《瞑想小説 狩人》

瞑想

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どれみ・がお

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かおひとつ
 それは(ど)のかお
  おもてがお
   のんびりすごす
    いつものわたし

どらいぶいこうか・さんにんで
てぃゔぃーみるのも・あきてきた
うそもほんとも・よくわからんしな
こうようみようか・さんにんで
さんぽしようか・こうえんを
こんでなければ・いいとおもうが

きんじょにあって・よかったな
こんなにすてきな・こうえんが
ぶらんこ・のろうぜ・ひさしぶり
のみものどうする・なんにする
こーくがのみたい・なるほどな
それはまずいぞ・とてもまずいぞ
はつおんとかいう・もんだいじゃない
せいぶんひょうじを・よくみたか
しろいまほうは・はいってないか

かくにんかくにん・もういちど
けんこうだいいち・よくきけよ
せんぶんひょうじ・よくみろよ
これはおまえの・しゅくだいだ
いちばんだいじな・しゅくだいだ
なんでだめかを・かんがえろ
えーよんようし・いちまいに
びっちりかいて・もってこい
せいしょしてから・もってこい
まちがえたって・かまわない
はやくじぶんで・きづくんだ

いちにちさんしょく・わらわすな
ひとのぼてぃーは・そうできてない
いっしょくだけで・じゅうぶんだ
はちじにぜんいん・あつまるな
じぶんで・じぶんで・えらぶんだ

なあおまえ・ところできくが
きょうのごはんは・いったいなんだい
おひるごはんは・いったいなんだい
よるのごはんは・いったいなんだい

かおふたつ
 それは(れ)のかお
  しごとがお
   れいぎただしく
    せすじまっすぐ

おれのせなかに・ついてこい
おれのことばに・ついてこい
きほんてきには・ついてこい
しかしぜんぶを・しんようするな
たまにまちがう・こともある
そしたらおれを・ちゅういしろ
はっきりちがうと・ちゅういしろ
ねんこうじょれつ・かんけいない
せんぱいこうはい・かんけいない
おれはせいちょう・したいだけ
いちにちいっぽ・できればさんぽ
ばいしてろっぽ・「ぜろ」はいやなんだ

おれのせなかに・ついてこい
おれのことばに・ついえこい
まちがわないよう・ちゅういする
それでもまちがう・ことがある
だからおまえが・ひつようだ
おまえのことばが・ひつようだ
おれのせなかに・ついてこい

ついてこれるか・ゆっくりで
かまわんかまわん・とまらずに
ひたすらひたすら・あるくのみ
ざっくのおもみは・わけあおう
おれのせなかに・ついてこい

ざつだん・けいちょう・こころいき
だいじにしたいな・そうおもう
こころそだてて・からだきたえて
みぎかたあがり・きょうもいこうぜ

かおみっつ
 それは(み)のかお
  うらのかお
   しらぬがほとけ
    やみよにまぎれて

めいそうしやう・ひとりがいい
ゆらゆらゆれるの・とめてくれるな
ひとりでいたい・こんなよるだし
けいたいなるのも・きにしない
つうちがりんりん・きにしない
のいずきゃんせる・すばらしい
ばいのーらるびーと・ものびーと
「へるつのまほう」に・かけてくれ
のびゆけたかく・くんだりにー
ずいぶんながい・つきあいだ
そろそろじゆうに・うごくだろ
そうかいいのか・このからだ
ななつのしゃりんが・まわりだす

おやゆびまるく・ちえのいん
ひとさしつけて・ちえのいん
なかゆびふれず・ちえのいん
くすりはいらない・ちえのいん
こゆびさよなら・おれにはないんだ
めいそうするなら・ひとりがいい
すわりつづけて・みつめがひかる

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ことだまゆれる・あきのじん
 ことだまさわぐ・しもつきや
  まもなく・はるまちづきとなる

せくな・さわぐな・おちつけよ
 こきゅうをひとつ・ゆっくりと
  さらにもうひとつ・たっぷりと

ついったーの・ふぉろあーすう
 さいきんずいぶん・のびたらしいが
  ちょうしに・のっていないかね
   しょしかんてつを・わするるな
    おまえはことばが・すきなだけ

そんなにさわぐな・なみだつな
 あへてつぶやかぬ・びをしりな
  もとめるものを・さがすことのみ

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