人形の家

あーたん

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第三章

友香の行動

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友香「雅遅いな(´・ω・`)」

雅「ごめーん!!友香!!遅れた!」

友香「終わらしたの?」

雅「後の配達全部終わらしてきたぜ☆」

友香「さすがだね。では行きますか(๑•̀д•́๑)キリッ」

雅「緊張するなぁ」


咲の家に着いた2人

雅(大きく深呼吸)

ピンポーン!!

咲の母「はーい」

雅「あ、○○宅急便です!!」

咲の母「今行きますね。」

雅「はーい」

ガチャ。ドアが開いた。


雅「ここに判子お願いします!」
「あ、あの、、ずっとお聞きしたかったのですが…ぬいぐるみ?人形?作ってらっしゃるのですか?」

咲の母「あ、そうなのよ、よくわかったわね」

雅「あ、いつもこの布の工場から荷物が来てるので」

咲の母「そうなのよ!娘がね~人形が好きで!大きくなったのに、まだ作っちゃうのよ~」

(娘……)


そして咲の母はこう続けた

「この村はね、昔から生まれた子供に人形を使ってあげる伝統があったの。今ではあんまり居ないんだけどね、昔は人形作りで有名だったのよこの村~!!」

雅「そうなんですね!!」
「で、あの、私の友達が人形作りに興味あって、教えてもらうこととかって出来ないですか??」

咲の母「若いのに珍しいのね!!いいわよ!」

雅「今近くにいるんで連れてきてもいいですか?」

咲の母「いいわよ!お茶入れて待ってるわね」

(意外と明るい人でよかった…)


友香「で、大丈夫だった( -∀-)?」

雅「上手くいった。行くぞ。後は頼んだ」


ピンポーン

咲の母「どうぞ~」

入る2人

「おじゃましまーす」


渚に言われていた仏壇があった
「小野寺 咲 13歳」

(触れないで置こう…)

周りを見渡すと人形がたくさんあった。

動物型の人形から人型の人形まで。


友香「すごい数の人形ですね!素敵です(´>ω<`)」

咲の母「そうなのよ~娘が昔から人形が好きでねぇ~。こんなに作っちゃったのよ~」

友香「是非作り方!!教えて頂きたいです(๑•̀д•́๑)キリッ」

咲の母「いいわよ~」

友香「あ、私友香っていいます。よろしくお願いします」

咲の母「よろしくねぇ~」

雅「では、急にすみませんでした、
よろしくお願いします!!」

咲の母「全然いいのよ~!!」

雅「では、仕事が残ってますので、ここで私は失礼しますね!!」

と、目で友香に合図を送る雅。

(友香なら平気か…)

あとは友香からのLINEを待つだけ。

(仕事ほんとは終わらしてしまったから
帰ってこれからの事考えよっと。)
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