この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR

ばたっちゅ

文字の大きさ
上 下
73 / 425
【 戦争 】

ティランド連合王国との戦い 後編

しおりを挟む
 左翼軍前衛隊は400人集団を横を33個列に並べ、奥行きは20列。合計26万4千人の大軍勢だ。だがそれ以上に厄介なのは……。

「全騎突撃! 動くもの全てを蹴散らせ!」

 少女の澄んだ高い声が響くと同時に、最前列にいた前列33列、奥行き5列の集団が一斉に前進を開始する。
 それらは全て馬鎧バーディングを施した軍馬に騎乗し、頭から足の先まで全身鎧を纏った騎兵達。武器は右手にランス、左手に大盾、予備兵装に馬上でも使える軽量の大型剣を持つ。
 総勢6万6千騎。ティランド連合王国軍突撃騎兵隊であった。

 率いるは“串刺し姫”ティティアレ・ハイン・ノヴェルド、ティランド将軍。
 身長は160センチ。鍛え上げた細く白い体には傷一つついていない。見た目は少し幼さを感じさせるが、紅蓮の瞳には一切呵責の無い厳しさを秘めている。桃色の長髪は今は編まれ後ろに垂れているが、その様子を外から見ることは出来ない。

 いま彼女はその全身を、角ばった赤紫の重甲鎧で完全に覆っているからだ。
 頭には乙女を食い散らかしそうな、凶悪な顔を模したユニコーンの兜。その胸上には四角く水晶の窓がはめ込まれている。
 肩に付いている鉄板は頭の上から腿の下までの長さがあり、さながら畳んだ翅のよう。
 両手にそれぞれ盾と一体化した大型ランスをそれぞれ装備している。

 それは角のある馬面の巨人。それが馬と呼んでは詐欺に当たるような微妙に馬っぽいサイのような動物に跨っている

 騎馬隊と歩兵隊の連携運用では連合王国軍隋一とされ、その実力で幼い頃から幾多の戦場で功績をあげてきた傑物。ティランド連合王国王位継承権代四位の実力者だ。

「突貫! 踏みつぶせ!」

 雄たけびと共に猛然と土煙を上げて突進する一団。ぶつかった不死者アンデットの群れを弾き飛ばし、また踏みつぶし、一切速度を落とさずに相和義輝あいわよしきの立つ丘に迫る。

 ティティアレの長大なランスには幾体もの不死者アンデットが突き刺さり、まるで焼き鳥の櫛のようだ。もうこれ以上は刺すスペースが無い――その途端、突き刺さった不死者アンデッドの死体が炸裂し飛散する。煙を割って出てきたそのランスはピカピカの新品状態だ。

 彼女自身が炸裂の魔法の使い手であり、またランスも普通の武器とは違い、魔道路を搭載した重甲鎧専用武器。
 現在の不死者アンデッドや魔人エヴィアには、サイアナに匹敵する魔力を持つ上に専用装備で身を固めた彼女を止める術はない。

 更に相和義輝あいわよしきから見て左側からも、再び脅威が迫ってくる。
 飛甲騎兵隊の編隊だ。今度は上空からでは無く、それ本来の使い方――地面をこするように飛び突撃戦法を仕掛けてくる。

「魔力注入開始!」

「魔力注入開始!」

 操縦士の命に動力士が答える。
 それに応じ、先端の円錐状の槍、そして左右に取り付けられた三角定規のような翼刃よくじんが赤みを帯びた輝きを放つ。これもまた人類の武器と同様、魔力により硬質化する兵器だ。

「全騎突入! 不死者 アンデッド 共を蹴散らしてやれ!」

 もしカルタ―が集合指示をかけなければ彼女の軍は昨日の内に到着しており、また飛甲騎兵は戦闘を続行していた。そうなれば相和義輝あいわよしきはその場で切り札を切らざるを得なかっただろう。そして全ての予定は瓦解していた。

 だが運は味方をしている。ティティアレの到着は今日であり、人類軍は集まりすぎた為、あの場所に布陣するしかなかった。
 そしてまた、飛甲騎兵が突撃飛行をするスペースもまた、そこしかなかったのである。




 ◇     ◇     ◇





「あの位置なら大丈夫だな。むしろ今が使いどころだ。頼むぞ!」

 相和義輝あいわよしきは両手で大きく丸を書くポーズをとる。ちょっと恥ずかしいが、今は他に意思疎通の方法が無いから仕方がない。




 ◇     ◇     ◇





 ティティアレ将軍は相和義輝あいわよしきの軍に対して右手にいた。つまり彼女の左には、いま炎と石獣の領域が広がっている。だがそれが何だと言うのだろうか。不死者アンデットが領域を超えている可能性有りとは軍議でも話し合われたが、もしちょろちょろと出てくるのなら後ろの歩兵隊と連携して揉みつぶせばいい。

 ――見えてきた。あれが報告にあった謎の人物のいる丘……。

 ごうっ……一陣の風が吹く。それは熱風を伴った嫌な風。左から迫る真っ赤な旋風。

 昔の事を思い出す。それは遠い昔、子供だった頃。

「ママ―、どうしてわたしたちは壁を作ったの?」

「魔族たちが、この人間の世界に入ってこないようにするためよ」

「だけど、まぞくは領域をこえないよね?」

「でもね、いつか人間が壁の向こうを解除した時に魔族が出てきちゃうでしょう?それを止めるためなのよ」

 ――それは間違い。長い年月のうちに捻じ曲がって伝えられた情報。
 壁が作られてから1495年。もはや何の為にこの小さな世界を壁で覆う必要があったのかを知る者は少ない。
 建設後に産まれた人間はもちろん、当時生きていた人間も昔過ぎて、曖昧な記憶の中で交わされた話に紛れ忘れている。
 それでも覚えているのは極々一部の特殊な職に就いている人間か、周囲の噂や風聞に一切惑わされない不動の精神を持つ者くらいだろう。

 だがその真実を知る事も無く、ティティアレの体は炭となって虚空に舞った……


「なんだあれは……」

 カルタ―の本陣、いやティランド連合王国軍全てがその光景に驚愕し、茫然と立ち竦む。
 炎と石獣の領域から、幾本もの炎の竜巻が降りてきたのだ。

 それは唸りを上げて左翼騎馬隊、右翼飛甲騎兵隊を飲み込むと、そのまま左右に転身し、後方の歩兵隊をも飲み込んでゆく。そして巻き上げられた巨大な武器や鎧、飛甲騎兵の残骸は火山弾の様に降り注ぎ、更なる二次被害を生み続けた。

「左翼部隊を下がらせろ! 飛甲騎兵の生き残りもだ! 急げ!」

 人間を狙って動き、巻き上げた物を人間に向かって吐き出す。まるで意志ある生き物のように竜巻は人間の陣を縦断すると、数分の内に元いた炎と石獣の領域へ進路を変える。
 だがその僅かの間だけで左翼は崩壊、およそ3割が即死し2割が重症と大損害を被った。最初にぶち当たった騎馬隊に至ってはほぼ壊滅だ。

 飛甲騎兵隊も上空へと進路を変えたが、炎の竜巻の高さはそれよりも高い。
 投入された50騎のほぼ全てが、まるで狙い撃たれたかのように墜とされていた。

 たまたまか? しかし偶然などで、あれほどの被害が出てはたまらない。もう炎と石獣の領域に接している位置には部隊を展開できない。




 ◇     ◇     ◇





 「もう無理―、あそこ寒いー」

 「つーかーれーたー!」

 遠くで聞こえる竜巻の音、炎の精霊に対して手を振って答える。もう炎の精霊は使えなくなったが、これで右翼から攻められる事は無いだろう。人類軍には相当な被害が出たが、あくまで自然現象としてだ。ここで全軍撤退はやめてくれよ。




 ◇     ◇     ◇




 そんな心配をよそに、ティランド連合王国軍は下がる事など考えてはいない。不死者アンデッドの群れが発生したが理由は判りません、領域を超えた自然現象が起きたが理由は不明です。あれほどの被害を出しながら、これでむざむざ帰る事は許されないのだ。

 だが幕僚は大揉めだ。今目の前で起きたことが信じられないと言った意見が大半で、中には神の試練だと言い始める者もいる。
 徹底した軍事政策に周辺国との絶え間ない紛争。ティランド連合王国には、1500年も昔の事を正確に知っている人間はいないのである。

