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第1章

6.

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[わかりました!」
僕はそういってうなずいた。
ギルドカードは色の金属のプレートだった。
紐などを通せ小さく長方形の銀るようにだろう、右上に穴が1つ空いている。
・・・あとで、オズに紐をもらって首から下げよう。
じゃないと、僕、絶対に絶対に無くす自信があるから。
そうしてギルドカードをみていると、糸目さんが、
「何か質問はありますか?」
といった。
うーん。特にないかな。
「とくにないです。わかんない事があったら聞きに来ます。」
「わかりました。」

僕の身分証明書の発行という名のギルドカードの発行、それから僕のサイズの服も買った。
あとは市場で調味料を少し買って用事はすべて終わった。



ところ変わって、家である。
僕はこの世界の種族についてオズに聞いてみることにした。
「ねえ、オズ。」
「何ですか?」
「僕ってさあ、ケットシーなんだよね?」
「ええ、そうですよ。それがどうかしましたか?」
「この世界ってさあ、どんな種族がいるの?どうしてケットシーは希少種族として扱われてるの?それと希少種族だとわかると手を出してくるってどういうことなの?」
「気になりますか?」
「うん。」
僕はうなずいた。
「そうですね。まずは種族について話しますね。」
そういうとオズは話し始めた。
「この世界の種族は大きく、人種、妖精種、魔族種、天使種、エルフ種、魔物種、獣人種それから、通常種の8種に分けられます。妖精種、魔物種、通常種はそこからさらに細かく分類することができます。君は妖精種に該当します。希少種は2通りに分けられます。まず、出生率が少ないこと。もう一つは意図的に外部からの攻撃によってです。」
外部からの攻撃・・・?
「攻撃ってどういうこと?」
「乱獲です。獣人種と妖精種は何らかの信者たちによって生贄とされてしまうケースが非常に多いのです。」
生贄・・・!?
そんな・・・
「大丈夫です。そういうやからに捕まらないように魔法を教えます。どうせなら叩き潰せるところまで教えますから。」
怯えを見せた僕を見てオズは元気ずけるように言う。
・・・オズがなんか怖いこと言ってる。
叩きのめせるって・・・
「大丈夫ですよ。私も希少種なのでいろいろ経験してますから。とはいえ私のところは出生率が低いだけなのですがねえ。」
オズが希少種!?
「オズ。エルフ族希少種なの?」
「私は、ハイエルフなんです。エルフは希少種ではないですよ。」
____ハイエルフ!
オズってハイエルフだったのかあ。
びっくりしたなあ
「ついでです。平均寿命も教えましょう。」

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