人とも友達だのスマホダメだのうるさいんだよ」
曙 君一ベットに寝っ転がり、スマホをいじる、
曙 君一 「あれ?ってかこのスマホ、よーく見たら俺のスマホじゃなくね?」
曙 君一は、帰りのぶつかった事を思い出した。
曙 君一「あ!俺のスマホとあの時の人のスマホが.....」
曙 君一 とすれ違った人「入れ替わってる?!前前から僕は..君を、じゃなくて笑」
すれ違った人「あれ?やっぱりあのぶつかった人スマホを拾い間違えたのかな」
すれ違った人「まぁ別にランダムで渡すことになってるしあのすれ違った人にあのスマホを使われても大丈夫でしょう」
曙 君一 いろいろとスマホをいじる
曙 君一「えーやっとスマホゲットしたのになー」
曙 君一「ん?なんだこのアプリインストールしてないのな入ってるぞ」
そのアプリは普通のアプリとは少し違う感じだった。
曙は恐る恐るアプリを開いてみる
デレピッピーーシュー.....
スマホから変な機械音が出て1分ぐらい待っても何も起こらなかった。
曙 君一「なんだこのアプリ、このスマホって中古じゃないはず、長押しして消すか」
デレピッピーーピロピロとまた変な機械音が出た。
???『スマホカラオヤユビヲハナサナイデクダサイ』
その声はロボットのような女性の高い声だった。
曙 君一「え?誰?」
???『トウロクカンリョウ、アナタガワタシノゴシュジンサマデスネ』
曙 君一「この声ってスマホから?!スマホが勝手に喋ったのか?!」
スマホ『アケボノキミカズサマ、趣味は特になく家ではよくゲームなどをしている。ネンレイ15歳、身長170.0cm体重59.8kg〇〇高校生入学し、まだ友達は1人もいない〇〇県〇〇市に父の〇〇母の〇〇妹の〇〇と住んでいる。』
曙 君一「おい...嘘だろ」
曙 君一「何ぜ住んでるとこから友達がいないことまで知ってるんだ?!」
スマホ『私はただのスマホではありません全知全能のスマホです。」
さっきまでカタコトだったスマホだったがすぐに人間のような話し方をし始めた。
曙 「ス、スゲー!!!」
曙「全知全能ってことはこの世のこと全部知ってるってこと?」
スマホ「はい、あなたの好きな人からアメリカの軍事基地の秘密まで全て知っています。」
曙 「ほぅほぅ」
曙はこの全知全能のスマホを上手く使えば世界を支配できると思った。(中二病)
曙「じゃぁさ、何でも知ってるんだったら」
スマホ「はい」
曙「俺が昨日買ったプリンが今日冷蔵庫の中を見たら消えてたんだ誰が食ったかわかる?」
スマホ「はい、わかりますよ犯人は」
スマホ「妹さんです。」
曙 君一は妹のと聞いた瞬間ものすごい速さで自分の部屋を出て階段を降りてリビング入った。
曙 君一「おい!妹!!お前だなぁ?!俺のプリン食べたの!」
妹「え、えー?な、ななな何のことかなぁ?」
曙 君一「プリン買ってこい!」と曙 君一は一言妹に言った後自分の部屋に戻った。
曙 君一「あの妹の反応は絶対にプリン食ったな」
曙 君一「スマホさんすごいよ!ってかスマホさんじゃなんかおかしいな、名前とかないの?」
スマホ『私にはまだ名前がありません。良ければ君一様がつけてください』
曙 君一「んー名前かーエリィとかどう?」
スマホ『いいですね!なぜエリィという意味は?」
曙 君一「別にそこまで意味わないよ昔飼ってた犬の名前だよ、あはは」
エリィ「エリィ、私も気に入りました。」
エリィ「私はあなたのことをなんて呼べばいいですか?」
曙 君一「うーん君一でいいよ」
エリィ「わかりました。君一様」
曙 君一「いや様つけなくていいよ」
エリィ「わかりました。君一さん」
曙 君一「いやだから、まぁいいや」
曙 君一「ってかエリィって誰に作られたの?」
続く
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