4 / 6
窓際部署の僕は異世界生活を開始する
しおりを挟む
異世界召喚されてから、
僕のレガロが自動筆記だと分かるまで、
が僕の異世界人生のピークだったなんて、ちょっと早熟も過ぎないだろうか。そんなつまらないことを考えながら、来たときと同じようにチンクさんの後をついてさびれた城内を歩いている。前を歩くチンクさんは心なしかしょんぼりと肩を落としているが、どうかしたのだろうか。
「チンクさん、わざわざ僕なんかのために案内してくれでありがとうございます」
「…っく、ノキ様、我々の非道をお許し下さい。カテドラル様は変わられてしまったのです、転移者の方を便利な兵隊としか見ていませんし、レグロの優劣だけしか見えておりません。戦争やモンスター討伐に不利なレグロだと解るや、興味のなくなったおもちゃのような扱いは、我が主君ながら悪魔にさえ見えてしまいます」
チンクさんの顔からは血の気が引き、脂汗が玉のように噴き出していた。きっと優しいし人なんだろうけど、そういう思想してると危ないじゃないかな、暗殺されないといいな。
「あの、ち、チンクさん、そんなこと言って大丈夫なんですか?
僕はそんなに気にしてませんよ。別にこんな展開どうということないじゃないですか」
「なんと寛大なお方なんでしょうか、何かありましたら必ずやお力になりますゆえ、気軽にお呼びつけくださいね。そして今向かっておりますのは、ノキ様の様に戦闘に全く関わらないレガロ持ちの転移者が所属することになっている資料管理室です。今回のような引き寄せの儀は、2か月に1回のペースで執り行われておりまして、これまでに実に30名以上の方が資料管理室行きとなっている次第です」
チンクさんの背中に仁義という文字がうっすら浮かんで見え始めたころ、僕たちはぼろぼろで一部コケさえ生えてる木の扉の前へとたどり着いた。
「ここが資料管理部です、城の西の端にある今は誰も使わなくなった塔になります。現状、元の世界へお返しできない以上、ここ以外に行き場がないのが現状です。この部署には仕事らしい仕事はありませんし、給金も雀の涙ほどしか出ません。ですが私とあと数人の有志の給金をここの方々の生活にあてていますので、最低限の衣食住だけは安心してください。あと、私は毎日朝と夜にこちらへ参り皆様からご用命を聞いておりますので、気軽にお声掛けください」
そういうとチンクさんは重そうな木の扉の取っ手に手をかけると、ずずずずっと横にスライドさせた。
「スライド式かよっ!」
「そう思いますよね、でも私はここの扉がこの城で一番好きですよ。では、これ以降はここを取り仕切られているゴーダ様にお任せすることに致します。ほら噂をすればあちらの方がゴーダ様です」
チンクさんが指し示す先には巨大な二足歩行のジャンガリアンハムスター(太め)が立っていた。
腰くらいの大きさで、なんか服を着ている。つまりそれはもう非常にかわいらしかった。その魅力に取りつかれてか、気づくと僕の右腕は勝手に巨大ハムスターの額に触れようとしていた。
「ノキ様、危ないっ!! なにをやっているんですか、死にますよっ!?」
「へっ?!」
「……おう、坊主、助かったな。もしあのまま俺のドたまを握でていたら、お前は今頃血だらけだったぜ」
目の前の大きくてキュートでなハムスターは、超ハードボイルドなセリフを吐いていた。僕はそんなギャップの大判振る舞いに溺れて、チンクさんの注意も頭から早々に吹き飛び、今度は無意識に左手を伸ばしていた。
「だからノキ様っ、死にますって! もしかしてハムスター愛好家ですか!?」
気づいたらチンクさんに羽交い絞めにされていた。
いいや、僕は悪くねえ、ハムスターのゴーダさんがかわいいのが悪いんだ。目の前のキュート120%のゴーダさんはクリクリとした瞳でこちらを睨んでいるが、それは睨んでいるっていえないんじゃないのおおおお。