「もう良い。少し早いが兵達に補給を取らせよ。次は俺も出る。各員支度せよ。」

 カルタ―の指揮で、ティランド連合王国軍は休憩に入った。
 空には切れ間の見える油絵の具の空。伝説の魔王の印は見つからない。だがいるのだろう、この空の下の何処か……いや、直ぐ近くにな。

 だがカルタ―の精神的な疲労は予想外だった。まさかこの短期の間に二人も血族の将を失うとは思ってもいなかったのだ。
 ホーネル将軍は鋭利な刃物で攻撃されて戦死。だが攻撃者も方法も不明。
 一方ティティアレ将軍は自然現象により死亡。だが、あれを本当に自然災害と言って良いのか? あまりにも出来過ぎている……情報が足りな過ぎている。




 ◇     ◇     ◇





「向こうは休憩に入ったみたいだな。さすがに全軍一斉ではないみたいだけど……こちらも少し休もう」

 とは言え、実際に休息が必要なのは俺くらいだろうな……と自嘲する。
 肉体的にも精神的にもきつい。特に先ほどの騎馬突撃がやばかった。あと数分決断が遅れたら、今頃は蹄の跡をつけて地面にめり込んでいるか、串刺しとなって高々と掲げられる未来しかなかった。

「スースィリアは今どのへんだ?」

「そうですねぇ……」

 ルリアはキョロキョロと辺りを見渡すと、あの辺りですと指で示す。
 しかしそこは赤紫の兵士達で埋まっていて、こちらからはさっぱり見えない。

 現在、魔人スースィリアは地下を掘り進んでいた。死霊レイスが一人付いており、たまに地上にコッソリ出ては手信号ハンドサインで位置情報を確認する。そして再び地下に戻ってスースィリアに身振り手振りで進行方向を伝えるといった状況だ。
 そして今、おおよそ予定の場所に潜んでいる。
 魔人エヴィアと魔人ウラーザムザザの準備も万端だ。

「エヴィア、あっちの方は大丈夫か?」

「大丈夫かな。覚悟が決まったら言ってくれればいいよ」

 いつもと同じ様子だが、その声からは気遣いを感じさせる。

「ああ、覚悟は決まっているよ。タイミングを見ているだけさ」

 サイアナに迷っている顔だと言われた。だが俺はもう、今更迷ってはいない。ただ怖いのだ。失敗が、そして殺される事、殺す事、死なせる事も……。
 この気持ちに慣れてはいけない。常に持ち続けなくてはいけないのだ。そうでなければ、俺はもう人ではなくなってしまう。

「動き出したずげ」

 魔人ウラーザムザザの言うように、ずっと後ろ開きの箱のような陣形だった部隊が後方へ下がって行く。
 そしてそれと入れ替わるように、ティランド連合王国軍の本陣が前進を開始した。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》

EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ―― とある別の歴史を歩んだ世界。 その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。 第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる―― 日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。 歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。 そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。 「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。 そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。 制刻を始めとする異質な隊員等。 そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。 元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。 〇案内と注意 1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。 2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。 3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。 4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。 5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

知識スキルで異世界らいふ

チョッキリ
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ

不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?

カタナヅキ
ファンタジー
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。 次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。 時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く―― ――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。 ※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。 ※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。

ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果

安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。 そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。 煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。 学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。 ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。 ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は…… 基本的には、ほのぼのです。 設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

【完結】ゲーム転生、死んだ彼女がそこにいた〜死亡フラグから救えるのは俺しかいない〜

たけのこ
ファンタジー
恋人だったミナエが死んでしまった。葬式から部屋に戻ると、俺はすぐにシミュレーションRPG「ハッピーロード」の電源を入れた。このゲーム、なぜかヒロインのローラ姫が絶対に死ぬストーリーになっている。世界中のゲーマーがローラ姫の死なない道を見つけようとしているが、未だそれを達成したものはいない。そんなゲームに、気がつけば俺は転生していた。しかも、生まれ変わった俺の姿は、盗賊団の下っ端ゴブリンだった。俺は、ゲームの運命に抗いながら、なんとかこの世界で生き延び、死の運命にあるローラ姫を救おうとする。

能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?

火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…? 24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

処理中です...