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二十一話目、月曜日のカリナ。勇者の日はサービスDAY

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○月曜日、女子セックス部
カリナは笑顔で元気が良い
女子部員「カントク、何か良いことあったんですか?」
カリナ「あ・・・・別に何にも・・・・・」
女子部員「彼氏、出来たんですか?」
カリナ「ただの友達よ」
女子部員「あ・・・やっぱり・・・ふぅ~ん、カマかけ成功です」
カリナ「コラ、あなた達・・・」
女子部員「で、誰なんですか?」
カリナ「男子、セックス部のカントク・・・」
女子部員「え~・・・あのチビ助ですか?」
カリナ「そうよ」
・・・・ざわざわ、ざわざわ、ざわざわ
女子部員「背は低いし、見た目も普通だし、どこが良いんですか?」
カリナ「マッサージ上手いし、優しいし、気が利くし・・・・よく見ると、可愛いのよ、彼」
女子部員「・・・・・」「また会うんですか? 彼氏、候補ですか?」
カリナ「今度の土曜日、また会うわ。約束したし・・・」
女子部員「カントクが、また会いたいって・・・・。今まで、どんなハンサム男子でも1回しか会わなかったのに・・・・」
   ざわざわ、ざわざわ・・・ざわざわ が、止まらない。
カリナ「無駄口たたかない。ちゃんと、練習しなさい」
カリナ・・・・エロトのこと思い出したら会いたくなっちゃったじゃない。土曜日が待ち遠しいわ。
・・・・思った以上に美人に好かれている、美人カントクのハートを射止めた?エロトであった。美女と野獣(というより美女と小人だな)


 ○勇者の日
男子セックス部のみんなで、朝から町に繰り出している。
エロト・・・売店でお金おろして来たから、大丈夫。職員証明書でお金おろせたよ、良かった。
タクヤを先頭に、街の大通りを歩く。大通りの中央に立派な建物が・・・高級商館(娼館)。
そこから少し歩くと、おしゃれで綺麗な店が・・・・・
タクヤ「この店で良いですか?」
エロト「任せるよ」
タクヤ「ちょうど10時、開店時間です」
店のドアが開いた
両脇に姫様|(女性)達が並んでいる。圧巻の光景だ。

みんなで店の中に入ろうとしたら・・・・・
姫たちが声をそろえて・・・「ロミオにようこそ、ジュリエット」
エロト「???・・・・ジュリエット?」ぽかーーーん
部員「カントク、しっかり歩いてください」
エロト「ゴメン」
みんなで、広間のテーブルについた。
黒服の店員が、お茶を持ってきた
黒服「ごゆっくり、おくつろぎください」
部員「ありがとう」
エロト・・・ぽかーーん
部員「カントク、大丈夫ですか?」
エロト「全然、大丈夫」と言いながら・・・・落ち着け、俺。ガンバレ、俺・・・と自分に言い聞かせる

入り口での挨拶が終わり、姫達(女性達)が戻ってきて、椅子に座る。
ガラスの仕切りはあるが、客が女性を女性が客をマジマジ見る(マジックミラーじゃない)
エロト・・・お客も姫も堂々としている、うしろめたさゼロ。前の世界と大違いだ、素晴らしい。
風俗で遊ぶことは、素晴らしいこと。娼館に努めは、名誉ある職業。という意識がありありと見える。
黒服のジェントルレベルも高い。これで中級店なのか・・・・エロトは感激している。

姫の胸に番号と名前の書いてある札が付いている。
なるほど、本人を見て指名できるのか・・・・写真で選ぶより、実物で選ぶ方が楽しいな。
ケン「よし、決めた。先、行くよ。早い者勝ちだもんな」
ケンが受付に歩いて行った。
タイチ、ツヨシ、シンゴが、後に続き、受付へ・・・・
タクヤ「カントク、入店料、ここで渡しますよ」
エロト「大丈夫、金持って来たから。あとで、メシおごれ」
タクヤ「わかりました、俺も受付して来ます」
エロト・・・・いやぁ、異世界での初風俗、興奮が止まらない
しかし、全然違う。姫達もお客も暗さゼロ。それどころか紳士淑女でかっこいい。セックスの素晴らしさが浸透している世界だとは、知っていたが、改めて思い知らされた。
年齢の若い女性が多い・・・どう見ても10代だ。
あいつら|(セックス部の部員)も10代だから、普通と言えば普通だけど・・・・
ちょっと罪悪感有りなんだよな。
なので、俺は、サービス良さそうで、テクがありそうな、笑顔が可愛い、20代前半の女性にしました。
受付で職員証明書を見せたら、学校関係者ということで入店料が割引に・・・・ラッキー
で、女性の番号と名前を言ったら、木の札を渡されました。
木の札には、穴が開いていて、そこにサービス料を入れてくださいとのこと
木の札にサービス料を入れ、階段を上ると、踊り場に指名した女性が・・・・
姫「ご指名ありがとうございます」
エロト「よろしくお願いします」
そのまま部屋に入って二人きり・・・・・・90分後
エロト、満面の笑顔でつぶやく「天国は、実在した」
部屋を出て広間へ、ケンが先にテーブルへ座り待っていた。
エロトもケンの隣に座り、スッキリした顔でお茶を飲む。
エロト・・・癒された~、気持ち良かった~、風俗って楽しい~、気分最高
アルカイク・スマイルでボーっとしている、エロト
ふと、受付横にある、色紙に目が留まる。
色紙には「1日14発、天当蕪(てんとうかぶ)」と書いてある。
・・・・それを見て、エロトがおどろく。
「てんとうかぶ」さん、って、あの「てんとうかぶ」さんなのか
受付に行き、天当蕪さんのとこを聞く、エロト
てんとうかぶさんは、新しい野菜(天当蕪)を発見し、巨万の富と気付いたお方
そのお金を貯めこまず、風俗遊びを連日し今日(こんにち)の風俗業界の活性化をもたらした有名人とのこと
「1日14発」とは、てんとうかぶさんの1日での発射記録。女性から申告があり本人も認め偉大なる記録として、色紙を飾ることになった、という。

エロトは思った・・・・そうか、「てんとうかぶ」さんは、元はこっちの世界の人だったのか
前の世界(地球)でも有名人だったが、こっちでも有名人とは、さすが「てんとうかぶ」さん

そう言えば地球でも、1日14発の記録を持っていたっけ・・・・てんとうかぶさん
地球での「てんとうかぶ」さんの伝説を思い出す、エロト
1日13発、出したと雑誌で発表した「てんとうかぶ」さん
しかし、周りのいけすかない男たちは、1日13発なんて無理だ、うそつきだと、てんとうかぶさんのことを
認めなかった。
それならと、もう一度と挑戦をこころみる、てんとうかぶさん
結果、なんと1日14発・・・記録を更新するという、すごさ
1日14発の伝説は、こうして生まれた。(by.地球)
こっちの世界で、てんとうかぶさんの名前をみることになるとは、
あのジェントルな雰囲気は、こっちの世界で身に付けたものだったのか・・・・・
エロトは勝手に一人で納得した。
あこがれの人物の正体が少しわかり、嬉しいエロトであった。

そうこうしているうちに、部員のみんなが集まった
エロト「よし、タクヤのおごりで食事に行こう」
部員「ラッキー。・・・タクヤさん、ゴチになります」「ゴチです」
タクヤ・・・・あ然、呆然
・・・結局、メシ代は、俺|(エロト)が出しました。さすがにタクヤが可哀想だったので。
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