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074 足並み
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「いい啖呵切るじゃねえか」
怒りをあらわにして叫んだ俺の前でリュウジがニヤリと微笑った。
「カタギにしとくには惜しいな。アンタ、うちのファミリーに入らねえか?」
「えっ!やだよ」
「どうしてだ」
「ど、どうしてって…お前らなんか怖いし」
俺がそう言うとリュウジは大声で「はっはっはっは!」と笑った。
「指ひとつ動かさねえで人を殺せる奴が何言ってんだよ!はははははは!」
「こ、殺してはいないよ!そいつは失神させただけだって!」
俺が指差した先には白い法衣を着たミリキアの手先がよだれを垂らして倒れ込んでいた。
「でも、殺すこともできただろ?」
「…まあ、できたけど」
「最強の殺し屋じゃねえかよ」
そう言われて俺は少し黙った。
「そんなんじゃないよ、俺は…ただの探偵だよ」
リュウジは俺の返答に「くっくっく…」と笑いをこらえた。
「そんな恐ろしい探偵いねえだろ…まあいい。ミリキアには俺たちも行くぞ」
「えっ!なんで!?」
「馬鹿野郎、てめえのシマで火ぃつけられてカチコミかけねえ極道がいるかよ」
よくわからないがとにかくこいつら闇組織も報復をしたいということだろう。
まあ止める理由もない。
そもそも俺たちの動機もたぶん似たようなものなのだ。
それに会話の間、こっそり記憶探知でこいつの記憶を覗かせてもらったが、闇組織は今回の焼き討ちには当然関与していないようだったし、よくよく探ってみればどうやらこいつは麻薬を心底憎んでいるようだった。
この街に蔓延していた龍醒香薬の噂をここ最近あまり聞かなくなったのは、どうもこのリュウジという転移者が闇組織のボスに成り上がった結果のようだ。
「まあ別にミリキアに行くのはいいけどさ、ファミリーには入らないからな?」
「…ああ、構わねえ。どうせアンタに無理強いなんかできねえしな」
そうしてリュウジをはじめとする闇組織もミリキア侵攻に加わることになった。
こちらの勢力はそれに加えて俺、レミー、シェリル、シシリー、バーグルーラのいつもの5人に、レミーの魔導具で強力な軍備を誇るカーライル王国、ラノアール民主主義共和国、ドワーフ王国、エルフの隠れ里、魔王ネクロードミレーヌが率いる魔王軍だ。
「あとはどうやって神聖ミリキア教国に乗り込むか、ね」
俺たちのやりとりをソファに座ったまま聞いていたシェリルがそう言った。
確かにその通りだ。
神聖ミリキア教国はここカーライル王国から遥か西、リストガルド王国の北に浮かぶ大きめの島にある。
大群を率いて海路を行くわけにもいかない。
「私たちが先兵隊になりましょう!」
レミーがソファから立ち上がって言った。
「まず私たち5人が少数精鋭で神聖ミリキア教国に密航して潜入するんです!そこからシシリーさんの空間魔術で道を作って、一気に大軍勢でなだれ込むんですよ!」
シシリーもソファの後ろで浮かび上がって続く。
「うん!アタシ1人じゃ全員は無理でも、エルフのみんなで手分けすれば全員きっと送り届けられるよ!それにね」
そこまで言ってシシリーが珍しくニヤリと悪そうな笑みを浮かべる。
「怒ったアタシのお母さん、めっちゃくちゃ怖いんだよ?」
そうか。元気になったエルフの女王陛下の力添えもあるのだった。
1000年以上前の戦う力を備えたエルフの生き残り。きっと大きな戦力になるだろう。
<我も久しぶりに竜族を呼び寄せてみるか。ネクロードミレーヌに手配させよう>
バーグルーラがそう言った。
そういえば魔大陸の南東に竜の渓谷っていうのがあるんだったか。
それは心強い。
心強いが。
「ところでさ、先兵隊って言っても俺たちは一体どうやってミリキアに行くわけ?普通に近くまで馬車で行って船に乗って行ったら密航にならないよね?」
レミーが俺に向き直る。
きょとんとした顔で、何をわかりきったことを、と言わんばかりの表情だ。
