《瞑想小説 狩人》

瞑想

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交差

奴隷市場…御,散,歩㉒

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「…!」轡の中でくぐもる声は聞こえない
「…!」弓なりの背中が再度の絶頂を告げる
「…!」四つん這いの背部に誰かが氷を垂らす
「…!」其処から流れ出る液体は水…当たり前だが
「…!」俺は好きだな…突然の温度変化で感じる女
「…!」嗚呼…そう言えばつい最近
「…!」気の流れで感じる女と遊んだのを思い出す
「…!」右の突起を甘噛みすると彼女は
「…!」左の突起が卯月のやうに疼くと言っていた
「…!」美の化身…美の化身…亜蟲の女
「…!」年末年始を挟んで会えなくなると言った
「…宇!」氷が脊柱起立筋の温もりで溶ける
「…宇!」責め手の一人が其れに右手を添え
「…宇!」上下左右,縦横無尽に操作する
「…宇!」タイピングがリズムに乗れば
「…宇!」津々浦々なミスタイプも意味を成す
「…宇!」其の水は床面で前蕾由来の愛蜜と合流し
「…宇!」ロングレンジの縫合を自らに課す

舌先もそろそろ限界にちこうなってきたかね
そろそろ3人目への橋渡しをしやうかね
もう少し猛々し其の舌先で遊びたいかね
娘のクレバスに侵入した模型(もがた)は
電気的接点を失う事無く動き続ける
其の電気は交流電気…勿論あの天才が発明した
世界システムの後継者との因果関係は絶大
フリーエネルギーは動画サイトで確認できるが
直ぐに404の世界へ消えてしまうのが悲しい

「…葉」右の突起を挟むクリップが引かれる
「…亜」左の突起も同様に着装を強要されるし
「…葉」前部の全部を模型(もがた)が占領し
「…亜」リズム良く運動を続けるもので
「…葉」後ろに這入られた舌先の白咲華は
「…亜」最早宴会の限界を告げるのが悲しい

残念ながら時間が来たと誰かが言う
残念ながら時間が来たと誰かが言う
其の宣言は現在の御主人様から発せられる
赤い首輪から延伸された鉄鎖…
其のリードを引くのは責め手の一人
御散歩相手の2人目は泣く泣く舌先を抜く
最早…同蕾の直径は今夏を迎え入れるに
十分な程に開花しているので後で使用しやう

眼前に一枚の白い紙を差し出され娘は
[…御主人様,有難う御座いました
…私めの尻穴などをご賞味くださり
…感謝の念に絶えませぬ
…故に私の春待月はとうの昔に
…待つ春を無くしたものと相也りました
…有難う御座います,有難うございます]
此の整理付を付された台詞を三度言わされる
一度目は呼吸が散り散りになっていたため☓
二度目は吸気が伴わずリズムが悪く☓
三度目は背中に氷を這わされ,びくつき☓
四度目は腹腔内を模型に遊ばれ☓
五度目は鉄鎖を無碍に引かれ「…嗚呼」☓
六度目にやっと猿轡を外されまともに
喋る事が出来る様になったと考えるのが自然

三人目に御挨拶をする様に促される
三人目の眼前…コンクリート床面に頭蓋付し
[宜しく御容赦くださいませ平に…平に…
嗚呼…嗚呼…お手柔らかに…お手柔らかに]

氷が溶け切り若干体温が低下した娘に
猛烈な熱射が襲うのは此の直後の事だった

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