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日記。思い出。
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僕は日記を開いた。
そこに書かれていたのは
思いもしない事だった。
それは中学校の時から綴られていた。
「今日から日記を書いていきます。
私が、いなくなった時に
幼なじみである君への日記を。」
最初のページにはこんなことが
書かれていた。
そこからは毎日毎日、
楽しかった思い出が書かれていた。
僕は見返しながら、少し涙ぐみながら、
ひたすらに読んだ。
「高校の入学式。
終わったあとに桜を見に行った。
私は君とここに来る時間が大好きだ。
ここは私たち2人だけの秘密の場所。
まさか、ここで告白されるなんて
私は思ってもいなかったよ。
でも、ごめんなさい。」
ここで僕は付き合えないことを
改めて知った。
1度天を仰ぐ。桜が散る。
そして、僕は次の言葉に驚いた。
「病気を持っている私は
幼なじみの君と付き合えないね。」
僕はただひたすらに驚いた。
病気?彼女は何を言っているんだ。
ここで僕は気づいた。
文字が少しがたついていたことに。
「あの、彼女はどこにいるんですか。
今は元気に過ごしているんですか?」
幼なじみの母親は下を向いた。
ここで日記は終わっていた。
そこに書かれていたのは
思いもしない事だった。
それは中学校の時から綴られていた。
「今日から日記を書いていきます。
私が、いなくなった時に
幼なじみである君への日記を。」
最初のページにはこんなことが
書かれていた。
そこからは毎日毎日、
楽しかった思い出が書かれていた。
僕は見返しながら、少し涙ぐみながら、
ひたすらに読んだ。
「高校の入学式。
終わったあとに桜を見に行った。
私は君とここに来る時間が大好きだ。
ここは私たち2人だけの秘密の場所。
まさか、ここで告白されるなんて
私は思ってもいなかったよ。
でも、ごめんなさい。」
ここで僕は付き合えないことを
改めて知った。
1度天を仰ぐ。桜が散る。
そして、僕は次の言葉に驚いた。
「病気を持っている私は
幼なじみの君と付き合えないね。」
僕はただひたすらに驚いた。
病気?彼女は何を言っているんだ。
ここで僕は気づいた。
文字が少しがたついていたことに。
「あの、彼女はどこにいるんですか。
今は元気に過ごしているんですか?」
幼なじみの母親は下を向いた。
ここで日記は終わっていた。
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