55 / 128
知恵熱。
しおりを挟む
セルビィは、熱を出した。
セルビィ物心ついて、初めての 体験であった。
(僕は、死ぬのでしょうか? )
体中が熱くて、怠い。
「ううっ、ごめんなさい。セルビィ。」
「「「しっかりして、セルビィ君。」」」
令嬢達は、泣いている。
(姉様達を置いて、死ぬ訳には いかないのです。)
初めての熱に セルビィは、不安になっていた。
(母様も、こんな気持ちだったの ですね。)
走馬灯のように、過去が蘇る。
(母様も、僕達を置いて逝かれる時。どんなに不安、だったでしょう。)
「て、天使よ!! セルビィよ、死ぬな!! 」
父セラムが崩れ落ちて、泣き叫んでいる。
(ああ、父様には 任せられない。不安です。)
セルビィは、神に祈るように手を組んだ。
(母様、まだ 僕を呼ばないで。僕は まだ、死ぬ訳にはいかないのです。)
※セルビィは、神を信じていないので神には祈りません。
「ね、姉様。」
「セルビィ!? 」
「「「セルビィ君!! 」」」
「天使よ!! 」
セルビィは、弱々しく手を差し出した。それをしっかりと、セルビアは捕まえる。
「僕は、死にません。死ねません、姉様達を 幸せにするまでは。」
「セルビィ!! 」
「「「セルビィ君。」」」
「うおおお!! セルビィ!! 」
「うるせぇ!! てめえら、部屋に帰れ!! こいつのは、只の微熱だ!! 」
重症者の最後のように接する令嬢達・父親に、ナルトは叫んだ。
「こんな、意識のしっかりした重症者がいて溜まるか。」
ナルトは、セルビィの頭に濡れ布を置いた。
「寝れば、明日にはケロッとしているさ。だから、散れ。」
シッシッと、ナルトは令嬢達・主人? に手を払う。
「僕は、死なないと? 」
「死ぬか。これ位で死んだら、そこら辺死人ばかりだ。」
親子共々、健康優良者のセルビィ・セルビアには病気の辛さは解らなかった。だから、少しの熱に右往左往していた。
ナルトは、セルビィに人差し指を向けた。
「お前のは知恵熱。思考が追い着かず、熱を出したんだ。」
ナルトは令嬢達を、見る。
「理由は、分かるよな。」
「「「「 !! 」」」」
令嬢達は、この世の終わりように俯いた。
「こいつは、俺が見るから部屋に戻れ。」
令嬢達は、静かに頷いた。
「さあ、セラム様も部屋へ戻りなさい。」
「しかし、天使が。」
「大丈夫です。」
ナルトは微笑みながら、セラムの背を押した。
「だが、天使が。」
「大丈夫です。」
ナルトの微笑みは、ボルトの微笑みと似て。
「我が天使が。」
「大丈夫です。」
ナルトは、セラムを部屋から蹴り出した。
「て、天使よ!! 」
静かに閉まる扉に、セラムは縋り付く。
「この頃、ナルト様。ボルト様に似てきましたね。」
「ええ、扱い方ね。」
アイリーンが言うと、テレジアが応えた。
「なに言ってるの? 全然、似てないわよ。ボルト様は、知的でクールで。」
セルビアが否定する。
「はいはい。セルビアは、恋のカーテンが掛かっているから。」
リリアナが、セルビアの肩に手を置いた。
(((主人に対して、暴力的なところがそっくりよ。)))
令嬢達は思ったが、口にはしなかった。
「ボルト様は、あんな風に脅したりしない。」
「 !? 」
セルビアは気づいた。
あの本の事を。
「死にたい。」
ボソリと、呟く。
「ボルト様にセルビィに『乙女の秘密』を、知られてしまったわ。」
顔を蒼白にして、
「死んでしまいたい!! 」
セルビアは走り出した、テラスの方に。令嬢達は慌てて追い掛ける。
「落ち着いて、セルビア様。」
「早まらないで!! 」
「待てえ、こらぁ!! 」
走り去る令嬢達と扉の向こう側の天使に挟まれて。
「早く帰って来てくれ、ボルト。」
セラムは不安のあまり、涙した。