「ペールポートの漁師さんたちの船に乗せてもらえばいいじゃないですか」
俺もそうだろうとは思っていた。
密航するなら知り合いの船が一番だ。
でもペールポートからぐるっと西へリストガルド王国の先の岬を回って行くとなると、かなり長い船旅になる。1ヶ月くらいはかかるだろうか。
絶対に船酔いする。
正直いやだ。
でもまあ、仕方がない。
今回ばかりはヘタレに定評のあるこの俺も、いやだという気持ちより、ミリキアをぶっ潰したい気持ちのほうが強い。
…………………………………………
俺たちは闇組織のアジトの高級家具店(とはいえ隠れ家のひとつに過ぎないそうで本部ではないようだった)を離れ、まず関係各方面へと連絡を行った。
まずはペールポートの漁師組合長に事情を説明し、密航の協力を願い出たが、これはあっさりと承諾してもらえた。
「俺たちもよ、ミリキアの奴らは前から気に入らなかったんだ!関税も法外な額なんだぜ!?」
ペールポートからミリキアまで、海路で正規の輸出ルートもあるそうで、やはり1ヶ月ほどの船旅になるが乗せていってくれるとのことだった。
カーライル王、ラノアールの副大統領ヴィクトール、ラノアールの警察庁長官で元暗部のクラウス、ドワーフ王、エルフの女王、魔王ネクロードミレーヌに情報共有装置の同時通話で状況を伝えた。
古代機械の盗難、ラノアール大統領の暗殺、俺たちの工場および自宅の焼き討ちは、すべて神聖ミリキア教国による犯行だと判明したこと。
打倒ミリキアのために俺たちが先兵隊となり、ペールポートから密航して潜入すること。
船旅には1ヶ月くらいはかかる見込みだということ。
その間、各自で軍備増強を進めて欲しいことと、ネクロードミレーヌには竜の渓谷から竜族の招集を願いたいということを伝えた。
それらはすべて承認され、各国の足並みが揃った。
その後、シシリーの空間魔術でペールポートの漁師組合本部へと向かった。
「待ってたぜ!船はいつでも出せる!海賊も出る危険な船旅だが、お前らも一緒なら心強いってもんよ!」
海賊。
それは聞いてない。
怒りをあらわにして叫んだ俺の前でリュウジがニヤリと微笑った。
「カタギにしとくには惜しいな。アンタ、うちのファミリーに入らねえか?」
「えっ!やだよ」
「どうしてだ」
「ど、どうしてって…お前らなんか怖いし」
俺がそう言うとリュウジは大声で「はっはっはっは!」と笑った。
「指ひとつ動かさねえで人を殺せる奴が何言ってんだよ!はははははは!」
「こ、殺してはいないよ!そいつは失神させただけだって!」
俺が指差した先には白い法衣を着たミリキアの手先がよだれを垂らして倒れ込んでいた。
「でも、殺すこともできただろ?」
「…まあ、できたけど」
「最強の殺し屋じゃねえかよ」
そう言われて俺は少し黙った。
「そんなんじゃないよ、俺は…ただの探偵だよ」
リュウジは俺の返答に「くっくっく…」と笑いをこらえた。
「そんな恐ろしい探偵いねえだろ…まあいい。ミリキアには俺たちも行くぞ」
「えっ!なんで!?」
「馬鹿野郎、てめえのシマで火ぃつけられてカチコミかけねえ極道がいるかよ」
よくわからないがとにかくこいつら闇組織も報復をしたいということだろう。
まあ止める理由もない。
そもそも俺たちの動機もたぶん似たようなものなのだ。
それに会話の間、こっそり記憶探知でこいつの記憶を覗かせてもらったが、闇組織は今回の焼き討ちには当然関与していないようだったし、よくよく探ってみればどうやらこいつは麻薬を心底憎んでいるようだった。
この街に蔓延していた龍醒香薬の噂をここ最近あまり聞かなくなったのは、どうもこのリュウジという転移者が闇組織のボスに成り上がった結果のようだ。
「まあ別にミリキアに行くのはいいけどさ、ファミリーには入らないからな?」
「…ああ、構わねえ。どうせアンタに無理強いなんかできねえしな」
そうしてリュウジをはじめとする闇組織もミリキア侵攻に加わることになった。
