真夜中の列車

気がついたら真夜中のホームだった。

来た電車にとりあえず乗って、スマホを確認したところで男は気づく。
それは、あり得ない時刻だと言うことに。

電車を使わなくなって久しいのに、どうしてこんな所にいるのか?
なぜ自分は駅にいて、この列車はどこに行こうとしているのか?

そうしているうちに、思い出すのは――死んだ妻のことだった。


※小説家になろう。 にも掲載中
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