上 下
25 / 33

25. 赤い血

しおりを挟む
 大きく地面が振動した。立っていることができない。私はよろめいて地面に手をついた。
 あたりが一気に暗くなる。陽が沈みきったのだろうか──違う!
 ケロがエドワードの真後ろに迫っていた。
「エドワード!」
 エドワードはすぐさま私を抱き上げて駆け出した。

 後ろから振動音が断続的に近づいてくる。同時に飛び上がるような振動も。

「エドワード! 下ろして!」
 片腕を怪我をしているというのに、私を抱きかかえていたら遅くなる。
「そのお怪我では走れません」
 お怪我? 怪我をしているのはエドワードでしょう?

 わ! 目の前に竜の姿が現れた! ケロ?
 エドワードは行く手を阻まれて立ち止まる。横へ避けようとしたとき、頭の中に声が轟いた。

「謝罪する」
 えっ?
 エドワードにも聞こえたのか、足を止めて辺りをきょろきょろと見渡した。
「傷をつけてしまった」
 傷?
 手を見てみると、真っ赤に染まっている。なんで? エドワードの血?
 エドワードは確かに顔に血は垂れているが、身体はどうなのか黒い服を着ていてよくわからない。

「生き物を傷つけるつもりはなかった。この世界の者ではないとしても、それは変わらない。私が間違っていた」
 この世界の者ではない? ということは──
 思い至った瞬間に背中の痛みを自覚した。この血はもしかして私の血? 背中の痛みって傷があるせいなの? この血はそこから腕に伝ってきているということ?

「ポムが惑わされたと言ったが、惑わされたのは私のほうだった」

 エドワードが「失礼します」と言って、私の背中を触って傷の程度を確認し始めた。
「そんなに深くはありません。血も既に止まっていますし、傷跡も残らないと思います」
 なんだ。ちょっとした切り傷じゃないの。

「ケロ! もういいよ! ケロの方が大怪我じゃん」
 目の前にいるケロの右腕らしき箇所からは先がなく、斬り口から白い液体が滴っている。
「私の怪我は治る」
「怪我をしたことがあるの?」
「ある」
「切り落とされているじゃない?」
「ああ。驚いた」
 驚いたって、それだけ? 思ったよりも反応が軽い。
「お前の名はなんという?」
「リサだよ!」
「リサは知っている。私の腕を切り落とした人間だ」
 エドワードは警戒するようにケロを見据えているだけで、答えない。
「エドワード・グリフィンだよ!」なので私が代わりに答えた。

 ケロは答えるのに少し間を空けた。人間で言う目を細めるみたいな表情に見えたのは気のせいかな?

「エドワード、お前は脅威だ。私は生き物を傷つけたくはない。お前も私たちを同様に考えて欲しい」
 エドワードは驚いた顔を浮かべた後、眉間に皺を寄せてケロを睨みつける。
「二度と梨沙に手を出さないと誓うか?」
「もちろん。人間に惑わされないことも誓おう」
 エドワードは息を吐いた。
「……それならば私も剣を向けない」
「……感謝する。リサ、悪かった」
 それを最後に、ケロの姿がいきなり目の前から消えた。

 私は突然のことで数秒ほど呆然としていたが、エドワードが片膝をついたので慌てて駆け寄った。
「大丈夫?」
 エドワードは力が抜けたようにその場に座り込み、
「──疲れました」そう言って、安堵したように微笑を浮かべた。
 それを聞いた途端に一気に疲労が押し寄せてきたので、私もエドワードの隣に寝転んだ。
「痛っ!」仰向けは無理だ!
 エドワードはそんな私を見て笑い声をあげた。
「もう傷の存在を忘れているのですか?」
 だって、それ以上に疲れたんだもん。
 笑うなんて酷い! そう思って睨みつけたが、なんだか可笑しくなってきて、エドワードと一緒に笑った。

「エドワードって凄いんだね! ケロが言ってたよ? 竜に傷をつけることはできないって」
「……必死でしたから」
 はにかんだような表情は、年齢を感じさせる幼さがあって可愛らしい。
「ありがとう……」
 私のために必死に戦ってくれたんだよね? 助け出されたお姫様のような気分だ。嬉しいような恥ずかしいような。
「しかし怪我を負わせてしまいました」
 え? これくらい平気だよ。死ぬほどの怪我じゃないんだから。
「大したことないよ。それよりダイアナ王女は?」
「あっ」エドワードは思い出したような表情になった。
 嘘でしょ?
「ピーターはどこにいいるの?」
「えーっと……」
 エドワードは立ち上がって方向を確認するように顔を動かした。

