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上弦の章 帝国内乱
設定(資料) 断罪ノ鎌の能力(ニ)と大罪ノ棺の能力(一)
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断罪ノ鎌の追記と、大罪ノ棺の能力をここでは紹介します。
🌓鮮血ヲ喰ライシ断罪ノ鎌
(ここでは追記のみ表示します。載ってない物は新月の章の方に載っています)
四 分血ノ尖兵
発動条件の代償…他者の血6人分と発動者の血を少々
能力…全て発動者と同等
新月の章でも使用されていたが、名称が伏せられていたため、ここで表記。
傍から見れば完全にアベルと同じ姿の分身。
鎌を持ち、発動者と同じ動き方をするため、見分けるのが困難。
視覚、聴覚、嗅覚を共有することができ、本体との連携も可能である。
ただし、憑血ノ魔犬と違って血の回収はできず、発動者がこの分身の動きをその場その場で指示しなければならない為、魔犬と比べると高度な技術が必要。
五 流血ノ堅盾
発動条件の代償…人間の血1人分
耐久性…★★★★★★☆
アルマス・ウィンディオが放つ真空の刃や、自身が使った強力な技法、涙血ノ矢雫すら止めた防御技法。
実態は粘性の物質で、発動者の周囲に膜のように展開してから硬化する。
基本的に他は大食らいの技法ばかりの中で、案外コスパが良いお手頃技法。
周囲を守りつつ防御性もプロテクティオよりも高い代わりに、レイ・プロテクティオの様に動けないのが唯一の欠点か。
六 涙血ノ矢雫
発動条件の代償…人間の血12人分と発動者の血を少々
威力…★★★★★★☆
射程…最大150メートル(遠距離になればなるほど雨の密集度が下がる、40メートル以内だと凄まじい威力となる)
憑血ノ魔犬より代償が多いが強力な対軍勢用遠隔射撃技法。
目から溢れ出る血の涙と鎌から流れ落ちる赤い液体を蒸発させて上空へ上げ、それらが細長く鋭利な針状になった所で敵の頭上から落とす。
落ちるそれらがとても多い事から、アベルからは雨等と比喩される。
肝心の威力だが、鉄の鎧やプロテクティオ程度なら難なく貫通するほどである。
そう考えると大罪ノ棺の硬度が異常なことが見て取れよう。
🌓遺骸ヲ冒涜セシ大罪ノ棺
発動条件の代償…生物の死体、他者の魂
ヴァルト家出身、ダリア教団、元救済の使徒の使徒にして、黙示の賢人の現教主と、作者によって属性がふんだんに詰め込まれたパンドラが扱う技法。
その棺には、ある女性が心臓を抜き取られる瞬間が彫られている。
重さは尋常ではなく、使い手パンドラの異常な身体能力も相まって、アベルでさえその攻撃を完全に受け止めるのはほぼ不可能である。
棺が開かれると、無数の手が中で蠢いている。
一 肉骸ノ操術
発動条件の代償…死体につき魂1つ
死体の能力…生前の能力が反映される(名を呪いとして操られた死体に限り、魔術を扱えていたなら発動者の任意で使用可能)
名前の通り死体を操る技法。
その死体は発動者の命令に忠実で、首が無くなろうが動きを止めない。
流石に四肢を切断された死体は動けないが、それでも命令に忠実な為、切断された各部位が標的に向かって這ってでも進む。
この技法の脅威は2つあり、1つは同時に使役できるので、死体の数の暴力で標的を疲弊及び嬲り殺しにできること。
もう1つは詠唱に「名を呪いとして」と入れられた特別な死体(棺に魂でできた死者の糸で繋がれている)を用いて魔術を行使できること。
厳密に言えば違うが、パンドラが魔術を行使できないが膨大なマナを保有していることと、一部の死体がマナを持っていないが魔術回路を保有している、この条件を満たすと死者の糸を通じてマナを送ることで魔術の使用ができる。
ただ、あくまで回路が死体基準なので死体が生前使えた魔術しか行使できない。
