《瞑想小説 狩人》

瞑想

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交差

奴隷市場 包皮の内部は

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409
いちばんおおきな
そのへやに
おとこが・ひとり
おんなが・ひとり

ちょうろう・は
いのりめ・のあなに
さしこんだ
ひとさしゆびが
はんぶん・うまる

となりむら
はじめてのたび
まほろばの
いっしつのなかで
りんばんはつづく

どれいいち
みごとなものだ
すばらしい
いちばの・おうと
わしは・ちじんで

つきあいも
ずいぶんながい
おまえが・な
うぶごえあげる
そのまえからだ

れきしある
ゆいしょただしき
どれいいち
よなよなうごめく
よくぼうの・うず

いのりめよ
おまえもそのめで
みるといい
ひととは・どんな
いきもの・なのか

ああ、やめ、て…
おねがい、おし、り…
せめない、で…

もうだめ、もう、だ、め…
おかしく、なり、ま、す…

りんばんは
まだまだつづいて
いくのだぞ
そろそろ・そうだな
ぷらぐ・を・いれるか

にやにやと
わらう・ちょうろう
そのしたで
こうそく・された
うつくしき・ひめ

そのからだ
ぴんくにそまり
べにのいろ
かほり・たおやか
あえぎ・たかぶる

くろ・ぽーち
なかからでてきた
びーずには
かえしがあって
ひだひだが・ある

そのはしに
わせりんぜりーを
ぬりこめば
よるはますます
いろこくなって

いのりめを
ひぎゃくにそめて
いくのです

しりあなに
ずぶりとささって
いくのです

せんたんが
うまってこじって
そのないぶ
ちょくちょうのなかを
はいかいします

ああ、ああ、あ…
もうだめ、もう、だ、め…
おゆるしを…

ごうようしゃ、くだ、さい…
ああ、ちょうろう、さ、ま…

りんばんの
みこはまいばん
こんなこと
ちょうろうさまに
されて・おるのだ

::::::::::::::

306
めいそうべやに
あつまった
めいそうするもの
しゅぎょうするもの

ひろいへや
まっとがいくつも
おいてある

ひとりずつ
ならんですわって
はた・よーが
まずはせぼねを
ととのえるのだ

ねこぽーず
うしのぽーずは
だいじだぞ
しびとのあーさな
これもだいじだ

じんたいの
ぱーつのりかいは
だいじだぞ
ぐるは・そういい
みほんをしめした

やわらかく
そしてちからづよく
しなるほね
みごと・おみごと
さすがの・ひとこと

18ふん
きりよいすうじで
おわりとし
めいそうについて
かたるくちょうは

やわらかく
はっきりしており
むへんなる
せっとくりょくを
たずさえて・おる

::::::::::::

307
おんながふたり
れず・ごっこ
ふたりははだか
ふたりともはだか

せいよくは
かいほうすべきよ
そうでしょう
ひとりはひんにゅう
ひとりはきょにゅう

おれならば
ひんにゅうえらぶな
まあよいか
ひとりごとなり
たに・もらさぬよう

きょうにゅうちゃん
ひんにゅうちゃんが
うらやまし
ちいさい・ちいさい
ふくらみにみとれ

そのむねに
べとべとろーしょん
ぬりつけて
りょうてのひらで
なでまわしている

ちょっとまて
だれがそうじを
するのだと
だれかがいったが
まあまあよかろう

ひんにゅうちゃん
きもちよさそう
ゆみなりに
こしをまげたら
ぜっちょう・さいん

なんどでも
なんどもいきます
ふたりして
よくぼうむさぼる
へやのなんばー

308
あかいおへやに
すんでいる
まっかなふくきた
ひとりのおとこ

あたまから
つまさきまでも
まっかでさ
おれはたずねた
なぜあかなのか・と

そのおりに
かれはこたえた
このよう・に

あかちゃくら
まっかなちゃくらは
みなもとだ
いきるみなもと
そのしょうちょうだ

まけぬよう
おれもあかにて
とういつし
まいにちまっかに
そめあげるのだ

じょうねつは
たかぶりたかぶり
あかとなり
しんくをこえて
くろにちかくなり

このこころ
わいんれっどの
こころもち
もってくらそう
ひびをすごそう

309
409・の
したのへや
いのりめのこえ
きこえてこんか

そのしりに
むりやりずぶりと
さしこまれ
たすけもとむる
ひぎゃくのこえが

まえ・うしろ
うしろ・そしてまえ
つらぬかれ
りんばん・さなかの
ひめのさけびごえ

そのこえが
あまりにすてきな
ものだから

そのこえが
てんにょのはごろも
はこぶから
このへやすむもの
みぎていそがしや

::::::::::::

おおひろま
そのいっしつで
ようせいは
いんかくいぢめの
さなかにあった

またぐらに
くろい・ばいぶを
あてがわれ
みなにけんぶん
されておったぞ

おやぶんの
きぶんじょうじょう
たかぶれば
こぶんはちくびに
でんきをくわえる

ああ・もはや
3つのとっきは
3つとも
とらわれ・されわれ
この・うずの・なか

みぎまわり
うみのそこまで
ひきこまれ
だっしゅつふのう
しかいもふりょう

うみの・そこ
ここきゅうができない
その・はねも
もはやびしょぬれ
とぶことかなわず

ふたつめの
ひだりまわりと
ごうりゅうし
からだがちぎれる
ちぎれて・しまう

かいかんと
いたみのまじわる
こうさてん
ぎりぎりせーふの
かしょにてをかけ

ようせいは
じたばたあばれる
ああ・しかし
あさなわ・ぎしり
てあしは・しばられ

みつどもえ
とっき3ほん
とらわれて
ふたつにでんき
ひとつにしんどう

くりとりす
むきむきしようぜ
てが・のびる
とっきはひだいし
おおきさ・6みり

むくな・はな
むりやりむこうと
するもんで
うずしおの・なかで
しょうじょはさけぶ

「ああ」・「やめ、て」
「おねがい」・「もう」・「もう」
「おゆるし」・「を」

さかさまの
とっきのほうひを
ゆびさきで
なぞってなぞって
むきむきしようぜ

うごくなよ
あばれるでない
あきらめろ
またぐらとっきの
ほうひ・めくり・じゃ

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