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朝起きると俺の身体は歯形だらけだった。
事情を知らない人間から見たら、暴行されたような内出血が全身に付いている。
「……っ」
リヒテルの奴、寝ながら俺の首を吸ってる……。
昨日、あれから一日リヒテルとホテルに泊まった。
俺は色々、コイツの事を誤解していた。社会的地位も高く、品行方正で紳士。そして、いつも余裕に卒なくこなす。これが、成人してからのリヒテルのイメージだった。
なのに、昨日のリヒテルときたらどうだ……。
口が淋しいのか、リヒテルの唇が常に俺の肌のどこかに触れていて、まるで食べられているようだった。比喩ではなく、カミカミと本当に食べられていた。
しかも、ギュウギュウと夜中中、俺を抱き枕にしやがった。身体ギチギチ。こっちは何歳だと思っているんだよ。
早くに目が覚めた俺は、帰り支度をしようとして起き上がろうとして腰を動かした所、ゴリィとリヒテルの朝勃ちに当たる。
「……マヂか」
昨日、何度も射精していたのに……。若い。
「ん。おはようございます。マクさん」
俺の呆れた声で起きたリヒテルは、薄めを開けて微笑む。
するりと俺の腹部に背後から腕を回され、撫でられる。
「おい」
俺は、その腕を解いて、ベッドに座った。互いにまだ服は着ていない。
「俺の身体の状況見て何か言う事はないか?」
リヒテルはやに下がった顔で、上機嫌でニコニコと微笑む。
「今日は一段と素敵です」
「ちっが———う。これ、この身体の痣!」
会社へは長袖のタートルネックスタイルで決定だ。
ポポっと頬を染め、「俺のマクさんになったみたい。凄い満たされています」となんだか、ジーンと一人で感激している。
ボケでも何でもないその様子に、もはやツッコむことが出来ない。
立ち上がろうとすると、リヒテルに腰を掴まれ抱き着かれた。
「身体、大丈夫ですか?」
「ばぁか。そんなヤワじゃねぇよ。第一、尻にチンコ挿れてねぇしな」
昨日、俺とリヒテルは互いに性器を扱き合いながら、性行為について話し合った。リヒテルはどちらでもいいと言いながらも正直に俺に突っ込みたいと言った。
リヒテルなら、きっと俺を大事に抱くのではないかと思うので、俺はいいと頷いた。
「夢じゃない……。マクさんが受け入れ発言してくれている」
頬をつまんで涙目になっているリヒテル。
なんだが、昨日からずっと感動しっぱなしである。
挿入していいと言ったのに、大事にしたいからと昨日はチンコを挿入しなかった。ただ、尻がふやける程舐められて、変な意味で疲れた。
「……マクさんが、まだ恋愛感情として俺を好きではないの分かっています。それでも、受け入れてもらえたのが嬉しくて」
恋愛感情……。同性でずっと共にいた相手なら尚更分かりにくくないか。
「恋愛ってなんだろうなぁ」
「マクさんがおじいさんくらいなるころまでに好きになってもらえれば……そう思ってもらえるように頑張りますから」
好き好きと、また俺の頭に頬ずりしている。
「くっくく。お前、重いなぁ」
「はい」
「じゃ……そうなるようにキスしてくれよ」
喜んでとリヒテルが幸せそうな顔をして唇を落としてくるのが、なんだか、こちらまで幸せな気分になった。
しかし、それからだ。
それからの生活、家族と恋人は大して変わらないだろうと思っていたのに、全然違う。
まず、リヒテルの好きという言葉が増えた。やたらとキスをしてくる。
キスをすると俺の身体も触りたくなるのだろう。さわさわとセクハラする。
「な、んで、乳首引っ張ってばっか!」
キスが長くなると、リヒテルは胸への愛撫を始めるのだが、乳首を引っ張ってばっかりなのだ。
痛くなるような力ではないが、毎日、乳首を引っ張られると伸びてしまわないか心配になる。
「ん、マクさん、乳首の感度良くないとか言っていたので、感度上げているんです。引っ張られるだけならくすぐったくないでしょう」
「そ、そんなんで、上がんのかよぉ」
すると、ふふっと笑うだけ。なんか、よく分からないが、俺は毎日キスされながら、乳首を引っ張られている。
弱い力でも毎日することが大事なんだとか?よく分からない。
あと、毎日することと言えば、足のマッサージなのだが、それに、アナルマッサージも加わった。
「も……、もう、うぅあぁっ! もうお前のチンコ挿れていいって、あ、あ、あっ!」
尻を高く上げられ、陰嚢も後孔もベタベタに舐められながら、指をグポグポ差し込まれる。
俺が眠そうにしていれば、寝そべったまま、尻だけ舐めている時もある。
完全な変態……。
指で前立腺を擦られ、トントン叩きながら、あちこち舐められる。全身ふやけそうに気持ちいい。
「はぁはぁ……と、溶けそう……」
トントンする指をギュウギュウと締め付けてしまうじゃねぇか。
「マクさん……お尻でも随分気持ちよくなれるようになりましたね。もっと、気持ちよくなって欲しいな」
そう言って、ベタベタの尻にローションを付け加えられ、丸い小さいローターを内部に挿入された。
へ……変態極まる……!!
「う!! ヒィ……、やめ……こ、これぇ、やめろ!! そういう趣味ねぇって! んあぁっああ~」
「ん。小さいから大丈夫ですよ。前立腺に当たるように指で調整しますね」
「あぁあああっ!!」
前立腺に微弱な電動を直接押さえつけられ、ビュービューと射精してしまう。
「……っ」
こ……、こんな快感知らねぇ。
なにより、その動作が丁寧で、乳首を引っ張るにしろ、アナル触るのにしろ……、抵抗が出来ない。
ビクビクと痙攣している俺を見て、うっとりと見つめてくる。
お、俺……何かと早まったかもしれねぇ。
「マクさん、素敵です」
そうして、アナルにローターを挿れっぱなしのまま、後孔にリヒテルの先端が引っ付けられる。ヒクヒクとその先端を咥え込んでしまう。
「あ……あ、あ……。イったばっか」
「はい。ヒクヒクしていますね。凄く厭らしいです」
リヒテルはその縁に先端の先端を少し挿入しては抜き、クニクニとその引くつく感触を楽しんでいる。
「反応が変わってきたの分かりますか? モグモグされて俺も気持ちがいいです」
分からん。分かるはずがないのに、コイツに、毎日、少しずつ変わってきていると言われ続け、変わってきた気がする。
尻の中で気持ちよさを追ってしまうようになった。
リヒテルは、やっぱり今日も俺の中に挿入せず、尻に擦りつけるだけで済ます。
それが、どんどん嫌になってくる。
俺を気持ちよくしてくれるのは有難いが、お前にも気持ちよくなって欲しい。
「挿れろよ……」
恥ずかしいのに足を開いて、言ってやってんのに。
リヒテルは真っ赤な顔をして、嬉しそうな顔をするだけ。キューンキューンと喉が鳴っている。甘えたで首にスリスリ頭を寄せる。
「……あ——……もう、もう……。嬉しいです。マクさん。でも、もう少しだけ拡げてから」
「も、いい。充分拡がったから……んあっ」
まだ、ローターが挿いったままで、いつまでも、快感が引いて行かない。
「あぁ、ローター出しますね」
そう言い、俺の尻に再びリヒテルが指を突っ込む。ただのローターを出すだけなのに、尻がジワジワ気持ちがいい。
「ローター奥に入ってますね。ちょっと力んで下さい」
「へ……え?」
リヒテルが下腹部を軽く押さえる。そのまま力んでと声かけられる。
「あぁ、くっ」
丸いローターが力むと下に移動する。そのなんとも言えないゾクゾクとした快感。
くぽんっとローターが出ると、ピクピクと快感にその身が揺れる。
それを見て、「あぁ、また、勃起してしまった。風呂場で何度も抜いてるのに」とリヒテルの本音が出る。
「だ、だから、挿れていいってば!」
恥ずかしいのを我慢して誘ってんのに、ゴクンゴクンと唾液を飲むだけで手を出してこない。
「———はい。では、今日は遅いので、週末……お休み前にでも……」
そう言って、毎日自分だけ気持ちよくさせられている! 恥ずかしいだろうが。
「本当だな」
「はいぃ♡ あっ、はは……、俺、どうしよう。毎日、こんなウキウキして……ホントヤバいです」
知ってる。ヤニ下がりまくり、鼻の下伸ばしまくり。家にいる間、デレデレしすぎだもん。
はぁ……やってることと反応がちぐはぐなんだよ。コイツは。
そう思って背中をポンポンと叩いた。
※次回ちょっとエロいのでお気をつけくださいね。
事情を知らない人間から見たら、暴行されたような内出血が全身に付いている。
「……っ」
リヒテルの奴、寝ながら俺の首を吸ってる……。
昨日、あれから一日リヒテルとホテルに泊まった。
俺は色々、コイツの事を誤解していた。社会的地位も高く、品行方正で紳士。そして、いつも余裕に卒なくこなす。これが、成人してからのリヒテルのイメージだった。
なのに、昨日のリヒテルときたらどうだ……。
口が淋しいのか、リヒテルの唇が常に俺の肌のどこかに触れていて、まるで食べられているようだった。比喩ではなく、カミカミと本当に食べられていた。
しかも、ギュウギュウと夜中中、俺を抱き枕にしやがった。身体ギチギチ。こっちは何歳だと思っているんだよ。
早くに目が覚めた俺は、帰り支度をしようとして起き上がろうとして腰を動かした所、ゴリィとリヒテルの朝勃ちに当たる。
「……マヂか」
昨日、何度も射精していたのに……。若い。
「ん。おはようございます。マクさん」
俺の呆れた声で起きたリヒテルは、薄めを開けて微笑む。
するりと俺の腹部に背後から腕を回され、撫でられる。
「おい」
俺は、その腕を解いて、ベッドに座った。互いにまだ服は着ていない。
「俺の身体の状況見て何か言う事はないか?」
リヒテルはやに下がった顔で、上機嫌でニコニコと微笑む。
「今日は一段と素敵です」
「ちっが———う。これ、この身体の痣!」
会社へは長袖のタートルネックスタイルで決定だ。
ポポっと頬を染め、「俺のマクさんになったみたい。凄い満たされています」となんだか、ジーンと一人で感激している。
ボケでも何でもないその様子に、もはやツッコむことが出来ない。
立ち上がろうとすると、リヒテルに腰を掴まれ抱き着かれた。
「身体、大丈夫ですか?」
「ばぁか。そんなヤワじゃねぇよ。第一、尻にチンコ挿れてねぇしな」
昨日、俺とリヒテルは互いに性器を扱き合いながら、性行為について話し合った。リヒテルはどちらでもいいと言いながらも正直に俺に突っ込みたいと言った。
リヒテルなら、きっと俺を大事に抱くのではないかと思うので、俺はいいと頷いた。
「夢じゃない……。マクさんが受け入れ発言してくれている」
頬をつまんで涙目になっているリヒテル。
なんだが、昨日からずっと感動しっぱなしである。
挿入していいと言ったのに、大事にしたいからと昨日はチンコを挿入しなかった。ただ、尻がふやける程舐められて、変な意味で疲れた。
「……マクさんが、まだ恋愛感情として俺を好きではないの分かっています。それでも、受け入れてもらえたのが嬉しくて」
恋愛感情……。同性でずっと共にいた相手なら尚更分かりにくくないか。
「恋愛ってなんだろうなぁ」
「マクさんがおじいさんくらいなるころまでに好きになってもらえれば……そう思ってもらえるように頑張りますから」
好き好きと、また俺の頭に頬ずりしている。
「くっくく。お前、重いなぁ」
「はい」
「じゃ……そうなるようにキスしてくれよ」
喜んでとリヒテルが幸せそうな顔をして唇を落としてくるのが、なんだか、こちらまで幸せな気分になった。
しかし、それからだ。
それからの生活、家族と恋人は大して変わらないだろうと思っていたのに、全然違う。
まず、リヒテルの好きという言葉が増えた。やたらとキスをしてくる。
キスをすると俺の身体も触りたくなるのだろう。さわさわとセクハラする。
「な、んで、乳首引っ張ってばっか!」
キスが長くなると、リヒテルは胸への愛撫を始めるのだが、乳首を引っ張ってばっかりなのだ。
痛くなるような力ではないが、毎日、乳首を引っ張られると伸びてしまわないか心配になる。
「ん、マクさん、乳首の感度良くないとか言っていたので、感度上げているんです。引っ張られるだけならくすぐったくないでしょう」
「そ、そんなんで、上がんのかよぉ」
すると、ふふっと笑うだけ。なんか、よく分からないが、俺は毎日キスされながら、乳首を引っ張られている。
弱い力でも毎日することが大事なんだとか?よく分からない。
あと、毎日することと言えば、足のマッサージなのだが、それに、アナルマッサージも加わった。
「も……、もう、うぅあぁっ! もうお前のチンコ挿れていいって、あ、あ、あっ!」
尻を高く上げられ、陰嚢も後孔もベタベタに舐められながら、指をグポグポ差し込まれる。
俺が眠そうにしていれば、寝そべったまま、尻だけ舐めている時もある。
完全な変態……。
指で前立腺を擦られ、トントン叩きながら、あちこち舐められる。全身ふやけそうに気持ちいい。
「はぁはぁ……と、溶けそう……」
トントンする指をギュウギュウと締め付けてしまうじゃねぇか。
「マクさん……お尻でも随分気持ちよくなれるようになりましたね。もっと、気持ちよくなって欲しいな」
そう言って、ベタベタの尻にローションを付け加えられ、丸い小さいローターを内部に挿入された。
へ……変態極まる……!!
「う!! ヒィ……、やめ……こ、これぇ、やめろ!! そういう趣味ねぇって! んあぁっああ~」
「ん。小さいから大丈夫ですよ。前立腺に当たるように指で調整しますね」
「あぁあああっ!!」
前立腺に微弱な電動を直接押さえつけられ、ビュービューと射精してしまう。
「……っ」
こ……、こんな快感知らねぇ。
なにより、その動作が丁寧で、乳首を引っ張るにしろ、アナル触るのにしろ……、抵抗が出来ない。
ビクビクと痙攣している俺を見て、うっとりと見つめてくる。
お、俺……何かと早まったかもしれねぇ。
「マクさん、素敵です」
そうして、アナルにローターを挿れっぱなしのまま、後孔にリヒテルの先端が引っ付けられる。ヒクヒクとその先端を咥え込んでしまう。
「あ……あ、あ……。イったばっか」
「はい。ヒクヒクしていますね。凄く厭らしいです」
リヒテルはその縁に先端の先端を少し挿入しては抜き、クニクニとその引くつく感触を楽しんでいる。
「反応が変わってきたの分かりますか? モグモグされて俺も気持ちがいいです」
分からん。分かるはずがないのに、コイツに、毎日、少しずつ変わってきていると言われ続け、変わってきた気がする。
尻の中で気持ちよさを追ってしまうようになった。
リヒテルは、やっぱり今日も俺の中に挿入せず、尻に擦りつけるだけで済ます。
それが、どんどん嫌になってくる。
俺を気持ちよくしてくれるのは有難いが、お前にも気持ちよくなって欲しい。
「挿れろよ……」
恥ずかしいのに足を開いて、言ってやってんのに。
リヒテルは真っ赤な顔をして、嬉しそうな顔をするだけ。キューンキューンと喉が鳴っている。甘えたで首にスリスリ頭を寄せる。
「……あ——……もう、もう……。嬉しいです。マクさん。でも、もう少しだけ拡げてから」
「も、いい。充分拡がったから……んあっ」
まだ、ローターが挿いったままで、いつまでも、快感が引いて行かない。
「あぁ、ローター出しますね」
そう言い、俺の尻に再びリヒテルが指を突っ込む。ただのローターを出すだけなのに、尻がジワジワ気持ちがいい。
「ローター奥に入ってますね。ちょっと力んで下さい」
「へ……え?」
リヒテルが下腹部を軽く押さえる。そのまま力んでと声かけられる。
「あぁ、くっ」
丸いローターが力むと下に移動する。そのなんとも言えないゾクゾクとした快感。
くぽんっとローターが出ると、ピクピクと快感にその身が揺れる。
それを見て、「あぁ、また、勃起してしまった。風呂場で何度も抜いてるのに」とリヒテルの本音が出る。
「だ、だから、挿れていいってば!」
恥ずかしいのを我慢して誘ってんのに、ゴクンゴクンと唾液を飲むだけで手を出してこない。
「———はい。では、今日は遅いので、週末……お休み前にでも……」
そう言って、毎日自分だけ気持ちよくさせられている! 恥ずかしいだろうが。
「本当だな」
「はいぃ♡ あっ、はは……、俺、どうしよう。毎日、こんなウキウキして……ホントヤバいです」
知ってる。ヤニ下がりまくり、鼻の下伸ばしまくり。家にいる間、デレデレしすぎだもん。
はぁ……やってることと反応がちぐはぐなんだよ。コイツは。
そう思って背中をポンポンと叩いた。
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