「驚いた」
 誰? いきなり声が聞こえた。
 エドワードの表情が険しくなる。視線の先を追うと──アンドリュー?
 100メートルほど離れた木の間に浮かんでいる。

「竜の腕を切り落とすとはな」
 アンドリューはエドワード以上に血だらけだ。彫刻のような顔は血で真っ赤に染まり、右腕を反対の手で抑えている。
「なぜ私を攻撃する?」エドワードが叫んだ。
 アンドリューは浮かんだままこちらへ近づいてきて、2メートルほどの距離で停止した。
「あの怪我では、竜といえどしばらく旅立つことはできないだろう。ピーターの思惑は成就したようだな」
 全身が紫色の光に包まれていく。
「なぜ私を攻撃するんだ?」
 エドワードがもう一度質問を繰り返した。
 アンドリューは威嚇するように目を見開き、怒りで口元を震わせながら答えた。
「竜だけでなく、私を傷つけたのもお前が初めてだからだ!」

 そう言って、アンドリューは両手を身体の正面で開いて紫色の柱を放った。
 エドワードは横に飛び退いてそれを避けたが、私の鼻先すれすれをかすめたのを見て、慌てたように私の方へ戻って来る。
「梨沙には手を出すな!」
 攻撃から守るように私の前へ出る。

「ミス・フューガは死ぬ運命だ」
 アンドリューは再び紫色の柱を放ち、エドワードはそれを剣で受け止める。
「なんだって?」
 柱は細くなるどころか徐々に大きくなり、放ちながらアンドリューは上昇し、上から押さえつけるようにさらに力を込めた。
 エドワードはそれに耐えながら私を攻撃範囲から遠ざけようとして少しづつ移動し、私から数メートル離れたところで光の柱をいなして飛び上がった。

 アンドリューに向かって剣を掲げる。しかしアンドリューの方が早かった。
 剣を振り上げて隙のできたエドワードの上半身に、もろに紫色の柱が当たる。
 エドワードは身体を折って地面に落ちた。

「魔法を斬撃できる騎士など、存在していて欲しくない」
 アンドリューは両手を両脇にさげ、指で何かを掴んでいるような仕草で、力を溜めた。
 あれは、地面から大きな柱が立ち上る魔法……
 アンドリューは一気に両手を上へ振り上げる。

「エドワード!」逃げて!
 エドワードも気がついていたのか、地面から立ち上る魔法に備えて、足元に剣を向けて、迸ると同時に飛び上がった。
 しかし、それでは敵わなかったのか、剣もエドワードも紫色の光に吹き飛ばされた。


「エドワードを殺すつもり?」私は悲鳴に近い声で叫んだ。
 アンドリューはゆっくりとこちらへ顔を向け、冷酷とも言える目で私を見据えた。
 何も言わなかったが、その目からは肯定の意が読み取れた。

 エドワードの姿は見えない。どこへ飛ばされたのだろう?
「エドワード! 大丈夫ー?」答える余裕はないと思うが、力の限り叫んだ。

 アンドリューが先に見つけたのか、片手で紫色の柱を放った。一発二発と、次々に放つ。
 ん? 場所がバラバラだ。移動しているエドワードを追って攻撃しているのだろうか? それにしては数撃ちゃ当たるみたいに無差別な感じだ。

 アンドリューの表情を見ると、彫刻のような端正な表情に焦りが見える。
 手から紫色の光が放射して、木々に当たると大きな衝撃音がこだまする。木が倒れる音や、傾くギシギシと鳴る音もあちこちから響いている。
「どこだ?」アンドリューは叫ぶ。

 ということは、やはり狙いをつけて攻撃しているのではないようだ。
 360度ぐるりと放射しても手応えはなかったようで、顔から焦りの色が消えない。

 アンドリューは何百メートルも上空までいきなり浮き上がった。
 上から探そうとしているのかな?

