210 / 377
【 それぞれの未来 】
襲撃 前編
しおりを挟む
ルリアは平伏し、明らかにいつもと様子が違う。
何も聞きたくない――本能が思考を停止させる。だが、聞かなければいけないのだ。
「…………何があった」
「ユニカ様が、お亡くなりになられました……し、死してお詫びを……」
言葉の意味を吟味するのに、暫しの時間が必要だった。
一体なぜ? 有り得ないだろ? 魔人が付いていたんだぞ!
様々な言葉が浮かび、その全てを飲み込む。
今すべきことは、決まっているのだから。
「オゼット」
「魔王様、ここに」
音もなく現れるサキュバスのオゼット。既に事情は知っているのだろう、いつもの陽気な姿は見られない。
「オスピアに伝えてくれ。すぐに出立するとな。それと……」
「私はジャッセムを連れてきます。貴方は飛行騎兵に行っててください」
「分かった……エヴィア、行くぞ」
俺自身気が付いていなかったが、砂糖の袋を廊下に落としてしまっていた。だがこの時、テルティルトは一言も発しなかった。
建物を出て気付く。飛行騎兵は何処だ? 帰りに中庭を通った時には既に無かった。何処かへ移動したのだろう。
だが、エヴィアがスタスタと先に行くので助かった。アンドルスフから場所は聞いていたのだろう。
だが場所が遠い……すっかり日の暮れた夜の街を、イライラを募らせながら向かう。
どうしてこうなったのだろう?
状況が状況だ、魔人達も分かっていない。
魔族に襲われたのか? それは考えられない。ずっとヨーツケールが一緒だったし、俺の子供が胎内にいる以上、何かしらの精霊が手を出したとも思えない。
人間が攻め込んできていたのか? ならば、ルリアはそれを報告するはずだ。
魔人が殺した? エヴィア達の様子を見る限り、それも無いだろう。これは俺に係わる事だ。魔人は勝手に手を出す事は無い。
だが、そんな事をいくら考えても答えは出ない。
いや、答えを知ってどうする? 何が変わる? 誰が救われる?
「くそっ!」
握りしめた拳が痛い。
魔力をサキュバスたちに与えていて良かった。今の俺に魔王の意志が強くあったら、きっとそこいらにいる人間を殺していたかもしれない。
ドス黒い思考が行き場を求めて心の内を彷徨っていると、突然前方から眩しい光に照らされる。
目を細めて見れば、見慣れた飛甲騎兵だ。どうやら、迎えに来たのだろう。
すぐ脇に着地すると、操縦席のハッチが開きジャッセムが顔を出す。
「飛行許可は既に下りています。早く乗ってください!」
「分かった」
しかし先に到着して迎えにまで来るとはね。
考えてみれば、タクシーの様な移動手段があったのだろう。
結局、人間世界の常識を学べるほどの滞在は出来なかったな。
そんなことを考えながらも、俺は急いで飛甲騎兵に乗り込んだ。
◇ ◇ ◇
ロキロアから飛び立つ飛甲騎兵を、見つめていた一人の男。
「やはり今夜のうちに出て行ったか。流石に抜け目がないな」
「この寒空に何を見ているんだい? さっさと閉めておくれよ」
風呂上がりのリンダが、真っ裸のままリッツェルネールの前に現れる。
ここは彼女が泊っている部屋。少し前に、彼が用事があると訪ねてきたため、急いで体を洗ってきたわけだが……。
「ああ、急ぎ通信を送ってください。コードはこちらの番号で。終わったら処分するようにね。全てが完了したら、寝てしまって構いませんよ」
そう言って、彼はさっさと出て行ってしまった。
相変わらず掴みどころのない、淡白な男だねえ……。
そう思いながらも、通信機にコードを入力する。
魔族領と違い、ここは人間世界――それも都市周辺は通信の中継基地が多い。わざわざ魔力を使わなくとも、指でなぞるだけで通信は完了だ。
それにしても――彼の指示の殆どは、暗号化されたコードだ。
誰に届くのかは分からない。そして、どんな意味を持つのかも不明。だが受信側に対応する命令があれば、それが実行される。
(いったい幾つの可能性を考えて、どれほどの対処法を用意しているのかねぇ……)
まあ、下手に勘ぐっても仕方が無い。うかつに軍事機密に触ろうものなら、彼は容赦なく自分を処分するだろう。
リンダはさっさとコードを打ち終えると、そのまま眠りについた。
◇ ◇ ◇
暗闇を飛甲騎兵が切り裂いて行く。
一体どのくらい飛んでいるのか。かなり長い時間にも感じるが、実際には精々2~3時間といった所か。
確か、飛甲騎兵で最短距離を通っても2泊。そしてそこからはファランティアと長い航海だ。
遠い……改めて、魔族領と人間世界の距離を思い知らされる。
焦っても仕方が無い事は分かるが、思考ばかりが先行する。だが他にやることが無いのだから仕方がない。
膝の上で抱きかかえているエヴィアも、張り付いているテルティルトも沈黙したままだ。何か話をしていた方が気は紛れるが、こんな時に何を話せばいいのやら。
目を閉じ、ユニカの事を思い出す。結局俺は、彼女に何をしてあげられたのだろう。
考えてみれば、何もしていない。本当に何もだ。
一体、今まで何をしてきたのだろう。
人類との和平、共存。立派なお題目だ。だが、目の前にいる一人の人間に対してすら、俺は真剣に向き合って来なかったのではないだろうか。
腫れ物に触るように距離を置き、時間が解決するさと放置し、ある時は相手の気持ちも考えずに我を通そうとした。
その挙句がこの結果だ。
たった一人とさえ関係を築けないまま人類との共存? あまりにも空虚な言葉だ。
あの時、リッツェルネールに「君には任せられない」と言われた。あれは、俺のこの薄っぺらい覚悟を見透かされたからだったのではないだろうか……。
不意に騎体が急旋回し、突然の衝撃に体が潰される。
「な、なんだ!?」
「敵です! 騎影3!」
マリッカが座る動力室の窓からは、後方から飛来する3騎の飛行騎兵が見えた。
黄色い塗装に五角形に五本爪の紋章。円筒状の形で、左右には二枚づつのトンボの翅の様な翼刃、先端には鋭い衝角が付いている。
「あれはゼビア王国の騎体ですが……」
備え付けのスピーカーから、ジャッセムとマリッカの声が聞こえてくる。
こんな時に敵襲とか冗談じゃないな。大体、ゼビアって国の内乱は終わったって言っていなかったか?
