きっと、君が一番好き

ざっく

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クリスマス4

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上半身を持ちあげられて、前ボタンを開けられた。
何の刺激もされていないのに、先端がピンと痛いほどにとがっっていた。
その胸を両手で好き勝手に捏ねられる。
大きめの私の胸を、良平さんがわしづかみしにしてぐにぐにと揉む。
「んん~~・・・ちょっと痛いよう」
「あ、悪い。あんまり触り心地良くて。・・・・・・じゃあ、痛いところ冷やそう?」
冷やすほど痛くはない。
そう言う前に、体を抱えられて、窓際まで連れて来られた。
そして―――
「なっ・・・なんでっ・・・!」
突然、良平が閉まっていたカーテンを開けた。
真っ黒なガラスには、ミニスカサンタワンピースを淫らにはだけさせた自分の姿が映る。
そんな自分に見惚れる間もなく、胸を直接窓ガラスに押し付けられた。
「ひゃ・・・っ、冷たい!」
というか、そんなことより、今は夜だ。
夜にカーテンを開けて、室内を明るくしていたら、中は丸見えのはずだ。
見られているかもしれない・・・・・・!
「だ、だめ・・・・・・っ!」
拒否しようとしたら、丸出しだった秘所に、良平が押し入ってきた。
「ふあ、ふああぁ」
背筋を駆け上る快感に、ガラスに両手をついた状態で嬌声をあげた。
「誰からか見られているかもね?」
笑いを含んだ声で言いながらも、良平は激しく突いてくる。
冷たかったはずのガラスは、もう私の体温と変わらないほどの熱を与えられ、私の胸を押しつぶしていた。
「や、見えちゃう・・・・・・!」
快感に流されそうになりながらも、良平に訴えれば、
「ほら、サンタさん、見せてあげるんだよ。可愛い姿を。俺に愛されて啼いている姿を」
そんな意地悪を言われる。
目の前のガラスは、白く曇りながらも、うっすらと涙目の自分の顔が映っている。
その顔に浮かぶものは羞恥心はもちろんあるが、快感を隠しきれない。
―――見られてしまうかもしれない。
こんな風にされて、こんなに善がっている私を。
サンタの格好をしながら、後ろから良平に突きたてられて、悦びに震える姿を。
「だめ、だ・・・めぇ」
涙声で懇願しながらも、いつもよりずっと感じている自分を自覚する。
震えるほど、涙があふれるほどに気持ちがいい。
「ダメじゃないだろう?ほら、見てって言ってごらん?こんなに厭らしい私を見てって」
耳元で囁かれる意地悪な声に、私の限界が近づいて来る。
ぐじゅっ、ぐちゅっと、抜き差しのたびに響く濡れた音がどんどん大きくなる。
良平が覆いかぶさってくる背中が熱い。
前に回ってきた指が、ガラスに押し付けられてつぶれていた先端を捕らえてくりくりと捏ね始める。
とがった部分がもっと触ってと訴えるように熱くなっていく。
「可愛いよ、新菜」
耳の後ろに口づけられて、熱い吐息と一緒に吹き込まれる良平の声が、さらに快感を連れてきた。
内股を伝う濡れた感触は、きっと全部私の流した蜜なのだろう。
片方の胸から手を放した良平が、その蜜を掬い取って、花芽にも塗りたくる。
「あぁ、いっちゃう、いっちゃうよぉ」
良平の腰を打ち付ける速度が上がり、もう何も考えられなくなってくる。
恥ずかしさとか全部全部流されて、快感だけが押し寄せてきた。
良平がうめいた声がして、いじめられていた胸も花芽も解放されて、良平の手は私の腰をぐっと掴んだ。
「いいよ。ほら、イケ!」
ひときわ激しく腰を引き寄せられて、私の背筋にびりっと電気の様なものが走り、目の前に光の束が走り抜けていく。
「ひゃああああぁぁん」
「くっ・・・」
良平の低い吐息が聞こえて、良平の動きは徐々にゆっくりになって、止まった。



とりあえず、カーテンを閉めた後で怒った。
足ががくがくして立てないので、窓際に座り込んだままで。
ちょっと涙目だ。
「良平さんのヘンタイ!バカッ!見られたらどうするのよ!」
すでに水を持ってきて手渡してくれる良平に怒りながら、床をぺしぺし叩いた。
そんな私を見て、苦笑いをしてから、窓を開けられた。
いつもの12月よりも暖かいけれど、やっぱり冷たい空気が入ってきて、体が震えた。
良平は私を背中から抱え込みながら、さっきまで光の反射で見えなかった外を指さす。
「目の前、ベランダの壁があるから、こんな低い位置でやってたのなんか、見えないよ」
「・・・・・・・・・」
ちょっと広めのベランダに、その奥には煉瓦タイルのベランダの壁がある。
この位置にしゃがんで見える建物は無く、ここを外から覗き見られる場所は無い。
それを確認させた後、さっさと窓とカーテンを閉めて、私の顔を覗き込んできた。
「ね?」
にこにこした顔が気に入らないので、とりあえず、顔面パンチしておく。
「痛い!」

・・・・・・次の日、良平の朝ご飯は無かった。
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