逆に言ってしまえば、ヴァルト家の死体はパンドラにとっては最高のパーツである。
ニ 亡影ノ妖猫
発動条件の代償…子猫の死骸3匹、人間の魂3つ
攻撃性…★★★★☆☆☆
耐久力…★★★☆☆☆☆
俊敏性…★★★★★★☆
全長約3メートル、爪や体、口の中すらも漆黒の化け猫。
子猫の死骸を魔方陣に見立てて発動することで出現する。
憑血ノ魔犬のように正面から突っ込むことはせず、自身の体を闇に溶けるように消し、敵の死角から急襲する暗殺者。
その爪は非常に鋭利で、人間の腕程度なら難なく切断できる。
自身の体がダメージを一定以上受ける度、子猫の死骸が体外へ放出される。
それらが全て出尽くすと、化け猫は消えてしまう。
ちなみに天敵は魔犬ではあるが、それでも絶対的不利ではなく、4対6並の接戦である。
三 削命ノ呪式
発動条件の代償…人間の魂5つ
身体能力強化…★★★★★★☆
身体強化蓄積…★★☆☆☆☆☆
発動の際に体に幾何学模様が浮かび上がり、その影響で一時的に肉体そのものをドーピングする技法。
ただ棺を振るっただけで、当たらなくともウィンディオ並の風を発生させたりする。(ウィンディオは基本魔術の初歩中の初歩設定、それでも簡単に人間を飛ばすことができる威力)
なお、作中ではまだ書かれていないが、使用後に発動者の肉体が少しだけだが生きている限り永続的に強化される。
パンドラの小柄なのに異常な身体能力の謎は、その技法による経験値の積み重ねなのだ。
🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓
※本編がちょっと悩んでいるので、恒例のストックを放出。
まぁ、一区切りついたのでこれはこれで問題無いとは思いますが。
今後の方針として、アベル視点、カレン視点を片付けた後に帝国情勢を書くつもりですが、正直情勢については次章の公開できるとこは先に公開するか悩んでいます。
例えばクラリーチェとかの日常話、追憶の欠片等は政治に絡まないので。
🌓鮮血ヲ喰ライシ断罪ノ鎌
(ここでは追記のみ表示します。載ってない物は新月の章の方に載っています)
四 分血ノ尖兵
発動条件の代償…他者の血6人分と発動者の血を少々
能力…全て発動者と同等
新月の章でも使用されていたが、名称が伏せられていたため、ここで表記。
傍から見れば完全にアベルと同じ姿の分身。
鎌を持ち、発動者と同じ動き方をするため、見分けるのが困難。
視覚、聴覚、嗅覚を共有することができ、本体との連携も可能である。
ただし、憑血ノ魔犬と違って血の回収はできず、発動者がこの分身の動きをその場その場で指示しなければならない為、魔犬と比べると高度な技術が必要。
五 流血ノ堅盾
発動条件の代償…人間の血1人分
耐久性…★★★★★★☆
アルマス・ウィンディオが放つ真空の刃や、自身が使った強力な技法、涙血ノ矢雫すら止めた防御技法。
実態は粘性の物質で、発動者の周囲に膜のように展開してから硬化する。
基本的に他は大食らいの技法ばかりの中で、案外コスパが良いお手頃技法。
周囲を守りつつ防御性もプロテクティオよりも高い代わりに、レイ・プロテクティオの様に動けないのが唯一の欠点か。
六 涙血ノ矢雫
発動条件の代償…人間の血12人分と発動者の血を少々
威力…★★★★★★☆
射程…最大150メートル(遠距離になればなるほど雨の密集度が下がる、40メートル以内だと凄まじい威力となる)
憑血ノ魔犬より代償が多いが強力な対軍勢用遠隔射撃技法。
目から溢れ出る血の涙と鎌から流れ落ちる赤い液体を蒸発させて上空へ上げ、それらが細長く鋭利な針状になった所で敵の頭上から落とす。
落ちるそれらがとても多い事から、アベルからは雨等と比喩される。
肝心の威力だが、鉄の鎧やプロテクティオ程度なら難なく貫通するほどである。
