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冒険者!
魔法の練習は必要です!
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バタッ「んぅ~~、、、、えっ?!」
目を覚まし、太陽が思ったよりも高い位置にあったことに気づき慌てて飛び起きた。
初クエストを受けるために街から少し出た森に入ろうかと思っていたが俺の足の速さを考えても今からじゃ少し時間が心許ない。
「はぁ~今日は大人しく魔法の練習でもするか。」
思いつきで家を飛び出してしまったが俺はまだ短距離転移の一つしか覚えていない。外にはかなり危険が多いはずだ。なぜなら、俺はすでに一回体験させられてしまったから。あのピンクの忌々しい(可愛い)スライムによってな!!!
まぁそんなわけで魔法を練習することはこれから生きていく上での最優先事項といっても過言ではない。ありがたいことにリールンからもらったお金があればしばらく無職でもやっていける。
ついでについでだが補足しておくと、俺は無詠唱で魔法を使えるし、なんらなら心の中で唱えるだけでも発動可能だ。本来なら魔法使いに必須の杖だって俺には必要無い。そんな超有能チートのおかげで食いっぱぐれることは無いと安心できる。
「まず、なにから練習するかね~?」
やっぱり初めは無難に火か水属性の魔法だろう。
いやまずは結界か?室内でいきなり初球とはいえ攻撃魔法を使うのは危ないだろう。今は攻撃することよりも身を守る魔法の方が知りたい。
とはいえ、俺の知ってる結界魔法はバリア、サンクチュアリの2つだ。バリアからサンクチュアリは飛びすぎだとは思うがオリジナル魔法というものがこの世界にはあるため実質俺のアイデア次第では無限に広がっていくらしい。
キィン「バリア。」
試しに魔力を練りバリアと唱えてみる。
「ん?おぉ?だいぶ広いな。」
自分から半径1メートルくらいのバリアを張ろうとしたが調節が案外難しく、部屋の外まで広がり宿全体を包み込むほどのバリアを張ってしまった。
「バリアはバリアでも名前をつけて、イメージを固めるか。」
先程の失敗を踏まえ、バリアの一括りじゃ恐らくまた失敗してしまうので小さいバリアをスモールバリア、ラージバリア、体にぴったりとくっ付くようなバリアを少しださいかもしれないがぴったんこバリアと呼ぶことにした。
これで十分バリアに対するイメージは固まったはず。
ポワァ「ぴったんこバリア。」
先程とは違い唱えた時点で体が薄く発光し始め10秒ほどで光は消えた。念のため魔力を込めた目で見てみると、体に沿うように五センチくらい浮いた膜のようなものが見えた。
「成功だ!!!よっし!」
俺は思わず感動を声に出して叫んだ。
そんな時だった、、、、、、。
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン「?!」
ホラー映画の撮影かと思うほどのスピードと量のノック音が聞こえたのは。
こんな魔法あったらいいなという魔法の名前や種類募集してます。
目を覚まし、太陽が思ったよりも高い位置にあったことに気づき慌てて飛び起きた。
初クエストを受けるために街から少し出た森に入ろうかと思っていたが俺の足の速さを考えても今からじゃ少し時間が心許ない。
「はぁ~今日は大人しく魔法の練習でもするか。」
思いつきで家を飛び出してしまったが俺はまだ短距離転移の一つしか覚えていない。外にはかなり危険が多いはずだ。なぜなら、俺はすでに一回体験させられてしまったから。あのピンクの忌々しい(可愛い)スライムによってな!!!
まぁそんなわけで魔法を練習することはこれから生きていく上での最優先事項といっても過言ではない。ありがたいことにリールンからもらったお金があればしばらく無職でもやっていける。
ついでについでだが補足しておくと、俺は無詠唱で魔法を使えるし、なんらなら心の中で唱えるだけでも発動可能だ。本来なら魔法使いに必須の杖だって俺には必要無い。そんな超有能チートのおかげで食いっぱぐれることは無いと安心できる。
「まず、なにから練習するかね~?」
やっぱり初めは無難に火か水属性の魔法だろう。
いやまずは結界か?室内でいきなり初球とはいえ攻撃魔法を使うのは危ないだろう。今は攻撃することよりも身を守る魔法の方が知りたい。
とはいえ、俺の知ってる結界魔法はバリア、サンクチュアリの2つだ。バリアからサンクチュアリは飛びすぎだとは思うがオリジナル魔法というものがこの世界にはあるため実質俺のアイデア次第では無限に広がっていくらしい。
キィン「バリア。」
試しに魔力を練りバリアと唱えてみる。
「ん?おぉ?だいぶ広いな。」
自分から半径1メートルくらいのバリアを張ろうとしたが調節が案外難しく、部屋の外まで広がり宿全体を包み込むほどのバリアを張ってしまった。
「バリアはバリアでも名前をつけて、イメージを固めるか。」
先程の失敗を踏まえ、バリアの一括りじゃ恐らくまた失敗してしまうので小さいバリアをスモールバリア、ラージバリア、体にぴったりとくっ付くようなバリアを少しださいかもしれないがぴったんこバリアと呼ぶことにした。
これで十分バリアに対するイメージは固まったはず。
ポワァ「ぴったんこバリア。」
先程とは違い唱えた時点で体が薄く発光し始め10秒ほどで光は消えた。念のため魔力を込めた目で見てみると、体に沿うように五センチくらい浮いた膜のようなものが見えた。
「成功だ!!!よっし!」
俺は思わず感動を声に出して叫んだ。
そんな時だった、、、、、、。
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン「?!」
ホラー映画の撮影かと思うほどのスピードと量のノック音が聞こえたのは。
こんな魔法あったらいいなという魔法の名前や種類募集してます。
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