こちらの勢力はそれに加えて俺、レミー、シェリル、シシリー、バーグルーラのいつもの5人に、レミーの魔導具で強力な軍備を誇るカーライル王国、ラノアール民主主義共和国、ドワーフ王国、エルフの隠れ里、魔王ネクロードミレーヌが率いる魔王軍だ。
「あとはどうやって神聖ミリキア教国に乗り込むか、ね」
俺たちのやりとりをソファに座ったまま聞いていたシェリルがそう言った。
確かにその通りだ。
神聖ミリキア教国はここカーライル王国から遥か西、リストガルド王国の北に浮かぶ大きめの島にある。
大群を率いて海路を行くわけにもいかない。
「私たちが先兵隊になりましょう!」
レミーがソファから立ち上がって言った。
「まず私たち5人が少数精鋭で神聖ミリキア教国に密航して潜入するんです!そこからシシリーさんの空間魔術で道を作って、一気に大軍勢でなだれ込むんですよ!」
シシリーもソファの後ろで浮かび上がって続く。
「うん!アタシ1人じゃ全員は無理でも、エルフのみんなで手分けすれば全員きっと送り届けられるよ!それにね」
そこまで言ってシシリーが珍しくニヤリと悪そうな笑みを浮かべる。
「怒ったアタシのお母さん、めっちゃくちゃ怖いんだよ?」
そうか。元気になったエルフの女王陛下の力添えもあるのだった。
1000年以上前の戦う力を備えたエルフの生き残り。きっと大きな戦力になるだろう。
<我も久しぶりに竜族を呼び寄せてみるか。ネクロードミレーヌに手配させよう>
バーグルーラがそう言った。
そういえば魔大陸の南東に竜の渓谷っていうのがあるんだったか。
それは心強い。
心強いが。
「ところでさ、先兵隊って言っても俺たちは一体どうやってミリキアに行くわけ?普通に近くまで馬車で行って船に乗って行ったら密航にならないよね?」
レミーが俺に向き直る。
きょとんとした顔で、何をわかりきったことを、と言わんばかりの表情だ。
「ペールポートの漁師さんたちの船に乗せてもらえばいいじゃないですか」
俺もそうだろうとは思っていた。
密航するなら知り合いの船が一番だ。
でもペールポートからぐるっと西へリストガルド王国の先の岬を回って行くとなると、かなり長い船旅になる。1ヶ月くらいはかかるだろうか。
絶対に船酔いする。
正直いやだ。
でもまあ、仕方がない。
今回ばかりはヘタレに定評のあるこの俺も、いやだという気持ちより、ミリキアをぶっ潰したい気持ちのほうが強い。
…………………………………………
俺たちは闇組織のアジトの高級家具店(とはいえ隠れ家のひとつに過ぎないそうで本部ではないようだった)を離れ、まず関係各方面へと連絡を行った。
まずはペールポートの漁師組合長に事情を説明し、密航の協力を願い出たが、これはあっさりと承諾してもらえた。
「俺たちもよ、ミリキアの奴らは前から気に入らなかったんだ!関税も法外な額なんだぜ!?」
ペールポートからミリキアまで、海路で正規の輸出ルートもあるそうで、やはり1ヶ月ほどの船旅になるが乗せていってくれるとのことだった。
カーライル王、ラノアールの副大統領ヴィクトール、ラノアールの警察庁長官で元暗部のクラウス、ドワーフ王、エルフの女王、魔王ネクロードミレーヌに情報共有装置の同時通話で状況を伝えた。
古代機械の盗難、ラノアール大統領の暗殺、俺たちの工場および自宅の焼き討ちは、すべて神聖ミリキア教国による犯行だと判明したこと。
打倒ミリキアのために俺たちが先兵隊となり、ペールポートから密航して潜入すること。
船旅には1ヶ月くらいはかかる見込みだということ。
その間、各自で軍備増強を進めて欲しいことと、ネクロードミレーヌには竜の渓谷から竜族の招集を願いたいということを伝えた。
それらはすべて承認され、各国の足並みが揃った。
その後、シシリーの空間魔術でペールポートの漁師組合本部へと向かった。
「待ってたぜ!船はいつでも出せる!海賊も出る危険な船旅だが、お前らも一緒なら心強いってもんよ!」
海賊。
それは聞いてない。
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