傷物令嬢シャルロットは辺境伯様の人質となってスローライフ

侯爵令嬢シャルロット・ラドフォルンは幼いとき王子を庇って右上半身に大やけどを負う。

残ったやけどの痕はシャルロットに暗い影を落とす。

そんなシャルロットにも他国の貴族との婚約が決まり幸せとなるはずだった。

だがーー

月あかりに照らされた婚約者との初めての夜。

やけどの痕を目にした婚約者は顔色を変えて、そのままベッドの上でシャルロットに婚約破棄を申し渡した。

それ以来、屋敷に閉じこもる生活を送っていたシャルロットに父から敵国の人質となることを命じられる。
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