「こうも早く手を打たれるとは思いませんでしたね」
「女帝と謁見した時に会ったんだってな。なら、あいつならやるだろうさ」
相変わらず声だけは聞こえるが、正直それどころではない。
騎体がめちゃくちゃに動き回り、そのたびに全身が引っ張られる。もうシートにしがみつくだけで精いっぱいだ。
現在はまだ夜。足元の窓まで含めて真っ暗で、何が起きていのすら分からない。
通話が出来ないのはやっぱり不便だ。
そんな事を考えていると、ひょいとエヴィアが俺の肩越しに上半身を後ろにやる。
同時にメキョリと金属が引き裂かれる音が響く。ああ、壊したなこれは。
何も聞きたくない――本能が思考を停止させる。だが、聞かなければいけないのだ。
「…………何があった」
「ユニカ様が、お亡くなりになられました……し、死してお詫びを……」
言葉の意味を吟味するのに、暫しの時間が必要だった。
一体なぜ? 有り得ないだろ? 魔人が付いていたんだぞ!
様々な言葉が浮かび、その全てを飲み込む。
今すべきことは、決まっているのだから。
「オゼット」
「魔王様、ここに」
音もなく現れるサキュバスのオゼット。既に事情は知っているのだろう、いつもの陽気な姿は見られない。
「オスピアに伝えてくれ。すぐに出立するとな。それと……」
「私はジャッセムを連れてきます。貴方は飛行騎兵に行っててください」
「分かった……エヴィア、行くぞ」
俺自身気が付いていなかったが、砂糖の袋を廊下に落としてしまっていた。だがこの時、テルティルトは一言も発しなかった。
建物を出て気付く。飛行騎兵は何処だ? 帰りに中庭を通った時には既に無かった。何処かへ移動したのだろう。
だが、エヴィアがスタスタと先に行くので助かった。アンドルスフから場所は聞いていたのだろう。
だが場所が遠い……すっかり日の暮れた夜の街を、イライラを募らせながら向かう。
どうしてこうなったのだろう?
状況が状況だ、魔人達も分かっていない。
魔族に襲われたのか? それは考えられない。ずっとヨーツケールが一緒だったし、俺の子供が胎内にいる以上、何かしらの精霊が手を出したとも思えない。
人間が攻め込んできていたのか? ならば、ルリアはそれを報告するはずだ。
魔人が殺した? エヴィア達の様子を見る限り、それも無いだろう。これは俺に係わる事だ。魔人は勝手に手を出す事は無い。
だが、そんな事をいくら考えても答えは出ない。
いや、答えを知ってどうする? 何が変わる? 誰が救われる?
「くそっ!」
握りしめた拳が痛い。
魔力をサキュバスたちに与えていて良かった。今の俺に魔王の意志が強くあったら、きっとそこいらにいる人間を殺していたかもしれない。
ドス黒い思考が行き場を求めて心の内を彷徨っていると、突然前方から眩しい光に照らされる。
目を細めて見れば、見慣れた飛甲騎兵だ。どうやら、迎えに来たのだろう。
すぐ脇に着地すると、操縦席のハッチが開きジャッセムが顔を出す。
「飛行許可は既に下りています。早く乗ってください!」
「分かった」
しかし先に到着して迎えにまで来るとはね。
考えてみれば、タクシーの様な移動手段があったのだろう。
結局、人間世界の常識を学べるほどの滞在は出来なかったな。
そんなことを考えながらも、俺は急いで飛甲騎兵に乗り込んだ。
◇ ◇ ◇
ロキロアから飛び立つ飛甲騎兵を、見つめていた一人の男。
「やはり今夜のうちに出て行ったか。流石に抜け目がないな」
「この寒空に何を見ているんだい? さっさと閉めておくれよ」
風呂上がりのリンダが、真っ裸のままリッツェルネールの前に現れる。
ここは彼女が泊っている部屋。少し前に、彼が用事があると訪ねてきたため、急いで体を洗ってきたわけだが……。
「ああ、急ぎ通信を送ってください。コードはこちらの番号で。終わったら処分するようにね。全てが完了したら、寝てしまって構いませんよ」
そう言って、彼はさっさと出て行ってしまった。
相変わらず掴みどころのない、淡白な男だねえ……。
そう思いながらも、通信機にコードを入力する。
魔族領と違い、ここは人間世界――それも都市周辺は通信の中継基地が多い。わざわざ魔力を使わなくとも、指でなぞるだけで通信は完了だ。
それにしても――彼の指示の殆どは、暗号化されたコードだ。
誰に届くのかは分からない。そして、どんな意味を持つのかも不明。だが受信側に対応する命令があれば、それが実行される。
(いったい幾つの可能性を考えて、どれほどの対処法を用意しているのかねぇ……)
まあ、下手に勘ぐっても仕方が無い。うかつに軍事機密に触ろうものなら、彼は容赦なく自分を処分するだろう。
リンダはさっさとコードを打ち終えると、そのまま眠りについた。
◇ ◇ ◇
暗闇を飛甲騎兵が切り裂いて行く。
一体どのくらい飛んでいるのか。かなり長い時間にも感じるが、実際には精々2~3時間といった所か。
確か、飛甲騎兵で最短距離を通っても2泊。そしてそこからはファランティアと長い航海だ。
遠い……改めて、魔族領と人間世界の距離を思い知らされる。
焦っても仕方が無い事は分かるが、思考ばかりが先行する。だが他にやることが無いのだから仕方がない。
膝の上で抱きかかえているエヴィアも、張り付いているテルティルトも沈黙したままだ。何か話をしていた方が気は紛れるが、こんな時に何を話せばいいのやら。
目を閉じ、ユニカの事を思い出す。結局俺は、彼女に何をしてあげられたのだろう。
考えてみれば、何もしていない。本当に何もだ。
一体、今まで何をしてきたのだろう。
人類との和平、共存。立派なお題目だ。だが、目の前にいる一人の人間に対してすら、俺は真剣に向き合って来なかったのではないだろうか。
腫れ物に触るように距離を置き、時間が解決するさと放置し、ある時は相手の気持ちも考えずに我を通そうとした。
その挙句がこの結果だ。
たった一人とさえ関係を築けないまま人類との共存? あまりにも空虚な言葉だ。
あの時、リッツェルネールに「君には任せられない」と言われた。あれは、俺のこの薄っぺらい覚悟を見透かされたからだったのではないだろうか……。
不意に騎体が急旋回し、突然の衝撃に体が潰される。
「な、なんだ!?」
「敵です! 騎影3!」
マリッカが座る動力室の窓からは、後方から飛来する3騎の飛行騎兵が見えた。
黄色い塗装に五角形に五本爪の紋章。円筒状の形で、左右には二枚づつのトンボの翅の様な翼刃、先端には鋭い衝角が付いている。
「あれはゼビア王国の騎体ですが……」
備え付けのスピーカーから、ジャッセムとマリッカの声が聞こえてくる。
こんな時に敵襲とか冗談じゃないな。大体、ゼビアって国の内乱は終わったって言っていなかったか?
「こうも早く手を打たれるとは思いませんでしたね」
「女帝と謁見した時に会ったんだってな。なら、あいつならやるだろうさ」
相変わらず声だけは聞こえるが、正直それどころではない。
騎体がめちゃくちゃに動き回り、そのたびに全身が引っ張られる。もうシートにしがみつくだけで精いっぱいだ。
現在はまだ夜。足元の窓まで含めて真っ暗で、何が起きていのすら分からない。
通話が出来ないのはやっぱり不便だ。
そんな事を考えていると、ひょいとエヴィアが俺の肩越しに上半身を後ろにやる。
同時にメキョリと金属が引き裂かれる音が響く。ああ、壊したなこれは。
0
お気に入りに追加
62
あなたにおすすめの小説
異世界で検索しながら無双する!!
なかの
ファンタジー
異世界に転移した僕がスマホを見つめると、そこには『電波状況最高』の表示!つまり、ちょっと前の表現だと『バリ3』だった。恐る恐る検索してみると、ちゃんと検索できた。ちなみに『異世界』は『人が世界を分類する場合において、自分たちが所属する世界の外側。』のことらしい。うん、間違いなくここ異世界!なぜならさっそくエルフさん達が歩いてる!
しかも、充電の心配はいらなかった。僕は、とある理由で最新式の手回しラジオを持っていたのだ。これはスマホも充電できるスグレモノ!手回し充電5分で待ち受け30分できる!僕は、この手回しラジオを今日もくるくる回し続けて無双する!!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる