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第二話
ダルい学校
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キーンコーン、カーンコーン。
「午前中は色々あったなー」
「先生には、バレるし」
「体育で、転んだりしたし」
「算数では、思っきり間違えるし」
「いつもの俺じゃないなー」
「ま、色々あったからなー」
「多分また、外に出たらケガしそうだなー」
「はーー」
歩はため息をした。
「ねぇ、歩くん今日なんかあった?」
と、一人の女の子が、言った。
「いや、別に何も」
「えーっと誰だったけ?」
「私だわよ私、花宮 秋だよ」
「あー確かに、いたいた」
歩は、その子のことを思い出した。
「いたいた、じゃないわよ!!」
「そういえば、お前五年生の時アイツに振られたんだよな」
「そうですけど、何ですか?」
「いや、何も無いです」
「うん、それで宜しい」
秋は歩の言うことを分かっていたようだった。
「じゃーね、歩くん」
そう言って秋は、どこかに行った。
「う、うん」
「今日の、運性悪!!」
キーンコーン、カーンコーン。
「掃除の時間だ」
「えーと、俺の掃除場所は」
「えー!マジかー、トイレだー」
「は~」
歩はだるそうに言った。
「まあいいやいこいこ」
──続く──
「午前中は色々あったなー」
「先生には、バレるし」
「体育で、転んだりしたし」
「算数では、思っきり間違えるし」
「いつもの俺じゃないなー」
「ま、色々あったからなー」
「多分また、外に出たらケガしそうだなー」
「はーー」
歩はため息をした。
「ねぇ、歩くん今日なんかあった?」
と、一人の女の子が、言った。
「いや、別に何も」
「えーっと誰だったけ?」
「私だわよ私、花宮 秋だよ」
「あー確かに、いたいた」
歩は、その子のことを思い出した。
「いたいた、じゃないわよ!!」
「そういえば、お前五年生の時アイツに振られたんだよな」
「そうですけど、何ですか?」
「いや、何も無いです」
「うん、それで宜しい」
秋は歩の言うことを分かっていたようだった。
「じゃーね、歩くん」
そう言って秋は、どこかに行った。
「う、うん」
「今日の、運性悪!!」
キーンコーン、カーンコーン。
「掃除の時間だ」
「えーと、俺の掃除場所は」
「えー!マジかー、トイレだー」
「は~」
歩はだるそうに言った。
「まあいいやいこいこ」
──続く──
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