そう考えると大罪ノ棺の硬度が異常なことが見て取れよう。
🌓遺骸ヲ冒涜セシ大罪ノ棺
発動条件の代償…生物の死体、他者の魂
ヴァルト家出身、ダリア教団、元救済の使徒の使徒にして、黙示の賢人の現教主と、作者によって属性がふんだんに詰め込まれたパンドラが扱う技法。
その棺には、ある女性が心臓を抜き取られる瞬間が彫られている。
重さは尋常ではなく、使い手パンドラの異常な身体能力も相まって、アベルでさえその攻撃を完全に受け止めるのはほぼ不可能である。
棺が開かれると、無数の手が中で蠢いている。
一 肉骸ノ操術
発動条件の代償…死体につき魂1つ
死体の能力…生前の能力が反映される(名を呪いとして操られた死体に限り、魔術を扱えていたなら発動者の任意で使用可能)
名前の通り死体を操る技法。
その死体は発動者の命令に忠実で、首が無くなろうが動きを止めない。
流石に四肢を切断された死体は動けないが、それでも命令に忠実な為、切断された各部位が標的に向かって這ってでも進む。
この技法の脅威は2つあり、1つは同時に使役できるので、死体の数の暴力で標的を疲弊及び嬲り殺しにできること。
もう1つは詠唱に「名を呪いとして」と入れられた特別な死体(棺に魂でできた死者の糸で繋がれている)を用いて魔術を行使できること。
厳密に言えば違うが、パンドラが魔術を行使できないが膨大なマナを保有していることと、一部の死体がマナを持っていないが魔術回路を保有している、この条件を満たすと死者の糸を通じてマナを送ることで魔術の使用ができる。
ただ、あくまで回路が死体基準なので死体が生前使えた魔術しか行使できない。
逆に言ってしまえば、ヴァルト家の死体はパンドラにとっては最高のパーツである。
ニ 亡影ノ妖猫
発動条件の代償…子猫の死骸3匹、人間の魂3つ
攻撃性…★★★★☆☆☆
耐久力…★★★☆☆☆☆
俊敏性…★★★★★★☆
全長約3メートル、爪や体、口の中すらも漆黒の化け猫。
子猫の死骸を魔方陣に見立てて発動することで出現する。
憑血ノ魔犬のように正面から突っ込むことはせず、自身の体を闇に溶けるように消し、敵の死角から急襲する暗殺者。
その爪は非常に鋭利で、人間の腕程度なら難なく切断できる。
自身の体がダメージを一定以上受ける度、子猫の死骸が体外へ放出される。
それらが全て出尽くすと、化け猫は消えてしまう。
ちなみに天敵は魔犬ではあるが、それでも絶対的不利ではなく、4対6並の接戦である。
三 削命ノ呪式
発動条件の代償…人間の魂5つ
身体能力強化…★★★★★★☆
身体強化蓄積…★★☆☆☆☆☆
発動の際に体に幾何学模様が浮かび上がり、その影響で一時的に肉体そのものをドーピングする技法。
ただ棺を振るっただけで、当たらなくともウィンディオ並の風を発生させたりする。(ウィンディオは基本魔術の初歩中の初歩設定、それでも簡単に人間を飛ばすことができる威力)
なお、作中ではまだ書かれていないが、使用後に発動者の肉体が少しだけだが生きている限り永続的に強化される。
パンドラの小柄なのに異常な身体能力の謎は、その技法による経験値の積み重ねなのだ。
🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓🌓
※本編がちょっと悩んでいるので、恒例のストックを放出。
まぁ、一区切りついたのでこれはこれで問題無いとは思いますが。
今後の方針として、アベル視点、カレン視点を片付けた後に帝国情勢を書くつもりですが、正直情勢については次章の公開できるとこは先に公開するか悩んでいます。
例えばクラリーチェとかの日常話、追憶の欠片等は政治に絡まないので。
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