《瞑想小説 狩人》

瞑想

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奴隷市場 不正解

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ちょうへきの
あつとおなじく
たかぶるは
どれいいちばの
へやのふんいき

ちょうしゅうは
ひふにかんじる
ぞく、ぞく、と
えくしたしーに
みたされるのを

よくぼうを
ひていするもの
ひていする
どれいいちばの
かかげるてーぜ

ひとのよの
しんりかくしん
つくものぞ
いろんはんろん
あるものでてこい

きつりつし
かたくなるのが
そのしょうこ

ぼっきする
ものがあるのが
そのしょうこ

ひていせよ
これをみごとに
ろんぱして
どれいのそんざい
ひていしてみろ

しにむかい
いきるけものの
むれむれと
われわれなんぞ
かわること、なし

われわれと
どれいのおんなの
さかいめに
なにがあるのか
おしえたもれよ

あめがふる
はげしいあまつぶ
たんしんが
12(じゅうに)をすぎて
やむけはいなく

あなるには
おおきな、おおきな
ぷらぐ・いん
かんちょうえきの
りゅうしゅつふせぐ

::::::::::::

くるしいか
くるしいだろう
そうだろう

かなしいか
かなしかろうな
そうだろな

せつないか
あわれ、みじめか
そりゃそうだ
こんなむざんな
すがただものな

しばられて
さんざんなぶられ
そのすえに
かんちょうがまん
はいせつ・がまん

からだじゅう
かゆみやまいも
いれられて
だすのもだめと
むりをいわれる

にくかろう
このおれ、ぴえろが
にくかろう
おまえをせめて
わらうおれさま

なないろの
いしょうのぴえろが
にくかろう

てのひらに
ないふがあれば
ころしたい
そうねがうだろ
うそは、いらんぞ

そのくちに
どくやがあったら
はなつだろ
さいごのこきゅうで
みちづれ、ねらうか

かまわんぜ
いさい、がっさい
かまわんぜ
おれはいつでも
しんでいいのだ

このしゅんかん
たいくつでなくば
それでいい
それがぴえろの
らいふすたいる

めいそうを
おぼえてひさし
このおれに
こわいものなど
なにも、ないのさ

そのうでで
おれのそっくび
へしおれよ

そのあしで
おれのまたぐら
けりとばせ

このおれを
ころすてだてを
かんがえろ
どくさつ、するか
ころしや、やとうか

ころしやは
しべりあうまれが
いいだろう
しょうかいしてやる
おれの、ちじんを

::::::::::::

そのどれも
かなわぬたちば
わきまえよ
どれいにおちた
おまえがわるい

かゆいだろ
かいてほしいな
そうだよな
もしもこんやが
たんじょうびなら

こう、ねがえ
いちねんつうじて
きたにある
ほくとのほしに
ねがいを、こめて

「わたくしは
 きねんびむかえ
 きくのはな
 ひらいてしまい
 そのはなびらは」

「しめるほう
 そこにちからが
 くわわらず」

「ないぶには
 かゆみのもとが
 のこります」

「せいぶんは
 あやし、あやしや
 かゆみいも」

「ないぶから
 おんなをこわし
 だめにする
 そんな、せいぶん
 あくまのぶっしつ」

「わたくしに
 たんじょういわいを
 くださいな
 りぼんをつけて
 きれいにくるんで」

「あなたさま
 おもちのすてぃっく
 そのつえで
 わたしのかゆみ
 けしてほしいの」

「そうせねば
 わたしはいずれ
 はなばたけ
 ぞくなるいいかた
 しをむかえるのよ」

「そのまえに
 たんじょういわいを
 すませねば
 わらわれますでしょ
 えんまさま、にも」

「ああ、だれか
 わたしのおしりを
 かきむしり
 はげしい、かゆみ
 とめる、てだてを」

::::::::::::

さーびすだ
おまえのねがい
かなえよう
もしこのといに
せいかいすれば、な

やまいもの
かゆみをけして
やろうぞな
ひとであること
しょうめいしてみろ

どれいには
それにみあった
くつじょくを
ひとならひとたる
しょうこをのこせ

「いちねんは
 3(さぶ)6(ろく)5(ごー)で
 できておる
 このうち、いみある
 ずうじは、どれだ?」

かんがえろ
どうだ、わかるか
このもんだい
まじかる・なんばー
こたえやいかに

わからんか
しょせんおまえは
そのていど
このよのしんり
しらぬどれいだ

もうひとつ
もんだいだそう
こたえれば
おまえの、のぞみ
かなえて、やろう

よくきけよ
いちどだけだぞ
よくきけよ
みみあなのなか
かっぽじってな

ああ、そうか
ほじくられたのは
しりあなか
まあいい、よくきけ
いちど、だけだぞ

「はすのはな
 ゆれてうごいて
 つながりを
 もとめるしゃりん
 このいろ、なんぞ」

::::::::::::

…はす、の、はな…
 わたし、が、みてる
 この、いろは…

…ぴんく、いろ
 こたえは、きっと
 そう、ぴんく…

:::::::::::

ふせいかい
ざんねんむねん
むのうなり
やはりおまえは
ただのどれいだ

ちえなくば
にくたいでのみ
ほうしせよ
はいらいとさま
こんなものです

ひとのよに
ただ、いき、くらす
ものどもの
ちゃくらのりかい
まったく、ですな

いいですか
やってしまって
いいですか

いいですか
ほんきをだして
いいですか

なつのひに
ころしをしても
いいですか

かんちょうに
どくをまぜても
いいですか

くりとりす
つぶしてしまって
いいですか

ちくびには
でんりゅうながして
いいですか

けいついの
2ばん3ばんに
いたずらを
してしまっても
かまいませんか

きょうついを
むりにひねって
いいですか

ようついを
ひしょうのばんだで
こていして
ふぐにすること
おゆるしください

しきゅうまで
くしざしにしても
いいですか

このどれい
いまだこきゅうを
しています
ほんきになっても
かまいませんか

きけ、おんな
むちなどれいよ
そのこたえ
さきのしつもん
こたえは「むらさき」

なんばーは
「3(さん)と6(ろく)のみ
 ちからもち」
ざんねんだったな
では、さようなら

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