《瞑想小説 狩人》

交差

地下牢の娘 其の７

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まえつぼみ
ひろげてみれば
ぴんくいろ
びやくぜりーの
とりこになりて

あえぎごえ
いろをつければ
むらさきか
くもんのひょうじょう
よくなくおとめ

もぞもぞと
からだうごかし
にがしても
それはぜりーだ
ねばねばじょうだ

くすこにて
ひろげたかべんが
うけとめる
あくまのくすりを
ちつのなかへと

うけとめろ
びやくのすべてを
そのなかに
きゅうしゅうすれば
おまえは、くるう

…ああ、あつい
　からだが、あつい
　ごかんべん…
　ひやして、なつの
　すいかのよう、に…

まだまだよ
だめよ、このまま
つづけるの
うしろもさすわ
つめたい、くすこ

あかめさん
もひとつおねがい
てつくすこ
うしろせんよう
ちょうまでとどく

みなさまへ
これはめいさく
あなるよう
おしりのあなを
ひろげるまもの

むりやりに
おおきくひろげ
ないぶみる
ちょくちょうせんよう
きょだいなつくり

いれましょう
きょだいなくすこを
しりあなに
かくご、するのよ
うごいちゃ、だめよ

……！
……！！

あばれだす
おとめをむりやり
おさえつけ
くもんのかおには
さんけつもよう

…ああ、よして
　おしりのあな、に
　そんな、もの…
　むりよ、むりです
　はいりはしませぬ

はいるのよ
これがいがいと
はいるのよ
まずはへびちゃん
ぬいてあげるわ

ぬるぬるり
へびのしっぽを
つかまえて
かれんなしりから
ひきずりだせば

はいせつの
かんかくにもにた
こうこつの
ぜっちょうかんが
おとめをこらしめ

…う、うっ
　う、うっ
　おしり、つらいの
　はやく、して…
　ぬくならぬいて
　はや、く…
　おね、が、い…

へびがぬけ
おとめのからだは
ゆみなりに
はぁはぁはぁと
かんじるといき

すぐさまに
てつのおおきな
きぐ、ささる
ぐりぐりぐりと
ねじをまわせば

ちょくちょうへ
とどけとばかりに
いっちょくせん
おしりのあなは
おおきくひろがり

なくむすめ
きりょくも、うせて
ぐったりと
よつばいねこは
いきもたえだえ

そのようす
ながめるひとりの
おとこいう
しっかりせいと
はやくいれろと

そのとおり
おまえはおもちゃ
われわれの
だからいれるぞ
ここにもびやくを

…そんなこと
　やめておねがい
　もうむり、よ
　おしりの、あな、が
　おかしく、なっちゃう…

びんのなか
たっぷりはいった
そのぜりー
みどりのおんな
てにしてわらう

いりぐちに
たずさえ、ちから
こめたなら
ぜりーはめざす
おとめのなかを

じたばたと
あばれるおとめ
おさえつけ
ちかろうないに
くぐもるひめい

…ああ、なんで
　なんでわたし、が
　こんなめ、に…

しゅうちのこえが
しゅうちのじじつを

ちょうのなか
ぬるぬるさんが
はいりゆく
おとめかんじる
そこは、だめ、なの

ないへきが
ないてよろこぶ
そのぜりー
ちょくせついれる
あくまのわざよ

おもちゃなの
あなたはこんやの
おもちゃなの
まえもうしろも
びやくにおかされ

くるしんで
もだえたすえに
はてるのよ
いいこにしててね
やさしくするから

…ああ、あつい
　からだ、が、とても
　あつく、なる
　おしりが、あつい
　だれか、しずめて…

まえうしろ
どちれもひらかれ
こていされ
びやくせいぶん
きゅうしゅうすれば

ねつをおび
おとめのこころも
かわりゆく
はやく、ひやして
おねがい、どうか

ごらんあれ
どうじにひらいた
あなふたつ
びやくながされ
おとめもだえる

さて、いかが
なかまでまるみえ
このあなに
なにをいれます？
ようぼういかに

…ああ、よして
　まえも、うしろも…
　あつくって
　ひやしてください
　おねがい、します

せっかくだ
へびをいれよう
もういちど
ふたつのあなに
はいるかぎりに

いぎ、なしと
みながめくばせ
うなずけば
おとめのからだの
みらいがきまる

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