「僕は、死なないのですか? 」
「死なん。」
「でも、体が怠いです。」
「熱があるからな。」
「体が、熱いです。」
「熱があるからな。」
「僕は、死なないのですか? 」
「死なん。」
「でも、頭がくらくらします。」
「熱があるからな。」
「考えが、まとまりません。」
「熱があるからな。」
「僕は、死なないのですか? 」
「死なん。」
「でも、」
「死なんと言ったら、死なん。」
ナルトは、セルビィに畳み掛ける。
「病気の人の気持ちが、少しは分かったか。」
「辛いです。」
セルビィは息を吐くように呟いた。
「俺は、その数倍も辛かった。分かるか。」
「数倍。」
昔 熱出したナルトは、それでもセルビィに扱き使われていた。健康優良児だったセルビィは、病気の辛さは解らなかった。
「ごめんなさい。」
病気の心細さからか、セルビィは素直に謝った。
「もう寝ろ。目が覚めたら、熱も下がっているから。」
ナルトはそっと、セルビィの目を手で隠した。
「僕は、死なない。」
「死なねぇよ。」
「母様みたいに、死なない。」
「死なねぇよ。」
「僕は・・・」
静かな寝息が、聞こえてくる。ナルトはそっと、手を外す。
「寝たか。」
毛布を整えて、傍を放れようとして立ち止まる。
セルビィが、ナルトの服を掴んでいた。
「しゃねぇなあ。」
近くにある椅子を引いて座る、頭を掻きながら
「少しの間だぞ。」
セルビィの手を取って、微笑んだ。
熱のあまり子供っぽさを出すセルビィを、ナルトは微笑ましく見詰めていた。
「おやめください、お嬢様!! 」
「止めないで、マリア。」
「「「お嬢様、お気を確かに!! 」」」
テラスへ行くのをはばわれたセルビアは、近くの部屋の窓の樋に足を掛けていた。身を乗り出そうとするセルビアを、メイド達は抱きついて止めていた。
「セルビア様、早まってはだめよ。」
「対策を考えましょう。」
「なんとか、なるわ。」
「なるわけないわ!! 」
セルビアはその場に、泣き崩れた。
「何が、あったんだ? 」
学園から戻ってきたボルトは、扉のから部屋の経緯を見ていた。
縋り付くメイド達、泣き崩れるセルビア。説得をし続ける令嬢達。
ボルトは頭を捻った、だから油断した。
「ボルト!! 天使が、天使が!! 」
後から思いっ切りセラムに、抱きつかれた。体が逆くの字に曲がり、勢い余って壁にぶっかった。
「セラム、貴様。」
腰に抱きついているセラムの無防備な背中に、ボルトは手を組み思い切り叩き付けた。
「グェ!! 」
変な声を出して、床に転がる。それでも、何かを呟いている。
「ナルト君に、部屋を追い出されてしまった。」
出て行くときのセラムの姿を思いだし、
「そりゃ、そうだろ。」
ボルトは頷きながら言った。
「俺は心配で、心配で。」
「ああ、そういう時にはな。仕事をして、気を紛らわせればいいんだ。」
ボルトは冷たく微笑んで、セラムの襟首を掴んだ。
そのまま、書斎に引きずり込む。
「いっぱい仕事が、溜まってるからな。」
「違う!! 俺は天使のことが心配で!! 」
「セルビィは、知恵熱だ。お前も知恵熱が出るくらい仕事をしょう、なっ。」
この後、セラムは知恵熱が出るくらい仕事をされられたのは、言うまでも無い。
セルビィ物心ついて、初めての 体験であった。
(僕は、死ぬのでしょうか? )
体中が熱くて、怠い。
「ううっ、ごめんなさい。セルビィ。」
「「「しっかりして、セルビィ君。」」」
令嬢達は、泣いている。
(姉様達を置いて、死ぬ訳には いかないのです。)
初めての熱に セルビィは、不安になっていた。
(母様も、こんな気持ちだったの ですね。)
走馬灯のように、過去が蘇る。
(母様も、僕達を置いて逝かれる時。どんなに不安、だったでしょう。)
「て、天使よ!! セルビィよ、死ぬな!! 」
父セラムが崩れ落ちて、泣き叫んでいる。
(ああ、父様には 任せられない。不安です。)
セルビィは、神に祈るように手を組んだ。
(母様、まだ 僕を呼ばないで。僕は まだ、死ぬ訳にはいかないのです。)
※セルビィは、神を信じていないので神には祈りません。
「ね、姉様。」
「セルビィ!? 」
「「「セルビィ君!! 」」」
「天使よ!! 」
セルビィは、弱々しく手を差し出した。それをしっかりと、セルビアは捕まえる。
「僕は、死にません。死ねません、姉様達を 幸せにするまでは。」
「セルビィ!! 」
「「「セルビィ君。」」」
「うおおお!! セルビィ!! 」
「うるせぇ!! てめえら、部屋に帰れ!! こいつのは、只の微熱だ!! 」
重症者の最後のように接する令嬢達・父親に、ナルトは叫んだ。
「こんな、意識のしっかりした重症者がいて溜まるか。」
ナルトは、セルビィの頭に濡れ布を置いた。
「寝れば、明日にはケロッとしているさ。だから、散れ。」
シッシッと、ナルトは令嬢達・主人? に手を払う。
「僕は、死なないと? 」
「死ぬか。これ位で死んだら、そこら辺死人ばかりだ。」
親子共々、健康優良者のセルビィ・セルビアには病気の辛さは解らなかった。だから、少しの熱に右往左往していた。
ナルトは、セルビィに人差し指を向けた。
「お前のは知恵熱。思考が追い着かず、熱を出したんだ。」
ナルトは令嬢達を、見る。
「理由は、分かるよな。」
「「「「 !! 」」」」
令嬢達は、この世の終わりように俯いた。
「こいつは、俺が見るから部屋に戻れ。」
令嬢達は、静かに頷いた。
「さあ、セラム様も部屋へ戻りなさい。」
「しかし、天使が。」
「大丈夫です。」
ナルトは微笑みながら、セラムの背を押した。
「だが、天使が。」
「大丈夫です。」
ナルトの微笑みは、ボルトの微笑みと似て。
「我が天使が。」
「大丈夫です。」
ナルトは、セラムを部屋から蹴り出した。
「て、天使よ!! 」
静かに閉まる扉に、セラムは縋り付く。
「この頃、ナルト様。ボルト様に似てきましたね。」
「ええ、扱い方ね。」
アイリーンが言うと、テレジアが応えた。
「なに言ってるの? 全然、似てないわよ。ボルト様は、知的でクールで。」
セルビアが否定する。
「はいはい。セルビアは、恋のカーテンが掛かっているから。」
リリアナが、セルビアの肩に手を置いた。
(((主人に対して、暴力的なところがそっくりよ。)))
令嬢達は思ったが、口にはしなかった。
「ボルト様は、あんな風に脅したりしない。」
「 !? 」
セルビアは気づいた。
あの本の事を。
「死にたい。」
ボソリと、呟く。
「ボルト様にセルビィに『乙女の秘密』を、知られてしまったわ。」
顔を蒼白にして、
「死んでしまいたい!! 」
セルビアは走り出した、テラスの方に。令嬢達は慌てて追い掛ける。
「落ち着いて、セルビア様。」
「早まらないで!! 」
「待てえ、こらぁ!! 」
走り去る令嬢達と扉の向こう側の天使に挟まれて。
「早く帰って来てくれ、ボルト。」
セラムは不安のあまり、涙した。
「僕は、死なないのですか? 」
「死なん。」
「でも、体が怠いです。」
「熱があるからな。」
「体が、熱いです。」
「熱があるからな。」
「僕は、死なないのですか? 」
「死なん。」
「でも、頭がくらくらします。」
「熱があるからな。」
「考えが、まとまりません。」
「熱があるからな。」
「僕は、死なないのですか? 」
「死なん。」
「でも、」
「死なんと言ったら、死なん。」
ナルトは、セルビィに畳み掛ける。
「病気の人の気持ちが、少しは分かったか。」
「辛いです。」
セルビィは息を吐くように呟いた。
「俺は、その数倍も辛かった。分かるか。」
「数倍。」
昔 熱出したナルトは、それでもセルビィに扱き使われていた。健康優良児だったセルビィは、病気の辛さは解らなかった。
「ごめんなさい。」
病気の心細さからか、セルビィは素直に謝った。
「もう寝ろ。目が覚めたら、熱も下がっているから。」
ナルトはそっと、セルビィの目を手で隠した。
「僕は、死なない。」
「死なねぇよ。」
「母様みたいに、死なない。」
「死なねぇよ。」
「僕は・・・」
静かな寝息が、聞こえてくる。ナルトはそっと、手を外す。
「寝たか。」
毛布を整えて、傍を放れようとして立ち止まる。
セルビィが、ナルトの服を掴んでいた。
「しゃねぇなあ。」
近くにある椅子を引いて座る、頭を掻きながら
「少しの間だぞ。」
セルビィの手を取って、微笑んだ。
熱のあまり子供っぽさを出すセルビィを、ナルトは微笑ましく見詰めていた。
「おやめください、お嬢様!! 」
「止めないで、マリア。」
「「「お嬢様、お気を確かに!! 」」」
テラスへ行くのをはばわれたセルビアは、近くの部屋の窓の樋に足を掛けていた。身を乗り出そうとするセルビアを、メイド達は抱きついて止めていた。
「セルビア様、早まってはだめよ。」
「対策を考えましょう。」
「なんとか、なるわ。」
「なるわけないわ!! 」
セルビアはその場に、泣き崩れた。
「何が、あったんだ? 」
学園から戻ってきたボルトは、扉のから部屋の経緯を見ていた。
縋り付くメイド達、泣き崩れるセルビア。説得をし続ける令嬢達。
ボルトは頭を捻った、だから油断した。
「ボルト!! 天使が、天使が!! 」
後から思いっ切りセラムに、抱きつかれた。体が逆くの字に曲がり、勢い余って壁にぶっかった。
「セラム、貴様。」
腰に抱きついているセラムの無防備な背中に、ボルトは手を組み思い切り叩き付けた。
「グェ!! 」
変な声を出して、床に転がる。それでも、何かを呟いている。
「ナルト君に、部屋を追い出されてしまった。」
出て行くときのセラムの姿を思いだし、
「そりゃ、そうだろ。」
ボルトは頷きながら言った。
「俺は心配で、心配で。」
「ああ、そういう時にはな。仕事をして、気を紛らわせればいいんだ。」
ボルトは冷たく微笑んで、セラムの襟首を掴んだ。
そのまま、書斎に引きずり込む。
「いっぱい仕事が、溜まってるからな。」
「違う!! 俺は天使のことが心配で!! 」
「セルビィは、知恵熱だ。お前も知恵熱が出るくらい仕事をしょう、なっ。」
この後、セラムは知恵熱が出るくらい仕事をされられたのは、言うまでも無い。
10
お気に入りに追加
2,160
あなたにおすすめの小説
堕とされた悪役令嬢
芹澤©️
恋愛
「アーリア・メリル・テレネスティ。今日を持って貴様との婚約は破棄する。今迄のレイラ・コーストへの数々の嫌がらせ、脅迫はいくら公爵令嬢と言えども見過ごす事は出来ない。」
学園の恒例行事、夏の舞踏会場の真ん中で、婚約者である筈の第二王子殿下に、そう宣言されたアーリア様。私は王子の護衛に阻まれ、彼女を庇う事が出来なかった。
悪役令嬢は見る専です
小森 輝
BL
異世界に転生した私、「藤潮弥生」は婚約破棄された悪役令嬢でしたが、見事ざまあを果たし、そして、勇者パーティーから追放されてしまいましたが、自力で魔王を討伐しました。
その結果、私はウェラベルグ国を治める女王となり、名前を「藤潮弥生」から「ヤヨイ・ウェラベルグ」へと改名しました。
そんな私は、今、4人のイケメンと生活を共にしています。
庭師のルーデン
料理人のザック
門番のベート
そして、執事のセバス。
悪役令嬢として苦労をし、さらに、魔王を討伐して女王にまでなったんだから、これからは私の好きなようにしてもいいよね?
ただ、私がやりたいことは逆ハーレムを作り上げることではありません。
私の欲望。それは…………イケメン同士が組んず解れつし合っている薔薇の園を作り上げること!
お気に入り登録も多いし、毎日ポイントをいただいていて、ご好評なようで嬉しいです。本来なら、新しい話といきたいのですが、他のBL小説を執筆するため、新しい話を書くことはしません。その代わりに絵を描く練習ということで、第8回BL小説大賞の期間中1に表紙絵、そして挿絵の追加をしたいと思います。大賞の投票数によっては絵に力を入れたりしますので、応援のほど、よろしくお願いします。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
日本は異世界で平和に過ごしたいようです。
Koutan
ファンタジー
2020年、日本各地で震度5強の揺れを観測した。
これにより、日本は海外との一切の通信が取れなくなった。
その後、自衛隊機や、民間機の報告により、地球とは全く異なる世界に日本が転移したことが判明する。
そこで日本は資源の枯渇などを回避するために諸外国との交流を図ろうとするが...
この作品では自衛隊が主に活躍します。流血要素を含むため、苦手な方は、ブラウザバックをして他の方々の良い作品を見に行くんだ!
ちなみにご意見ご感想等でご指摘いただければ修正させていただく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
"小説家になろう"にも掲載中。
"小説家になろう"に掲載している本文をそのまま掲載しております。
<番外編>政略結婚した夫の愛人は私の専属メイドだったので離婚しようと思います
結城芙由奈@12/27電子書籍配信
ファンタジー
< 嫁ぎ先の王国を崩壊させたヒロインと仲間たちの始まりとその後の物語 >
前作のヒロイン、レベッカは大暴れして嫁ぎ先の国を崩壊させた後、結婚相手のクズ皇子に別れを告げた。そして生き別れとなった母を探す為の旅に出ることを決意する。そんな彼女のお供をするのが侍女でドラゴンのミラージュ。皇子でありながら国を捨ててレベッカたちについてきたサミュエル皇子。これはそんな3人の始まりと、その後の物語―。
婚約破棄されたので王子様を憎むけど息子が可愛すぎて何がいけない?
tartan321
恋愛
「君との婚約を破棄する!!!!」
「ええ、どうぞ。そのかわり、私の大切な子供は引き取りますので……」
子供を溺愛する母親令嬢の物語です。明日に完結します。
婚約破棄されたのたが、兄上がチートでツラい。
藤宮
恋愛
「ローズ。貴様のティルナシア・カーターに対する数々の嫌がらせは既に明白。そのようなことをするものを国母と迎え入れるわけにはいかぬ。よってここにアロー皇国皇子イヴァン・カイ・アローとローザリア公爵家ローズ・ロレーヌ・ローザリアの婚約を破棄する。そして、私、アロー皇国第二皇子イヴァン・カイ・アローは真に王妃に相応しき、このカーター男爵家令嬢、ティルナシア・カーターとの婚約を宣言する」
婚約破棄モノ実験中。名前は使い回しで←
うっかり2年ほど放置していた事実に、今驚愕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる