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文化祭準備はてんてこまいです
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あれからあっという間に数日過ぎ、今日は颯汰とメイドカフェに行く日なのです!
結局メイドさんはケモ耳ふわふわ系で、コンセプトはよくあるメイド喫茶と同じ感じにするって事で纏まってしまった。
売り上げを上げるためには絶対に萌えが必要だ!!!ってコンセプトチームさんがゴリ押しだったんだよね。
メイドさんはオプションで、美味しくなぁれ~美味しくなぁれ~萌え萌えきゅん!とかが選べてしまうらしいのです・・・。震える。僕に出来るんだろうか・・・。
執事さんのオプションは、お客様が言ってほしいセリフをリクエストできるって事になりそうらしい。
執事さんが萌え萌えきゅんはなんかおかしいもんね。
今日行くメイドカフェはよく聞くオーソドックスなメイドカフェとクラシカル系の落ち着いたメイドカフェの2軒をはしごする事にしたんだ。
メイド喫茶初体験、ちょっと緊張しちゃう。
ソワソワしながら颯汰との待ち合わせ場所である校門前に急ぐと、すでに颯汰が校門に寄りかかって待っていてくれた。
『颯汰~!ごめん、待たせちゃったかなぁ』
「遥!いや、今着いた所だから大丈夫だよ。私服、可愛いね。似合ってる」
『ありがとう。颯汰もすっごく格好良いよぉ!』
今日、僕は黒のゆるっとした7部丈のシャツにグレーのチェックパンツを合わせてる。お耳は全部ちゃんとピアス装備して、久しぶりに時計も付けてみた。
こないだみんなで出かけた時、僕みたいに細めな人が手首出る服着るときは時計つけた方がボリューム出て可愛い気がするって律に教えてもらったんだ。
颯汰は黒のキャップを被り、白Tにベージュのオーバーサイズシャツを羽織っていて、オフホワイトのスラックスを履いている。
爽やかな人は私服でも爽やかなんだなぁ。
「ありがとう。じゃ、行こうか。メイド喫茶でついでにお昼ご飯食べる感じで大丈夫だった?」
『ん、大丈夫だよ。なんだかちょっと緊張しちゃうね。行こっか~!』
サラッと僕の手を取ってエスコートするみたいに歩き出す颯汰。こういうのサラッと出来るのすごいよね。帰国子女あるあるなのかな?僕男の子だけどちょっとドキッとしちゃう。僕も颯汰みたいにサラッとかっこいいことしてみたいなぁ。
坂を降りた所でタクシーを拾ってメイド喫茶の前に下ろしてもらう。
最初はオーソドックスなメイド喫茶の方です!
颯汰の背中に隠れてるみたいに前がまったく見えていない状況でメイド喫茶に入ると、可愛らしい声が迎えてくれた。
「お帰りなさいませ、ご主人様っ!」
颯汰の背中からヒョコリと顔を出してみると、そこにはふわふわなミニスカートのメイドさんがニッコリと笑って迎えてくれていた。ちなみにツインテールだった。
しかしそのメイドさん、にっこり颯汰と僕を見たまま固まってしまった。どうしたんだろう?大丈夫かな?
「・・・あの?」
『大丈夫ですか?』
キョトリとしながらそう声をかけると、ハッとしたメイドさんが失礼しました!と慌てて席へ案内してくれた。
店内は思ったより可愛い可愛いじゃなくてちょっとだけホッとする。ピンクがベースになってるっぽいけど、居心地が悪くならない程度だからうちもこんな感じの内装で良いんじゃないのかな?
「内装、良い感じだね。もっとこう、メルヘンな感じなのかと思ってたけど意外とそんな事も無いんだね」
『だね。僕もちょっと意外だった。内装、こんな感じで良さそうだよね。でもうちの場合執事さんとかも居るし、机とかはもっと工夫しても良いかもだね』
「確かに。もう1軒の方も見て考えよう。とりあえず何か頼もうか」
『うん、そうしようっ!』
メニューを見て頼むものが決まったので、視線を颯汰から外すと、頬を赤く染めたメイドさん達とバチっと目が合った。
・・・・・・っていうかお客さんからの視線もめちゃめちゃ感じる。なんで?
その視線の多さにちょっとビビって颯汰に視線を戻すと、颯汰が苦笑しながらメイドさんを呼んでくれた。
なんだか息を乱したメイドさんが来てくれたので、颯汰はパスタ、僕はオムライスを頼んだんだ。
『なんでこんなに見られてるんだろ?お客さんにも見られてたからちょっとビビっちゃった』
「んー・・・、俺や遥みたいな感じのお客さんってなかなか珍しいのかもね?・・・・・・それだけじゃない気がするけど」
『え?』
後半、颯汰の声が小さくて聞こえなくて聞き直すと、んーん、なんでもない、って言われちゃった。
コテリと首を傾げていると、颯汰がもう一度メイドさんを呼んで内装の撮影許可を取ってくれた。
メイドさんやお客様を写さなければ大丈夫ですよって快諾してくれて助かっちゃった。
だからご飯が来るまで2人して内装の撮影会を頑張ったんだ。
「ご主人様、お待たせ致しました!パスタとオムライスです!」
メイドさんが2人でご飯を運んでくれたので、撮影会は終了。ご飯を食べようって美味しそうなオムライスに目を向けると、僕のオムライスを運んできてくれたメイドさんに声をかけられる。
「ご主人様、オムライスにお絵かきをさせていただきます!何かリクエストなどありますか?」
オムライスにお絵描き?・・・あ、ケチャップでか!なるほど、そんなサービスがあるんだぁ。何にしよう?やっぱり定番は名前かな?
『えっと・・・じゃあ、僕の名前、遥って書いてください』
「はる様・・・、かしこまりました!」
名前だけ書いてくれるのかと思ったら、完成系はかなり凝った感じになってた。
真ん中に、はるくん♡と書いてあって、お皿のところにハートが散りばめられてて、猫ちゃんを1匹描いてくれてた。すごい、めちゃめちゃ上手!
ふぉ~!っと瞳をキラキラさせてオムライスを凝視しているとメイドさんが、それでは美味しくなるおまじないをかけさせていただきますっ!と言うのでメイドさんに視線を移すと、胸元で手を組んでにっこり笑っていた。
「美味しくなぁれ~、美味しくなぁれ~、萌え、萌え、きゅんっ!」
胸元で祈るみたいに手を組んで美味しくなぁれ~って可愛く言った後、手でハートを作って萌え萌えきゅん!ってしてくれた。可愛い。羞恥心とか全部振り切ってあんなに全力で可愛く出来るなんて尊敬しちゃう。
キラキラとした瞳をそのままに、思わず緩んだ頬でメイドさんににっこりと笑顔を向けた。
『メイドさん、可愛いねぇ。おまじないありがとうございます』
「ひゃあ!?あ、あああありがとうございますっ!それでは、あの、ごゆ、ごゆっくりお過ごしくださいぃ!!」
顔を真っ赤にして2人とも戻って行ってしまった。メイドさんの極意とか聞いてみたかったんだけど・・・ま、いっか。メイドさん達も忙しいよね。
そう思って颯汰の方を見ると、女性相手でも無自覚なのか・・・と呟きながら頭を抱えていた。どうしたんだろう?
『颯汰?大丈夫?ご飯食べよ?』
「あ、うん、大丈夫。そうだね、食べようか」
いつものように颯汰と食べさせっこしながら美味しいご飯を堪能して、メイドカフェを出る。
「行ってらっしゃいませ、ご主人様!是非!お早いお帰りを!お待ちしておりますっ!」
「帰りは行ってらっしゃいませなんだね。メイドカフェって面白いところなんだね」
『ね、もっとソワソワしちゃうかと思ったけど、メイドさんは可愛かったし、ご飯は美味しいし、楽しい所だねっ!』
そんなふうにテンション高めで帰っていった僕達は、他のお客さん達が、新しい扉を開いてしまった・・・爽やか攻めに美人受けぇ・・・てぇてぇ・・・と呟いているのも、メイドさん達が次来店した時は絶対自分が対応する!としずかに火花を散らしていたのも、オムライスに絵を書いてくれたメイドさんが、はる様ぁ・・・とぽぉっと頬を染めているのも、全く気付かず呑気に次のメイド喫茶に足を向けるのであった。
結局メイドさんはケモ耳ふわふわ系で、コンセプトはよくあるメイド喫茶と同じ感じにするって事で纏まってしまった。
売り上げを上げるためには絶対に萌えが必要だ!!!ってコンセプトチームさんがゴリ押しだったんだよね。
メイドさんはオプションで、美味しくなぁれ~美味しくなぁれ~萌え萌えきゅん!とかが選べてしまうらしいのです・・・。震える。僕に出来るんだろうか・・・。
執事さんのオプションは、お客様が言ってほしいセリフをリクエストできるって事になりそうらしい。
執事さんが萌え萌えきゅんはなんかおかしいもんね。
今日行くメイドカフェはよく聞くオーソドックスなメイドカフェとクラシカル系の落ち着いたメイドカフェの2軒をはしごする事にしたんだ。
メイド喫茶初体験、ちょっと緊張しちゃう。
ソワソワしながら颯汰との待ち合わせ場所である校門前に急ぐと、すでに颯汰が校門に寄りかかって待っていてくれた。
『颯汰~!ごめん、待たせちゃったかなぁ』
「遥!いや、今着いた所だから大丈夫だよ。私服、可愛いね。似合ってる」
『ありがとう。颯汰もすっごく格好良いよぉ!』
今日、僕は黒のゆるっとした7部丈のシャツにグレーのチェックパンツを合わせてる。お耳は全部ちゃんとピアス装備して、久しぶりに時計も付けてみた。
こないだみんなで出かけた時、僕みたいに細めな人が手首出る服着るときは時計つけた方がボリューム出て可愛い気がするって律に教えてもらったんだ。
颯汰は黒のキャップを被り、白Tにベージュのオーバーサイズシャツを羽織っていて、オフホワイトのスラックスを履いている。
爽やかな人は私服でも爽やかなんだなぁ。
「ありがとう。じゃ、行こうか。メイド喫茶でついでにお昼ご飯食べる感じで大丈夫だった?」
『ん、大丈夫だよ。なんだかちょっと緊張しちゃうね。行こっか~!』
サラッと僕の手を取ってエスコートするみたいに歩き出す颯汰。こういうのサラッと出来るのすごいよね。帰国子女あるあるなのかな?僕男の子だけどちょっとドキッとしちゃう。僕も颯汰みたいにサラッとかっこいいことしてみたいなぁ。
坂を降りた所でタクシーを拾ってメイド喫茶の前に下ろしてもらう。
最初はオーソドックスなメイド喫茶の方です!
颯汰の背中に隠れてるみたいに前がまったく見えていない状況でメイド喫茶に入ると、可愛らしい声が迎えてくれた。
「お帰りなさいませ、ご主人様っ!」
颯汰の背中からヒョコリと顔を出してみると、そこにはふわふわなミニスカートのメイドさんがニッコリと笑って迎えてくれていた。ちなみにツインテールだった。
しかしそのメイドさん、にっこり颯汰と僕を見たまま固まってしまった。どうしたんだろう?大丈夫かな?
「・・・あの?」
『大丈夫ですか?』
キョトリとしながらそう声をかけると、ハッとしたメイドさんが失礼しました!と慌てて席へ案内してくれた。
店内は思ったより可愛い可愛いじゃなくてちょっとだけホッとする。ピンクがベースになってるっぽいけど、居心地が悪くならない程度だからうちもこんな感じの内装で良いんじゃないのかな?
「内装、良い感じだね。もっとこう、メルヘンな感じなのかと思ってたけど意外とそんな事も無いんだね」
『だね。僕もちょっと意外だった。内装、こんな感じで良さそうだよね。でもうちの場合執事さんとかも居るし、机とかはもっと工夫しても良いかもだね』
「確かに。もう1軒の方も見て考えよう。とりあえず何か頼もうか」
『うん、そうしようっ!』
メニューを見て頼むものが決まったので、視線を颯汰から外すと、頬を赤く染めたメイドさん達とバチっと目が合った。
・・・・・・っていうかお客さんからの視線もめちゃめちゃ感じる。なんで?
その視線の多さにちょっとビビって颯汰に視線を戻すと、颯汰が苦笑しながらメイドさんを呼んでくれた。
なんだか息を乱したメイドさんが来てくれたので、颯汰はパスタ、僕はオムライスを頼んだんだ。
『なんでこんなに見られてるんだろ?お客さんにも見られてたからちょっとビビっちゃった』
「んー・・・、俺や遥みたいな感じのお客さんってなかなか珍しいのかもね?・・・・・・それだけじゃない気がするけど」
『え?』
後半、颯汰の声が小さくて聞こえなくて聞き直すと、んーん、なんでもない、って言われちゃった。
コテリと首を傾げていると、颯汰がもう一度メイドさんを呼んで内装の撮影許可を取ってくれた。
メイドさんやお客様を写さなければ大丈夫ですよって快諾してくれて助かっちゃった。
だからご飯が来るまで2人して内装の撮影会を頑張ったんだ。
「ご主人様、お待たせ致しました!パスタとオムライスです!」
メイドさんが2人でご飯を運んでくれたので、撮影会は終了。ご飯を食べようって美味しそうなオムライスに目を向けると、僕のオムライスを運んできてくれたメイドさんに声をかけられる。
「ご主人様、オムライスにお絵かきをさせていただきます!何かリクエストなどありますか?」
オムライスにお絵描き?・・・あ、ケチャップでか!なるほど、そんなサービスがあるんだぁ。何にしよう?やっぱり定番は名前かな?
『えっと・・・じゃあ、僕の名前、遥って書いてください』
「はる様・・・、かしこまりました!」
名前だけ書いてくれるのかと思ったら、完成系はかなり凝った感じになってた。
真ん中に、はるくん♡と書いてあって、お皿のところにハートが散りばめられてて、猫ちゃんを1匹描いてくれてた。すごい、めちゃめちゃ上手!
ふぉ~!っと瞳をキラキラさせてオムライスを凝視しているとメイドさんが、それでは美味しくなるおまじないをかけさせていただきますっ!と言うのでメイドさんに視線を移すと、胸元で手を組んでにっこり笑っていた。
「美味しくなぁれ~、美味しくなぁれ~、萌え、萌え、きゅんっ!」
胸元で祈るみたいに手を組んで美味しくなぁれ~って可愛く言った後、手でハートを作って萌え萌えきゅん!ってしてくれた。可愛い。羞恥心とか全部振り切ってあんなに全力で可愛く出来るなんて尊敬しちゃう。
キラキラとした瞳をそのままに、思わず緩んだ頬でメイドさんににっこりと笑顔を向けた。
『メイドさん、可愛いねぇ。おまじないありがとうございます』
「ひゃあ!?あ、あああありがとうございますっ!それでは、あの、ごゆ、ごゆっくりお過ごしくださいぃ!!」
顔を真っ赤にして2人とも戻って行ってしまった。メイドさんの極意とか聞いてみたかったんだけど・・・ま、いっか。メイドさん達も忙しいよね。
そう思って颯汰の方を見ると、女性相手でも無自覚なのか・・・と呟きながら頭を抱えていた。どうしたんだろう?
『颯汰?大丈夫?ご飯食べよ?』
「あ、うん、大丈夫。そうだね、食べようか」
いつものように颯汰と食べさせっこしながら美味しいご飯を堪能して、メイドカフェを出る。
「行ってらっしゃいませ、ご主人様!是非!お早いお帰りを!お待ちしておりますっ!」
「帰りは行ってらっしゃいませなんだね。メイドカフェって面白いところなんだね」
『ね、もっとソワソワしちゃうかと思ったけど、メイドさんは可愛かったし、ご飯は美味しいし、楽しい所だねっ!』
そんなふうにテンション高めで帰っていった僕達は、他のお客さん達が、新しい扉を開いてしまった・・・爽やか攻めに美人受けぇ・・・てぇてぇ・・・と呟いているのも、メイドさん達が次来店した時は絶対自分が対応する!としずかに火花を散らしていたのも、オムライスに絵を書いてくれたメイドさんが、はる様ぁ・・・とぽぉっと頬を染めているのも、全く気付かず呑気に次のメイド喫茶に足を向けるのであった。
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