《瞑想小説 狩人》

瞑想

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地下牢の娘 其の12

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ちかろうの
いんかくばいぶ
じごくえず
おとめをすんどめ
そのままつづく

えんどれす
いきそうになって
やめられて
いきそうになって
やめさせられて

さらにせめ
いきそうになれば
すんどめで
なんどやっても
おなじみちのり

なんどでも
たっしそうになる
そのからだ
いく、すんぜんに
やめる、そのわざ

おんなのみ
できるげいとう
かくれみの
すんどめたのしや
ここまでおいで

はぁはぁと
あえぐといきの
いろのこさ
ましていきます
はぁ、はぁ、はぁ

いやいや、と
くびをふれども
とまらない
ばいぶれーたー
えいきゅうきかん

じかんだけ
すぎていくのは
じかんだけ
きくまで、おわらぬ
きくまで、つづける

ぎぶあっぷ
むすめがいずれ
そのこえを
はっするまでは
このままいじめる

::::::::::

しばられた
えむじかいきゃく
そのすがた
ちぇあーのはしまで
べとべとになって

ぬれたのは
びやくの、のこりか
おとめから
あふれる、みつか
そのりょうほうか

…ああ、よして
 どうか、おねが、い
 おたすけ、を…
 
…いつまで、このまま
 してれば、いいの…

あなたがね
いかせてほしいと
いうまでよ
それまでずっと
このままだからね

いってごらん
しょうじきになって
いってごらん
はやくいかせて
もういかせてと

…いえませぬ
 それはどうにも
 いえませぬ

あらあらそうなの
じゃあこのままよ

しろばいぶ
いってもどって
くりかえし
そのたびおんなは
くさったえがお

むざんよね
いきたいからだと
はんたいに
いきたくないと
こころがさけぶ

からだはね
いきたいよう、と
さけんでる
おんなの、さがなの
しかたないのよ

いんかくを
こんなにされて
びちょびちょの
からだでいつまで
たえれるかしら?

いいなさい
はやく、おはやく
いいなさい
もうだめですと
いかせてほしいと

みなさんに
みてもらいましょう
そうしましょう
じぶんでもとめて
はてるすがたを

…いえません
 いかせて、なんて
 そんな、こと
 
じゃあ、このままね
ずっと、このまま

しろばいぶ
じょうきょうかわらず
そのまんま
おとめのまたぐら
なみにまみれて

::::::::::

ちょうろうが
にやりとわらい
てーぶるで
なにかをかいた
ほしがたまーく

ろっかくけい
いみあるかたち
だびでぼし
うわむきさんかく
したむきさんかく

さんかくを
あわせてかさね
ちゅうおうに
むげんのちから
みぎまきのうず

うずのさき
ぐるぐるまわる
はてしなく
おおきくまわる
ちからのかたち

  
……↑↑……
 …↑↑…
   …
   :
   △
   ▽
   :
   …
 …↓↓…
……↓↓……

としでんせつ
いやさちがうな
ほんものだ
ほんとにあるのだ
ちからのずけい

さんかくは
このよあらわす
ずけいなり
おきなはしっている
そのなりたちを

うずのなか
かけめぐるのは
氣のもんじ
なにかがうごめく
ちからがそこに

ちかろうの
おとめにしらすな
このずけい
おまえは、もだえろ
おかされ、もだえろ

いのりめよ…
しょーをみていろ
やきつけろ
これはあしたの
おまえそのもの

そうやって
ちからはんげん
さらにまた
ちゃくらのそんざい
とおくにしたら

かりうどと
つうしんれんらく
とれぬよう
おまえのちから
そぎおとしてやる

:::::::::::

あしひらき
えむじかいきゃく
えろちっく
みごとなかたちに
あさのなわにて

こていされ
うごけぬからだ
みごとなり
ほそいこしぼね
ゆれるしんどう

ちかろうに
しろいばいぶが
なりひびき
すんどめじごくは
さらにはげしく

さんじゅっかい
よんじゅっかいと
かいすうが
ふえるにしたがい
おとめはくるって

ゆめをみる
いつかのゆめを
はっきりと
ぜんせのものか
そのまたぜんせか

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