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この物語は、実在した古代エジプトの王、女王、王女を題材にした創作です。架空の人物・設定がかなり入っています。なるべく史実も入れた創作にしようと思っていますが、個人の感情や細かいやりとりなどは記録されていませんので、その辺も全て作者の想像の産物です。詳しくは登場人物の項(ネタバレあり)をご覧ください。ただし、各話の後に付けた解説や図は、思いついたものだけで網羅的ではないものの、史実を踏まえています。
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タイトルは「しちげんかんじょうけちみゃく」と読みます。
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番外編、「短夜のおと」「すえひろがり」、続けて拝読しました。
どちらも、心にずしりときましたね。
前者は、出産に際したときの度胸のすわった女子に対し、初めて父親になる男の揺れ動く心境が手に取るようにわかりましたし、後者は誰も悪気がなかった中で傷ついてしまったすえちゃんの心が再び周りの人間の心によって温められていく様がよくわかりました。
時代小説ながら、今まさに目の前で起こっているかのような、そんな気持ちにさせてくれる作品でした!
ご感想をありがとうございます!
こちらの番外編にまでお付き合い頂き、恐縮です。
仰る通り、現代にも置き換えられるネタです。
いつの時代も人は変わっていくようで変わらない部分もあったりするのかも。
少しでも共感して頂けるところがあれば嬉しいです(^^)
ご丁寧にありがとうございました!
ありがとうございました! *ネタバレご用心*
ここ数日、私はすえちゃんの肩に乗って江戸探訪をしてる気分だった! ますます磨きがかかる五十鈴さんの端整な筆さばきで、長屋暮らしや手習い所……江戸の毎日を堪能しました。カタチばかりじゃないよ。ここには江戸に生きる人々の想いがギゥッと詰まっていた! 明るく娘に「てつだっておくれ」と言う母親、子守を頼み、また進んで赤ちゃんの世話をする子供たち。手習い所での、書きつぶして真っ黒な半紙(しかも幼い子の面倒までみてる!)も良かった!……井戸端のおしゃべり(時に明け透け過ぎる?)は日常を彩る大切なファクトだし。ギュッと言えば、最初と最後を飾った親子三人が一塊になってギュッと抱き合うシーン、最高!
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「すえひろがり」のタイトルからして、心に染み入る物語を、堪能しました!
ご感想をありがとうございます!
肩に乗って……(想像中)
昔は家族ばかりでなく長屋の人たちも一丸となって子育てしたとのことですので、そういう感じが出ていたら嬉しいです。
その代わり、プライバシーって何? ですよね。今とは色んな感覚が違って、それがまた良くも悪くもあったんだろうなと。
夫婦ももとは赤の他人。三人ともまったく血の繋がりのない家族ですが、お互いが大事に思い合えばそれで十分かと。
お涙頂戴しました(/・ω・)/(笑)
お付き合い頂き、ありがとうございます!!
sanpoさんのこれからも「すえひろがり」でありますように!
今回のお話も良かったです!!
*ネタばれ注意
末広がりの『末』
とても良い言葉です。確かにあの頃は『末』だの『留』だのが末子に(もしくは打ち止めの願いをこめて)つけられていました。お友達の疑問ももっともなことなのですが、その『末』がこんなに素敵な名前になるなんて!!
ご両親の愛情を凄く感じました。
それでいて、いつかは本当のことを伝えるつもりだったのですね。
生みの親もまた、親ではあります。
亭主さえしっかりしていたら、手放さずにすんだのに……。
それでも、こんなに愛され、真っ直ぐに育った娘をいつか見ることができたなら喜んでくれますよね(^^)
うんうん。きっと仕合せは続いていきますとも!!
ご感想をありがとうございます!
そう、「すえ」はそういう意味で名づけられたのですが、事情が変わりましたので、その名前が合致しないんですよね。でも、「すえ」はすでにその名前で過ごした歳月もありますし、その名前だけが産みの親との繋がりですから。
本当のことは言わなくてもいつか知ることになるんじゃないかと思っていたので、そうなる前に教えなくちゃ――くらいには思っていましたが、ちょっと手遅れに。
あそこは亭主がダメでしたが、子供たちはよく育って母を助けているので、それがせめてもの救いでしょうか。それでもすえのことを皆は忘れずにいます。おすえはどうしてるかな、と軽く口に出せるのは、養い親のもとで幸せにしていると思うからこそですね。
では、ご丁寧にありがとうございました!!