堕天の皇帝

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復讐編

何者だ。

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『』のことをロシア語だと思ってください。
前回よりそういう感じで解釈をしてください。
いずれみんな日本語を覚えさせるので
突然『』が出てきたことを許してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『誰だ。お前。』
『ミュラーアルマです。』
『初めて聞く名前だな。』
『まぁそうでしょうね。
 一応私もWSRに載ってるんですけどね。』
『つまり同年代ってことか。』
『まぁ7位だからね。知らなくて当然だよ。』
『そうかい。』
俺はその場を後にしようとする。
『ちょっと待ってよ。』
『あ?なんだ?』
『私をここから出してよ。』
『俺にそれをするメリットはなんだ?』
『私は戦力になると思うよ。
 ここの船員は全員殺そうと思ってるからね。』
『なるほどな。わかった。いいぞ。』
俺は鉄格子についた鍵をきりおとす。
そして中に入り拘束具を斬る。
『感謝する。』
『あぁ。いいぞ。そういやエルモライはどうすんだ。』
『ふーむ。そうだな。
 まぁ着いていこうかな。』
『そうなのか。まぁなら行くか。』
『まず、私の服を探してくれないかい。』
『それはそうだな。』

 俺たち3人とハクは船内を散策する。
中にいる船員を全員皆殺しにしているため、
ついに船内放送がなってしまった。
はっきり言ってめんどくさいな。
ミュラーも服と武器を見つけた。
ミュラーの装備はウィンチェスターM70を2丁だ。
スナイパーなのにスコープがついていないので
まやのようにガンカタでもするのだろうか。
ここにもスナイパーでガンカタする変態がいるとは。
そして、俺らは甲板へとたどり着いた。
『ミュラー。』
『なんだ。』
『お前があの辺一帯を殺っていいぞ。』
『ほう。それは本当か。』
『なにか理由があるのだろ?
 ならお前一人で殺れ。
 俺は俺の目的をクリアしに行く。』
今の今までアリーシャのことを見ていない。
つまり甲板のとこに居ると思うのは当たり前だ。
はぁ。やっとこれで占拠し終わる。
まぁエルモライもある程度殺してくれたのも
とても助かった。
そして、俺たち3人は甲板に出た。

 俺たち3人は囲まれていた。
それに気づいた瞬間にはミュラーが突撃していた。
ミュラーとエルモライは背中合わせで戦う。
「ハク。行くぞ。」
俺とハクも同時に突撃する。
3人ほどいたので全員ブレードで殺す。
一瞬で敵の首を切り鮮血に染まる。
そして、甲板にあった部屋の中に入る。
そこでは拘束されて気絶しているアリーシャと
ここのボスらしき人間がいた。
「よくもやってくれたな。落とし前つけてもらうぞ。」
そう言ってアリーシャにナイフを突きつける。
ふーむ。ラディーレンでなんとでもなるか。
「俺はお前のことを知っているぞ。
 その右目を光らした瞬間にこいつを殺す。」
それは厄介だな。
ラディーレンは最速でもコンマ3秒ほど時間がかかる。
その間に殺されないという確証はない。
もしかすると超反応されたら殺されるだろう。
ならどうしたものか。
ラディーレンでも近づけない。
ナイフでも接近戦はできない。
なら。早撃ちかな。
相手との距離は約10メートル。
この距離から予備動作なしで発砲すれば
さすがに反応はされないだろう。
俺は腕のリミッターを10%外す。
今ならかなりの速さで腕が動く。
「わかったよ。抵抗しない。」
俺が手を上にあげる。っと
相手は思っていたのだろう。 
俺は即座にM9べレッタを取り出すと同時に発砲する。
そして、相手のナイフを持つ手に着弾。
それと同時に距離を詰め、
相手の心臓部分にナイフを突き刺した。
ここまでのスピード約コンマ2秒。
ラディーレンよりも速く相手を討ち取った。
ふむ。能力も使いようだな。
そう思い、俺はアリーシャをハクに乗せた。





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