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第一章
引っ越し
しおりを挟む引越し先に向かう車の中
母が運転。渚は助手席に座っている。
スマホをいじりながら
母のカバンからおもむろにタバコを取り出し
吸い始める渚。
母「もうやめてよね、外では吸わないでよ」
渚「わかってるよ、で、どんなとこなの?」
母「なーんもない田舎だってさ、一応写真あるよ 」
渚「見せて」
写真を見つめる渚。
「やっば!なにこれ!なんもねえーじゃん!」
母「こら!言葉遣い!」
渚「はいはい」
(ほんとに大丈夫かよ)
着いた2人 「ほんとに何も無い村」
2人をジロジロみる村人たち
立ち止まって見つめる人もいる。
渚「気味悪いね。」
母「こんな小さい村に引越ししてくるのが
珍しいんだろね。」
渚は不安になった。
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