「小僧、度胸あるじゃねいか。
だがおめいが俺を撫でるときはな、おめいの右腕が千切れる瞬間だと覚えておきな」
いやいやゴーダさん、その短い手で頭をクシクシしながらそんなこと言っても全然効果ないというか、逆効果だよおおお。ゴーダさんは僕の表情は無視することにしたらしく、こちらを無視して説明モードへと入っていった。
「小僧、俺がここの資料管理室、通称“ゴミ箱"を取り仕切るゴーダだ。
おめいも気づいていると思うが、ここにいるのはしょっぼいレガロを持ったゴミ共ばかりだ。だが不安に思うことはねい! 今日から俺らが家族だからだ。まずは、おめいの名前とレガロを教えてくれよ」
「ハヤシノキです。レガロは自動筆記LV7です、ここに引き寄せられる前は引き籠りのヒッキーでした。好きなハムスターはジャンガリアンです。よろしくお願いしますゴーダさん」
「俺は挨拶が出来る奴はでいすきだ、これから俺のことは親方と呼びねい。俺は見ての通りのハムスターの獣人で、 レガロは粘菌交渉って粘菌をすこーしだけ動かすことが出来る力だ。しかし、おめいさんは偉くレベル高いのに自動筆記たあ、運がなかったな。ああそうだ、自動筆記は3人いるから後でいろいろ聞くといい。じゃあ、早速俺らのゴミ箱を紹介してやろう」
ゴーダ親方は丸っこくでふわふわのハムケツをふりふり、部屋の中へと歩き出した。
部屋の中でまず目についたのが、黒くて大きな書類棚の大群だった。天井まで届く棚にはびっしりと本や書類が収まっていて、かなり広い部屋に数え切れないほど置いてあった。
「ここが資料保管室だ、まあゴミばかりだがな。たまにいい物があるから、死ぬほど暇なら探してみると面白いぞ。あと、この上の階も同じような資料保管室が広がってらぁ。そいで、次に紹介するのが俺自ら土を被りながら建設した集合住宅街”ゴーダマンション”だ」
このハムスターは家までつくることができるのだろうか、やだすごい優秀。
そんな自信満々な親方の後に続くと、入口と同じような重そうな木の扉があった。親方は扉の前で腰をかがめながら扉の取っ手を掴み、ふんぬと声をあげて扉を上へとスライドさせた。
「シャッタああああああああ! はっ、しまった、また」
「おいうるせいぞ、小僧! あと、ここは次開けるときは回転ドアになってるから、びびるんでねいぞ」
現代シャッターも顔負けの滑りで開いた扉の先には地下への階段が続いているようで、ゴーダ親方は地下へとどんどん進んでいく。ここは暗くて冷たくて、ひきこもりの僕にはとても落ち着く場所だなと思った。階段を降り切り、三度現れた重そうな木の扉を普通に開けると、そこにはなんと資料保管室に負けない程広い地下空洞と家々?が待ち受けていた。
僕のレガロが自動筆記だと分かるまで、
が僕の異世界人生のピークだったなんて、ちょっと早熟も過ぎないだろうか。そんなつまらないことを考えながら、来たときと同じようにチンクさんの後をついてさびれた城内を歩いている。前を歩くチンクさんは心なしかしょんぼりと肩を落としているが、どうかしたのだろうか。
「チンクさん、わざわざ僕なんかのために案内してくれでありがとうございます」
「…っく、ノキ様、我々の非道をお許し下さい。カテドラル様は変わられてしまったのです、転移者の方を便利な兵隊としか見ていませんし、レグロの優劣だけしか見えておりません。戦争やモンスター討伐に不利なレグロだと解るや、興味のなくなったおもちゃのような扱いは、我が主君ながら悪魔にさえ見えてしまいます」
チンクさんの顔からは血の気が引き、脂汗が玉のように噴き出していた。きっと優しいし人なんだろうけど、そういう思想してると危ないじゃないかな、暗殺されないといいな。
「あの、ち、チンクさん、そんなこと言って大丈夫なんですか?
