堕天の皇帝

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軍事育成学校編

くそ化け物が。

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「はぁ。君強そうだね。」
「俺は強くないよ。
 まだまだ未熟なアサシンさ。」
俺はその会話が終わると同時にスモークを展開する。
「やっぱりか。」
予想はされてたみたいだな。
だが、1発分ウィンチェスターを外させた。
右側に静かに飛んで、ウィンチェスターをかわす。
あと3発かわさないといけないのか。
やっぱり早く終わらすのが1番だな。
俺はナイフを振るが、ウィンチェスターでずらされる。
そしてそのままコッキングして、また放たれる。
だが、俺は相手の手を蹴り、射線をずらす。
俺の額には汗が流れる。
近接戦はアサシンにとって必要と
されてはいけないのにな~。
そんな一瞬の隙を相手が見逃すわけなく、
俺の横腹に蹴りが入れられる。
その瞬間、相手の方のスナイパーの銃弾が
真っ直ぐ飛んできた。
俺はギリギリのとこでかわす。
その様子を相手は少し驚いた様子を見せた。
俺はもう一度スモークを展開する。

「まや。」
「ん?なに?」
「俺が元いた場所から120m先に敵のスナイパー。
 まやのタイミングで狙撃を頼む。」
「わかったわ。」

翔太くん。バケモノ過ぎない?
1発撃たれただけで、相手の位置を把握していた。
しかも、本当にいるし。
さすがに私の位置までは分からないだろうから、
私から見えるかどうかは賭けだったのだろう。
私は呼吸を整える。
こんな長距離初めてだけど、
最悪相手の銃を破壊出来ればいい。
ふぅー。ファイヤ!!

「真希。そこを離れろ。」
まさか。あの一瞬でバレたのか。
俺はやつの声をしっかり聞いた。
だが、その隙を逃すわけなく俺は
M9ベレッタを相手がいるであろう方向に撃つ。
もちろん、かわされる。
いや、これ勝てねぇーだろ。
弱気になるな。まだ負けてない。
やはり、この化け物を倒すには近距離しかない。
「X=124   Y=49、、、」
は?こいつ何を言っている。
その瞬間、銃声が聞こえる。
「ごめん。翔太くん。
 スコープが壊れちゃった。」
「お前狙ったのか?」
「もちろんだよ。」
「このくそ化け物が。」
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