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復讐編
ラッキースケベ
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俺の周りには12人のヤクザ。
1人ずつ S&W M36を持っている。
日本の警察ですら持ちかなり取りまわしが効く。
扱いやすく安価である。
「はぁ。いい加減気づけばいいのに。
お前ら雑魚が何人集まろうと
何十個と拳銃を用意したところで、
俺には勝てないんだよ。」
ほぼ同時に放たれた12発の銃弾。
俺は全ての銃弾に少しづつ触れて軌道をずらす。
ずらされた銃弾は8人の眉間を貫いた。
「ちっ。全員殺れたと思ったんだがな。
まぁいい。早くかかってこい。」
1人がナイフを持ち仕掛けてきたが、
俺は姿勢を低くすると同時に足をかけ喉元をかき切る。
それに怖気づいたのか、2人が逃走を図る。
「逃がすわけないだろ。」
俺はその場に落ちてるナイフを無回転投擲し
1人の脳天に当てると同時に拳銃を奪い発砲。
見事に命中しその場に倒れ込む。
俺の視界から色が消える。
俺のすぐ近くには7.62mm弾が飛んできていた。
ちっ。スナイパーも用意してるのかよ。
俺はその銃弾を首を傾げてかわす。
その直後に銃声が鳴り響いた。
位置なんて変えさせねぇよ。
俺は足に力を入れる。
足元のコンクリートは砕け、
目の前にいる残り1人のヤクザの背後に周る。
ヤクザは首から血を吹き出す。
そして、そのヤクザのナイフを奪い、
それをスナイパーの方へと全力で投げる。
多分これで死んだだろ。知らねぇけど。
「よし。終わったぞ。」
「さすがね。早いわ。」
「はぁ。そりゃどうも。
じゃあサツが来る前に帰るぞ。」
「ふふっ。そうしましょうか。」
ザーザー。
「ちっ。最悪だな。」
「足取りがつかないために歩いて帰るわよ。」
「はぁ。めんどくせぇ。」
「おい、後どれくらいだ。」
「まずは、私の名前をちゃんと呼ぶとこから
始めて欲しいわね。全く。
それでその質問に答えるなら後15分よ。」
「演算したのか?」
こいつの家系は悪魔とも呼ばれた
数学者ノイマンの家系だ。
演算能力ならずばぬけてるだろう。
「えぇ。まぁそうね。私ノイマンだし。」
「さすが天才様だな。」
「くちゅん。」
「なんだ?さみぃのか?」
「い、いえ。寒くないわよ。」
「あ、そうかよ。」
そう言いながらもこいつの口は青紫に変化し
体も少し震えている。倒れられても厄介だな。
俺は上着を脱ぎ、アリーシャに被せてやる。
「え?いいの?」
「お前に倒れられると運ぶのがめんどくさい。
それを貸してやるから絶対に倒れるなよ。」
「でも、あなたの格好が。」
上着を脱ぐと俺は半袖だった。
「あぁ。なに。気にする必要は無い。
俺はお前と違って鍛えているから
風邪なんぞ引かん。」
「何よ。せっかく心配してあげたのに。」
「別に心配してくれなんて頼んでいない。」
「あっそ。」
ここから俺らは約10分間会話をすることがなかった。
「着いたわよ。」
「予想はしていたがやはり広いな。」
そこには大きな門があり、その奥にも
でかい和風の家があった。
俺らは門を開けて中に入った。
「ここは風呂もでけぇんだな。」
この家に入ると俺とアリーシャは
互いに別室で連れていかれた。
俺は近くにいたやつに話しかけて、
風呂場まで案内をしてもらい、今は入浴中だ。
身体が暖まるな。
俺の前住んでたところはなかなかお湯が出なかった。
そのため、ほぼ水風呂だったが、
気にはしていなかった。
「ってなんであんたがいるのよー!!」
甲高い声が風呂場で木霊する。
「うるさいな。アリーシャ。
そりゃあんだけ雨に濡れたんだから
風呂くらいは入るだろ。」
「だからって私の入浴時間と被る必要ないでしょ。」
アリーシャは近くのバスタオルで身体を隠す。
ここの風呂場はビックリするぐらい水が透明なので、
意識をしなくても下が見えそうになる。
まぁ今の俺には性欲というものが
一切なくなってしまったがな。
「仕方ないだろ。お前が入ってるとか知らなかった。」
「わかったわよ。」
そう言いブクブクとしている。
あまりそれをやるなよ。
お母さんに言われなかったのか?
アリーシャは俺の身体をジッと見る。
「なんだよ。」
「いえ。すごい傷が多いのね。」
俺の脇腹とかにはいくつもの縫合の跡がある。
「見苦いなら俺の方を見ないか、出ていけ。」
「あんたが出ていくって選択肢はないのね。」
「あぁ。当たり前だ。」
そうして数分後にアリーシャは風呂から出ていった。
俺は風呂の間はずっと復讐のことを考えていた。
1人ずつ S&W M36を持っている。
日本の警察ですら持ちかなり取りまわしが効く。
扱いやすく安価である。
「はぁ。いい加減気づけばいいのに。
お前ら雑魚が何人集まろうと
何十個と拳銃を用意したところで、
俺には勝てないんだよ。」
ほぼ同時に放たれた12発の銃弾。
俺は全ての銃弾に少しづつ触れて軌道をずらす。
ずらされた銃弾は8人の眉間を貫いた。
「ちっ。全員殺れたと思ったんだがな。
まぁいい。早くかかってこい。」
1人がナイフを持ち仕掛けてきたが、
俺は姿勢を低くすると同時に足をかけ喉元をかき切る。
それに怖気づいたのか、2人が逃走を図る。
「逃がすわけないだろ。」
俺はその場に落ちてるナイフを無回転投擲し
1人の脳天に当てると同時に拳銃を奪い発砲。
見事に命中しその場に倒れ込む。
俺の視界から色が消える。
俺のすぐ近くには7.62mm弾が飛んできていた。
ちっ。スナイパーも用意してるのかよ。
俺はその銃弾を首を傾げてかわす。
その直後に銃声が鳴り響いた。
位置なんて変えさせねぇよ。
俺は足に力を入れる。
足元のコンクリートは砕け、
目の前にいる残り1人のヤクザの背後に周る。
ヤクザは首から血を吹き出す。
そして、そのヤクザのナイフを奪い、
それをスナイパーの方へと全力で投げる。
多分これで死んだだろ。知らねぇけど。
「よし。終わったぞ。」
「さすがね。早いわ。」
「はぁ。そりゃどうも。
じゃあサツが来る前に帰るぞ。」
「ふふっ。そうしましょうか。」
ザーザー。
「ちっ。最悪だな。」
「足取りがつかないために歩いて帰るわよ。」
「はぁ。めんどくせぇ。」
「おい、後どれくらいだ。」
「まずは、私の名前をちゃんと呼ぶとこから
始めて欲しいわね。全く。
それでその質問に答えるなら後15分よ。」
「演算したのか?」
こいつの家系は悪魔とも呼ばれた
数学者ノイマンの家系だ。
演算能力ならずばぬけてるだろう。
「えぇ。まぁそうね。私ノイマンだし。」
「さすが天才様だな。」
「くちゅん。」
「なんだ?さみぃのか?」
「い、いえ。寒くないわよ。」
「あ、そうかよ。」
そう言いながらもこいつの口は青紫に変化し
体も少し震えている。倒れられても厄介だな。
俺は上着を脱ぎ、アリーシャに被せてやる。
「え?いいの?」
「お前に倒れられると運ぶのがめんどくさい。
それを貸してやるから絶対に倒れるなよ。」
「でも、あなたの格好が。」
上着を脱ぐと俺は半袖だった。
「あぁ。なに。気にする必要は無い。
俺はお前と違って鍛えているから
風邪なんぞ引かん。」
「何よ。せっかく心配してあげたのに。」
「別に心配してくれなんて頼んでいない。」
「あっそ。」
ここから俺らは約10分間会話をすることがなかった。
「着いたわよ。」
「予想はしていたがやはり広いな。」
そこには大きな門があり、その奥にも
でかい和風の家があった。
俺らは門を開けて中に入った。
「ここは風呂もでけぇんだな。」
この家に入ると俺とアリーシャは
互いに別室で連れていかれた。
俺は近くにいたやつに話しかけて、
風呂場まで案内をしてもらい、今は入浴中だ。
身体が暖まるな。
俺の前住んでたところはなかなかお湯が出なかった。
そのため、ほぼ水風呂だったが、
気にはしていなかった。
「ってなんであんたがいるのよー!!」
甲高い声が風呂場で木霊する。
「うるさいな。アリーシャ。
そりゃあんだけ雨に濡れたんだから
風呂くらいは入るだろ。」
「だからって私の入浴時間と被る必要ないでしょ。」
アリーシャは近くのバスタオルで身体を隠す。
ここの風呂場はビックリするぐらい水が透明なので、
意識をしなくても下が見えそうになる。
まぁ今の俺には性欲というものが
一切なくなってしまったがな。
「仕方ないだろ。お前が入ってるとか知らなかった。」
「わかったわよ。」
そう言いブクブクとしている。
あまりそれをやるなよ。
お母さんに言われなかったのか?
アリーシャは俺の身体をジッと見る。
「なんだよ。」
「いえ。すごい傷が多いのね。」
俺の脇腹とかにはいくつもの縫合の跡がある。
「見苦いなら俺の方を見ないか、出ていけ。」
「あんたが出ていくって選択肢はないのね。」
「あぁ。当たり前だ。」
そうして数分後にアリーシャは風呂から出ていった。
俺は風呂の間はずっと復讐のことを考えていた。
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