僕はそんなに気にしてませんよ。別にこんな展開どうということないじゃないですか」
「なんと寛大なお方なんでしょうか、何かありましたら必ずやお力になりますゆえ、気軽にお呼びつけくださいね。そして今向かっておりますのは、ノキ様の様に戦闘に全く関わらないレガロ持ちの転移者が所属することになっている資料管理室です。今回のような引き寄せの儀は、2か月に1回のペースで執り行われておりまして、これまでに実に30名以上の方が資料管理室行きとなっている次第です」
チンクさんの背中に仁義という文字がうっすら浮かんで見え始めたころ、僕たちはぼろぼろで一部コケさえ生えてる木の扉の前へとたどり着いた。
「ここが資料管理部です、城の西の端にある今は誰も使わなくなった塔になります。現状、元の世界へお返しできない以上、ここ以外に行き場がないのが現状です。この部署には仕事らしい仕事はありませんし、給金も雀の涙ほどしか出ません。ですが私とあと数人の有志の給金をここの方々の生活にあてていますので、最低限の衣食住だけは安心してください。あと、私は毎日朝と夜にこちらへ参り皆様からご用命を聞いておりますので、気軽にお声掛けください」
そういうとチンクさんは重そうな木の扉の取っ手に手をかけると、ずずずずっと横にスライドさせた。
「スライド式かよっ!」
「そう思いますよね、でも私はここの扉がこの城で一番好きですよ。では、これ以降はここを取り仕切られているゴーダ様にお任せすることに致します。ほら噂をすればあちらの方がゴーダ様です」
チンクさんが指し示す先には巨大な二足歩行のジャンガリアンハムスター(太め)が立っていた。
腰くらいの大きさで、なんか服を着ている。つまりそれはもう非常にかわいらしかった。その魅力に取りつかれてか、気づくと僕の右腕は勝手に巨大ハムスターの額に触れようとしていた。
「ノキ様、危ないっ!! なにをやっているんですか、死にますよっ!?」
「へっ?!」
「……おう、坊主、助かったな。もしあのまま俺のドたまを握でていたら、お前は今頃血だらけだったぜ」
目の前の大きくてキュートでなハムスターは、超ハードボイルドなセリフを吐いていた。僕はそんなギャップの大判振る舞いに溺れて、チンクさんの注意も頭から早々に吹き飛び、今度は無意識に左手を伸ばしていた。
「だからノキ様っ、死にますって! もしかしてハムスター愛好家ですか!?」
気づいたらチンクさんに羽交い絞めにされていた。
いいや、僕は悪くねえ、ハムスターのゴーダさんがかわいいのが悪いんだ。目の前のキュート120%のゴーダさんはクリクリとした瞳でこちらを睨んでいるが、それは睨んでいるっていえないんじゃないのおおおお。
「小僧、度胸あるじゃねいか。
だがおめいが俺を撫でるときはな、おめいの右腕が千切れる瞬間だと覚えておきな」
いやいやゴーダさん、その短い手で頭をクシクシしながらそんなこと言っても全然効果ないというか、逆効果だよおおお。ゴーダさんは僕の表情は無視することにしたらしく、こちらを無視して説明モードへと入っていった。
「小僧、俺がここの資料管理室、通称“ゴミ箱"を取り仕切るゴーダだ。
おめいも気づいていると思うが、ここにいるのはしょっぼいレガロを持ったゴミ共ばかりだ。だが不安に思うことはねい! 今日から俺らが家族だからだ。まずは、おめいの名前とレガロを教えてくれよ」
「ハヤシノキです。レガロは自動筆記LV7です、ここに引き寄せられる前は引き籠りのヒッキーでした。好きなハムスターはジャンガリアンです。よろしくお願いしますゴーダさん」
「俺は挨拶が出来る奴はでいすきだ、これから俺のことは親方と呼びねい。俺は見ての通りのハムスターの獣人で、 レガロは粘菌交渉って粘菌をすこーしだけ動かすことが出来る力だ。しかし、おめいさんは偉くレベル高いのに自動筆記たあ、運がなかったな。ああそうだ、自動筆記は3人いるから後でいろいろ聞くといい。じゃあ、早速俺らのゴミ箱を紹介してやろう」
ゴーダ親方は丸っこくでふわふわのハムケツをふりふり、部屋の中へと歩き出した。
部屋の中でまず目についたのが、黒くて大きな書類棚の大群だった。天井まで届く棚にはびっしりと本や書類が収まっていて、かなり広い部屋に数え切れないほど置いてあった。
「ここが資料保管室だ、まあゴミばかりだがな。たまにいい物があるから、死ぬほど暇なら探してみると面白いぞ。あと、この上の階も同じような資料保管室が広がってらぁ。そいで、次に紹介するのが俺自ら土を被りながら建設した集合住宅街”ゴーダマンション”だ」
このハムスターは家までつくることができるのだろうか、やだすごい優秀。
そんな自信満々な親方の後に続くと、入口と同じような重そうな木の扉があった。親方は扉の前で腰をかがめながら扉の取っ手を掴み、ふんぬと声をあげて扉を上へとスライドさせた。
「シャッタああああああああ! はっ、しまった、また」
「おいうるせいぞ、小僧! あと、ここは次開けるときは回転ドアになってるから、びびるんでねいぞ」
現代シャッターも顔負けの滑りで開いた扉の先には地下への階段が続いているようで、ゴーダ親方は地下へとどんどん進んでいく。ここは暗くて冷たくて、ひきこもりの僕にはとても落ち着く場所だなと思った。階段を降り切り、三度現れた重そうな木の扉を普通に開けると、そこにはなんと資料保管室に負けない程広い地下空洞と家々?が待ち受けていた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜
きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…?
え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの??
俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ!
____________________________________________
突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった!
那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。
しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」
そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?)
呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!)
謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。
※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。
※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。
※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎
⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる