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3階建アパートの3階まで階段を登る。そのあと角部屋までの廊下を歩く。自分が住んでいるアパートとは違う、少しだけ新しくて、少しだけ部屋の広いアパート。目の前の女性についていく。そのまま鍵を開けて、2人で部屋に入る。
「ただいま」
「お邪魔します」
少しだけ慣れてきたけど、まだ緊張する。友人のアパートの一室にすらほとんど入ったことがないのに、会社の先輩の部屋に入っている。しかも女性の。
いつも僕がお邪魔する時は片付いている。来客用の布団も準備してある。不思議な準備万端加減だった。
床に荷物を置いて、自分も座る。上司はもうキッチンに立っていた。今日は夕食をご馳走になる。
正座で座って上司を見ていた。淡々と準備を進めて切った具材を鍋に入れてそのまま持ってきた。
「今日は鍋なんですね」
「楽なのよ。洗い物も少ないし」
ガスコンロの上に鍋を置いて加熱する。鍋ができるまでの間は雑談だった。
「君も仕事できるようになってきたじゃん」
「頑張ってます」
「私もいろいろ教えるけど、もうちょっと手広く出来ると私が助かるわ」
「はい」
「緊張しなくていいのよ。オフなんだから」
「はい」
オフであっても上司は上司。敬語が抜けないまま話が続く。鍋ができて蓋を開けると、豚肉と白菜が煮込まれていた。
「豚味噌ちゃんこってやつよ。手早くできて確実に美味しい」
「確実なやつですね」
鍋の中には白ネギや鶏肉も煮込まれていた。いくつかを取り皿にとって食べる。豚肉は柔らかいし白ネギはシャキシャキの食感が残ったまま煮込まれていた。毎日食べたいとは言わないが、贅沢するならこういうことがしたい。そんな味だった。
時刻は20時を回っていた。僕も上司もスマートフォンを見ながら鍋を突いていた。白菜を取って取り皿に盛ろうとしたところで、上司が話しかけてきた。
「君は結婚とか考えてるのか?」
「唐突ですね」
「話題とは唐突なのよ」
「はぁ」
「で、君は結婚とか考えてるのか?」
「まぁ、考えてなくはないですけど」
「ちなみに、私は毎日それで悩んでいる」
「そうなんですか」
生返事と相槌の振り子運動をしながら上司の話を聞く。結婚。まだ考えていないわけではないが、ビジョンは何一つ見えていない。
話の要点が見えてこないまま鍋の中身をもう一度見回すと、上司はいつの間にか用意したビールを呷ってから、話を続けた。
「私ももう32歳なわけ」
「はい」
「君は25歳だっけ?」
「まぁそうですね」
「彼氏はいないしいい人はいないし仕事は忙しいし大変なわけ。今日も君に手伝ってもらったし」
「まぁ部下ですからね」
「それはそれでありがたい話なんだけど、そうじゃないのよ」
「はい」
「出会いも無ければ良い人が身近にいるわけでもない」
「モテそうですけどね」
「モテてないわ。仮にモテても自分がいいと思わなきゃ意味ないのよ。学生の恋愛ごっこじゃないんだから」
「そりゃそうですけど」
学生の恋愛ごっこじゃない。もちろん僕もそれくらいのことは分かっていたが、年上の人に言われると迫力があった。
いつの間にか2本目の缶ビールを開けていた上司は、いつもより酔っていた。そんな上司を止める気はない。ここは僕の部屋ではない。家主が寝てしまえば追い出さずとも布団をかければそれで済むだろう。缶ビールを一本も飲み切っていない僕は、あることに気付く。
「そういえば布団がもう敷いてありますけど、まだ終電の時間には程遠いですよね?」
「今日は泊まっていきなさい」
「え?」
「私はもう見送れないから」
「え?あぁ、はい」
改めて考えてみると、いつもは部屋に来たタイミングでは敷布団すら敷いていない。つまり、今日は準備された何かがあるということだ。
鍋の中身がなくなって、僕も上司も満腹だった。完全にどれくらいお腹に入るのか理解されていた。その頃には僕もビールを飲み終わっていて、酔っていると自覚できていた。スマートフォンを操作しながらSNSを触ると、上司が話しかけてくる。
「君、私の男にならない?」
「え?酔ってます」
「酔ってないわ」
「酔ってますよね」
「ギリギリセーフのはずよ」
いつもより変なペースで喋り、目が少しだけ据わっていて、本気だとは思えないが、冗談では決してなかった。熱量を測りかねるその言葉に反応を示せずにいた。
「君もいい人いないんでしょ?」
「僕もいい人いないですけど、経験ないんで多分意味無いですよ」
「いいのよ。私が幸せにしてあげればいいんでしょ」
「やっぱり酔ってますよね?」
「大丈夫。大丈夫よ」
僕に言っているというよりは、自分に言い聞かせるというほうが近いような気がした。スマートフォンを見ると、20時30分と表示されていた。
そこから先は無言の時間が続いた。僕は酔って眠くなったこともあって無言になっていた。上司はつまらなさそうにスマートフォンを眺めていた。
「お風呂、一緒に入りましょう」
「え、僕さっきの返事オッケーにした記憶ないんですけど。もっと言えばお風呂って普通一緒に入るのはもっと関係が進んでからだし風呂自体も狭いですよ」
「大丈夫よ。多分」
「大丈夫なんですか」
上司はそのまま立ち上がると、僕のことも引っ張って立たせた。更にそのまま服を脱いで僕も脱ぐように急かした。申し訳ない気持ちで風呂を借りたことはあっても、一緒に入ったことはなかった。それでも不思議なことに、裸を見られることに抵抗はなかった。
「あら、案外慣れてるのね。そういうのに通ってるの?」
「まぁ、元恋人とは入ったことあるんで」
「あら、そうなんだ」
上司ももちろん裸だった。30代にしてはスタイルが良い方だと思う。興奮しないかと言われれば嘘になるが、平静を装いながら風呂へと入る。
「やっぱり狭くないですか?」
「大丈夫よ」
やはり言い聞かせているのではないかと思う感じだが、それは突っ込まない。そして2人で頭を洗う。後ろ姿を見ても、スタイルが良いのが分かった。
「やっぱり良いスタイルしてますね」
「あら、触ってみる?」
「は、はい」
「良い触り方じゃない。どこかで習ったの?」
「いえ、特には」
「才能あるんじゃない?」
「どこにも活かされない才能ですね」
「私を楽しませてよ」
「え、えぇ、頑張ります」
「あら、そっちはまだダメよ」
背中越しで笑ってみせる上司にドキドキした。酔っているという自覚があっても、体は正直に動いた。正確にはリミッターが効かなかったという方が正しいのだろうが、そこはもはや気にしても意味がなかった。
その後は2人とも体を洗って風呂を出た。風呂に入っている時間は特に会話もなく進んだ。
過去に泊まってから置きっ放しの寝巻きを着て、布団へと潜る。何よりも恥ずかしさが勝っていた。
「あら、もう布団に入るの?」
「自分の部屋だとこんな感じなので」
「私もお邪魔しようかしら」
「え?」
上司はそう言うと、僕が入っている布団に入ってきた。寝衣を着ていたが、それはそれで悩ましい格好だった。
そのまま何をされるのか分からないまま固まっていると、唐突に喋り始めた。
「私も焦ったり悩んだりするのよ」
「はい」
「30歳越えちゃったし」
「まぁそうですね」
「結婚とか、親のこととか、色んなこととか」
「結婚、できそうですけどね」
「存在しても私の前に存在してなきゃ意味無いのよ」
「それはまぁそうですけど」
「ちゃんと話聞いてる?」
「えぇ、もちろん。というかまだ酔ってます?」
「ちょっとだけね」
このまま寝てしまうのでは無いかと思うほどリラックスしていた。
そのままの勢いで僕も寝てしまおうかと思ったところで抱き寄せられた。何事かと思って、目を開けると、目の前に上司がいた。
「秋山さん?」
「やっと呼んでくれた」
「えぇ、まぁ。そうですね」
「さっきの続き、する?」
「え、いや、今日はちょっと」
「そっか。また今度だな。勇気あるじゃんと思ってたのに」
「ははは。まぁ、体力がある時に」
「そうきたか。いいよ。それでも」
悪戯っぽく笑って見せた後、僕の頭を撫でてくる。どういう扱いなのか分からず困惑する。それでも手を止めずに、笑顔も変えずに、僕の頭を撫でていた。
上司に抗えず吸い込まれたまま10分ほど過ごした。眠気が限界だったが、ここで眠るわけにはいかなかった。
「今日は私と寝よう。良いだろう。恋人なんだから」
「え、それ確定なんですか?」
「あそこまでして恋人ではないというのか。すごいな」
「まぁ、そうですね」
秋山さんが僕との着地点としてどこを望んでいるかはさっぱり分からないけれど、イマイチ恋人と良い関係を築いていけなかった僕でも、この人とならやっているかもしれない。そんなことを考えていた。もう一度恋人が僕を抱き寄せて頭を撫でていた。眠りに落ちる瞬間に見えたその顔は、安心しきった顔だった。
「ただいま」
「お邪魔します」
少しだけ慣れてきたけど、まだ緊張する。友人のアパートの一室にすらほとんど入ったことがないのに、会社の先輩の部屋に入っている。しかも女性の。
いつも僕がお邪魔する時は片付いている。来客用の布団も準備してある。不思議な準備万端加減だった。
床に荷物を置いて、自分も座る。上司はもうキッチンに立っていた。今日は夕食をご馳走になる。
正座で座って上司を見ていた。淡々と準備を進めて切った具材を鍋に入れてそのまま持ってきた。
「今日は鍋なんですね」
「楽なのよ。洗い物も少ないし」
ガスコンロの上に鍋を置いて加熱する。鍋ができるまでの間は雑談だった。
「君も仕事できるようになってきたじゃん」
「頑張ってます」
「私もいろいろ教えるけど、もうちょっと手広く出来ると私が助かるわ」
「はい」
「緊張しなくていいのよ。オフなんだから」
「はい」
オフであっても上司は上司。敬語が抜けないまま話が続く。鍋ができて蓋を開けると、豚肉と白菜が煮込まれていた。
「豚味噌ちゃんこってやつよ。手早くできて確実に美味しい」
「確実なやつですね」
鍋の中には白ネギや鶏肉も煮込まれていた。いくつかを取り皿にとって食べる。豚肉は柔らかいし白ネギはシャキシャキの食感が残ったまま煮込まれていた。毎日食べたいとは言わないが、贅沢するならこういうことがしたい。そんな味だった。
時刻は20時を回っていた。僕も上司もスマートフォンを見ながら鍋を突いていた。白菜を取って取り皿に盛ろうとしたところで、上司が話しかけてきた。
「君は結婚とか考えてるのか?」
「唐突ですね」
「話題とは唐突なのよ」
「はぁ」
「で、君は結婚とか考えてるのか?」
「まぁ、考えてなくはないですけど」
「ちなみに、私は毎日それで悩んでいる」
「そうなんですか」
生返事と相槌の振り子運動をしながら上司の話を聞く。結婚。まだ考えていないわけではないが、ビジョンは何一つ見えていない。
話の要点が見えてこないまま鍋の中身をもう一度見回すと、上司はいつの間にか用意したビールを呷ってから、話を続けた。
「私ももう32歳なわけ」
「はい」
「君は25歳だっけ?」
「まぁそうですね」
「彼氏はいないしいい人はいないし仕事は忙しいし大変なわけ。今日も君に手伝ってもらったし」
「まぁ部下ですからね」
「それはそれでありがたい話なんだけど、そうじゃないのよ」
「はい」
「出会いも無ければ良い人が身近にいるわけでもない」
「モテそうですけどね」
「モテてないわ。仮にモテても自分がいいと思わなきゃ意味ないのよ。学生の恋愛ごっこじゃないんだから」
「そりゃそうですけど」
学生の恋愛ごっこじゃない。もちろん僕もそれくらいのことは分かっていたが、年上の人に言われると迫力があった。
いつの間にか2本目の缶ビールを開けていた上司は、いつもより酔っていた。そんな上司を止める気はない。ここは僕の部屋ではない。家主が寝てしまえば追い出さずとも布団をかければそれで済むだろう。缶ビールを一本も飲み切っていない僕は、あることに気付く。
「そういえば布団がもう敷いてありますけど、まだ終電の時間には程遠いですよね?」
「今日は泊まっていきなさい」
「え?」
「私はもう見送れないから」
「え?あぁ、はい」
改めて考えてみると、いつもは部屋に来たタイミングでは敷布団すら敷いていない。つまり、今日は準備された何かがあるということだ。
鍋の中身がなくなって、僕も上司も満腹だった。完全にどれくらいお腹に入るのか理解されていた。その頃には僕もビールを飲み終わっていて、酔っていると自覚できていた。スマートフォンを操作しながらSNSを触ると、上司が話しかけてくる。
「君、私の男にならない?」
「え?酔ってます」
「酔ってないわ」
「酔ってますよね」
「ギリギリセーフのはずよ」
いつもより変なペースで喋り、目が少しだけ据わっていて、本気だとは思えないが、冗談では決してなかった。熱量を測りかねるその言葉に反応を示せずにいた。
「君もいい人いないんでしょ?」
「僕もいい人いないですけど、経験ないんで多分意味無いですよ」
「いいのよ。私が幸せにしてあげればいいんでしょ」
「やっぱり酔ってますよね?」
「大丈夫。大丈夫よ」
僕に言っているというよりは、自分に言い聞かせるというほうが近いような気がした。スマートフォンを見ると、20時30分と表示されていた。
そこから先は無言の時間が続いた。僕は酔って眠くなったこともあって無言になっていた。上司はつまらなさそうにスマートフォンを眺めていた。
「お風呂、一緒に入りましょう」
「え、僕さっきの返事オッケーにした記憶ないんですけど。もっと言えばお風呂って普通一緒に入るのはもっと関係が進んでからだし風呂自体も狭いですよ」
「大丈夫よ。多分」
「大丈夫なんですか」
上司はそのまま立ち上がると、僕のことも引っ張って立たせた。更にそのまま服を脱いで僕も脱ぐように急かした。申し訳ない気持ちで風呂を借りたことはあっても、一緒に入ったことはなかった。それでも不思議なことに、裸を見られることに抵抗はなかった。
「あら、案外慣れてるのね。そういうのに通ってるの?」
「まぁ、元恋人とは入ったことあるんで」
「あら、そうなんだ」
上司ももちろん裸だった。30代にしてはスタイルが良い方だと思う。興奮しないかと言われれば嘘になるが、平静を装いながら風呂へと入る。
「やっぱり狭くないですか?」
「大丈夫よ」
やはり言い聞かせているのではないかと思う感じだが、それは突っ込まない。そして2人で頭を洗う。後ろ姿を見ても、スタイルが良いのが分かった。
「やっぱり良いスタイルしてますね」
「あら、触ってみる?」
「は、はい」
「良い触り方じゃない。どこかで習ったの?」
「いえ、特には」
「才能あるんじゃない?」
「どこにも活かされない才能ですね」
「私を楽しませてよ」
「え、えぇ、頑張ります」
「あら、そっちはまだダメよ」
背中越しで笑ってみせる上司にドキドキした。酔っているという自覚があっても、体は正直に動いた。正確にはリミッターが効かなかったという方が正しいのだろうが、そこはもはや気にしても意味がなかった。
その後は2人とも体を洗って風呂を出た。風呂に入っている時間は特に会話もなく進んだ。
過去に泊まってから置きっ放しの寝巻きを着て、布団へと潜る。何よりも恥ずかしさが勝っていた。
「あら、もう布団に入るの?」
「自分の部屋だとこんな感じなので」
「私もお邪魔しようかしら」
「え?」
上司はそう言うと、僕が入っている布団に入ってきた。寝衣を着ていたが、それはそれで悩ましい格好だった。
そのまま何をされるのか分からないまま固まっていると、唐突に喋り始めた。
「私も焦ったり悩んだりするのよ」
「はい」
「30歳越えちゃったし」
「まぁそうですね」
「結婚とか、親のこととか、色んなこととか」
「結婚、できそうですけどね」
「存在しても私の前に存在してなきゃ意味無いのよ」
「それはまぁそうですけど」
「ちゃんと話聞いてる?」
「えぇ、もちろん。というかまだ酔ってます?」
「ちょっとだけね」
このまま寝てしまうのでは無いかと思うほどリラックスしていた。
そのままの勢いで僕も寝てしまおうかと思ったところで抱き寄せられた。何事かと思って、目を開けると、目の前に上司がいた。
「秋山さん?」
「やっと呼んでくれた」
「えぇ、まぁ。そうですね」
「さっきの続き、する?」
「え、いや、今日はちょっと」
「そっか。また今度だな。勇気あるじゃんと思ってたのに」
「ははは。まぁ、体力がある時に」
「そうきたか。いいよ。それでも」
悪戯っぽく笑って見せた後、僕の頭を撫でてくる。どういう扱いなのか分からず困惑する。それでも手を止めずに、笑顔も変えずに、僕の頭を撫でていた。
上司に抗えず吸い込まれたまま10分ほど過ごした。眠気が限界だったが、ここで眠るわけにはいかなかった。
「今日は私と寝よう。良いだろう。恋人なんだから」
「え、それ確定なんですか?」
「あそこまでして恋人ではないというのか。すごいな」
「まぁ、そうですね」
秋山さんが僕との着地点としてどこを望んでいるかはさっぱり分からないけれど、イマイチ恋人と良い関係を築いていけなかった僕でも、この人とならやっているかもしれない。そんなことを考えていた。もう一度恋人が僕を抱き寄せて頭を撫でていた。眠りに落ちる瞬間に見えたその顔は、安心しきった顔だった。
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