海怪

五十鈴りく

文字の大きさ
上 下
58 / 58
東両国

東両国 ―後日譚―

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 11

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(11件)

東郷しのぶ
2020.07.10 東郷しのぶ

「東両国」拝読しました。
 小判ゲットを目指して鬼コーチになったり、食材と見なされて怯えるマル公……可愛いです。
「情けは人のためならず」……十二文が巡り巡って八百善の料理になる成り行きに、ホッコリしちゃいました。
 楽しくて素晴らしい物語をありがとうございます。続きがあったら、絶対読みますね~。
 

五十鈴りく
2020.07.11 五十鈴りく

ご感想をありがとうございます(^^)

欲の皮が突っ張るとろくな目にあわないはずが、案外いい目を見てしまったマル公でした(笑)
八百善の味を知ってしまったので、今後また舌が肥えてしまい、甚吉が大変なことになりますね。
ホッコリして頂けて嬉しいです(*´ω`*)
いつもお付き合い頂き、ありがとうございます!

解除
東郷しのぶ
2020.06.29 東郷しのぶ

「判じ絵編」拝読しました。
 夜中に狐火の明かりで本を読む、マル公……。シュールな光景で、想像するたびに吹いちゃいます。
 マル公の秘密もチョット分かりましたね。マル公の今生は、甚吉に会えて良かったな~と思います。後日譚の判じ絵は「あ」がサラシを巻いて「アザラシ」ですね!

五十鈴りく
2020.06.29 五十鈴りく

御感想をありがとうございます!!
神様の使いを行灯代わりにする、罰当たりなアザラシです(*´ω`*)
マル公はひねくれていますが、素直な子は好きなので、甚吉が思う以上に甚吉のことは気に入っています。だから、仰る通り会えてよかったのは確かですね。
そう、後日譚のアレは「アザラシ」。さすがに皆さんは甚吉より賢いのですぐにわかるだろうと(笑)
御名答です(^^♪

引き続き、お付き合い頂き、ありがとうございました!

解除
東郷しのぶ
2020.06.14 東郷しのぶ

「稲荷編」、拝読しました。
 甚吉は本当に良い子ですね~。様々な事件を通じて、彼の交友関係が次第に広がっていく……なんだかジ~ンとしちゃいました。そして、この章は面白ポイントがとても多かったです。「取ってぇ、取ってぇ」と泣き落としの声を出す神の使い、火事に慌てて短いヒレで懸命に水を飛ばすマル公、マル公とホムラのやり取りなどなど……読みながら、しょっちゅう吹いちゃいました。

五十鈴りく
2020.06.14 五十鈴りく

引き続きありがとうございます!!
何か人外を増やそうと思ったのですが、狐か猫かで迷い、両方採用した結果、ああなりました(笑)
ホムラは頑張って威厳を出そうとしているのですが、素だと「取ってぇ」とやっていたあんなのですね(*´▽`*)
ヒレで水を飛ばすマル公は、普段偉そうですけど、いざという時には案外パニックになるという……
甚吉はなんにも持ってない子なので、とりあえず素直さだけで世の中を渡ってもらおうかと。

ではでは、「稲荷編」にもお付き合い頂き、ありがとうございました!

解除

あなたにおすすめの小説

陸のくじら侍 -元禄の竜-

陸 理明
歴史・時代
元禄時代、江戸に「くじら侍」と呼ばれた男がいた。かつて武士であるにも関わらず鯨漁に没頭し、そして誰も知らない理由で江戸に流れてきた赤銅色の大男――権藤伊佐馬という。海の巨獣との命を削る凄絶な戦いの果てに会得した正確無比な投げ銛術と、苛烈なまでの剛剣の使い手でもある伊佐馬は、南町奉行所の戦闘狂の美貌の同心・青碕伯之進とともに江戸の悪を討ちつつ、日がな一日ずっと釣りをして生きていくだけの暮らしを続けていた…… 

トリッパーズ!

有喜多亜里
BL
清々しいまでに無知な高校生と、知識はあるが毒も吐く眼鏡男子な同級生の、不本意で理不尽な異世界トリップ話。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

浮雲の譜

神尾 宥人
歴史・時代
時は天正。織田の侵攻によって落城した高遠城にて、武田家家臣・飯島善十郎は蔦と名乗る透波の手によって九死に一生を得る。主家を失って流浪の身となったふたりは、流れ着くように訪れた富山の城下で、ひょんなことから長瀬小太郎という若侍、そして尾上備前守氏綱という男と出会う。そして善十郎は氏綱の誘いにより、かの者の主家である飛州帰雲城主・内ヶ島兵庫頭氏理のもとに仕官することとする。 峻厳な山々に守られ、四代百二十年の歴史を築いてきた内ヶ島家。その元で善十郎は、若武者たちに槍を指南しながら、穏やかな日々を過ごす。しかしそんな辺境の小国にも、乱世の荒波はひたひたと忍び寄ってきていた……

【完結】月よりきれい

悠井すみれ
歴史・時代
 職人の若者・清吾は、吉原に売られた幼馴染を探している。登楼もせずに見世の内情を探ったことで袋叩きにあった彼は、美貌に加えて慈悲深いと評判の花魁・唐織に助けられる。  清吾の事情を聞いた唐織は、彼女の情人の振りをして吉原に入り込めば良い、と提案する。客の嫉妬を煽って通わせるため、形ばかりの恋人を置くのは唐織にとっても好都合なのだという。  純心な清吾にとっては、唐織の計算高さは遠い世界のもの──その、はずだった。 嘘を重ねる花魁と、幼馴染を探す一途な若者の交流と愛憎。愛よりも真実よりも美しいものとは。 第9回歴史・時代小説大賞参加作品です。楽しんでいただけましたら投票お願いいたします。 表紙画像はぱくたそ(www.pakutaso.com)より。かんたん表紙メーカー(https://sscard.monokakitools.net/covermaker.html)で作成しました。

女将軍 井伊直虎

克全
歴史・時代
運命に翻弄され、婚約者に裏切られ仏門に入った井伊直虎。2人の叔父を讒言で殺され、父を桶狭間で失い、元婚約者だった当主を又も讒言で殺された。史実では婚約者の遺児・井伊直政を後見して井伊家を護り抜いた。だが彼女がもっと勝気で才気溢れ、運命に立ち向かい、裏切った婚約者では無く自分の子供に井伊家を継がせる覚悟をしていたらどうだろう?

戊辰の里・時を越えた想い

Kazu Nagasawa
歴史・時代
 人は偶然の出逢いによって結ばれる。その出逢いを縁と呼び、ときに偶然の出逢いを必然と思うことがある。特に時代の節目にあたるような出来事にかかわると運命に翻弄されたと感じることがある。しかし、その縁は偶然によってもたらされたものであり運命ではない。運命だと思いたいのは現実を受け入れようとするためではないだろうか。  この作品が取り上げた新潟県長岡市の周辺では大規模な地震や洪水による被害を幾度となく受けている。また江戸時代末期の戊辰戦争(ぼしんせんそう)と第二次大戦の空襲によって市街地のほとんどが消失している。それでも人々は優しく毎年の厳しい冬をのりこえ自然と向き合いながら暮らしている。その長岡のシンボルは毎年信濃川の河川敷で行われる大花火大会であることは広く知られている。そして長岡の山間部に位置する山古志地区は世界的に需要が高まる錦鯉の発祥地でもある。  この作品は戊辰戦争のおおよそ10年前から一人の長岡藩士が激動の時代を生きぬいて妻とともに医師の道に進む物語である。そして、その家族と山古志の人たちのことを地元の気候風土とともに著したものである。

連合航空艦隊

ypaaaaaaa
歴史・時代
1929年のロンドン海軍軍縮条約を機に海軍内では新時代の軍備についての議論が活発に行われるようになった。その中で生れたのが”航空艦隊主義”だった。この考えは当初、一部の中堅将校や青年将校が唱えていたものだが途中からいわゆる海軍左派である山本五十六や米内光政がこの考えを支持し始めて実現のためにの政治力を駆使し始めた。この航空艦隊主義と言うものは”重巡以上の大型艦を全て空母に改装する”というかなり極端なものだった。それでも1936年の条約失効を持って日本海軍は航空艦隊主義に傾注していくことになる。 デモ版と言っては何ですが、こんなものも書く予定があるんだなぁ程度に思ってい頂けると幸いです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。