 また紫色の柱を放つ。両手でそれぞれ別方向に無差別だ。

「そこか!」
 アンドリューは再び叫び、焦点を定めて立て続けに放射した。
 ドドドと連続して爆音が響く。木は倒れ、土は抉られ穴が深くなっていく。
 あの中にエドワードがいたら死んでるよ!
「エドワードー!」大丈夫ー?
 アンドリューは地面に降り立ち、抉れて深くなった穴を覗き込んだ。

 そのとき、横からエドワードが斬りかかる!
 無事だった!
 しかし、エドワードはよろめいてバランスを崩し、転んだように着地して飛び退いた。
 剣先が掠ったのか、アンドリューの頬から血がかすかに迸った。

 アンドリューは振り向いて紫色の柱を放射する。エドワードは俊敏にそれを避けながら再び斬り掛かり、アンドリューは腕を顔の前に覆うように掲げて、それを受け止める。
 攻防が激しくなり、紫色の光が辺り一面に激しく放射した。

 一段と激しく光が迸ったあと、二人は間合いを取るように反対方向に飛び退いた。息を整えているようだ。

「たかが剣一つでなぜ魔法に対抗できるんだ?」
 アンドリューが叫んだ。その声には怒りと苦痛と、それに戸惑いが含まれているように聞こえる。

 エドワードは何も答えずに両手を垂らした。その裾からは血が滴っている。

「なぜ魔法の使えないお前が、攻撃魔法を跳ね返せるんだ?」
 再びアンドリューの叫びがこだました。

 エドワードはまたもや何も答えず、二人は睨み合う。

 互いに呼吸を深めて大きく息を吸って吐いた。

 最後にもう一度深呼吸したのが合図だったように、吐き終えたあと目を合わせて同時に飛び上がった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界着ぐるみ転生

こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生 どこにでもいる、普通のOLだった。 会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。 ある日気が付くと、森の中だった。 誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ! 自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。 幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り! 冒険者?そんな怖い事はしません! 目指せ、自給自足! *小説家になろう様でも掲載中です

【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています

空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。 『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。 「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」 「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」 そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。 ◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)

秋津皇国興亡記

三笠 陣
ファンタジー
 東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。  戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。  だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。  一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。  六家の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。  そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。  やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。 ※表紙画像・キャラクターデザインはイラストレーターのSioN先生にお願いいたしました。 イラストの著作権はSioN先生に、独占的ライセンス権は筆者にありますので無断での転載・利用はご遠慮下さい。 (本作は、「小説家になろう」様にて連載中の作品を転載したものです。)

婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです

青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。 しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。 婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。 さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。 失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。 目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。 二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。 一方、義妹は仕事でミスばかり。 闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。 挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。 ※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます! ※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生

野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。 普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。 そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。 そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。 そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。 うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。 いずれは王となるのも夢ではないかも!? ◇世界観的に命の価値は軽いです◇ カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

国を返しやがれください

E.ARS(アリサ)
ファンタジー
「さて、弟に乗っ取られた国を取り戻すとするか」 「全力で力になります、殿下。…しかし煙草は私がいない所でお願いします」  突如として弟に国を追い出された兄のグンドルフは、殺されそうになったところを助けてくれた女竜騎士のカルラと無双をしながら仲間となる者たちを探し、国の奪還を目指す。  その間国は、守護のかなめとして尽力していたグンドルフがいなくなった事で頻繁に魔物が街を襲うようになり、混乱を極めていた。  二人がそろえば完全無欠だけど、趣味は全く合わない不思議な主従のお話をぜひとも読んでいってくださいな。

お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。 勇者としての役割、与えられた力。 クラスメイトに協力的なお姫様。 しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。 突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。 そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。 なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ! ──王城ごと。 王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された! そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。 何故元の世界に帰ってきてしまったのか? そして何故か使えない魔法。 どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。 それを他所に内心あわてている生徒が一人。 それこそが磯貝章だった。 「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」 目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。 幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。 もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。 そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。 当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。 日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。 「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」 ──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。 序章まで一挙公開。 翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。 序章 異世界転移【9/2〜】 一章 異世界クラセリア【9/3〜】 二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】 三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】 四章 新生活は異世界で【9/10〜】 五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】 六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】 七章 探索! 並行世界【9/19〜】 95部で第一部完とさせて貰ってます。 ※9/24日まで毎日投稿されます。 ※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。 おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。 勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。 ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。

処理中です...