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戦うとみぃ
51話。アイリスの新しい鎧
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朝食を済ませ、数日家を空けるのでメアリさんとシルフィエッタに留守を任せ、俺たちは乗合バス的な役割を担う乗合馬車を何度か乗り継いでボッター商会本店へと訪れた。
「これはこれは、デーモンバスターズの皆様お揃いで如何されましたかな?」
本店に到着した俺たちは店員に案内され、ボッター氏の執務室へと通され、ボッター氏と面会することとなる。
「急な来訪で申し訳ないです。実は女神様からの神託が下りまして」
1週間後にレトフに騎士級の悪魔が出現することを話すと、ボッター氏は真剣な顔で話を聞き、そして頷いた。
「なるほど。話はわかりました。すぐに御者と馬車をご用意しましょう」
「すみませんがよろしくお願いします」
ボッター氏は手元の呼び鈴を鳴らして秘書を呼び、いくつかの指示を出す。
秘書はボッター氏にいくつかの報告をしてから指示を受け、早足で執務室を出て行った。
「すぐに用意出来るそうです。それと姫騎士様、鎧の方が届いておりますが、今回の戦いで着用されますか?」
「届いていますのね。でしたら受け取りますわ」
「かしこまりました。しかしサイズ調整の方が済んでおりません。ですので【錬金魔法】を使える者をご用意しますので、急いでサイズ調整を行いましょう」
「【錬金魔法】でしたらわたくしとトミーも使えますわよ?」
そう言ってアイリスは断ろうとするが、ボッター氏は首を横に振って否定する。
「鉄や鋼の鎧でしたら大丈夫でしょうが、ミスリル製の鎧となると経験がものを言いますので……失礼ながらトミー様、姫騎士様、ミスリルやオリハルコンを錬金した経験は?」
「ありませんね」
「無い……ですわね。わかりましたわ。お言葉に甘えさせて頂きます」
「お任せ下さい」
ボッター氏は了承し、すぐに店舗とは別にある工房から錬金の行える職人を呼ぶよう段取りをしてくれた。
「それでトミー様、やはりトミー様は装備品は必要ありませんか?」
全ての段取りが終わり、あとは職人が到着するのを待つだけとなったところ️ボッター氏が俺に話を振ってきた。
「そうですね。俺は武器は扱えませんし、鎧もこの女神様謹製の服がありますので……必要性を感じないです」
「そうですか、差し出がましいことを申してしまい、申し訳ありません」
「いえ、こちらこそ……」
ボッター氏はそう言って謝罪してくるが、ボッター氏の好意を無下にしているのは俺なのだ。
ボッター氏が謝る必要は全く無い。
「何か必要だと感じましたらすぐにお申し付け下さい。すぐにご用意致します」
「はい。その時はよろしくお願いします」
うーむ、なんか無いかな?
とりあえずでかでかとボッター商会のロゴの入ったマントでも注文してみようか?
それを羽織って戦えば宣伝になるだろうし……
そんなことを割と真剣に悩んでいると、部屋の扉がノックされ、ボッター氏が入室の許可を出すと、先程出ていった秘書が戻ってきた。
「錬金術師の準備が整いました。皆様下までお願い致します」
秘書の案内で下へと降りると、俺たちが訪れた時には置かれていなかった物が売り場の中央に飾られていた。
それは白銀に輝く全身鎧。
胸元には大きく輝く空色の宝玉が埋め込まれており、左肩からは目の覚めるような真っ赤なマントが室内に流れる僅かな風に乗り靡いている。
ナニコレ、超カッコイイ……
「姫騎士様、こちらがボッター商会がご用意致しましたミスリルの鎧となります」
「これは……素晴らしいですわね」
アイリスもティファリーゼも……もちろん俺も鎧の存在感に目が離せない。
これ程の存在感を放つ鎧は他に存在しないだろう。
「大きい……ですわね」
しかしそう、大きいのだ。
この鎧を着用していた戦士はかなり大柄だったのだろう。目算164センチのアイリスには明らかに大きすぎる。
なんなら180センチある俺でも大きいくらいだ。
「これ、調整でどうにかなるの?」
見た感じどうにかなるとは思えない。
俺ならば何とかなりそうな気はするのだが、小柄なアイリスではどうしようも無いだろう。
それならいっそ……作業着をアイリスに装備させて俺がこの鎧を纏うのもアリじゃない?
