8 / 28
第1章
6.
しおりを挟む
[わかりました!」
僕はそういってうなずいた。
ギルドカードは色の金属のプレートだった。
紐などを通せ小さく長方形の銀るようにだろう、右上に穴が1つ空いている。
・・・あとで、オズに紐をもらって首から下げよう。
じゃないと、僕、絶対に絶対に無くす自信があるから。
そうしてギルドカードをみていると、糸目さんが、
「何か質問はありますか?」
といった。
うーん。特にないかな。
「とくにないです。わかんない事があったら聞きに来ます。」
「わかりました。」
僕の身分証明書の発行という名のギルドカードの発行、それから僕のサイズの服も買った。
あとは市場で調味料を少し買って用事はすべて終わった。
ところ変わって、家である。
僕はこの世界の種族についてオズに聞いてみることにした。
「ねえ、オズ。」
「何ですか?」
「僕ってさあ、ケットシーなんだよね?」
「ええ、そうですよ。それがどうかしましたか?」
「この世界ってさあ、どんな種族がいるの?どうしてケットシーは希少種族として扱われてるの?それと希少種族だとわかると手を出してくるってどういうことなの?」
「気になりますか?」
「うん。」
僕はうなずいた。
「そうですね。まずは種族について話しますね。」
そういうとオズは話し始めた。
「この世界の種族は大きく、人種、妖精種、魔族種、天使種、エルフ種、魔物種、獣人種それから、通常種の8種に分けられます。妖精種、魔物種、通常種はそこからさらに細かく分類することができます。君は妖精種に該当します。希少種は2通りに分けられます。まず、出生率が少ないこと。もう一つは意図的に外部からの攻撃によってです。」
外部からの攻撃・・・?
「攻撃ってどういうこと?」
「乱獲です。獣人種と妖精種は何らかの信者たちによって生贄とされてしまうケースが非常に多いのです。」
生贄・・・!?
そんな・・・
「大丈夫です。そういうやからに捕まらないように魔法を教えます。どうせなら叩き潰せるところまで教えますから。」
怯えを見せた僕を見てオズは元気ずけるように言う。
・・・オズがなんか怖いこと言ってる。
叩きのめせるって・・・
「大丈夫ですよ。私も希少種なのでいろいろ経験してますから。とはいえ私のところは出生率が低いだけなのですがねえ。」
オズが希少種!?
「オズ。エルフ族希少種なの?」
「私は、ハイエルフなんです。エルフは希少種ではないですよ。」
____ハイエルフ!
オズってハイエルフだったのかあ。
びっくりしたなあ
「ついでです。平均寿命も教えましょう。」
________________________________________
ここまで読んでくださりありがとうございます!!
面白いと思ってくださったらお気に入り登録や感想など是非お願いします!!
作者の励みになります。
次回は明日投稿予定です。
僕はそういってうなずいた。
ギルドカードは色の金属のプレートだった。
紐などを通せ小さく長方形の銀るようにだろう、右上に穴が1つ空いている。
・・・あとで、オズに紐をもらって首から下げよう。
じゃないと、僕、絶対に絶対に無くす自信があるから。
そうしてギルドカードをみていると、糸目さんが、
「何か質問はありますか?」
といった。
うーん。特にないかな。
「とくにないです。わかんない事があったら聞きに来ます。」
「わかりました。」
僕の身分証明書の発行という名のギルドカードの発行、それから僕のサイズの服も買った。
あとは市場で調味料を少し買って用事はすべて終わった。
ところ変わって、家である。
僕はこの世界の種族についてオズに聞いてみることにした。
「ねえ、オズ。」
「何ですか?」
「僕ってさあ、ケットシーなんだよね?」
「ええ、そうですよ。それがどうかしましたか?」
「この世界ってさあ、どんな種族がいるの?どうしてケットシーは希少種族として扱われてるの?それと希少種族だとわかると手を出してくるってどういうことなの?」
「気になりますか?」
「うん。」
僕はうなずいた。
「そうですね。まずは種族について話しますね。」
そういうとオズは話し始めた。
「この世界の種族は大きく、人種、妖精種、魔族種、天使種、エルフ種、魔物種、獣人種それから、通常種の8種に分けられます。妖精種、魔物種、通常種はそこからさらに細かく分類することができます。君は妖精種に該当します。希少種は2通りに分けられます。まず、出生率が少ないこと。もう一つは意図的に外部からの攻撃によってです。」
外部からの攻撃・・・?
「攻撃ってどういうこと?」
「乱獲です。獣人種と妖精種は何らかの信者たちによって生贄とされてしまうケースが非常に多いのです。」
生贄・・・!?
そんな・・・
「大丈夫です。そういうやからに捕まらないように魔法を教えます。どうせなら叩き潰せるところまで教えますから。」
怯えを見せた僕を見てオズは元気ずけるように言う。
・・・オズがなんか怖いこと言ってる。
叩きのめせるって・・・
「大丈夫ですよ。私も希少種なのでいろいろ経験してますから。とはいえ私のところは出生率が低いだけなのですがねえ。」
オズが希少種!?
「オズ。エルフ族希少種なの?」
「私は、ハイエルフなんです。エルフは希少種ではないですよ。」
____ハイエルフ!
オズってハイエルフだったのかあ。
びっくりしたなあ
「ついでです。平均寿命も教えましょう。」
________________________________________
ここまで読んでくださりありがとうございます!!
面白いと思ってくださったらお気に入り登録や感想など是非お願いします!!
作者の励みになります。
次回は明日投稿予定です。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
頭が花畑の女と言われたので、その通り花畑に住むことにしました。
音爽(ネソウ)
ファンタジー
見た目だけはユルフワ女子のハウラナ・ゼベール王女。
その容姿のせいで誤解され、男達には尻軽の都合の良い女と見られ、婦女子たちに嫌われていた。
16歳になったハウラナは大帝国ダネスゲート皇帝の末席側室として娶られた、体の良い人質だった。
後宮内で弱小国の王女は冷遇を受けるが……。
ハズレスキル《創造》と《操作》を持つ俺はくそみたいな理由で殺されかけたので復讐します〜元家族と金髪三人衆よ!フルボッコにしてやる!~
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ハルドン伯爵家の三男として生まれた俺、カインは千万人に一人と言われている二つのスキルを持って生まれてきた。だが、その二つのスキルは〈創造〉と〈操作〉というハズレスキルだった。
そんな俺は、ある日、俺を蔑み、いじめていたやつらの策略によって洞窟の奥底に落とされてしまう。
「何で俺がこんな目に……」
毎日努力し続けてきたのに、俺は殺されそうになった。そんな俺は、復讐を決意した。
だが、その矢先……
「ど、ドラゴン……」
俺の命は早々に消えそうなのであった。
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
異世界召喚された回復術士のおっさんは勇者パーティから追い出されたので子どもの姿で旅をするそうです
かものはし
ファンタジー
この力は危険だからあまり使わないようにしよう――。
そんな風に考えていたら役立たずのポンコツ扱いされて勇者パーティから追い出された保井武・32歳。
とりあえず腹が減ったので近くの町にいくことにしたがあの勇者パーティにいた自分の顔は割れてたりする?
パーティから追い出されたなんて噂されると恥ずかしいし……。そうだ別人になろう。
そんなこんなで始まるキュートな少年の姿をしたおっさんの冒険譚。
目指すは復讐? スローライフ? ……それは誰にも分かりません。
とにかく書きたいことを思いつきで進めるちょっとえっちな珍道中、はじめました。
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる