最弱のネクロマンサーを追放した勇者たちは、何度も蘇生してもらっていたことをまだ知らない
旧題:ネクロマンサーは死者と舞う
「この先の戦いにお前は必要ない」
そう言われて勇者パーティのメンバーから外されたネクロマンサーのレイル。
確かに彼は戦闘では全く役に立たない上に、肝心の蘇生魔法も誰も死なないから使われる事はなかった……はずだった。
でも実際はレイル以外は全員戦闘で何度も死んでいて、その度に直前の記憶を失う代償付きでレイルに蘇生をしてもらっていたおかげでここまでこれていたのだ。
さらに必ず最後まで生き延び、彼らが倒しきれなかった敵を処理していたのはレイルだった。
それを知らなかった勇者達はすぐに彼の存在の大きさを知ることになる。
一方のレイルはと言うと、もう彼らの面倒を見る必要がないと言うことで久しぶりに故郷に帰ることになるのだが……
※書籍化に合わせてタイトル変更いたしました。
「この先の戦いにお前は必要ない」
そう言われて勇者パーティのメンバーから外されたネクロマンサーのレイル。
確かに彼は戦闘では全く役に立たない上に、肝心の蘇生魔法も誰も死なないから使われる事はなかった……はずだった。
でも実際はレイル以外は全員戦闘で何度も死んでいて、その度に直前の記憶を失う代償付きでレイルに蘇生をしてもらっていたおかげでここまでこれていたのだ。
さらに必ず最後まで生き延び、彼らが倒しきれなかった敵を処理していたのはレイルだった。
それを知らなかった勇者達はすぐに彼の存在の大きさを知ることになる。
一方のレイルはと言うと、もう彼らの面倒を見る必要がないと言うことで久しぶりに故郷に帰ることになるのだが……
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※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
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本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
そ、そんな同人誌的な展開が!?
そんな事したらR18指定間違いなしですね/(^o^)\
ようやくネクロマンサーらしい戦い方を使い始めましたね!
でも魔障竜みたいなやばそうな奴には通用しなさそうです……笑
魔障の危険性を理解してその対策として即研究を始めたのでしょうね。
彼がいなかったら今頃どうなっていたことか……
フォルニスさんたしかにお口が緩いですね……
実はそうなのです……
魔障竜も神の名を冠する獣ならあの強さも納得ですね。
なんとか彼らには乗り越えていただきたいものです。
意外な展開と世界観で引き込まれます。
そう言って頂けると嬉しいです!
いつもありがとうございます!
他国の勇者やラティル達の次の物語も今後描いていければなと考えております。
果たして彼らは今後どう言った道を辿るのか、楽しみにしていただければなと思います!
そしてフィノはどうなってしまったんでしょうね……
生きているのか、それともーー
フォルニス君が変なことしなければこんな目にはあってませんからね……笑
ヴィクトくんは今後どう言った形で関わっていくのでしょうね。
新たな仲間ゲット(?)ですね。
ミストたちは無事なのかどうか……
益々面白くなってきた❗️
ありがとうございます!
なかなかハイペース更新とは行けてませんが、今後も楽しんでいただけるよう頑張ります!
新キャラ登場ですね!
果たして彼はどんな存在なのか……
主人公の能力的に仲間は多い方がいいので仲間になってもらえるのかどうか……
報いを受けてしまったラティルはこの状況をどう整理するのでしょうね。
大きな挫折から立ち直った人間は強いとよく言われてますが、果たして彼はどうなるのか……
彼にピッタリの称号ですね笑
勇者ざまあとしか思えない❗️スカッとする❗️
因果応報ですね!
くひ。そもそも王の命令蹴ってネクロマンシーの見学をすっぽかした上、王の推薦した彼を叩きだしたんだ。自業自得だべさーw
でもこのまま退場も勿体ないな…奇跡的に助かって偏執的なレイル信者にでもならんかな…フィノが。
ラティル? いらない子ですね。
自業自得という言葉が作中で一番似合う男ですね笑
フィノは果たしてどうなったのでしょう……ラティル君はもうちょい頑張って()頂きましょう笑
…ネクロマンシーの「蘇生術」…。 ゾンビ化じゃね?
実質ゾンビ化ですね。
本作ではその後に完全な蘇生が成されるという独自の設定が追加されています。
ざ・ま・ぁwwwww
この言葉がこんなにしっくりくることが今までの人生であっただろうか(いやなかっただろう)wwww
自分の無能っぷりを自覚してから苦しむ…大事な過程ですね〜(* ˘ω˘ )*ᴗ_ᴗ)* ˘ω˘ )*ᴗ_ᴗ)⁾⁾ウンウン
絶望するには未だ早いしもっと自分のダメっぷりを知っていただきたい(* ̄∀ ̄)ノ
当然の報いですねww
そしてまだまだ勇者くんには(色々な意味で)頑張って頂かないと行けませんね!笑
馬鹿勇者視点来ましたねw
まだまだ苦しんで欲しいですね
お待たせいたしました笑
まだまだ馬鹿勇者くんの出番(意味深)は終わりじゃ無いですよ!
感想ありがとうございます! お待たせして申し訳ないですm(__)m
あの行動はフォルニスなりの意図があったのでしょうが、結果としてとんでもない事になってしまいましたね笑
雷で叩き起こすとかやってる事はヤバすぎます(^^;
口調は軽いながらもどこか余裕があり、別のものが見えているような感じのキャラですね。
最後はちょっと抜けてしまいましたね(笑)
感想ありがとうございます。
本作における魂の力は、どちらかと言えばその存在の強さと言うイメージになります。
簡潔に言えば現世にその存在を固定し、維持するための力といった感じですね。
仮にそれを存在力と呼ぶとしましょう。
普通は死ねば(魂が肉体から離れれば)その存在力が急速に失われていき間も無く成仏するのですが、主人公は存在力の減少を食い止めた上でその存在力の一部を用いる事で再び魂を肉体に繋める事ができます。
これが本作におけるネクロマンサーの死者蘇生行為に当たります。
よってネクロマンサーによる蘇生を受けた人々は通常より存在力が減少した状態で再び生きていくことになります。
繰り返し続けると肉体の死の前に魂の死(=存在力が完全消滅して魂が還り、人形のようになる)を迎えるかもしれませんね。
これはあくまで本作の話、私の空想上の設定です。
一応こんな感じなんだなー、と適当に受けとって頂ければと思います。
感想ありがとうございます!
この先は一体どうなってしまうのでしょうね……
感想ありがとうございます。
アルティマと言う謎の存在。そして彼の行動原理には人間と魔族の過去が大きく関係してきそうです。
なぜ彼はフィルカを殺すべき存在として認識したのか。そして魔族や魔物、魔界の真実とは何なのか。
それをお見せしていければなと思います。
誤字報告ありがとうございます。修正致しました。
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