いや、アリである。寧ろ着てみたい。
「どうにかなりますの?」
「どうにかします。それが私の仕事ですので」
鎧の存在感で見えていなかったが、どうやら鎧の傍らに誰か立っているようだ。
おそらく先程ボッター氏の言っていた錬金術師だろう。
しかしこの錬金術師、さっきなんて言った?
どうにかすると申されましたか?
どうにかされてしまうと、俺には着ることが出来なくなってしまう。
どうにか「頑張ってみたけど無理でした」ってことにして俺が着る風に上手いこと話を持っていってはもらえんかね?
「そうですの。ではお任せしますわ」
「お任せ下さい。では……」
錬金術師の指示のもと、秘書やボッター商会の女性店員さん、ティファリーゼたちが協力してアイリスに鎧を装備させていく。
「……これは無理ですわ」
「だろうね」
そもそもアイリスの身長では鎧の胸まで届いていないのだ。
それは無理だろう。
「ふむふむ、なるほどなるほど……わかりました。お任せ下さい!」
「別に慌てなくとも今回の戦いに鎧は無くても構いませんわよ?」
鎧の中からアイリスの声が響く。
声の響く鎧とかホラーでしかない。
それよりなにより、絶対に着れないくらい大きい鎧だけど、試着しないとっていうのはわかるよ?
わかるけど、なんで完全に組み立てちゃったの?
アイリス、完全に鎧の中に閉じ込められちゃってるよ?
「大丈夫です! しかしこれではあまりに大きすぎますので、一度女神の使徒様のサイズに調整してから再度調整を行いたいのですが、大丈夫ですか?」
それは大丈夫じゃないと思うんだ。
「どういうことですの?」
「一度女神の使徒様にピッタリサイズまで調整します。それからなら姫騎士様のサイズに調整することも容易くなりますので」
つまりなんだ? 段階を踏む的な?
ということは……俺も一度あの鎧を着れるってことか?
「わかりましたわ。そうして下さいまし」
「はい。それでは姫騎士様、一旦鎧から出てもらって……」
「脱ぐ」じゃなくて「出る」なんだね?
「わかりまし……動けませんわ」
そりゃそうだ。
サイズが合わなさ過ぎて中でアイリスがどんな体勢になっているのかも想像がつかない。
むしろ良く中に入れたなと思う。
「脱がせてくださいませ」
「わかりました」
それから再び秘書や女性店員、ティファリーゼが協力して鎧の中からアイリスを救出することとなった。
これ、あとどれくらいかかるのかな?
今日中に出発出来るよね?
「これはこれは、デーモンバスターズの皆様お揃いで如何されましたかな?」
本店に到着した俺たちは店員に案内され、ボッター氏の執務室へと通され、ボッター氏と面会することとなる。
「急な来訪で申し訳ないです。実は女神様からの神託が下りまして」
1週間後にレトフに騎士級の悪魔が出現することを話すと、ボッター氏は真剣な顔で話を聞き、そして頷いた。
「なるほど。話はわかりました。すぐに御者と馬車をご用意しましょう」
「すみませんがよろしくお願いします」
ボッター氏は手元の呼び鈴を鳴らして秘書を呼び、いくつかの指示を出す。
秘書はボッター氏にいくつかの報告をしてから指示を受け、早足で執務室を出て行った。
「すぐに用意出来るそうです。それと姫騎士様、鎧の方が届いておりますが、今回の戦いで着用されますか?」
「届いていますのね。でしたら受け取りますわ」
「かしこまりました。しかしサイズ調整の方が済んでおりません。ですので【錬金魔法】を使える者をご用意しますので、急いでサイズ調整を行いましょう」
「【錬金魔法】でしたらわたくしとトミーも使えますわよ?」
そう言ってアイリスは断ろうとするが、ボッター氏は首を横に振って否定する。
「鉄や鋼の鎧でしたら大丈夫でしょうが、ミスリル製の鎧となると経験がものを言いますので……失礼ながらトミー様、姫騎士様、ミスリルやオリハルコンを錬金した経験は?」
「ありませんね」
「無い……ですわね。わかりましたわ。お言葉に甘えさせて頂きます」
「お任せ下さい」
ボッター氏は了承し、すぐに店舗とは別にある工房から錬金の行える職人を呼ぶよう段取りをしてくれた。
「それでトミー様、やはりトミー様は装備品は必要ありませんか?」
全ての段取りが終わり、あとは職人が到着するのを待つだけとなったところ️ボッター氏が俺に話を振ってきた。
「そうですね。俺は武器は扱えませんし、鎧もこの女神様謹製の服がありますので……必要性を感じないです」
「そうですか、差し出がましいことを申してしまい、申し訳ありません」
「いえ、こちらこそ……」
ボッター氏はそう言って謝罪してくるが、ボッター氏の好意を無下にしているのは俺なのだ。
ボッター氏が謝る必要は全く無い。
「何か必要だと感じましたらすぐにお申し付け下さい。すぐにご用意致します」
「はい。その時はよろしくお願いします」
うーむ、なんか無いかな?
とりあえずでかでかとボッター商会のロゴの入ったマントでも注文してみようか?
それを羽織って戦えば宣伝になるだろうし……
そんなことを割と真剣に悩んでいると、部屋の扉がノックされ、ボッター氏が入室の許可を出すと、先程出ていった秘書が戻ってきた。
「錬金術師の準備が整いました。皆様下までお願い致します」
秘書の案内で下へと降りると、俺たちが訪れた時には置かれていなかった物が売り場の中央に飾られていた。
それは白銀に輝く全身鎧。
胸元には大きく輝く空色の宝玉が埋め込まれており、左肩からは目の覚めるような真っ赤なマントが室内に流れる僅かな風に乗り靡いている。
ナニコレ、超カッコイイ……
「姫騎士様、こちらがボッター商会がご用意致しましたミスリルの鎧となります」
「これは……素晴らしいですわね」
アイリスもティファリーゼも……もちろん俺も鎧の存在感に目が離せない。
これ程の存在感を放つ鎧は他に存在しないだろう。
「大きい……ですわね」
しかしそう、大きいのだ。
この鎧を着用していた戦士はかなり大柄だったのだろう。目算164センチのアイリスには明らかに大きすぎる。
なんなら180センチある俺でも大きいくらいだ。
「これ、調整でどうにかなるの?」
見た感じどうにかなるとは思えない。
俺ならば何とかなりそうな気はするのだが、小柄なアイリスではどうしようも無いだろう。
それならいっそ……作業着をアイリスに装備させて俺がこの鎧を纏うのもアリじゃない?
いや、アリである。寧ろ着てみたい。
「どうにかなりますの?」
「どうにかします。それが私の仕事ですので」
鎧の存在感で見えていなかったが、どうやら鎧の傍らに誰か立っているようだ。
おそらく先程ボッター氏の言っていた錬金術師だろう。
しかしこの錬金術師、さっきなんて言った?
どうにかすると申されましたか?
どうにかされてしまうと、俺には着ることが出来なくなってしまう。
どうにか「頑張ってみたけど無理でした」ってことにして俺が着る風に上手いこと話を持っていってはもらえんかね?
「そうですの。ではお任せしますわ」
「お任せ下さい。では……」
錬金術師の指示のもと、秘書やボッター商会の女性店員さん、ティファリーゼたちが協力してアイリスに鎧を装備させていく。
「……これは無理ですわ」
「だろうね」
そもそもアイリスの身長では鎧の胸まで届いていないのだ。
それは無理だろう。
「ふむふむ、なるほどなるほど……わかりました。お任せ下さい!」
「別に慌てなくとも今回の戦いに鎧は無くても構いませんわよ?」
鎧の中からアイリスの声が響く。
声の響く鎧とかホラーでしかない。
それよりなにより、絶対に着れないくらい大きい鎧だけど、試着しないとっていうのはわかるよ?
わかるけど、なんで完全に組み立てちゃったの?
アイリス、完全に鎧の中に閉じ込められちゃってるよ?
「大丈夫です! しかしこれではあまりに大きすぎますので、一度女神の使徒様のサイズに調整してから再度調整を行いたいのですが、大丈夫ですか?」
それは大丈夫じゃないと思うんだ。
「どういうことですの?」
「一度女神の使徒様にピッタリサイズまで調整します。それからなら姫騎士様のサイズに調整することも容易くなりますので」
つまりなんだ? 段階を踏む的な?
ということは……俺も一度あの鎧を着れるってことか?
「わかりましたわ。そうして下さいまし」
「はい。それでは姫騎士様、一旦鎧から出てもらって……」
「脱ぐ」じゃなくて「出る」なんだね?
「わかりまし……動けませんわ」
そりゃそうだ。
サイズが合わなさ過ぎて中でアイリスがどんな体勢になっているのかも想像がつかない。
むしろ良く中に入れたなと思う。
「脱がせてくださいませ」
「わかりました」
それから再び秘書や女性店員、ティファリーゼが協力して鎧の中からアイリスを救出することとなった。
これ、あとどれくらいかかるのかな?
今日中に出発出来るよね?
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