《瞑想小説 狩人》

交差

奴隷市場 黄泉返り

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くんだりにー
せんこつからの
えねるぎー
むすめのからだを
つらぬき・とおす

ぴく・ぴく・と
ゆれるようせい
よみがえり
みごとなものだろ
はくしゅをどうぞ

くんだりにー
ちゃくらのちから
みごとなり
すべてをいやし
はかいするもの

えいんには
あかいろ・ちゃくら
ねをはって
だいちと・ひとつ
じしん・みなぎる

たんでんに
おれんじいろを
かかげれば
とうろう・ゆれる
むれの・やどみち

しんけいのう
ごぞうろっぷの
ちゅうしんに
やどるちゃくらの
そのいろ・きいろ

むねとむね
ちくびとちくびの
ちゅうかんに
こいするあかし
そのいろ・みどり

のどもとに
ひょうげんむげん
ことば・たち
うたってさわいで
うすい・あおいろ

さーどあい
せんりのみちまで
いっちょくせん
りせいとちせい
そのいろは・こん

はすのはな
ここまでくれば
じんたいの
そとと・なります
むらさき・ちゃくら

そのすべて
じゅうおうむじんに
かけめぐる

きんだんの
へびのなまえは
くんだりにー

こんばんは
おはつであります
よろしゅうに
どうぞ・よろしく
よろしく・どうぞ

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めいそうを
しゅくしゅくとつづけ
ただすわり
ひたすら・すわり
もっと・すわって

たんこうの
せかいをぬけて
また・すわり
もっと・すわって
はんぽを・ぬけて

そのさきに
ひかりのせかいを
つかまえる
このさぎょうこそ
かがやかしき・もの

ひまならば
ぷらーなやーま・だ
それでいい

ひまならば
こきゅうをするの・だ
せをのばし
ひたすら・ひたすら
そして・ひたすら

たどりつけ
ちえのせかいへ
たどりつけ
ちょっかんせかい
いんすぴれーしょん

めざめれば
どれいのいちばの
おうとなり
ようせいなぶる
ことも・できよう

めざめれば
きをうしなった
しょうじょにも
きつけをほどこす
ことが・できよう

このとおり
ほれこのとおり
みてごらん
みごとなものだろ
すごい・ものだろ

ようせいは
ぴくぴく・ぴくり
めをさます

どれいいち
いちばのなかで
めをさます
つづく・うたげに
あくまは・わらう

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２０１
まほろば・ほてるの
いっしつに
いかい・いせかい
まぼろしの・しょしょ

そのへやを
たずねたひとりの
びしょうじょが
みずからをすくう
ちえさがしのたび

としょかんは
かべいちめんの
ほんだなに
さまざまな・しょを
たずさえている

ひとつづつ
かばーをかけられ
ていねいに
おりめをほぐされ
あいろんかけられ

ひやけどめ
ぴっちん・てーぷを
はられてる
ここにあるほんは
だいじにされてる

こーひーを
ひとくちのんで
せいねんが

しゃべりだす
くちょうはやわらか
さわやかで
ちせい・あふるる
ぶらっく・こーひー

かおりとは
ふしぎなものです
おもいでと
こころをむすぶ
とりがーと・なる

だんせいが
じょせいにひかれる
その・わけは
みみうらにある
じかせんという

せい・ほるもん
つかさどるばしょ
ふだんなら
いしきもできない
かおりを・かいで

いっしゅんで
はんだんくだすと
いわれます
めにはみえねど
たしかに・そこに

おちついて
はなしをしましょう
としょかんは
あなたとわたし
ただ・ふたりきり

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どれいいち
こわれたおもちゃが
そこにある
ようせい・どれい
むらさき・じゅーす

てつ・ばけつ
かんかん・かんかん
むじんぞう
はねから・ながるる
あやしき・いろあい

はるぷれす
たすけのこない
くうかんで
あばれるへびを
ぬく・しょさ・しらず

のうないで
あばれくるった
えねるぎー
ぜんびょう・えきびょう
へびの・だんすは

じんがいの
けもの・けだもの
そのせなか
ようせいどれいの
せぼねを・はしる

ぐき・ぐき・と
きしむほねおと
そのおとは
ほーるをつつむ
あめはふるふる

ぼき・ぼき・と
きほうがとける
ほねのなか
ならすな・しずまれ
すこし・おちつけ

ごー・ごー・と
じびいんこうかの
じびかにて
しんだんできない
おと・なり・ひびく

ごうおんが
みみおくふかくで
はんきょうす
ここはどれいの
いちばであるぞ

ぴく・ぴく・と
ゆれるようせい
よみがえり
みごとなものだろ
はくしゅをさいど

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